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虹の巣の評価:
5.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.00pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
一気に読んでしまったが、また読み返したくなる深い作品!
幸せな家族にも秘密がある
なぜタイトルが「虹の家」ではなく、「虹の巣」なのか?
家族という単位や建物を連想させる「家」ではなく、鳥や虫がひなや幼虫を育てる棲み家のような、もっと根源的な、命を育む「巣」なのか?
献身的に尽くす働き蜂に支えられた、女王蜂が中心の蜂の巣のような関係性を象徴しているのか?
そんなことを考えながら、もう一度読み返したくなる作品だ。
物語に登場する人々は、女も男も、老いも若きも、それぞれに秘密と弱さをかかえている。
それでも、ひと度大切な人を守らなくてはいけなくなると、どこにそんな強さがあったのかと思えるほどのたくましさを表す。
梅干しや干物に象徴されるように、地味であっても作り手が食べ物に込めた愛情や思いが世代を超えて伝わり、健全に「食べる」ことが、「生きる」上のたくましさを育むものなのかもしれない。
それにしても、佳恵さんの運命は過酷すぎる…。名前の漢字に、十字架をふたつ背負っているのも偶然か?母親との関係が修復されることを願ってやまない。