初恋は坂道の先へ
評判
初恋は坂道の先への評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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初恋は坂道の先への評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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彼女が消えた。一冊の本とともに。
こんな書き出しで始まる、俺(芹澤)の一人称パートと
「未来坂」をのぼるあたし(しなこ)の一人称パートがそれぞれの章立てになって交互に語られます。
俺の彼女「品子」と「しなこ」は同一人物なのか、彼女に届いた本はだれが何のために贈ったのか、、、
そんなミステリ仕立てなお話です。
正直、帯に書かれている「後半の仕掛けにうなること間違いなし!」という煽り文句は重すぎます。
カットバック形式のためリーダビリティはありますが、ミステリとして期待しすぎると肩すかしに感じるかもしれません。
品子との出会いのエピソードは読めば一瞬でわかりそうなことを、主人公の記憶に残っていないという事実だけで
ずいぶん引っ張った感じがしました。
ミステリととらえるよりは、本をテーマにした、純粋な青春小説(ミステリ風味)として読んだ方が最後まで楽しめるでしょう。
俺の、家族との会話。しなこの過去の真相など、本筋と直接関係ない部分での表現や会話がなかなかに味わい深く
惹きこまれました。読後感もよく、すがすがしい後味です。