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君は月夜に光り輝く
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君は月夜に光り輝くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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映画版を先に見ました。 世界観は同じでしたが原作の方が深く感慨深いものがありました。 | ||||
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映画も見て、これを読み内容はとても面白いと思った!! だが、終わり方があまり良くないと思った。 | ||||
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面白くて、1日で読み終えました。なんとなく生きるのではなく、何か行動する、やりたいことをやるべきだとまみずに改めて確認させられた。 | ||||
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買って一日で読み終えました。泣ける話です。 ただ、中身はけっこう複雑。 バイオフォトンは、1960年代に発見されたもの超微量の生体発光で、これの強い人は いわゆるオーラが強い人になるといわれたりしますが、証明されてはいません。 バイオフォトンのバランスが崩れ死に至る病=発光病が存在する世界が舞台。 もし、こういう病気があったら、というIFの世界を描いた広い意味でのSFだと思います。 発光病という現象によって生じる事象を描きながら、その事象によって再生される、 あるいは再教育される人間像を描いたものです。 ここからはネタばれになります。 実は、発光病のまみずだけではなく、主人公の卓也も、死の瀬戸際にいます。 卓也がまみずを好きになるのが、最初は早すぎるように感じますが、読みすすめていくと、 姉の死に直面した卓也が、精神的に不安定になり、徐々に生きることに対して希望を失い、 死に魅入られている事がわかってきます。卓也にとっては、もうじき死んでしまうまみずは 憧れの対象になりうるのです。 友達の香山は、薄々それに気づいていて、卓也に、声をかけます。 読み返してみると、香山の卓也への声かけには、常に大丈夫か?の気持ちが隠れています。 この小説が他の難病ものと違うのは、病気ではない卓也の生死に大きく焦点があてられていること です。 発光病=光輝く死は、そのまま卓也の死に対する強い憧憬を表しています。 きれいな夢のような死。この小説での難病が、発光病でなければならなかった理由です。 自ら選ぶ死の主題は、この小説のいたるところにあります。ロミオとジュリエットのジュリエット の死、中原中也の詩のなかの死、静澤聰という作家の死・・・読んでいると死のイメージが頭の中で 反響しあい、暗幕が覆いかぶさってくるような息苦しさを感じるようになります。 だからこそ卓也が死ななかったことに、おおきく安堵するのです。 この小説が泣けるのは、みんな人生、何らかの絶望をかかえながら、グダグダになりながら、 それでも、明るく軽く生きているから・・。明るく軽く深い絶望が、きちんと描かれているから。 香山もリコちゃんさんも芳江先生も、みんなそう。だから泣けてしまう。 この小説の作者はそうとう幅広いジャンルの小説を読んできた人だろうなと思います。 メタファーや記号を含んだ象徴小説、アメリカのロストジェナレーションの小説、SF、 マジックリアリズム、堀辰雄の風立ちぬ、などの影響をかなり受けている気がします。 この小説は、日本の現代小説のひとつの収穫だと思います。 | ||||
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いくつになってもこの小説に素直に感動できる人間でよかったと思う。 | ||||
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の一言につきます。 難病を抱えながら、死に向き合い、そして生を模索していく少女、その流れに巻き込まれ、いつの間にか大切な存在になっていく少年。そんな二人の想いがとてもじれったく、切なく、大切に、、、。 ICレコーダを大切に。 | ||||
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本書は作者佐野徹夜氏のデビュー作でデビュー第1作目で電撃小説大賞を受賞して話題をさらいました。文庫本である本書は原著に加筆修正されるかたちで17年に出版されましたが、1年で14版を重ねるというライトノベルスのヒット作となりました。 主人公の岡田卓也は16歳、地方の中高一貫教育校に通う高校1年生です。高校入学でクラス替えとなったところ、中学時代から「発光病」なる難病で長期休学している女子生徒と同じクラスになります。クラスで励ましの寄せ書きを作って届けようということになり、彼は気が進まないままこの役目をはたすことになります。会ってみるとその子、渡良瀬まみずは噂通りの美人でしたが、卓也は当初は特別な関心を抱いた訳ではありませんでした。一方、まみずは自分の死期が近いことを悟っており、死ぬ前にしたいことをノートに書き出していました。ひょんな経緯から卓也はそれに協力するこになり...。物語が進行するにつれて、卓也の複雑な家庭事情や、彼の友人である香山彰との危なっかしいからみが物語を修飾するのですが、本筋自体はストレート。死をテーマとした純愛物語です。 それだけに厳しいこの書評コーナーではかなりきつい評も書き込まれているのですが、わたしはこういうストレートな青春純愛ストーリーというのはありなのではないかと思います。そして、そういうジャンルの小説としては本道を行った見事な出来映えなのではないかと思い、楽しんで一気に読ませていただきました。一部に死を翫ぶようなところがあるとの指摘がなされていましたが、こういうジャンルの小説が必ずしもみんな健康的でなくてはならないという理由はないと思います。 まだ読んでいませんが、2作目も出版されているようですね。佐野氏の今後の活躍に期待したいと思います。 | ||||
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可もなく不可もない、難病モノのテンプレです。 ひと昔前に流行ったビジュアルノベルそのままのストーリー進行に平易な文体、期待通り盛り上げてくれるラストに予定調和な幕引き。 裏切りの展開もないし悪く言えば無難ですが、アラもないししっかりサブキャラクターも生きている、高いレベルでまとまっている作品です。 たぶんこの作者はこのレベルの作品を読者の期待通りに量産してくれるでしょう。 自分が高校生の頃だったら★×5つけていたかなあ。 | ||||
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読み易かったけど、ちょっと何か物足りなさを感じました。 私が近年で一番心打たれた作品は「四月は君の嘘」(漫画原作)でしたがそれを超えるインパクトは残念ながら無かったと感じました。 でも、自分を諦めていた少女と生きる意味を探していた少年との化学反応、よく描けていると感じました。 この作品が、安易な創り手と演じ手によって、ただのお涙頂戴ものとして実写化されないことを切に願います。 | ||||
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書店で店員さんの作製の「感動作品」というポップに惹かれ購入。 勢いにまかせて購入してよかったです。 途中から読み終えるのが怖く、 それでも読み進めずにはいられず、 読み終えた瞬間、心がふーっとため息をついたように締め付けられました。 そのままあとがきまで読み、 ああ、これは作者さんの人生背景が反映され出来上がった作品なんだと感じ、 私がそこに共感したからこそ、こんなに心が反応したんだと気づきました。 『人に生まれ、生きるということ』 考えなくても生きられる人もいれば、 考えるから生きられる人もいる。 生きることにふと立ち止まる瞬間があるあなたにお勧めしたい本です。 | ||||
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生きることへの虚しさを抱えた主人公の男子高校生が、《発光病》という不治の病を患う同級生の少女と出会い、あることをきっかけに彼女の「死ぬまでにやりたいこと」リストを彼女に代わってこなしていくことになる。次第に彼らは互いに惹かれ合っていくが…という物語。 病気が架空の設定ということを除き、難病モノとしては取り立てて珍しくないプロットだ。展開に特に大きな捻りもない。 文章表現も洗練されているとはいえず、文体そのものもやや崩れている。 ただ、あまり文学作品に馴染みのない若い読者には、このくらいの方がよいのかもしれない。すらすら読める。 病気の設定があまり掘り下げられておらず、そのため少し説得力に欠けたり、私立の中高一貫校なのに出席日数が足りていないはずのヒロインが高校に進学できていたり、深夜の病院に簡単に侵入できたり、など、若干リアリティに欠けるところもあるが、そんなのは些細なことだろう。 登場人物は血が通っていて、よく書けていると思う。 何より、読んでいて作者の真摯さが伝わってきた。 前半部はやや弛緩した文章も見られたものの、後半になっての登場人物たちの台詞や内面の描写には、胸を打たれた。 作者が、自分の経験も踏まえて、心の底から書いたことがわかるからだ。 ヒロインの主人公への最後のお願いは、筆者から読者への呼びかけでもあるだろう。 技巧や独創性を重視するなら、本作は★3つかそれ以下だろう。辛口に評価することはいくらでもできる。 この作品が、生きづらさを感じている人たちを力づけられるだけの作品かどうかも、わからない。 だが、これは全霊を込めて、心の底から真剣に書かれた「切実」な作品であることは間違いない。 それだけでも芸術としての価値がある。 | ||||
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とても綺麗な死、かな。 読む前はファンタジーな感じでライトノベルみたいなのかなって思ってたけど、発光病はおまけみたいなもので、割とシリアスで暗い話でした。 お決まりの美少女と、その我儘に特段深い理由もなく付き合っていく主人公の都合の良い展開は、もしかしたら「またこれか…」と若干の溜息があるかもしれない。そのかわりテンポよく話が進むので読んでて苦にならない。 苦になるとしたら、主人公の過去も現在も未来も余りにも暗いこと。明治の文豪よろしく自殺に関心を持っている。これ、「著者の心中か?」と心配になる程だ。 最後も決まりのパターンだが、「光り輝く死」というのはとても綺麗だと思った。この表現をした時点で、主人公(著者)は未来に希望を持てるようになったのだろう。 だから私は星を5個つける。 だって、「君は月夜に光り輝く」から。 | ||||
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読み終え、切ない思いでいっぱいでした。そうれだけ本にのめりこんだと感じました。今の自分を振り返る機会にもなったと思います。 少し悲しいですが、是非、多くの人に読んでほしいと、思いました。 | ||||
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軽いタッチでとても読みやすい作品。 その分内容も軽いものになりますが、死についてとても考えさせられました。 総評していい作品だったと思います | ||||
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とても若い感性だと思います。月光で体が光るなんて、とてもロマンチックな病気ですね。で、死にそうな少女のお願いを同級生の少年が聞いていくというまあ、最近のテンプレ。でも、なかなか引き込まれます。一気に読める感じです。お話に深みが足りないというか、ちょっと物足りないような気もするのですが、これはオバサンになってしまった私のワガママかも知れません。 | ||||
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久しぶりに泣ける話でした。泣きたい人にオススメの作品だと思います。 | ||||
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この手のものはやっぱり結末は見なくてもわかってしまいます それでもかなり泣けました、これでデビュー作!?と言いたいレベルにすらすら読めて、 感動もさせられ、まよったら是非とも読んで見てください 星10くらいあげたいレベルに泣きました まぁ評価の観点は人それぞれでしょうが1つけてやたら評論家気取りに叩いてる意見は参考にしなくていいかと? 良いものを良いと感じれない悲しい人なんでしょうが | ||||
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暖かい作品だなと思いました。 読んだ後、長い間心の中に残る。そんな作品です。 四月は君の嘘や君の膵臓を食べたいに話は、似ているかもしれません。ただ、この2作品にも引けを取らない、そういう面白さがありました。 読み終わったばかりでうまく言葉に表せませんが、すっごい、良い作品だと思います。 僕も今年、大学受験があり、毎日不安な気持ちに襲われます。でも、強く、たくましく、生きていこうと思えました。この作品に出会ったことにほんとに感謝しています。ありがとうございました。 自分が死んだ後の自分の世界。ではなく自分が死んだ後の大切な人の世界。または、自分のこれからの未来。に目を向けて生きたいです。 | ||||
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タイトルの通りです。 ストーリーの流れは難病恋愛ものとしての王道展開で、他の方が指摘している通り、世代によってはセカチューを彷彿とさせます。 また、所々で散見される突発的な変化は若干強引さというか不自然な印象がありました。親友のプレイボーイ引退や担任の件、あとは主人公の中学時代の回顧シーンにおける中高一貫校でそれはないんじゃない?的な話とか。 しかし、ストーリーの基本的な描写方法は繊細かつ丁寧で、ありきたりなストーリーを魅力的なものに仕上げています。 特段、文章力が高いというわけではありませんが、一介の高校生の心理をストレートに表現する上で、無駄に文章をこねくりまわすのは野暮でしょうし、塩梅としてはちょうどいいです。 使い古されたストーリーをバランスよく丁寧に描写しているという点で、この作品は十二分に価値のある小説だと思います。 ついでに言うと、ヒロインもかわいく描かれていて、少なくとも私を魅了するには十分でした。 | ||||
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悪くはないし、よかった。 でも、基本「世界の中心で愛を叫ぶ」でした。 ちなみに「TVドラマ版」のことですけど。 登場人物の個性も似てるように感じた。主人公の友人がちょっとヤンキーだけど良い奴とか。 セカチューを知らない若い世代には新鮮かも。 | ||||
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