(短編集)

田村はまだか

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評判

田村はまだかの評価:

3.20/5点 レビュー 61件。 D ランク

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平均点3.20pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

なかなか来ない田村を待ちながら、過去の “痛いところ”が胸をよぎる

今最も注目されている、北海道小樽市出身で札幌在住の女性作家、朝倉かすみによる’09年、「第30回吉川英治文学新人賞」を受賞した全6話からなる連作短編集。文庫版には連作の番外編とも言うべき「おまえ、井上鏡子だろう」がボーナス・トラックとして特別収録されている。

3月4週の金曜日深夜、札幌ススキノ、小さなスナック・バー「チャオ!」の店内。小学校のクラス会の3次会。5人の40才になる男女が、遠方から遅れてやってくる田村久志を待っている。「田村はまだか」とつぶやきながら。

マスターの花輪春彦も加えて6人の胸のうちに、それぞれ入れ替わるように呼称が形容詞から固有名詞に変わって、なかなか来ない田村を待つ間に、過ぎ去った“痛いところ”が浮かぶ。それらは仕事であったり、不倫であったり、離婚であったり、ほのかな恋心であったりする。40年生きていれば誰もが経験する(かもしれない)し、胸に抱く(かもしれない)類のエピソードである。人生の機微というにはおおげさだが、40才という年齢に達した彼らの、彼らなりの心象風景が、あくまでさらりと描かれてゆく。そしていよいよ田村である・・・。

本書からは、「こころが波打つような」「怒濤の」感動をすることはできなかったが、私にとっては同世代に当たる著者・朝倉かすみがこの物語に託した、「いろいろあったが、『明日』がある」というような応援歌的メッセージを受け取ったような気がした。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.15
(3pt)

なかなか来ない田村を待ちながら、過去の “痛いところ”が胸をよぎる

今最も注目されている、北海道小樽市出身で札幌在住の女性作家、朝倉かすみによる’09年、「第30回吉川英治文学新人賞」を受賞した全6話からなる連作短編集。文庫版には連作の番外編とも言うべき「おまえ、井上鏡子だろう」がボーナス・トラックとして特別収録されている。

3月4週の金曜日深夜、札幌ススキノ、小さなスナック・バー「チャオ!」の店内。小学校のクラス会の3次会。5人の40才になる男女が、遠方から遅れてやってくる田村久志を待っている。「田村はまだか」とつぶやきながら。

マスターの花輪春彦も加えて6人の胸のうちに、それぞれ入れ替わるように呼称が形容詞から固有名詞に変わって、なかなか来ない田村を待つ間に、過ぎ去った“痛いところ”が浮かぶ。それらは仕事であったり、不倫であったり、離婚であったり、ほのかな恋心であったりする。40年生きていれば誰もが経験する(かもしれない)し、胸に抱く(かもしれない)類のエピソードである。人生の機微というにはおおげさだが、40才という年齢に達した彼らの、彼らなりの心象風景が、あくまでさらりと描かれてゆく。そしていよいよ田村である・・・。

本書からは、「こころが波打つような」「怒濤の」感動をすることはできなかったが、私にとっては同世代に当たる著者・朝倉かすみがこの物語に託した、「いろいろあったが、『明日』がある」というような応援歌的メッセージを受け取ったような気がした。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.14
(3pt)

ちょっと物足りないかな

旧友がそれぞれの人生でさまざまに違う重たい心象を蓄えて、今一同に会し長い時を越えて同じ望みを分かち合う・・・こういうお話嫌いじゃないけど、むしろ好きだけど、この本もいい本だけど・・・正直なんか物足りないってのが読後最初の感想。深夜にやってる一話完結のTVドラマ、新人脚本コンテスト受賞作品みたいなのを見た時のような感覚に似ている。それなりに余韻はあるけど、所詮作家の創作って覚めている自分も別にいて、さらっとしたまあいい話になってましたねってなことを思っていたりする。
それぞれのエピソードもそれなりに味わいはあるけどちょっと表層的かな。お話の長さというより深さ、感情的な掘り下げが足りないんじゃないかと思う。マスターがメモするちょっと印象的な言葉、もしかするとその言葉が先にあってお話を後から考えたのかな?書評からは、それぞれの人生があって、それが混じり合った時に、それぞれがどう思って、どういう言葉が出て、というような未知の化学反応にドキドキしつつ胸がつまるというような群像ドラマを期待していたので少し残念でした。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.13
(3pt)

ちょっと物足りないかな

旧友がそれぞれの人生でさまざまに違う重たい心象を蓄えて、今一同に会し長い時を越えて同じ望みを分かち合う・・・こういうお話嫌いじゃないけど、むしろ好きだけど、この本もいい本だけど・・・正直なんか物足りないってのが読後最初の感想。深夜にやってる一話完結のTVドラマ、新人脚本コンテスト受賞作品みたいなのを見た時のような感覚に似ている。それなりに余韻はあるけど、所詮作家の創作って覚めている自分も別にいて、さらっとしたまあいい話になってましたねってなことを思っていたりする。
それぞれのエピソードもそれなりに味わいはあるけどちょっと表層的かな。お話の長さというより深さ、感情的な掘り下げが足りないんじゃないかと思う。マスターがメモするちょっと印象的な言葉、もしかするとその言葉が先にあってお話を後から考えたのかな?書評からは、それぞれの人生があって、それが混じり合った時に、それぞれがどう思って、どういう言葉が出て、というような未知の化学反応にドキドキしつつ胸がつまるというような群像ドラマを期待していたので少し残念でした。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.12
(3pt)

設定は秀逸だけど。。。

ラストには怒涛の感動が待ち受ける。
どこが?
吉川英治文学新人賞受賞作。
これで?

そんな感想です。
設定は面白いんだけど、「田村はまだか」と引っ張りに
引っ張った挙句、このオチですか。
どんな結末が待っているのかと期待した分、
かなりがっかりしました。。。

同級生それぞれのエピソードも、中途半端。
もっと田村の人物像を掘り下げた方が良かったのでは?
田村の魅力が全然伝わってきませんでした。
やりたいことは分かるんだけど。
惜しい感じです。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.11
(3pt)

設定は秀逸だけど。。。

ラストには怒涛の感動が待ち受ける。
どこが?
吉川英治文学新人賞受賞作。
これで?

そんな感想です。
設定は面白いんだけど、「田村はまだか」と引っ張りに
引っ張った挙句、このオチですか。
どんな結末が待っているのかと期待した分、
かなりがっかりしました。。。

同級生それぞれのエピソードも、中途半端。
もっと田村の人物像を掘り下げた方が良かったのでは?
田村の魅力が全然伝わってきませんでした。
やりたいことは分かるんだけど。
惜しい感じです。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.10
(3pt)

買いかもしれません。

小学校の同窓会の三次会で、「田村」なる人物を待つ男女五人と、舞台となるバーのマスターが時間と空間をない交ぜにしながら、問わず語りのように紡ぐ物語です。個人的にこういった「ちょっといい話」がとても苦手なので、最後の「いい」場面でもさほどカタルシスが得られませんでした。NHKで最近やっている各回45分の五話くらいで完結するドラマにでもなればまた違った印象をもって接することができたのかもしれませんが、どうも文章で読むと、仕草の描写や台詞には妙に力を入れているのは理解できるものの、全体を眺めてみたときの「緩さ」が鼻をついてしまいます。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.9
(3pt)

買いかもしれません。

小学校の同窓会の三次会で、「田村」なる人物を待つ男女五人と、舞台となるバーのマスターが時間と空間をない交ぜにしながら、問わず語りのように紡ぐ物語です。個人的にこういった「ちょっといい話」がとても苦手なので、最後の「いい」場面でもさほどカタルシスが得られませんでした。NHKで最近やっている各回45分の五話くらいで完結するドラマにでもなればまた違った印象をもって接することができたのかもしれませんが、どうも文章で読むと、仕草の描写や台詞には妙に力を入れているのは理解できるものの、全体を眺めてみたときの「緩さ」が鼻をついてしまいます。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.8
(3pt)

女性ながら独特の男っぽい文体には惹かれたのだけど

話が回想を中心に展開するので、どうしても緊張感に欠ける。
だから章を重ねるごとにだれてくる。
話自体は面白いんだけど、結局、何もなかったんでしょってことが見えてしまっている。
この人にはハードボイルドっぽい作品を期待。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.7
(3pt)

女性ながら独特の男っぽい文体には惹かれたのだけど

話が回想を中心に展開するので、どうしても緊張感に欠ける。
だから章を重ねるごとにだれてくる。
話自体は面白いんだけど、結局、何もなかったんでしょってことが見えてしまっている。
この人にはハードボイルドっぽい作品を期待。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.6
(3pt)

ワクワクして田村を待った♪

小学校時代の田村は、家庭的に恵まれているとは言えなかった。
だが彼は、小学校の頃から常に前向きに生きていた。5人の語る
田村のエピソードには心温まるものがある。そんな田村だから、
5人が必死に待っている田村だから、いつ田村が現れるのかと、
読みながらワクワクしてしまった。私も彼らと一緒に田村を
待つ気分になる。
小学校時代から20数年。さまざまな人生を送ってきた5人だったが、
彼らは思っていたに違いない。「田村に会えばあの日に戻れる!」と。
「田村はまだか。」彼らは呪文のように言い続ける。そして・・・。
ラストは、本の帯に書かれているような「怒濤の感動」とまでは
いかなかったが、ほのぼのとしたものが心に残った。
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.5
(3pt)

ワクワクして田村を待った♪

小学校時代の田村は、家庭的に恵まれているとは言えなかった。
だが彼は、小学校の頃から常に前向きに生きていた。5人の語る
田村のエピソードには心温まるものがある。そんな田村だから、
5人が必死に待っている田村だから、いつ田村が現れるのかと、
読みながらワクワクしてしまった。私も彼らと一緒に田村を
待つ気分になる。
小学校時代から20数年。さまざまな人生を送ってきた5人だったが、
彼らは思っていたに違いない。「田村に会えばあの日に戻れる!」と。
「田村はまだか。」彼らは呪文のように言い続ける。そして・・・。
ラストは、本の帯に書かれているような「怒濤の感動」とまでは
いかなかったが、ほのぼのとしたものが心に残った。
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.4
(3pt)

気だるい感じが持ち味なのだろうか?

最初から最後まで、延々と気だるい感じが続きます。特に話が大きく展開することなく、だらだらだらだら、これが新しい小説なのだろうか?
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.3
(3pt)

気だるい感じが持ち味なのだろうか?

最初から最後まで、延々と気だるい感じが続きます。特に話が大きく展開することなく、だらだらだらだら、これが新しい小説なのだろうか?
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987
No.2
(3pt)

第1章だけならよかったのに。。。

多かれ少なかれ、人生に疲れた中年たちが、小さなスナックで田村の登場を待ちわびる時の、大きな期待感と、感じているだろうかすかな不安感が、読者の心を高揚させると同時に切なくさせる。
 と、ここまででやめればよかったのに、田村を実際に登場させるのは、お話としていかがなものでしょうか?登場時のエピソードもとってつけたようで、作者の意図がはっきりしません。おそらく作者もこの話の結末をどうするか迷ったのでは?
田村はまだか (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 田村はまだか (光文社文庫)より
4334748694
No.1
(3pt)

第1章だけならよかったのに。。。

多かれ少なかれ、人生に疲れた中年たちが、小さなスナックで田村の登場を待ちわびる時の、大きな期待感と、感じているだろうかすかな不安感が、読者の心を高揚させると同時に切なくさせる。
 と、ここまででやめればよかったのに、田村を実際に登場させるのは、お話としていかがなものでしょうか?登場時のエピソードもとってつけたようで、作者の意図がはっきりしません。おそらく作者もこの話の結末をどうするか迷ったのでは?
田村はまだか Amazon書評・レビュー: 田村はまだかより
4334925987