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崩れる脳を抱きしめて
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崩れる脳を抱きしめての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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広島から神奈川の葉山の岬病院に実習に来た研修医の碓氷。彼は、アメリカに行って、金儲けのできる脳外科医者になるために、猛烈に勉強していた。理由は、父親が残した借金を返さなければならなかった。そして、父親を恨んでいた。 豪華な貴賓室のような病室にいる患者、ゆかりは、脳腫瘍でいつ爆発するかわからなかった。余命もわずかだった。ゆかりは、おばあちゃんの遺産を受け継いでいた。そして、その遺産を狙っている親戚がいた。病室で、絵を描いていた。二人は、お互いに心に傷を背負っていることを自覚し、理解し始めるのだ。それにしても、お医者さんが、患者を恋するっていいのかな。まして、勉強するためにゆかりの病室の机を借りるというのも、問題にならないのかな。まぁ。そんなことは、無視して、物語を楽しもう。碓氷は、恋に落ちていく。しかも、碓氷には、大学生の時から付き合った同じ医師の冴子という頭が良く、豊満な胸を持つ女性とただれた関係にもあった。それは、恋でもないようだ。 一緒にご飯を食べて、体を重ねるだけの関係というが、冴子は実に機転が利き、碓氷にアドバイスをする。ゆかりは、碓氷の父親が若い女と逃げて、借金を残したという問題を見事謎解きをして、碓氷の借金の心配はなくなった。この謎解きは、うまいなぁ。 そして、研修の期間が終わり、広島に戻ろうとするが、碓氷は愛していると言おうとしたが、ゆかりには、止められることになる。ふーむ。ここまででも、恋愛小説としてうまい出来だった。 広島に戻った碓氷は、ゆかりに手紙を書いた。ところが、ゆかりが死んだという知らせを受けた。病院ではなく、横浜でなくなったという。そのことに疑問を持った碓氷は、横浜に行き、その死の原因と遺言状を探すのだった。ここで、大きなドンデン返しがあるのだが、テクニックに溺れた感じがある。それにしても、推理小説として、成立している。楽しめる推理小説になっている。 人を好きになるって、面倒なことなんだね。 『あなたを抱きしめたい』というセリフがキザじゃない物語になっている。 | ||||
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タイトルと内容が結びつかなかったが、読み進むうちにスッキリ。気持ちが爽やかな結末です。 | ||||
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高評価がつくのも低評価がつくのもどちらもわかる気がします。 個人的には前半は作者様の表現と設定に失礼ながら幼さのようなものを感じ苦手だなと思ってしまいましたが、後半からは伏線回収と温かいストーリーが好きでとても楽しく読ませていただきました。 ※別の方のレビューで以下記載を拝見しましたが、 居酒屋でお好み焼きを注文した後、ちゃんと冴子へ明かしていますので大丈夫だと思います。 『P177に「僕は葉山の岬病院であったことを、ただ一つの事実を除いて、すべて語り終えた。」とありますが、この語られなかった事実が何なのか、最後まで明らかにされません。』 | ||||
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主人子たちと共にその景色の中にいるような錯覚を起こし、風を感じ、潮騒を聴いていました。時間を忘れて読み進みました。 | ||||
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久しぶりに読書で泣きました。 しかも最後の最後まで結末がわからない・・・・・ | ||||
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ミステリーとラブストーリーが重なる巧さもがある。ピュア過ぎるかもしれないが心に刺さる。 | ||||
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面白かったーーーー! ゴールデン出てきた時にニヤッとした人、挙手! | ||||
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久しぶりに面白い本に出会った。 | ||||
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真ん中くらいで、一応期待した結末を迎えます。コレからどうなるんだ?と思って読み進むうちに、はまり込んで一気読みしました。 | ||||
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どんでん返しのミステリー小説 | ||||
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"『潮騒を聞くとね、残された時間が波に侵食されていく気がするんだ。脳が中から少しずつ崩れていくような気が』哀しげに微笑むユカリさんの横顔を眺めながら、僕は立ち尽くすことしかできなかった。"2017年発刊の本書は2018年本屋大賞ノミネート作にしてどんでん返しが続く恋愛ミステリ。 個人的には、年末に向けて慌ただしくなる中、手軽に読めそうな本として、初めて著者の本を手にとりました。 さて、そんな本書は父親に捨てられ、借金返済の為に金の亡者と化している研修医の碓氷蒼馬(うすいそうま)が実習に訪れた神奈川の病院で、莫大な遺産を相続するも平均生存期間は約1年といつ死んでもおかしくない"爆弾"のような最悪の脳腫瘍、グリコブラストーマ(膠芽腫)に冒された患者、弓狩環(ゆがりたまき)と出会い次第に心を通わせていくのですが。 まず、全二章で構成される本書。第一章が恋愛小説にして物語の起承転結の"起承"だとすると、第二章からはミステリ小説として"転結"と、わかりやすく構成されており【とにかく読みやすく】また現役医師でもある著者の現場経験や知識に裏付けられた恋愛小説では定番とも言える【"難病モノ"についての批評的視線】も随所に感じられて興味深かったです。 一方でキャラクターの造形や前半の恋愛小説としての心情描写には、著者にとって初めての恋愛小説チャレンジという事もあるのか【ややテンプレートぽい印象やぎごちなさ】を感じましたが。後半のミステリパート、定評あるらしい【どんでん返しがテンポよく繋がっていく】辺りは流石に巧みだな。と最後まで気持ちよく楽しませていただきました。 恋愛小説+ミステリのハイブリッド感を楽しみたい方や"ハッピーエンド"が好きな人にオススメ。 | ||||
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初めて、知念 実希人さんの作品を読みましたが、すっかり、プロローグに騙されました。 でも、ハッピーエンドで、とても良かったです。 ハッピーエンドだと、読む側の心も暖まります。 | ||||
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非常に読みやすい記述と構成。単調でない読者を裏切らない展開。面白かったです。 あまり記載するとネタバレになってしまうため、あまりレビューを掛けないのですが、非常におもしろい小説で、お値段以上の価値がある良作だと考えています。 | ||||
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内容的にはいい本です。しかし3年後の2020年10月に文庫本とkindle版が見た目新作のように発売されました。2020年版の本の説明にその旨を1行付け加えることは出来ないのでしょうか。2度買い被害が心配です。私は注文直前で気づいてセーフでしたが。。。。 | ||||
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この作者の作品が気に入り、沢山読みたかったので、中古があったので、購入しました。とても綺麗な状態で送られてきました。また、作者のサイン入りだったので、ラッキーでしたね。 | ||||
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何回も読み返しました。 えっ❓って思って とても素敵な作品に出会いました 良かったです もしまだ読んでいない方におすすめしたいです | ||||
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小説初心者です。 知念みきとさんの死神シリーズの2冊を読みを読み感動してさらに探していたら発見! 個人的に内容も面白かったし感動もした (*'꒳`*) さらに限りある1日を一生懸命生きることの大切さというメッセージも込められており なんて言葉で表現したらいいかわかんないけどとりあえずサイコー!すき!(個人的に) あと死神シリーズとも微妙に絡み合ってそこもよかった 素晴らしい作品ありがとうございました | ||||
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中盤までミステリと思わせない趣向は「イニシエーションラブ」に通じるものがあり、興味深かったです。 ただ、ヒロインの人物造詣が紋切り型でなければ、と悔やまれます。なんせ、主人公の元カノである同僚研修医のほうが生き生きと魅力的に描写されていましたから。 あと、葉山の病院の院長、さすがに前半部分を「あれは全部お前の○○」と言いくるめようとするのはさすがに無理があるでしょ・・・(主人公も一瞬信じかけていましたが)。 あと最後に「丘の上病院」が出てきたのにはニヤッとしました。「優しい死神の・・・」も読んでいた人ならばすぐに気づくでしょう。 | ||||
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女性が好きな作品という感じです。 複雑というか…最期は大抵の女性はぐっとくるでしょう。 | ||||
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情景も想像しやすく、とても読みやすい書籍でした。 キーワードとして挙げるなら、願いが叶う病院、波と雨、恋。 | ||||
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