肩ごしの恋人

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評判

肩ごしの恋人の評価:

3.89/5点 レビュー 95件。 C ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全130件 61〜80 4/7ページ
No.70
(5pt)

両極端の価値観のなかで

主人公二人の人物設定は両極端だけれど、20代の女性の本音がよく描かれているとおもった。女性ならだれしも、二つの究極の価値観のなかで、自分がしっくりする場所をみつけ、また現実と折り合いをつけて生きているのだと思う。だから本を読みながら、よきにつけ悪しきにつけ、二人の主人公両方に感情移入してしまう。最後まで飽きることのない小説。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.69
(5pt)

両極端の価値観のなかで

主人公二人の人物設定は両極端だけれど、20代の女性の本音がよく描かれているとおもった。女性ならだれしも、二つの究極の価値観のなかで、自分がしっくりする場所をみつけ、また現実と折り合いをつけて生きているのだと思う。だから本を読みながら、よきにつけ悪しきにつけ、二人の主人公両方に感情移入してしまう。最後まで飽きることのない小説。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.68
(4pt)

気持ちの良い恋愛小説

圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作、ということで読んでみました。

うん、確かに面白い。

非常にうまく作り込まれた作品だと思います。

欲しいものは全て手に入れる自称鮫科の女「るり子」と、人生に対して常に醒めた目を持ち続ける女「萌」。

性格も考え方も正反対の幼なじみふたりが、女の本音をぶつけ合いながらひたむきに生きる姿が印象的です。

そしてそこに登場する男たちも、それぞれに味があって魅力的。

ソナタ的な恋愛小説、という表現がぴったりでしょうか。

るり子と萌の2つの主題が、くっついたり離れたりしながら美しい旋律を紡ぎ、その上に男たちの独奏が乗っかっていく感じです。

最後に爽やかに主題が解決されていくさまも見事。

なかなか素敵な恋愛小説だと思います。

そして。

文庫版だと最後に江國さんの解説が載っているのですが、これがまたすごい。

江國ファンは必見です。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.67
(4pt)

気持ちの良い恋愛小説

圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作、ということで読んでみました。

うん、確かに面白い。

非常にうまく作り込まれた作品だと思います。

欲しいものは全て手に入れる自称鮫科の女「るり子」と、人生に対して常に醒めた目を持ち続ける女「萌」。

性格も考え方も正反対の幼なじみふたりが、女の本音をぶつけ合いながらひたむきに生きる姿が印象的です。

そしてそこに登場する男たちも、それぞれに味があって魅力的。

ソナタ的な恋愛小説、という表現がぴったりでしょうか。

るり子と萌の2つの主題が、くっついたり離れたりしながら美しい旋律を紡ぎ、その上に男たちの独奏が乗っかっていく感じです。

最後に爽やかに主題が解決されていくさまも見事。

なかなか素敵な恋愛小説だと思います。

そして。

文庫版だと最後に江國さんの解説が載っているのですが、これがまたすごい。

江國ファンは必見です。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.66
(5pt)

ドラマ化したらおもしろそう

ドラマにできそうな作品だな,というのが第1印象です。二つの異なる価値観を持つ女性像がよく書き分けられていると思いますし,るり子と萌のあたかも漫才のぼけつっこみのごとくの掛け合いが実に楽しく,ヒロイン二人を取り巻く登場人物のすべてが個性豊かで,それぞれにスポットを当てて別作品もできるのではないかな,とも思ってしまうほど。そして,展開もお約束とも感じられるくらいドラマチック。ドラマのための作品なのではないかって思うくらいです。

作品を通じて感じたのは,二人のヒロインに流れる迷いのない潔さ,迷っていてもその自分をはっきり分析できる聡明さ。それがからりとした読中の爽快感につながっています。作品中に出てくる,不倫,家出,離婚,妊娠など常識的な視点からすれば,じっとりと重い雰囲気がいやでもにじみ出てしまうものが,全く重さを感じさせずにさらりとクリアされていきます。作中の二人のヒロインの成長ぶりもなんだかほほえましく応援してやりたくなるくらい。

久しぶりに読後感がさわやかな作品でした。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.65
(5pt)

ドラマ化したらおもしろそう

ドラマにできそうな作品だな,というのが第1印象です。二つの異なる価値観を持つ女性像がよく書き分けられていると思いますし,るり子と萌のあたかも漫才のぼけつっこみのごとくの掛け合いが実に楽しく,ヒロイン二人を取り巻く登場人物のすべてが個性豊かで,それぞれにスポットを当てて別作品もできるのではないかな,とも思ってしまうほど。そして,展開もお約束とも感じられるくらいドラマチック。ドラマのための作品なのではないかって思うくらいです。

作品を通じて感じたのは,二人のヒロインに流れる迷いのない潔さ,迷っていてもその自分をはっきり分析できる聡明さ。それがからりとした読中の爽快感につながっています。作品中に出てくる,不倫,家出,離婚,妊娠など常識的な視点からすれば,じっとりと重い雰囲気がいやでもにじみ出てしまうものが,全く重さを感じさせずにさらりとクリアされていきます。作中の二人のヒロインの成長ぶりもなんだかほほえましく応援してやりたくなるくらい。

久しぶりに読後感がさわやかな作品でした。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.64
(4pt)

欲しいものはなんですか?

物語は幼馴染みの二人が男を共有するところから始まる。

るり子と萌は5歳児のとき以来、22年にも及ぶつきあいだ。

物欲が激しく、思っていることは即発言、考えついたら即実行のるり子と

どこか淡白な萌。

それを象徴してか、るり子は3度も結婚し、萌は独身で結婚願望もない。

そんな対極にあるような二人が登場人物となれば、嫉妬の嵐に修羅場の連続かと思いきや・・・

男が描く女はどこかズレている。

女が描く女は露悪的すぎるきらいがある。

著者の過去の作品にもそんな感想を持ったことがある。

しかし、この作品はちょっと違っていた。

貪欲と無欲は紙一重。みんな心の拠り所を求めている。

心が通じ合って、相手を慈しむ気持ちがあれば、本当は相手が

異性だろうが同性だろうが、老人だろうが、肉親だろうが、誰だっていいのかもしれない。

そんなことを思った。タイトルだけがしっくりこず、残念。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.63
(4pt)

欲しいものはなんですか?

物語は幼馴染みの二人が男を共有するところから始まる。

るり子と萌は5歳児のとき以来、22年にも及ぶつきあいだ。

物欲が激しく、思っていることは即発言、考えついたら即実行のるり子と

どこか淡白な萌。

それを象徴してか、るり子は3度も結婚し、萌は独身で結婚願望もない。

そんな対極にあるような二人が登場人物となれば、嫉妬の嵐に修羅場の連続かと思いきや・・・

男が描く女はどこかズレている。

女が描く女は露悪的すぎるきらいがある。

著者の過去の作品にもそんな感想を持ったことがある。

しかし、この作品はちょっと違っていた。

貪欲と無欲は紙一重。みんな心の拠り所を求めている。

心が通じ合って、相手を慈しむ気持ちがあれば、本当は相手が

異性だろうが同性だろうが、老人だろうが、肉親だろうが、誰だっていいのかもしれない。

そんなことを思った。タイトルだけがしっくりこず、残念。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.62
(4pt)

女性二人の対照見事

女性作家らしい二人の対照的な女性の心理描写が見事である。それだけに、リアルな状況として迫ってくる。もっとも、男性から見ると、どちらもちょっと勘弁して欲しいという女性であるが、実際には、この中間的な女性が多いのだろう。そうした女性の描写に比べ、崇の描写がいま一つぴんと来ない。異性の描写ということで難しかったのか、それとも主役ではないので、軽く扱ったのか良く解らないが、話の展開の中ではかなり重要なポジションだっただけにもっと描ききって欲しかった。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.61
(4pt)

女性二人の対照見事

女性作家らしい二人の対照的な女性の心理描写が見事である。それだけに、リアルな状況として迫ってくる。もっとも、男性から見ると、どちらもちょっと勘弁して欲しいという女性であるが、実際には、この中間的な女性が多いのだろう。そうした女性の描写に比べ、崇の描写がいま一つぴんと来ない。異性の描写ということで難しかったのか、それとも主役ではないので、軽く扱ったのか良く解らないが、話の展開の中ではかなり重要なポジションだっただけにもっと描ききって欲しかった。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.60
(4pt)

明るく読みやすい本です

性格が正反対の2人だけど、ラストで同じ所に落ち着くところが良かった。

性格が全然違っても、長く付き合っていくと解り合えたりするのかなぁ。

すぐ放り投げないで、認めつつ向き合っていくことが必要かもしれないなって思えました。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.59
(4pt)

明るく読みやすい本です

性格が正反対の2人だけど、ラストで同じ所に落ち着くところが良かった。

性格が全然違っても、長く付き合っていくと解り合えたりするのかなぁ。

すぐ放り投げないで、認めつつ向き合っていくことが必要かもしれないなって思えました。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.58
(5pt)

お気に入りの一つ。

対照的なるり子と萌、その二人の性格がよく表されていると思います。二人のちぐはぐなやり取りに思わず笑ってしまいました。

ラスト、二人はそれぞれ型にはまらない幸せを手にします。あんまりにも幸せとは程遠いと思われる選択を取った二人、そこに違和感を覚える読者は多々いるでしょう。それに挑戦し、かつ十分成功といえる作品を書ききった唯川さんに星五つ。

「ほんとにそれでいいのかっ?!」というラストですが、きっと二人はこう答えるはず、「いいのよ。」
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.57
(5pt)

お気に入りの一つ。

対照的なるり子と萌、その二人の性格がよく表されていると思います。二人のちぐはぐなやり取りに思わず笑ってしまいました。

ラスト、二人はそれぞれ型にはまらない幸せを手にします。あんまりにも幸せとは程遠いと思われる選択を取った二人、そこに違和感を覚える読者は多々いるでしょう。それに挑戦し、かつ十分成功といえる作品を書ききった唯川さんに星五つ。

「ほんとにそれでいいのかっ?!」というラストですが、きっと二人はこう答えるはず、「いいのよ。」
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.56
(5pt)

女らしく自分らしく

正反対の性格の二人のお話。とてもおもしろかった。唯川さんといえば、なんと
 なく暗い恋愛小説のイメージがあったのだけれど、今回の小説は、明るくて読み
 やすくてすき!この正反対な生き方の二人に、どうしてなのか、私はどちらにも
 女としての共通点を見出すことが出来ました。萌のようにはなりたくない、るり
 子のようにもなりたくない。でもどちらにもすっごく憧れるところはあるし、自
 分と似ているところがある!とてもおもしろかった。今よく聞く小悪魔ブーム。
 思わずるり子を想像できた。幸せの定義はとても難しい。手に入れたと思っても
 必ず死や永遠ではない。みんな今を強くたくましく生きていくしかない…そう思
 えた。ラストがさわやかでとてもすきです。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.55
(5pt)

女らしく自分らしく

正反対の性格の二人のお話。とてもおもしろかった。唯川さんといえば、なんと
 なく暗い恋愛小説のイメージがあったのだけれど、今回の小説は、明るくて読み
 やすくてすき!この正反対な生き方の二人に、どうしてなのか、私はどちらにも
 女としての共通点を見出すことが出来ました。萌のようにはなりたくない、るり
 子のようにもなりたくない。でもどちらにもすっごく憧れるところはあるし、自
 分と似ているところがある!とてもおもしろかった。今よく聞く小悪魔ブーム。
 思わずるり子を想像できた。幸せの定義はとても難しい。手に入れたと思っても
 必ず死や永遠ではない。みんな今を強くたくましく生きていくしかない…そう思
 えた。ラストがさわやかでとてもすきです。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.54
(4pt)

シニカルな目線も超恕級

唯川 恵は、女を見るシニカルな視線がなんとも言えない作品が多いが、今作もその点では堪えられない良作に仕上がっている。
同じシニカルな視線でも、林真理子のそれとはかなり違っていて、どちらかというと、唯川 恵の方がより大人路線。特に今作ではその度合いも超恕級である。
幼稚園時代からの親友である女二人は、まるで正反対の性格の持ち主。
お互いを煙たく感じる時もあるけれど、欠点を含めて相手の“女らしさ”に惚れあっている間柄。話は常に幸せを追求する女・るり子の3回目になる結婚披露宴からスタートする。「これでまた離婚したら、お祝い金と新調したスーツの代金を請求してやる」と思いながら列席している親友の萌は、同じテーブルにるり子が唯一落とせなかった男・柿崎がいるのに気付く。
“半年はセックスしてない”、“その時のセックスは悪くなかった。その相手は今、るり子の隣で幸せいっぱい”といった独白の後、
「あなたって、るり子と何回かやったのに、結局上司の娘と結婚した男?」
こんなストレートな問いかけにも「そうだよ」と気軽に答える柿崎に好意を持った萌はそのまま柿崎とホテルへ。
15歳の家出少年や、やはり離婚することになったるり子との共同生活などの中で、不思議だけれど、どこか心地よい日常が続いて…。
女が女に惚れる関係も悪くない、と思わせる作品だ。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.53
(4pt)

シニカルな目線も超恕級

唯川 恵は、女を見るシニカルな視線がなんとも言えない作品が多いが、今作もその点では堪えられない良作に仕上がっている。
同じシニカルな視線でも、林真理子のそれとはかなり違っていて、どちらかというと、唯川 恵の方がより大人路線。特に今作ではその度合いも超恕級である。
幼稚園時代からの親友である女二人は、まるで正反対の性格の持ち主。
お互いを煙たく感じる時もあるけれど、欠点を含めて相手の“女らしさ”に惚れあっている間柄。話は常に幸せを追求する女・るり子の3回目になる結婚披露宴からスタートする。「これでまた離婚したら、お祝い金と新調したスーツの代金を請求してやる」と思いながら列席している親友の萌は、同じテーブルにるり子が唯一落とせなかった男・柿崎がいるのに気付く。
“半年はセックスしてない”、“その時のセックスは悪くなかった。その相手は今、るり子の隣で幸せいっぱい”といった独白の後、
「あなたって、るり子と何回かやったのに、結局上司の娘と結婚した男?」
こんなストレートな問いかけにも「そうだよ」と気軽に答える柿崎に好意を持った萌はそのまま柿崎とホテルへ。
15歳の家出少年や、やはり離婚することになったるり子との共同生活などの中で、不思議だけれど、どこか心地よい日常が続いて…。
女が女に惚れる関係も悪くない、と思わせる作品だ。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444
No.52
(5pt)

誰もがみな。

タイプの正反対な萌とるり子。二人に対して100%同感・同調するようなことは無いのだが、ただ多かれ少なかれ萌の部分。るり子の部分を女は持ち合わせているように思えた。萌タイプ・るり子タイプどちらをどのくらい自分の中で占めているのだろうか。または自分の周囲にいる女友達はどうだろう。と。そんなことをふと考えさせられ、また客観的に自分を見つめ直してしまった。淡々としててサラッとよめる小説です。
肩ごしの恋人 Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人より
4838712987
No.51
(5pt)

誰もがみな。

タイプの正反対な萌とるり子。二人に対して100%同感・同調するようなことは無いのだが、ただ多かれ少なかれ萌の部分。るり子の部分を女は持ち合わせているように思えた。萌タイプ・るり子タイプどちらをどのくらい自分の中で占めているのだろうか。または自分の周囲にいる女友達はどうだろう。と。そんなことをふと考えさせられ、また客観的に自分を見つめ直してしまった。淡々としててサラッとよめる小説です。
肩ごしの恋人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
4087477444