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国芳猫草子 おひなとおこま



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国芳猫草子 おひなとおこまの評価: 4.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

国芳を読む

展覧会でもとになる国芳の絵草紙を読み、もう一度読みたかったため、購入。できれば国芳絵画の挿絵があればもっと良いのだが。読むことができたので満足です。
国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.2:
(5pt)

素敵なお話しでした。

猫、飼い猫のみならず全ての野良たちの会話が理解できて、会話が可能なら❗️なんて素敵な生活が出来るだろうって考えて、暫し幸せになれました。江戸にタイムスリップしたくはないけれど、昔は良かったなぁって思うことが沢山あります。Wi-Fiなんぞに追いかけられたくない❗️
国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.1:
(4pt)

少女と娘猫の冒険

鰹節問屋の又旅屋の娘のおひなが、絵を習いに通うのが歌川国芳の家。
国芳の家には、兄弟子達が数人おり、更に多数の猫達が暮らしている。
器量よしで賢いおこまという白猫の冒険を、おこまの猫目線で語るのと同時に、おひなの人間目線でも語っていく。
その冒険がなかなかのもので、名家のお家騒動にも関わってくるのだ。
猫達がわいわいと出てくるおかげか、その事件のあらましにも関わらず、全体として可愛らしい感じがした。

河鍋暁斎が歌川国芳に指示していたことなど、歴史的な事実も踏まえてある。
後書きによると、国芳の猫を主人公とした草紙があって、それを下敷きにしているそうだ。
『朧月猫草紙』というその物語を、翻案しつつ、膨らませたものが、この物語だ。
著者の猫への愛情、原作への愛情が感じられた。
国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:国芳猫草子 おひなとおこま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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