■スポンサードリンク


世界の終わりと始まりの不完全な処遇



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
世界の終わりと始まりの不完全な処遇

世界の終わりと始まりの不完全な処遇の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

サイコパス

一気読みしました。とても面白かった。

しかし、主人公が怖い。初恋の女の子への執着がすごい。
主人公目線で読んでるからこそわかる、恋心、執着の裏側を覗き見してしまったようなゾクゾク感でした。
主人公が途中、サイコパスな考え方をしてて、ヒロインがちょっとだけ可哀相に思えてしまいましたので星4で…。

誰が犯人か分からなくて、ドキドキしたし、犯人探しをするに至るまでの過程も楽しめてよかったです。
よく、探偵役の人が全部わかってるからこれはこうでしょ?…みたいな感じで進む本は、置いてけぼりにされた感じがして楽しめないんですけど……。この小説はそんなことがなかったです。
続きが出るならまた読みたいです!
世界の終わりと始まりの不完全な処遇Amazon書評・レビュー:世界の終わりと始まりの不完全な処遇より
4344033035
No.1:
(4pt)

時間、立場、種を超えて

想い人と再び出会う保証も無く待ち続けた主人公、通年長袖派、
自分を重ねて読み始めました。

孤独への恐怖、唯一の家族(ペット)との別れへの恐怖と葛藤、高齢化社会の
現代日本と相通じる状況を交え、物語に散りばめていく展開は秀逸かと。
同じ人間同士でも人種、信条、宗教等で対立しているのに、主人公達は種を
超えて分かり合おうとしている、素晴らしいと思いつつ、「自分なら?」と
考えさせられてしまう。

「愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次によい。」
という言葉があるが、遠野君と朱里さんにはぜひ前者であって欲しい。

二人のその後、朔君についてのスピンオフ等、是非次作も楽しみにしたい。

星を一つ減らしたのは、近くの書店には無く、探し回ったため。
世界の終わりと始まりの不完全な処遇Amazon書評・レビュー:世界の終わりと始まりの不完全な処遇より
4344033035

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!