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首の鎖



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【この小説が収録されている参考書籍】
首の鎖
首の鎖 (講談社文庫)

首の鎖の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

家族と言う名の強堅な鎖に繋がれた人々の苦悩を描いた作品

タイトル通り、「家族」と言う名の鎖に繋がれた人々の物語です。

主人公は人生の全てを祖母と母の介護に捧げてきた40歳の勝村瞳子(かつむらとうこ)
心療内科で妻の束縛と執拗なDVに悩む丹羽顕(にわけん)と出会いそこから物語は大きく展開して行きます。

瞳子の気持ちを理解しているふりをして肉体関係を求める神田
瞳子の未来を案じる事もせずただ介護人員として扱う父親
姑から受けた仕打ちを娘にぶつける母親。

血が繋がっているとは思えないエゴの吹き溜まりの様な家族の中
必死に頑張る瞳子の姿が辛かったです。

介護問題、認知症、DV、いつどこで起こってもおかしくない出来事に
殺人が加わりラスト1行まで目が離せませんでした。
一気読み出来る家族サスペンス
首の鎖Amazon書評・レビュー:首の鎖より
4062210738

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