理由

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評判

理由の評価:

3.67/5点 レビュー 251件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全331件 281〜300 15/17ページ
No.51
(4pt)

謎解きモノではないが

都会で起きた一家殺人事件をめぐり、様々な人間模様が交錯する。ひとつの殺人の裏にはこれほどの偶然と「理由」がある。自分もある日突然その網目にひっかかり、事件に巻き込まれるかもしれない。そんな恐怖は、読後、じわじわと真綿で首をしめられるようにおそってきた・・・!
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.50
(5pt)

競売小説としてはピカ一です。

競売を扱った小説としてこの「理由」を一番に上げます。ワタシは競売を業として扱っていますが、競売と小説を融合させた作品としての出来は本作がピカ一です。ルポルタージュ形式には賛否両論がありますし、冗長であるという批判もありますが、競売の現実を知る上では、冷静な第三者の目で状況を見るというその方法が最適であると思います。ちなみに今年の春以降には改正法が施行されますので、「理由」に描かれている状況とは大幅に変わり、事件発端の前提である「短期賃借権」の存在がなくなります。ゆえに臨場感溢れる状況で本作を読むのは今が最後のチャンスだ、とワタシは思います。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.49
(4pt)

味わい深い作品ですね

誰が誰を殺して、どのようなトリックを使って、等の謎解きミステリーとしては読みませんでした。はっと驚くどんでん返し!とか、切り口や語り口がシャープ、という感じでもありません。殺人事件を通して、こんなにたくさんの人の人生が交錯しているのか?と感じながら、味わいながら読みました。宮部さんの作品はどれを読んでも、宮部さんの優しさみたいなものが感じられます。星が4つなのは、やはり少々長いかな?という印象がありましたので。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.48
(5pt)

競売小説としてはピカ一です。

競売を扱った小説としてこの「理由」を一番に上げます。ワタシは競売を業として扱っていますが、競売と小説を融合させた作品としての出来は本作がピカ一です。ルポルタージュ形式には賛否両論がありますし、冗長であるという批判もありますが、競売の現実を知る上では、冷静な第三者の目で状況を見るというその方法が最適であると思います。ちなみに今年の春以降には改正法が施行されますので、「理由」に描かれている状況とは大幅に変わり、事件発端の前提である「短期賃借権」の存在がなくなります。ゆえに臨場感溢れる状況で本作を読むのは今が最後のチャンスだ、とワタシは思います。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.47
(4pt)

味わい深い作品ですね

誰が誰を殺して、どのようなトリックを使って、等の謎解きミステリーとしては読みませんでした。はっと驚くどんでん返し!とか、切り口や語り口がシャープ、という感じでもありません。殺人事件を通して、こんなにたくさんの人の人生が交錯しているのか?と感じながら、味わいながら読みました。宮部さんの作品はどれを読んでも、宮部さんの優しさみたいなものが感じられます。星が4つなのは、やはり少々長いかな?という印象がありましたので。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.46
(5pt)

つきはなされることも甘やかされることもない現実

直木賞受賞作宮部みゆきの作品にあるのは「やさしい現実」残念だけど登場人物のすべてがハッピーエンドを迎えるわけではない。真面目で一生懸命で必死に生きてきた人たちがそれがゆえに幸福をつかむこともない。アタマのよくない者 愛情に包まれずして育った者 要領の悪い者 臆病な者 彼らは宮部作品の中では当然のようにそのツケを負わされる。が それでいて重くないのはなぜなんだろう。おそらく 根底には「憎しみ」が存在しないからではなかろうかと思う。特に自己増殖するような憎悪はいくつも描かれているんだけど、それが許されるわけでもなくかといってまったく考慮してもらえないわけでもなく。人間の弱さと家族というものについて考えようと思ったら彼女の作品を読むのが手っ取り早いと思う。さてこの作品だが宮部ファンの間ではあまり人気がないそうな。しかしながら プロットといい ストーリーテリングの順序といい 伏線といいやはりこの女流作家 見事という他はない。昨今のミステリイ作家に多いのが純粋なミステリイとしての出来には必ずしも目新しさやうまさを感じさせないがミステリイの形式を借りて他のもっと重要なテーマをわかりやすくしかもお仕着せでなく伝えてくれる手法。彼女はそうした作家の中でも群を抜いていると思う。これだけの登場人物一人一人に人生がある。そしてそれらが複雑に絡み合い 伏線となる。それでいて矛盾もないし つきはなしもない かといって 甘やかせてもくれない。近年の評判は高くないようだが、少なくともこの作品には最大限の評価を惜しまない。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.45
(5pt)

つきはなされることも甘やかされることもない現実

直木賞受賞作宮部みゆきの作品にあるのは「やさしい現実」残念だけど登場人物のすべてがハッピーエンドを迎えるわけではない。真面目で一生懸命で必死に生きてきた人たちがそれがゆえに幸福をつかむこともない。アタマのよくない者 愛情に包まれずして育った者 要領の悪い者 臆病な者 彼らは宮部作品の中では当然のようにそのツケを負わされる。が それでいて重くないのはなぜなんだろう。おそらく 根底には「憎しみ」が存在しないからではなかろうかと思う。特に自己増殖するような憎悪はいくつも描かれているんだけど、それが許されるわけでもなくかといってまったく考慮してもらえないわけでもなく。人間の弱さと家族というものについて考えようと思ったら彼女の作品を読むのが手っ取り早いと思う。さてこの作品だが宮部ファンの間ではあまり人気がないそうな。しかしながら プロットといい ストーリーテリングの順序といい 伏線といいやはりこの女流作家 見事という他はない。昨今のミステリイ作家に多いのが純粋なミステリイとしての出来には必ずしも目新しさやうまさを感じさせないがミステリイの形式を借りて他のもっと重要なテーマをわかりやすくしかもお仕着せでなく伝えてくれる手法。彼女はそうした作家の中でも群を抜いていると思う。これだけの登場人物一人一人に人生がある。そしてそれらが複雑に絡み合い 伏線となる。それでいて矛盾もないし つきはなしもない かといって 甘やかせてもくれない。近年の評判は高くないようだが、少なくともこの作品には最大限の評価を惜しまない。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.44
(4pt)

多くの視点から、というところが面白い

高層マンションで起きた事件について、様々な人物のインタビューという形で綴った作品。それぞれの視点で語り、同じ事実でも人物によって全く違う意見となり、また、それぞれの人物の言葉によって別の側面が露になって行く様子が面白い。ただし、それ故に同じ場面を繰り返すことになるのは免れず、やや長大になり過ぎた感があるのも事実。それさえも楽しめる、という人には良いが、人にはよっては苦痛にしか感じないかもしれない。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.43
(4pt)

多くの視点から、というところが面白い

高層マンションで起きた事件について、様々な人物のインタビューという形で綴った作品。それぞれの視点で語り、同じ事実でも人物によって全く違う意見となり、また、それぞれの人物の言葉によって別の側面が露になって行く様子が面白い。ただし、それ故に同じ場面を繰り返すことになるのは免れず、やや長大になり過ぎた感があるのも事実。それさえも楽しめる、という人には良いが、人にはよっては苦痛にしか感じないかもしれない。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.42
(5pt)

宮部ファンはぜひ☆

読み始めたら止められないのが彼女の作品の特徴だと思っています。この本も読み始めたらとめることができずに、徹夜に近い形で読み込んでしまいました。ただの推理小説ではなく、多くの人物が自分を語る、インタビューされるという形で話は進み、そのバラバラなパズルのピースが最後に大きな絵をつくるといった感じを受けました。たっぷりと時間があるときに読むのがお勧め。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.41
(5pt)

宮部ファンはぜひ☆

読み始めたら止められないのが彼女の作品の特徴だと思っています。この本も読み始めたらとめることができずに、徹夜に近い形で読み込んでしまいました。ただの推理小説ではなく、多くの人物が自分を語る、インタビューされるという形で話は進み、そのバラバラなパズルのピースが最後に大きな絵をつくるといった感じを受けました。たっぷりと時間があるときに読むのがお勧め。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.40
(4pt)

タイトルに納得

 ミステリーにしては変なタイトルだと思いました。でも読み終わってから分かりました。ミステリーはふつう、犯人やトリックの意外性を楽しむものですが、本書では事件が起こった「理由」、それが作者のテーマなのです。殺人事件を扱っていますが、謎ときを楽しむ本ではないのですね。 ひとつの事件にいかに多くの人間がかかわっているか、それぞれの日常生活に突然降ってわいた「殺人事件」にどんな反応を見せるか、今まであまり取り上げられなかった部分を丁寧に描いてあって、一味違う楽しみ方ができます。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.39
(4pt)

タイトルに納得

 ミステリーにしては変なタイトルだと思いました。でも読み終わってから分かりました。ミステリーはふつう、犯人やトリックの意外性を楽しむものですが、本書では事件が起こった「理由」、それが作者のテーマなのです。殺人事件を扱っていますが、謎ときを楽しむ本ではないのですね。 ひとつの事件にいかに多くの人間がかかわっているか、それぞれの日常生活に突然降ってわいた「殺人事件」にどんな反応を見せるか、今まであまり取り上げられなかった部分を丁寧に描いてあって、一味違う楽しみ方ができます。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.38
(4pt)

おばさんが登場すると妙にリアル

~どの作品にも共通しているように感じますが、脇役におばさんが登場すると、虚構の世界でも説得力が増します。中年のおばさんを描くと、いきいきしていて不思議。後、うらぶれた旅館に置いてあるスリッパの描写とか。疲れた人(物)に、強い視線が注がれ興味深い作家です。この作品は、読み進む内にぐわっと引き込まれる、そんな作品です。読んどきましょう。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.37
(4pt)

おばさんが登場すると妙にリアル

~どの作品にも共通しているように感じますが、脇役におばさんが登場すると、虚構の世界でも説得力が増します。中年のおばさんを描くと、いきいきしていて不思議。後、うらぶれた旅館に置いてあるスリッパの描写とか。疲れた人(物)に、強い視線が注がれ興味深い作家です。この作品は、読み進む内にぐわっと引き込まれる、そんな作品です。読んどきましょう。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.36
(5pt)

家族というもの

インタビュー形式のルポライターを使うという手法は決して珍しいものではないのですが、この本では文章にどこか他人事を冷静に観察しているような雰囲気があって、いつもの宮部作品を期待する読者を良くも悪くも裏切ってくれます。ミステリーではありますが、「家族」というものを本を通じて考えさせてくれます。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.35
(5pt)

家族というもの

インタビュー形式のルポライターを使うという手法は決して珍しいものではないのですが、この本では文章にどこか他人事を冷静に観察しているような雰囲気があって、いつもの宮部作品を期待する読者を良くも悪くも裏切ってくれます。ミステリーではありますが、「家族」というものを本を通じて考えさせてくれます。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.34
(5pt)

宮部の腕前

読み始めたとき、今までとは全く違うタイプなので驚いた。しかし、読み進めるうちに、むしろ、これこそが宮部の、キャラクターのもつ人間性への描写にもっとも合ったアプローチではないかと感じた。このような手法で、ここまで描ける宮部の腕前に感心した。もはや、純文学作家と呼んでもいいところまできているのではないかとすら思った。名作である。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442
No.33
(5pt)

宮部の腕前

読み始めたとき、今までとは全く違うタイプなので驚いた。しかし、読み進めるうちに、むしろ、これこそが宮部の、キャラクターのもつ人間性への描写にもっとも合ったアプローチではないかと感じた。このような手法で、ここまで描ける宮部の腕前に感心した。もはや、純文学作家と呼んでもいいところまできているのではないかとすら思った。名作である。
理由 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 理由 (朝日文庫)より
4022642955
No.32
(4pt)

人々の絡み合い。

 「火車」のようなクライマックスがあまりないのがかなり予想と違っていたので唖然とした。 しかし、この作品のテーマは事件に関わる人々の輪郭を一つ一つ炙り出していくことであり、その点において圧巻である。事件は客観的に「点」であっても、当事者(そのレベルは様々だが)にとっては表情がはっきりとしていて、感情を帯びているということ。「点」のような存在感ではなくもっと重要な違う感触がある。それがじっくりと見えてくるのだ。 直木賞にふさわしい作品である。
理由 Amazon書評・レビュー: 理由より
4022572442