波打ち際の蛍

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

波打ち際の蛍の評価:

3.82/5点 レビュー 17件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 1〜20 1/2ページ
No.34
(5pt)

新品?

今回も新品?と思える品をありがとうございました。また利用させていただきます。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.33
(5pt)

新品?

今回も新品?と思える品をありがとうございました。また利用させていただきます。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.32
(3pt)

自分を諦めないでいてくれる人。

過去に恋人からのDVに傷つけられた麻由は、同じ相談室に通う蛍と出会い、やがて恋をする。
触れたいという恋情と、触れられたくないという拒絶。心と身体がそれぞれ別の生き物みたいに違う意志を持って動いている様子が、痛くて苦しくて、無意識に息を止めていた。

心にある古傷を隠して生きている人は世の中にたくさんいる。
ページをめくるごとに、少しずつ自己肯定をして傷の上に塗り重ねてきたものを一枚一枚剥がされていくような感覚になった。「だめな自分」に戻されてしまう、と心が怯える。前半部分の麻由の言動を客観視することは、傷を抱えて生きている人にはほとんど自傷行為のようなものだと思う。ひたすら自分の弱さと向き合わなければならない。だんだんと、自分と麻由の境界線が曖昧になっていく。

この本を読んで改めて感じたのは、どれだけ自分がボロボロで醜い姿になったとしても、自分を諦めないでいてくれるたったひとりがどれだけ心強いかということ。どん底から引っ張り上げてくれたさとる君や、逃げても呆れず向き合ってくれた蛍のように。逆にそういう人がひとりもいなければ、人は簡単に死を選んでしまうのかもしれない。他者の中にいる「大切にされている自分」を知ることで、人は強くなるのだと思った。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.31
(3pt)

自分を諦めないでいてくれる人。

過去に恋人からのDVに傷つけられた麻由は、同じ相談室に通う蛍と出会い、やがて恋をする。
触れたいという恋情と、触れられたくないという拒絶。心と身体がそれぞれ別の生き物みたいに違う意志を持って動いている様子が、痛くて苦しくて、無意識に息を止めていた。

心にある古傷を隠して生きている人は世の中にたくさんいる。
ページをめくるごとに、少しずつ自己肯定をして傷の上に塗り重ねてきたものを一枚一枚剥がされていくような感覚になった。「だめな自分」に戻されてしまう、と心が怯える。前半部分の麻由の言動を客観視することは、傷を抱えて生きている人にはほとんど自傷行為のようなものだと思う。ひたすら自分の弱さと向き合わなければならない。だんだんと、自分と麻由の境界線が曖昧になっていく。

この本を読んで改めて感じたのは、どれだけ自分がボロボロで醜い姿になったとしても、自分を諦めないでいてくれるたったひとりがどれだけ心強いかということ。どん底から引っ張り上げてくれたさとる君や、逃げても呆れず向き合ってくれた蛍のように。逆にそういう人がひとりもいなければ、人は簡単に死を選んでしまうのかもしれない。他者の中にいる「大切にされている自分」を知ることで、人は強くなるのだと思った。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.30
(2pt)

気持ちはわかるが・・・

作者の別冊を読み購入。
この本は読み進めるは良かったが・・・
最後が自分的にはイマイチしっくりこなかった・・・
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.29
(2pt)

気持ちはわかるが・・・

作者の別冊を読み購入。
この本は読み進めるは良かったが・・・
最後が自分的にはイマイチしっくりこなかった・・・
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.28
(3pt)

静の中の動を感じる

本を読んで、心をシンと静める、という、本来の自分の読書のスタンスを思い出す作品だった。
積ん読だらけの本の中で、久しぶりに一気に読み終えた。 それはハラハラドキドキとか、ワクワク感とは当然違っていて、何だろう、こう、自分自身が生き急いでる感だったりもして。 とても繊細な文章を描くひとだなあと。
題材や内容ももちろん繊細なものなのだけど、そう感じさせるのはだからじゃなくて、島本さんの文章自体がとても繊細だからだ。
神社のお祭りのシーン、食べ物を手に歩く人々の描写が素晴らし過ぎてハッとした。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.27
(3pt)

静の中の動を感じる

本を読んで、心をシンと静める、という、本来の自分の読書のスタンスを思い出す作品だった。
積ん読だらけの本の中で、久しぶりに一気に読み終えた。 それはハラハラドキドキとか、ワクワク感とは当然違っていて、何だろう、こう、自分自身が生き急いでる感だったりもして。 とても繊細な文章を描くひとだなあと。
題材や内容ももちろん繊細なものなのだけど、そう感じさせるのはだからじゃなくて、島本さんの文章自体がとても繊細だからだ。
神社のお祭りのシーン、食べ物を手に歩く人々の描写が素晴らし過ぎてハッとした。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.26
(5pt)

とても良かったと思います

とても良い作品でした
考えさせられる場面も多く
久しぶりにハッピーエンドで終わって欲しいと願った作品。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.25
(5pt)

とても良かったと思います

とても良い作品でした
考えさせられる場面も多く
久しぶりにハッピーエンドで終わって欲しいと願った作品。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.24
(5pt)

人との出会いを感じさせる作品でした。

「波打ち際の蛍」 海ボタルがイメージなのでしょうか。暗闇の中の優しい道しるべに感じます。
私は 親のDVを見て育ち 年老いてからもフラッシュバックで悩まされる母の世話と亡くなる1年前から母とは別居(入院や介護施設)になった父を看取りました。 当時は女性が一人では生きにくい時代だったと思います。
今は形は違えど NPOや医療、国の支援があり 「さとる君」や「蛍」の存在にイメージされる様に 一歩踏み出せる機会もあります。
暴力に身を任せず、諦めないで欲しい。 「ナラタージュ」もそうですが、島本作品は女性に自分の考えや行動に意志と自由さがあるのが好きです。 好きな男性に愛す事も 愛されることへの自身の気持ちを表現できる 自由と強さがいつも印象に残ります。
作品を読み終えた後には 大人に成長した娘や息子達にも 不器用でも良いので島本作品の様に互いを思い合える恋愛を経験して欲しいと感じます。食事のシーンはいつも目の前で 一緒に食べているかの 表現力で楽しみにしています。細やかな日常生活を明るい視点で見直させてくれるのも島本作品の楽しみですね。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.23
(5pt)

人との出会いを感じさせる作品でした。

「波打ち際の蛍」 海ボタルがイメージなのでしょうか。暗闇の中の優しい道しるべに感じます。
私は 親のDVを見て育ち 年老いてからもフラッシュバックで悩まされる母の世話と亡くなる1年前から母とは別居(入院や介護施設)になった父を看取りました。 当時は女性が一人では生きにくい時代だったと思います。
今は形は違えど NPOや医療、国の支援があり 「さとる君」や「蛍」の存在にイメージされる様に 一歩踏み出せる機会もあります。
暴力に身を任せず、諦めないで欲しい。 「ナラタージュ」もそうですが、島本作品は女性に自分の考えや行動に意志と自由さがあるのが好きです。 好きな男性に愛す事も 愛されることへの自身の気持ちを表現できる 自由と強さがいつも印象に残ります。
作品を読み終えた後には 大人に成長した娘や息子達にも 不器用でも良いので島本作品の様に互いを思い合える恋愛を経験して欲しいと感じます。食事のシーンはいつも目の前で 一緒に食べているかの 表現力で楽しみにしています。細やかな日常生活を明るい視点で見直させてくれるのも島本作品の楽しみですね。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.22
(5pt)

よい

ブックオフで探すのが面倒で、受け取りに署名が必要なく郵便受けに入れてくださる、という点で大変満足です。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.21
(5pt)

よい

ブックオフで探すのが面倒で、受け取りに署名が必要なく郵便受けに入れてくださる、という点で大変満足です。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.20
(4pt)

痛くて、もどかしい

初めて島本理生さんの本を読んだのは「ナラタージュ」で、あのときの衝撃は忘れられません。今回、2冊目の島本さんの本になります。

以前の恋人から暴力を受けたことで、男性とうまく付き合えなくなってしまったヒロイン。彼女がある日出会った男性。近づきたいのに近づけないという、もどかしさと苦しさを、島本さん流の切なすぎる文章が綴っていきます。
「ナラタージュ」のときは、冒頭から結末が分かっていましたが、こちらの作品は、惹かれあった彼女と彼が、どこに行きつくのか、まったく分からないままに進んでいくので、とにかく目が離せませんでした。そして、結局、彼らはどこに行き着いたのでしょうか。
結末だけが少し残念に思います。

私は個人的に、ヒロインのいとこである、さとる君がお気に入りです。
どなたかもおっしゃっていますが、さとる君の存在感が大きくて、蛍の存在が際立っていないように感じました。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.19
(4pt)

痛くて、もどかしい

初めて島本理生さんの本を読んだのは「ナラタージュ」で、あのときの衝撃は忘れられません。今回、2冊目の島本さんの本になります。

以前の恋人から暴力を受けたことで、男性とうまく付き合えなくなってしまったヒロイン。彼女がある日出会った男性。近づきたいのに近づけないという、もどかしさと苦しさを、島本さん流の切なすぎる文章が綴っていきます。
「ナラタージュ」のときは、冒頭から結末が分かっていましたが、こちらの作品は、惹かれあった彼女と彼が、どこに行きつくのか、まったく分からないままに進んでいくので、とにかく目が離せませんでした。そして、結局、彼らはどこに行き着いたのでしょうか。
結末だけが少し残念に思います。

私は個人的に、ヒロインのいとこである、さとる君がお気に入りです。
どなたかもおっしゃっていますが、さとる君の存在感が大きくて、蛍の存在が際立っていないように感じました。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.18
(2pt)

文庫なら買っても良い

島本理生さんの本は出るたびに惰性で買い続けている。
次こそは傑作かもしれないという期待をしているのだが、結局期待外れ。
当初の鮮烈さはどこへやら、一切小説家としての成長が感じられない。
いつまで中学生みたいな内容を書き続けるのかと思ってしまう。
いつも似たような内容で似たような結末。
芥川賞をいつまでも取れない理由がよく分かる。本作も文庫ならお金を無駄にしたような気持ちにならないと思う。
単行本を買う必要のない作家であるが、そろでも出し続けている点はすごいとは思う。
文章もいつまでも稚拙なのが気になる。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.17
(2pt)

文庫なら買っても良い

島本理生さんの本は出るたびに惰性で買い続けている。
次こそは傑作かもしれないという期待をしているのだが、結局期待外れ。
当初の鮮烈さはどこへやら、一切小説家としての成長が感じられない。
いつまで中学生みたいな内容を書き続けるのかと思ってしまう。
いつも似たような内容で似たような結末。
芥川賞をいつまでも取れない理由がよく分かる。本作も文庫ならお金を無駄にしたような気持ちにならないと思う。
単行本を買う必要のない作家であるが、そろでも出し続けている点はすごいとは思う。
文章もいつまでも稚拙なのが気になる。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X
No.16
(5pt)

迫りくる波と過去

島本理生さんの作品に多い「過去にトラウマを抱える女性」像。
今回もDVによって感情が破綻した女性と丁寧な優しさを持った蛍との恋愛でした。

ナラタージュなどに比べるとさらりと読める作品でしたが、
中に秘められたメッセージの重さによって一筋縄ではいかないさくひんです。

島本さんの描写本当に好きなんです!
もどかしいくらいに距離を取りたがる女の子と、それでも尚近付いていきたいという蛍が健気で痛々しくて、いつまでも胸に残ります。
ただ蛍の過去は少し「あれ?」という部分がなかったとは言えなくて・・・
でもこれくらいのほうが重くなり過ぎないで良い、ってことなのでしょうか?

DVの描写がリアルで、そこは注意です。
女性は少し読む時に気を付けても良いくらいリアルです。

でもラストは島本ワールドで、夜空を見上げた時のような迫りくる鮮やかな描写に爽快感と苦しさを抱きます。
波打ち際の蛍 Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍より
4048738739
No.15
(5pt)

迫りくる波と過去

島本理生さんの作品に多い「過去にトラウマを抱える女性」像。
今回もDVによって感情が破綻した女性と丁寧な優しさを持った蛍との恋愛でした。

ナラタージュなどに比べるとさらりと読める作品でしたが、
中に秘められたメッセージの重さによって一筋縄ではいかないさくひんです。

島本さんの描写本当に好きなんです!
もどかしいくらいに距離を取りたがる女の子と、それでも尚近付いていきたいという蛍が健気で痛々しくて、いつまでも胸に残ります。
ただ蛍の過去は少し「あれ?」という部分がなかったとは言えなくて・・・
でもこれくらいのほうが重くなり過ぎないで良い、ってことなのでしょうか?

DVの描写がリアルで、そこは注意です。
女性は少し読む時に気を付けても良いくらいリアルです。

でもラストは島本ワールドで、夜空を見上げた時のような迫りくる鮮やかな描写に爽快感と苦しさを抱きます。
波打ち際の蛍 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 波打ち際の蛍 (角川文庫)より
404100389X