アヒルと鴨のコインロッカー

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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:

3.86/5点 レビュー 383件。 B ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全612件 501〜520 26/31ページ
No.112
(4pt)

後味がちょっと悪い

これまで文庫になっている他の作品のように、後味スッキリとは行かない。
面白い小説ではあるけれども、終わりは悲劇である。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.111
(3pt)

因果応報は、本当か?

2年前の出来事と現在の出来事をカットバック形式で交互に語っていく。
本書の中で、因果応報(仏教用語で「善い行いをすれば、感謝などの善い行いで返り、悪い行いをすれば、懲罰などの報いで返る」という意味。)という考え方と現実とのギャップを痛感させられる。
非現実的な物語の中で、一部になんとなく現実的な内容がちりばめられているような作品である。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.110
(5pt)

最後までドキドキした

非常に面白かった。
ここ最近読んだ作品の中で、多分一番。
全く別のシーンから始まり、徐々に徐々に交錯していく過去と未来。
長い迷路に入って、ゴールに向かって歩く。そんな感じ。
今でも、そのゴールを抜けた後のあのドキドキ感を忘れられない。
絶対に誰も予想しないであろう事実に、私はとりあえず「だまされた!」と思った。
そして、事実の中の真実に、泣いた。
絶対に読んで損はしない。
きっと、彼らのストーリーに何も知らずに途中参加することになってしまった主人公と同じ気持ちになるはずだ。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.109
(5pt)

カテゴライズに困る本

ミステリーなんだろう。
ミステリーなんだと思う。
でも、印象に残るのは人物の心。
人物の心をこれだけ淡白な文章で表現できるのは凄い。
私の場合、人物の心を追って読んでいたので、結構読後はもやもやした。
人の幸せとか不幸ってのは、その人物にしか分からない事であって、
現実なんて、そんなもんで、そして自分は生きていて・・・・・・
そんな感じでもやもやした作品。読後は悪かった。もやもやしたし。
でも、印象に強く残る作品。
好き嫌いではなく、なんかよく分からないけど、凄いなって思う作品。
読後の印象が悪いのに星5つあげたくなる作品。
でもって、読後の印象はいまだにもやもやしてるんですけどね・・・
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.108
(5pt)

伊坂ワールド

小説の中だからこそ作れるミステリーという感じ。
現在と二年前のストーリーが交互に展開していって、
それまでの不思議な行動や、些細な会話も全部納得できて、
ストーリー的にもちょっと感動できるラスト。
伏線の張り方がさすがだなと思いました。
なんとも言えない後味を残すのがすごい。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.107
(5pt)

伊坂ファンになるのには十分な小説

現在と過去(2年前)が交互に描写されているのが大きな特徴。なぜ現在と過去の登場人物に違いがあるのか、ストーリーが進むにつれて次第に分かってくる。特にその瞬間は想像を裏切る結末だ。
動物虐殺という残虐なシーンもあるが、なぜか全体的に渇いていて、読んだ後はスッキリする。それだけ満足のいく小説ということだろう。いつも恋愛小説を読んでいる人も、たまにはこういったスパイスを効かせるのもいいかもしれない。
伊坂小説を読むのは初めてだが、この小説を読んで一発で伊坂ファンになった。そう思わせられるに十分な小説だと思う。今後にも期待したい。この渇いた感じが吉田修一に少し似ているのもあり、吉田ファンにもオススメできる小説家である。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.106
(3pt)

あるといったらある、ないといったらない、そんな作品

貫井徳郎の出世作と構成が似ている。一度そう思ってしまうと内容まで似ているように思えて残念。(実際はかなり違いますが)
しかしながら、広辞苑を強奪するという物語の動き出しは非常に読ませるものがあるし、
一人称視点の「僕」が、物語外の存在たりうるという不思議な感覚は、この小説が作り出した新しい世界観とも言えるだろう。
心地よく読み終える事ができた。
ところで「僕」の叔母の夫は饗野さんらしく、「陽気なギャングが〜」につながるのかーと思った。スピンオフですね。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.105
(5pt)

気付いてしまうと。

読んでいるうちに、妙な違和感を覚え、それに気付くと不安が先走りページを繰る手が早くなる。ああ、まさか。まさかまさかと読んでる内に不安が的中し、何かヤダ何かヤダと思いながら読み終え、後味が悪い。それでも完全な種明かしの後、もう一度、読み直したくなる小説。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.104
(5pt)

生まれ変わり・・・

過去と、現在が交互に語られていくのですが、
過去の事件「動物虐待」がとてもつらくて。。。
しかも、関係者がみんな死んでいく。
となると、すごく悲劇のようなのだけど、なんか乾いているのです。
で、読後感がすっきりしているのです。
琴美が、どうして、さっさと警察に駆け込まないのか、とてもいらいらして、
だからそうなっちゃうんだろって、つっこみたくて、苦しかったよ(笑
ブータンでは、蚊も蝿も殺さない。
死んだ、おじいさん、おばあさんの生まれ変わりかも知れないから・・・
そうかあ、生まれ変わりを肯定するという基礎があるから、
死がそんなにもつらくない世界が描けたのかも知れないです。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.103
(5pt)

生まれ変わりを肯定すれば・・・

過去と、現在が交互に語られていくのですが、
過去の事件「動物虐待」がとてもつらくて。。。
しかも、関係者がみんな死んでいく。
となると、すごく悲劇のようなのだけど、なんか乾いているのです。
で、読後感がすっきりしているのです。
琴美が、どうして、さっさと警察に駆け込まないのか、とてもいらいらして、
だからそうなっちゃうんだろって、つっこみたくて、苦しかったよ(笑
ブータンでは、蚊も蝿も殺さない。
死んだ、おじいさん、おばあさんの生まれ変わりかも知れないから・・・
そうかあ、生まれ変わりを肯定するという基礎があるから、
死がそんなにもつらくない世界が描けたのかも知れないです。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.102
(5pt)

ソウデスネ

これを読んだら格好よく生きたくなった。
受け売りだけど必死でやればそれでいいはずだ。
「それはどうかしら」って無表情で誰かに言われそうだけど、聞こえないふりをして
「ソウデスネ」って答えておこう。
「滅茶苦茶だな。」って誰かに笑われたら、
「世の中は滅茶苦茶。」って答えてみようか。
やれやれ、自分が飛び入り参加した気になっている。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.101
(4pt)

伊坂作品は今後も期待大

 第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
 という肩書きがこの作品にはついていますが、そういう肩書きを抜きに十二分に面白く、そして切ない物語です。この伊坂さんという方の作品は最初に読んだ『オーデュボンに祈りを』『ラッシュライフ』『重力ピエロ』『陽気なギャングが地球をまわす』も含めて、すべての作品が当たりだったので期待して読みましたが、その予想を裏切らない内容でした。 
 作品は、北陸のとある大学に入学する為に引っ越してきた狂言まわしの「僕」と、その引っ越し先の同じアパートの隣の部屋に住んでいる河崎と名乗る背の高いちょっと異色の人物が本屋に本を強盗しにいく現在編と、琴美という女性と河崎、ダルジという琴美の恋人のブータン人とがとある事件に巻き込まれる二年前の過去編が交互に進行して行きます。
 まるで違う二つの話が、現代と過去がどう繋がっているのだろうと読者に推理させながらすすんでいくのですが、これがまた上手いし、いくつものトリックが叙述の中に仕掛けられていてミステリ好きの人でもまいったと心地よくだまされると思います。のどかで平和に見える現在の裏の二年前の過去はどうだったのか、二年前の事件と現在編の間でいなくなった人物はどうなったのか、暗示の通りの結末だったのか。一気に読ませます。 
 彼の作品は、登場人物がとてもユニークなのが特徴ですが、今回も主人公はともかくとして、つかみどころのない二枚目で女たらしの河崎、行動力が抜群で動物好きの琴美、そしてブータンから留学してきているドルジ、そして幾人かの脇役たちが皆とても個性的でキャラクターが創り込まれています。彼らの台詞の一つ一つもよく考えられていて、二回目を読もうという気にさせてくれます。これは、ミステリ小説でありながら、トリックやミステリ部分だけでなく、キャラクターたちが非常に魅力的だからのことでしょう。
 是非手にとって読んで欲しいなと思います。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.100
(4pt)

伊坂ワールドに取り込まれつつある自分を感じ取った

現在と2年前が、別の登場人物の視点で描かれている。
相変わらず洒脱な文体とウィットに富んだ会話が軽快なリズムを刻む。
二つの物語が邂逅する瞬間にすべてが氷解する。
とびきりのミステリーともいえるし、青春小説ともいえる
伊坂独特の少し影がある感じの物語だ。
個人的には、「陽気なギャング・・・」の響野の妻(だよね?)祥子が脇役(直接は登場しないが。。。)として登場させるあたり、伊坂ワールドに取り込まれつつある自分を感じ取った。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.99
(3pt)

うーん・・・

大体この手の小説は、「徹底的な取材に基づく緻密な構成」もしくは「多少無理矢理な展開でも、それを忘れさせる『熱いテーマ』」が必要だと思うのですが、残念ながらどちらも感じることはできませんでした。中盤からグイグイと引き寄せる内容ではあったけれど、終局が近づくにつれ、「なんだかなぁ」と脱力感に襲われました。作者が何らかの制約の下で、急いで作り上げたような印象です。 
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.98
(4pt)

タイトル以上に深い…

 現在と2年前とを描き進めながら、最後に一つのインパクトを持ってくるとゆう作風ですが
前半までは以外と退屈ささえ感じた。  とはいえ、終盤に向かいにつれ様々な疑問が
明かされていき、思いもよらない結末も用意されているので読んでみて損はないと思います。
 全体的に今の世の中を写しているような感じがあり、所々にシビアな部分も含まれていますが、作者の訴えのようなものが密かに反映されているような気がした。
 タイトルは可愛らしい感じですけど…
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.97
(5pt)

気持ち悪いところあり。恐いところあり。面白かった。

タイトルに書くと恐い本って感じだが。。
物語の途中に出てくる動物の描写が気持ち悪いと思っただけで、
気持ちの悪い小説ではない。
少しずつああなるんではないかと思い、実際そうだったときに恐いと思っただけで、
恐い小説ではない。
面白かった。
それがこの本の感想です。
きっとこうなるんだろうとは思ったが、まさかああだったとは。
予想は当たっていたけど、期待はいい意味で裏切られた。
こんなところでどんでん返しが。
驚いた。
現在と過去の話が交互に進むのだが、
いろんなところで繋がりが見えてくる。
ただ私が残念なのは河崎だ。
まだ彼を見たかったけど。。
人は生まれ変われる。
爽やかな話だと思う。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.96
(4pt)

仕事帰りに口ずさみたくなりました。

映画も観てきましたよ。
ミステリーというよりはヒューマンドラマ?って感じ?
正義感みなぎる女の子、外国人留学生、女好きの男に、主人公の冴えない男子、ぶっきら棒な女。
「動物虐待」「エイズ」と重いキーワード、、、っと!
ここまで書くと今回の伊坂作品非常にわかりやすいです。
正義感=動物虐待みたいになるのですが、今、自分であらすじ書いてない?って気がしますのでほどほどに。
でも
最後に「信仰」と「神様」!いつも伊坂作品には「あんた今、心臓がキュンとなったで。」
って誰かに言われてます。
この時期、汗だくでシャツが張り付いていても、
夕暮れの風に気持ち良さを感じてほしい。
たまには、これぐらい解りやすい本もあっていいかと。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.95
(4pt)

引き込まれました

タイトルにひかれて読みたいと思いました。登場人物/ストーリー展開/感情描写と飽きさせない力を持った作品で、すごい!と思いました。
反面「ああしてやろう、こうしてやろう」って、考えながら書いているであろう人の顔がチラつく作品です。きっと器用で頭がよすぎる人なんじゃないかなと思います。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.94
(4pt)

後半であっと驚く仕掛があります。私は見事に引っかかりました。

書店を襲撃して「広辞苑」を盗むという突拍子もない筋書き。間違えて盗んだのが「広辞林」というギャグ。などなど全てが複線でひとつにまとまるやっぱり楽しめる伊坂作品でした。二年前と現在を交互に進行させていく構成もある大きなサプライズのためだけでなく効果的でした。「オーデュボン」に比べて、内容的にあまり後味のいい作品とは思わなかったので星4つにしました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.93
(5pt)

読み始めると止まらなくなる

過去と現在の2つの話が見事につながって1つの物語になっていく様子はさすが伊坂幸太郎としか言わざる得ません。ラストは涙が止まりませんでした。あと河崎が格好良すぎる
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017