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散歩する侵略者
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散歩する侵略者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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平凡な地方都市の平凡な夫婦に起こった奇妙な出来事。夫が数日行方不明になったがまるで別人格になって戻ってくる。危機的な夫婦関係が一転、大人しく子供のように素直な夫に逆に愛着を持つ妻。実は夫は宇宙人に体を乗っ取られていた。 人間から特定の概念を奪う宇宙人。それによってまっさらの記憶喪失状態から徐々に地球の生活に適応していく。なんで宇宙人が日本に?なんでこんな田舎町に?という疑問は置いといて、彼らの主張や説明はそれなりに恐ろしく、メカも武器も登場しない静かな侵略の恐怖が描かれる。人間との問答は、少し古いが安部公房の人間そっくりを彷彿とさせる。 | ||||
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普段からあまりこのようなジャンルの本を読まないので、興味が倍になっていたのもありますが、読んでいてグッと引き込まれる感覚があります。「日常に潜んだ何か」というコンセプトが非常に面白い。それと、自分に当てはめて読む事も難しくない。それもあって、SFではありますが、非常にリアルに感じます。いつの間にか頭の中に芽生える、ふわっとした何か「概念」。 口で説明してみろと言われても、感覚に似たものなので説明しにくい、それを奪う「宇宙人」。自分の親しい人の姿でそんなものがやってきたら? 斬新で単純な設定の中にある奥深いストーリーが最高でした。 話の中で「宇宙人」から問われる概念を想像?考察?しながら読むとさらに面白く読めると思います。 | ||||
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私たちは、ひたひたと忍び寄る脅威に、いつのまにか浸食されているのかもしれない・・・ これは決して絵空事でなく、含蓄に富んだ物語だ。 登場する3人の「侵略者」の性格設定が三様であることにも、リアリティを感じる。 | ||||
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本なら・・・と思い手にとってみました。 SFは好きな方ではないので少々不安でしたが読んで良かったです。 SF慣れしてないせいか、全くどういう結末になるのかが予想できずに なるがまま読み進めていったので所謂衝撃の結末でした。 一つだけ納得いかないことがあるとすれば 地球人よりもはるかに進歩してるはず?の宇宙人が こんなにも地球人のこと・考えてることを知らないのか?! それでよく侵略とか言えたもんだな・・・と思いました。 やっぱりSFは何も考えずに読むのが正しいのかなという感想に落ち着きました。 | ||||
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映画を観て、興味がわきました。監督や原作者。WOWOWのスピンオフドラマも観ました。 (生で観たかったけど、チケットが取れず)舞台版(DVD)を観て、小説(単行本と文庫本)を読みました。 単行本から文庫本になって、ラストが少し変わっています。映画はさらに違っている。 やはり、もともとは舞台ということもあり、こうした宇宙人の存在が生まれたのでしょう。 映画は、小説が原作で、舞台は、登場人物はほとんど似ているが、相関関係や配置が異なります。 姿が一見して宇宙人ではない。目から光線とか出さない。そして、派手な戦闘シーンがあるわけではない。 (「スターウォーズ」とか「宇宙大戦争」とかのような。映画版は、少し派手になっています) あなたの隣に、いつの間にかいる宇宙人。気付かぬ間に、あなたの何かを奪っているかも・・・。 それは、不幸なことなのか? そして、地球は侵略されてしまうのか・・・。 作者の他の小説や舞台も気になる! | ||||
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所々気味の悪い描写があり、面白そう!と思ったのもつかの間、えーありえないでしょその展開は・・・と転落していき、気づいたら終わっていました。 結局なんだったんだ。各人物の描写が浅い。 「へぇー。あっそう。」が簡潔な感想です。 | ||||
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侵略者の残忍ぶりと周囲の受け入れ方が興味深い作品でした。侵略まえに先遣隊がその星を調査するなんて、ありそうでなかった感じも面白かった。 残忍なままの生命体がいる一方で体を借りただけのはずが、いつしか変わってゆく個体も… 自分ならどうするかなぁとおもいながら読みました。ソフトSFがお好きな方にオススメです | ||||
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