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万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉
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万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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松岡佳祐作品の中でも特に長いシリーズの万能鑑定士Q 僕自身、このシリーズは3冊目になった。シリーズが長いので止めておこうという自制がかかっていたからだ。しかしこの最終巻を読み終え初めから全てを読まなければいけなくなった。この長いシリーズの中で主人公たちはどう成長したのか知りたい。そう思えるくらいいい作品だった。またひとつ人に読ませたい作品が増えた。 | ||||
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これで終わってしまうのか、もっと続きが読みたい…と感じさせる一冊でした。 松岡作品がまた一つ終わってしまうのかと寂しい気持ちにさせられるけど、また新しいシリーズが始まるだろうと期待しています。 | ||||
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一度は通い合ったはずの凜田莉子と小笠原悠斗の二人の心。しかし,記者を辞め探偵になる事を決心した悠斗と莉子の距離は,互いの気持ちを確認できないまま離れてゆく。二人のことを気にかけていた周囲の協力と,ムンクの叫びにまつわる事件の謎を解き明かしていくうちに,二人は互いの考えを理解し,本当のパートナーへと成長していく。これまでの松岡圭祐シリーズを読んできた読者を裏切らない特別な一冊。 | ||||
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最終巻が出たということで、速攻で買って、速攻で読みました。 とても満足です。 千里眼、探偵、鑑定士と人気シリーズがどんどん終わっていきます。 次の松岡氏の新しいシリーズに期待しています。 趣味がマジックですので、マジシャンのシリーズもけっこう気に入っていたのですが。。。続きはなさそうですね。 | ||||
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松岡さんの人気シリーズの最終巻、ということで今まで登場した人物がたくさん出てきます。個人的には探偵業に慣れなくてあたふたしている小笠原君が好きです。 | ||||
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万能鑑定士シリーズを初めて読んだのが最終巻でした。超有名な絵画をベースに、犯人との知能戦を進めていくストーリー展開で、鑑定士とは?探偵とは何か?を問う作品です。莉子と悠斗のすれ違い、友人たちとの関係を巻き込みながら進み、ラストまで一気に楽しめました。他作品への伏線もあり、今後の著作へも期待しています。 | ||||
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ドラマ『探偵の探偵』がきっかけで、松岡作品を久しぶり(2007年の『蒼い瞳とニュアージュ』以来)に読み続けていますが、本作品もその流れで手にしました。今回取り上げられた題材がムンクの<叫び>というのは、人気シリーズの最終巻に相応しいと言えます。謎が謎を呼ぶ展開に、ページを捲る手が止まりませんでした。最後は、これ以上考えられないくらいのハッピー・エンドで締めくくられ、莉子と悠斗の未来に幸あれ、と思わず呟いてしまったほどです。いつも思うのですが、松岡作品は映像化に向いていますね。本作でも、読み進めながら映像が頭に浮かんでいました。“人の死なないミステリ”は『水鏡推理』に受け継がれるということですが、莉子と悠斗のこれからも読みたいです。松岡先生、ぜひ続篇を! | ||||
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松岡圭祐氏の人気シリーズの完結編。「探偵の鑑定」の話から、それぞれ別々の道を歩み始めたかに思えた二人(主人公の凜田莉子と小笠原悠斗)の関係の行方にも注目です。まあ、本を手にとって表紙を眺めればなんとなくわかります。また過去の万能鑑定士Qシリーズで登場したキャラクターが多く登場して、人気シリーズのファンにはたまらないことでしょう。私自身は「探偵の探偵」のヒロイン紗崎玲奈を追っかけてこの作品にたどり着いた口なので、Qシリーズの面白さは語れませんが、「恋人の」、「親子の」、「兄弟の」とさまざまな形の愛情が描かれ、さらには氏の作品のヒロインである紗崎玲奈、浅倉絢奈、水鏡瑞希と登場し、これぞエンターテイメントの極みといえる作品だと思います。 | ||||
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莉子が前作で万能鑑定士Qを閉店し、小笠原と離れたことで話としては一応完結していたと思いますが。今回は、またくっ付くためのハッピーエンドのお話でした。ふたりの子どもが最後に登場してくるのはやり過ぎ感がありました。その後のその後まで見せてくれて親切ではありますが、読者が一冊を読み終えてふたりのその後を想像させる機会を奪ってる気もします。 このシリーズは全て読みましたが莉子の真っ直ぐしたキャラクターがとても好きでした。莉子の成長の過程も、小笠原とのモヤモヤした感じも好きでした。 最終巻ということで寂しくもありながら、今後も文章のなかで生きるだろう彼女らの活躍を想像してひとりニヤニヤしてしまいました。 あと、終盤に出るこのセリフがとても好きです。 「心から尊敬できる彼女のように、人のため尽くせる存在でありたい。」 | ||||
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万能鑑定士Q最終巻ムンクの〈叫び〉!ついに莉子と悠斗の二人の恋の結末を目の当 たりにした。私がまず松岡圭祐シリーズを読み始めたきっかけは探偵の探偵を読み、 紗崎玲奈を知ったことが事の始まりでした。あっという間に紗崎玲奈のとりこになっ てしまい4冊を読み終えた後、ほかにシリーズはないのかと探していたところ万能鑑 定士Qシリーズを見つけたのがきっかけだ。 私は普段、家にテレビがないので両作品がドラマ化や映画化になっていることは知ら ずに読んでいました。個人的には紗崎玲奈より凜田莉子の方が好きになってしまった のだが、毎回読んでいて驚くのは莉子の知識の凄さだが読んでいて次も読みたいと思 わせる松岡さんも凄いと思う。万能鑑定士シリーズは全部で12巻あるがこちらもすべ て揃えてしまい、紗崎玲奈と凜田莉子の二人が始めて出会う。探偵の鑑定ももちろん 読破してしまった。 今回の最終巻はこの探偵の鑑定後の話の続きとなっている。 まだ万能鑑定士シリーズしか読んでいないもしくは探偵の探偵しか読んでいない方は 是非とも両作品を読んでからこの最終巻を読んでほしい!もちろん読まなくても充分 楽しめる作品なのだが、より二人を知ってから読んで頂いたほうがより楽しめるから だ! ちなみに探偵の鑑定を読んでいるとラテラルシンキングの申し子、浅倉絢奈と独特な 推理力の持ち主、水鏡瑞希も登場する。 現在はこの浅倉絢奈にも魅了されてしまい特等添乗員αの難事件に絶賛夢中だ!そし て万能鑑定士Qシリーズは完結してしまったがまだ推理劇は短編集と本編以外の楽し みが残っている!こちらも読む予定だ。まだ松岡圭祐作品を読んだことがない方は是 非こちらの作品を読んでみるべきだ!きっと続きが気になり全シリーズを読んでしま いたくなるだろう。 | ||||
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これまでの万能鑑定士Qの集大成であるが,なかなか洒落ている。この本の中には、いろいろな人の切なる〈叫び〉が組み込まれている。だから作者も〈叫び〉と言うように〈 〉を付けたのだろうと思う。部下が上司に対する〈叫び〉から始まり、悠人の莉子への〈叫び〉まであらゆる人の〈叫び〉が謎解きと共に、人間関係のあらゆる側面から語られている。本来なら数年前に予告された題材なのだが、作者が最終巻と銘打って出しただけのことはある。最後に、松岡先生の小説に出てきた色々な知識(例えば、「ん」で始まる言葉など)を辞典のようにまとめたものを、是非、出版して欲しいと〈叫び〉たい。 | ||||
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松岡圭祐の大人気作品《万能鑑定士Q》シリーズがついに完結。今回は誰もが知っている世界的名画ムンクの〈叫び〉がテーマになっている。 様々な出来事があった莉子は、万能鑑定士の看板を下ろし、彼女の原点であるチープグッツの店員として働いていた。そこに幻の懐中時計の鑑定を依頼してきた万能修復家の植村。莉子が鑑定したそれは本物と言わざるを得ないものであったが、実は天才贋作家コピアの作品であり、懐中時計でひと儲けしようとした植村を改心させた。しかし、莉子の知らないところで大事件が動いていた。ムンクの叫びが盗まれたうえに4つに破られていた。修復までのタイムリミットは120時間。クジラと名乗る犯人からの謎解きに警察やノルウェー大使館が必死に捜査するも手がかりすらつかめない。そんななか、莉子は持ち前の知識で3枚まで発見するが…。 これまでのシリーズでの登場人物の現在も知ることができ、気になる小笠原と莉子の関係にもひとつの答えが出ます。これで完結してしまうのが残念ですが、《人が死なないミステリ》のバトンは作中でもしっかりと他の作品に受け継がれています。 《人が死なないミステリ》と言う常識を覆した松岡圭祐の真骨頂。読み始めると、とにかく続きが気になって、一気に読んでしまう中だるみの無い作品です。 | ||||
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莉子の深い知識とひたむきさが大好きです。登場人物もみんな莉子に感化されていい人になっちゃうね! 前回はらしくない世界に踏み入って怖い思いをして、悠斗とも別れてしまってびっくりしたけど、 二人の成長のお話しでもありました。もう二人に会えないのは寂しい!松岡先生、二人をまた登場させてください。 | ||||
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謎解きより気になる莉子と悠斗のミステリー。 シリーズ完結ならではのオールスター登場でファンにとっては嬉しい作品です。 | ||||
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シリーズは違うが地続きと言っていい前作、「探偵の鑑定」で別離を選んだ小笠原くんと莉子さんのその後のお話です。 2人の関係に本当の決着がつくお話ですが、まさかこんなに早くお互いの関係を見つめ直す機会が来るとは思いませんでしたね。お互いもっと経験を積んでからこういう機会が来ると思ってましたから。 正直、サブタイトルの『ムンクの「叫び」』は完全にオマケです。もともとモナリザ程は謎めいた部分は多くない「叫び」ですが、その知名度を餌に別離を選んだ2人の関係と世間のお茶の間を引っ掻き回します。 引っ掻き回して揺れ動く2人の小学生のような心情を各シリーズの主人公、元ライバル、今カノ、果ては事件の黒幕までもがガッチリサポート。 ここまでお膳立てされたら2人の着地点は決まったも同然でしょう。ま、めでたしめでたしってことで。そして今までの莉子さんの役割は現最新作の主人公へとバトンが渡されます。 ただ、他の方も言っている通り、万能鑑定士Qのシリーズとしては面白くないです。ぶっちゃけ全編宝探しですし。絵画の謎や逸話に触れ、そこから解決の糸口を見つけ出す、という話では「ない」です。冒頭でも言いましたが、ムンクと事件は完全に莉子さんと小笠原くんの物語のオマケです。 でも、2人の関係に決着が付くので、前回のラストに納得できなかった人なら楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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「万能鑑定士Q」の最終巻。最後は、ムンクの叫びを巡る攻防。 4枚に裂かれた「叫び」の絵を時間内に探し出す、頭と足を使ってのスリリングなミッション。まさに「リアル宝探し」の世界だ。宝探しゲームにハマっている人であれば、存分に楽しめること請け合い。設問はちょっと難しすぎであるが・・・ 「探偵の鑑定」で変容した小笠原との関係も、最終巻ということで、ハッピーエンドを迎える。 凜田莉子にもう会えないかと思うと、寂しい気持ちで一杯だが、松岡の作風からして、おそらくこれからも、他の作品に顔を出してくれることと思う。それを期待して、再見Qちゃん。 | ||||
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前作、「探偵の鑑定Ⅱ」を読んだ後、思わず栞を握りしめて(心の中で)叫んでいた。「お~が~さ~わ~らぁ~!!!!!!!!!!!!!」 ただ、結論を出したのはヒロイン凛田莉子本人だった。出会いと別れが人を成長させていく。そして、その過程の上で、人は愛する人に巡り会っていく・・・。私はただヒロインの幸せを願った。そして最終章の今作、新たな出会いが有るのか? ドキドキしながら読み始めた。いつも通り、読み始めるとすぐにテンポよく一気に読めてしまう。さすが最終章、シリーズキャスト総出演(一部ご出演頂けていない方もいらっしゃいましたが・・・)ではないですか。「ムンクの叫び」に関するトリックも、「なるほど、あぁ、そこでこうきたか。」「これは、やっぱりこうでしょ。」等々難しい計算式なんかも出てきて「???」。「外気温予測法」なんかも出てきて懐かしい。そんな中、ひとつ残念だったのは、小笠原悠斗が周囲の流れに流されて(前からだが)幼馴染みの女性と交際していた(と周囲に認知されていた)事。その女性が「いい女」だから尚の事「あんたなぁ・・・」となってしまう。で、マイナス星1個。 | ||||
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あの「ムンクの〈叫び〉」が、四つに裂かれた!? 鑑定士の看板を下ろした莉子と、探偵業に転職した悠斗は、もどかしい心の距離をたもったまま、犯人に迫ります… さらに、因縁の宿敵、コピアとの対決も!? 万能鑑定士Qシリーズの全てを読んできた人には、過去の登場人物たちと再会できる、うれしい展開!! ぜひ、特等添乗員α&探偵の探偵&水鏡推理の三シリーズも読んでみて下さい!! 最終巻が、より たのしめますよ!! | ||||
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「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズが終わらないうちに「Qの推理劇」「Qの短編集」と続き(攻略本もあった!)、「特等添乗員αの難事件」シリーズが始まって、それも終わらないうちに出版社が変わり「探偵の探偵」「探偵の鑑定」「水鏡推理」と続いたので、いったいどうなっちゃってるの?と思っていました。 でもやっぱり松岡さん、前シリーズと現シリーズを見事にコラボさせて、ちゃんとつじつまが合う納得のいく結末へ導いてくれました。 お見事!!(詳細は他のレビューを参考にしてください) 2010年4月のQシリーズのスタートから読んでいる者にとって、今作「万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉」で、探偵になった小笠原悠斗?と、最初、理解できませんでした。でも読んでみて、鑑定依頼の品物をリヤカーに積んで莉子のもとを訪れた、あの週刊角川の記者のままではダメだったのだとわかりました。 さり気なく、でもしっかりと莉子をサポートするには、どんな立場なら違和感がないのか――ちゃんと考えられていた!! さすが松岡さんですね! 辛口のレビューもあるみたいですが、それを書いた人たちは『Qシリーズを全部読んでからおっしゃいな』と、私は言いたいです。 | ||||
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最初の巻を読んだときは、SF小説だと思っていました。巻が進むにつれてどんどん趣が変わって、読み応えのある推理ドラマになっていった様に思えます。それがついに終わってしまいました。本巻は、今までの楽しさがよみがえって、かつ推理ゲームが進められるという、やはり良くできていますねぇ。とにかく楽しめること請け合いです。詳しいことは書きませんが、今後の展開も期待してしまいつつ、しばらく待ちたいと思います。莉子さん ありがとう。これからもよろしく。 | ||||
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