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【澤田瞳子】
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腐れ梅の評価:
4.10/5点 レビュー 10件。 B ランク
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平均点4.10pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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惜しい、実に惜しい
これは失敗作でしょう。
菅原道真の天神信仰とその総本山たる北野天満宮の発祥を一人の巫女によるものと仮託し、さらにその象徴たる梅の花がその巫女であり売春婦である女の病によるものとしたのはおったまげたし、大笑いした。そうか、梅の病、梅の毒か、と。
ただ惜しむらくはこの時代、梅毒はまだないのである。フィクションだからと言っても。じゃあフィクションなら時代小説にエイズを出していいのかということになる。
日本の文献に梅毒がでてくるのは室町か戦国時代。中国から入ってきたと思われる。そもそも梅毒はコロンブスの前までアメリカ大陸にしかなかった、コロンブスによって梅毒はヨーロッパに持ち帰られ、一気に世界中に広まった。その代わりアメリカに無かった天然痘が持ち込まれた。これを「コロンブス交換」という。
参考文献を見ると、北野天神に関するものはあっても梅毒については調べていないように見受けられる。
物語の根幹に関わることなのでちゃんと調べて欲しかった。
それともわかっていたけど、物語が成立しないから無視したのだろうか。