日の名残り

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評判

日の名残りの評価:

4.45/5点 レビュー 402件。 A ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全911件 61〜80 4/46ページ
No.851
(4pt)

文字による情景の描写

老執事の独り言が、延々と続くだけの話なのに最後まで読んでしまいました。情景が目の前に浮かんでくるような描写力は、映画のシーンを見るようです。まだ「クララとお日様」と2作しか読んでませんが、この作家ならどのようなつまらない日常を切り取っても最後まで読ませてくれると思います。今度は、もう少し、エキサイティングな「私を離さないで」を読んでみようと思います。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.850
(4pt)

文字による情景の描写

老執事の独り言が、延々と続くだけの話なのに最後まで読んでしまいました。情景が目の前に浮かんでくるような描写力は、映画のシーンを見るようです。まだ「クララとお日様」と2作しか読んでませんが、この作家ならどのようなつまらない日常を切り取っても最後まで読ませてくれると思います。今度は、もう少し、エキサイティングな「私を離さないで」を読んでみようと思います。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.849
(4pt)

文字による情景の描写

老執事の独り言が、延々と続くだけの話なのに最後まで読んでしまいました。情景が目の前に浮かんでくるような描写力は、映画のシーンを見るようです。まだ「クララとお日様」と2作しか読んでませんが、この作家ならどのようなつまらない日常を切り取っても最後まで読ませてくれると思います。今度は、もう少し、エキサイティングな「私を離さないで」を読んでみようと思います。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.848
(5pt)

「三日目ー夜」のメタファー

哀愁漂うこの作品。
とても余韻が残る味わい深い作品でした。
その中でも個人的に感情を
打ちのめされてしまった部分を
覚書としてしたためたいと思います。
本書の文章にも触れますので
内容を知りたくない方はご注意お願いします。

自分が打ちのめされてしまった部分は、
文庫本226ページから228ページにかけて主人公がガス欠に見舞われてしまった場面です。
この場面の描写はスティーブスンの過去・現在・未来の人生を表してるのではないかと思えてなりませんでした。

以下、長くなるので部分的に引用していきたいと思います。

"いずれにせよ、十五分ほどドライブしているうちに、私は荒涼とした湿地帯に出ました。
右も左も一面の沼地のように見え、前方にはもやが広がっていました。
納屋や農家らしきものが浮かび上がってきましたが、それ以外には、人の住んでいる気配というものがまったく感じられませんでした"

これはスティーブスンの現在の心理状態を表してるのではないのか?
沼地やもやと行き先も限られ先も見通せてない状態のように思われます。
また、人の気配がないというのは現在の彼の状況を仄めかしてるのではないか?

"私はここでUターンし、先ほど通り過ぎた記憶がある曲がり角を捜して、道路をしばらくもどったと存じます。曲がり角は確かにあり、私はそこを曲がりましたが、その新しい道も先ほどの道とたいして変わらず、むしろいっそう寂しい感じすらいたしました"

ここでは、今さら戻ってみても、もはや手遅れということを仄めかし、新しい道を選んだとしても結果はあまり変わらず、さらにどこか滑稽じみた哀愁も感じられずにはいられません。

"両側の生け垣にはさまれ、まるでもう夜になったような暗さの中をしばらく走っていきますと道路が急な上りになりました"

「生け垣」というのは
個人的には彼の信念「紳士としての品格」を手にするために、
彼が作り上げだものの道筋の暗喩ではないのかと思いました。
その作り上げだ信念が邪魔をして、
周りの風景を見ることができないのではないのか。
「急な上り」は品格ある紳士としての道のりを表してると思いました。

"フォードはさらに数ヤード丘を上りつづけ、そして止まりました。辺りの様子を見に車から降りてみますと、夕焼けの明るさはあと数分しかもちそうにありません"

フォードは彼自身を表してると思います。
イギリスの高級車といえばロールスロイスが有名ですが、
イギリス車ではなく、アメリカの車フォードであるのも、
彼が今はアメリカに雇われの身であることを示してるのと思います。
そして、ガソリン、彼の心のエネルギーは坂の途中で力尽きます。

"私が立っておりましたのは、立ち木や生け垣で囲まれた急な上り坂の途中でした"

"丘のさらに上のほうでは生け垣がとぎれ、かんぬきで閉じた広い門が、背景の夕空にくっきりと浮かび上がっています。私はその門のほうへ道を上りはじめました。あの門から周囲を見渡せば、位置感覚もとりもどせるでしょうし、もし近くに農家でも見つかれば、そこですぐに助けが得られるという期待もあったのだと存じます"

夕焼けを背景にした広い門は、「品格のある紳士」のゴールの象徴だと思います。
頂上では生け垣が途切れておりますので、
頂上に立てば自分に課したを"生け垣"を下ろせるのではないのか、
そしてそこでやっと助けを求めることができるという彼の無意識の現れではないでしょうか?

"ですから、その門の脇に立ったとき、私の目に飛び込んできた光景には、少なからずがっかりさせられたことを告白せねばなりません。門の向こう側には、草地が急傾斜でくだっておりました"

ですが、残念ながら頂上は彼が期待していたほどのものではありませんでした。
彼は「執事としての品格」を手に入れたんだと思います。
ですが、それは蓋を開けてみれば大したものではなかったと彼の人生を否定してるとも思われない残酷な描写に感じられました。

"もやがしだいに濃くなってくるなか、あの寂しい丘の上に立って、門越しに遠くの村のあかりをながめているのは、決して楽しい気分のものではありませんでした"

これは彼が仕事を得た栄光と日常にあるしあわせとを比較してるように思われます。
そして、それは決して楽しい気分ではなかったと。

"このままフォードへ引き返し、誰かが車で通りかかるまで、中で待っているのが最善ではないか・・・"

"それに呼び止めるもなにも、先ほどフォードを降りてから、ここを通りすぎた車は一台もありません。いえ、考えてみれば、タビストックを出てからは車を一台も見た覚えがないのです"

先程フォードは執事としての彼自身を表してるのではないかと述べましたが、
「執事としての品格」を手に入れるために坂を上り続けているのはもはや彼しかいないということではないでしょうか?
昔は多くの同業者と切磋琢磨してた栄光の時代は過ぎ去り、孤独に邁進する彼の孤独さと執事という文化が無くなりつつあるという描写に思えます。

以上があくまで自分の解釈になります。
皆様がこの書籍を楽しむ一つの一助になってくれれば幸いです。

とても長くなってしまいましたが、
これらの部分をそう解釈して読んだとき
感情が一気に揺り動かされ、
とても強い哀愁が6時間くらい心にのしかかってきました。
丁寧な文章でこんなにも感情を突き動かされることにとても驚嘆します。
自分は「わたしを離さないで」も読んではいたのですが上手く感情移入ができず、
ノーベル賞委員会が選んだ理由として「感情を揺り動かす」があったのですが、
この作品でそれを体験することができてとても良かったです。

最後になりますが、スティーブスンが最後ジョークを覚えようという描写は見てて心が痛くなってしまいました。
品位あるイギリスがアメリカに対しておどけた道化になってしまうという
時代の流れとは言え、誇りや品位を保っていてほしいという自分の願いがありました。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.847
(5pt)

「三日目ー夜」のメタファー

哀愁漂うこの作品。
とても余韻が残る味わい深い作品でした。
その中でも個人的に感情を
打ちのめされてしまった部分を
覚書としてしたためたいと思います。
本書の文章にも触れますので
内容を知りたくない方はご注意お願いします。

自分が打ちのめされてしまった部分は、
文庫本226ページから228ページにかけて主人公がガス欠に見舞われてしまった場面です。
この場面の描写はスティーブスンの過去・現在・未来の人生を表してるのではないかと思えてなりませんでした。

以下、長くなるので部分的に引用していきたいと思います。

"いずれにせよ、十五分ほどドライブしているうちに、私は荒涼とした湿地帯に出ました。
右も左も一面の沼地のように見え、前方にはもやが広がっていました。
納屋や農家らしきものが浮かび上がってきましたが、それ以外には、人の住んでいる気配というものがまったく感じられませんでした"

これはスティーブスンの現在の心理状態を表してるのではないのか?
沼地やもやと行き先も限られ先も見通せてない状態のように思われます。
また、人の気配がないというのは現在の彼の状況を仄めかしてるのではないか?

"私はここでUターンし、先ほど通り過ぎた記憶がある曲がり角を捜して、道路をしばらくもどったと存じます。曲がり角は確かにあり、私はそこを曲がりましたが、その新しい道も先ほどの道とたいして変わらず、むしろいっそう寂しい感じすらいたしました"

ここでは、今さら戻ってみても、もはや手遅れということを仄めかし、新しい道を選んだとしても結果はあまり変わらず、さらにどこか滑稽じみた哀愁も感じられずにはいられません。

"両側の生け垣にはさまれ、まるでもう夜になったような暗さの中をしばらく走っていきますと道路が急な上りになりました"

「生け垣」というのは
個人的には彼の信念「紳士としての品格」を手にするために、
彼が作り上げだものの道筋の暗喩ではないのかと思いました。
その作り上げだ信念が邪魔をして、
周りの風景を見ることができないのではないのか。
「急な上り」は品格ある紳士としての道のりを表してると思いました。

"フォードはさらに数ヤード丘を上りつづけ、そして止まりました。辺りの様子を見に車から降りてみますと、夕焼けの明るさはあと数分しかもちそうにありません"

フォードは彼自身を表してると思います。
イギリスの高級車といえばロールスロイスが有名ですが、
イギリス車ではなく、アメリカの車フォードであるのも、
彼が今はアメリカに雇われの身であることを示してるのと思います。
そして、ガソリン、彼の心のエネルギーは坂の途中で力尽きます。

"私が立っておりましたのは、立ち木や生け垣で囲まれた急な上り坂の途中でした"

"丘のさらに上のほうでは生け垣がとぎれ、かんぬきで閉じた広い門が、背景の夕空にくっきりと浮かび上がっています。私はその門のほうへ道を上りはじめました。あの門から周囲を見渡せば、位置感覚もとりもどせるでしょうし、もし近くに農家でも見つかれば、そこですぐに助けが得られるという期待もあったのだと存じます"

夕焼けを背景にした広い門は、「品格のある紳士」のゴールの象徴だと思います。
頂上では生け垣が途切れておりますので、
頂上に立てば自分に課したを"生け垣"を下ろせるのではないのか、
そしてそこでやっと助けを求めることができるという彼の無意識の現れではないでしょうか?

"ですから、その門の脇に立ったとき、私の目に飛び込んできた光景には、少なからずがっかりさせられたことを告白せねばなりません。門の向こう側には、草地が急傾斜でくだっておりました"

ですが、残念ながら頂上は彼が期待していたほどのものではありませんでした。
彼は「執事としての品格」を手に入れたんだと思います。
ですが、それは蓋を開けてみれば大したものではなかったと彼の人生を否定してるとも思われない残酷な描写に感じられました。

"もやがしだいに濃くなってくるなか、あの寂しい丘の上に立って、門越しに遠くの村のあかりをながめているのは、決して楽しい気分のものではありませんでした"

これは彼が仕事を得た栄光と日常にあるしあわせとを比較してるように思われます。
そして、それは決して楽しい気分ではなかったと。

"このままフォードへ引き返し、誰かが車で通りかかるまで、中で待っているのが最善ではないか・・・"

"それに呼び止めるもなにも、先ほどフォードを降りてから、ここを通りすぎた車は一台もありません。いえ、考えてみれば、タビストックを出てからは車を一台も見た覚えがないのです"

先程フォードは執事としての彼自身を表してるのではないかと述べましたが、
「執事としての品格」を手に入れるために坂を上り続けているのはもはや彼しかいないということではないでしょうか?
昔は多くの同業者と切磋琢磨してた栄光の時代は過ぎ去り、孤独に邁進する彼の孤独さと執事という文化が無くなりつつあるという描写に思えます。

以上があくまで自分の解釈になります。
皆様がこの書籍を楽しむ一つの一助になってくれれば幸いです。

とても長くなってしまいましたが、
これらの部分をそう解釈して読んだとき
感情が一気に揺り動かされ、
とても強い哀愁が6時間くらい心にのしかかってきました。
丁寧な文章でこんなにも感情を突き動かされることにとても驚嘆します。
自分は「わたしを離さないで」も読んではいたのですが上手く感情移入ができず、
ノーベル賞委員会が選んだ理由として「感情を揺り動かす」があったのですが、
この作品でそれを体験することができてとても良かったです。

最後になりますが、スティーブスンが最後ジョークを覚えようという描写は見てて心が痛くなってしまいました。
品位あるイギリスがアメリカに対しておどけた道化になってしまうという
時代の流れとは言え、誇りや品位を保っていてほしいという自分の願いがありました。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.846
(5pt)

「三日目ー夜」のメタファー

哀愁漂うこの作品。
とても余韻が残る味わい深い作品でした。
その中でも個人的に感情を
打ちのめされてしまった部分を
覚書としてしたためたいと思います。
本書の文章にも触れますので
内容を知りたくない方はご注意お願いします。

自分が打ちのめされてしまった部分は、
文庫本226ページから228ページにかけて主人公がガス欠に見舞われてしまった場面です。
この場面の描写はスティーブスンの過去・現在・未来の人生を表してるのではないかと思えてなりませんでした。

以下、長くなるので部分的に引用していきたいと思います。

"いずれにせよ、十五分ほどドライブしているうちに、私は荒涼とした湿地帯に出ました。
右も左も一面の沼地のように見え、前方にはもやが広がっていました。
納屋や農家らしきものが浮かび上がってきましたが、それ以外には、人の住んでいる気配というものがまったく感じられませんでした"

これはスティーブスンの現在の心理状態を表してるのではないのか?
沼地やもやと行き先も限られ先も見通せてない状態のように思われます。
また、人の気配がないというのは現在の彼の状況を仄めかしてるのではないか?

"私はここでUターンし、先ほど通り過ぎた記憶がある曲がり角を捜して、道路をしばらくもどったと存じます。曲がり角は確かにあり、私はそこを曲がりましたが、その新しい道も先ほどの道とたいして変わらず、むしろいっそう寂しい感じすらいたしました"

ここでは、今さら戻ってみても、もはや手遅れということを仄めかし、新しい道を選んだとしても結果はあまり変わらず、さらにどこか滑稽じみた哀愁も感じられずにはいられません。

"両側の生け垣にはさまれ、まるでもう夜になったような暗さの中をしばらく走っていきますと道路が急な上りになりました"

「生け垣」というのは
個人的には彼の信念「紳士としての品格」を手にするために、
彼が作り上げだものの道筋の暗喩ではないのかと思いました。
その作り上げだ信念が邪魔をして、
周りの風景を見ることができないのではないのか。
「急な上り」は品格ある紳士としての道のりを表してると思いました。

"フォードはさらに数ヤード丘を上りつづけ、そして止まりました。辺りの様子を見に車から降りてみますと、夕焼けの明るさはあと数分しかもちそうにありません"

フォードは彼自身を表してると思います。
イギリスの高級車といえばロールスロイスが有名ですが、
イギリス車ではなく、アメリカの車フォードであるのも、
彼が今はアメリカに雇われの身であることを示してるのと思います。
そして、ガソリン、彼の心のエネルギーは坂の途中で力尽きます。

"私が立っておりましたのは、立ち木や生け垣で囲まれた急な上り坂の途中でした"

"丘のさらに上のほうでは生け垣がとぎれ、かんぬきで閉じた広い門が、背景の夕空にくっきりと浮かび上がっています。私はその門のほうへ道を上りはじめました。あの門から周囲を見渡せば、位置感覚もとりもどせるでしょうし、もし近くに農家でも見つかれば、そこですぐに助けが得られるという期待もあったのだと存じます"

夕焼けを背景にした広い門は、「品格のある紳士」のゴールの象徴だと思います。
頂上では生け垣が途切れておりますので、
頂上に立てば自分に課したを"生け垣"を下ろせるのではないのか、
そしてそこでやっと助けを求めることができるという彼の無意識の現れではないでしょうか?

"ですから、その門の脇に立ったとき、私の目に飛び込んできた光景には、少なからずがっかりさせられたことを告白せねばなりません。門の向こう側には、草地が急傾斜でくだっておりました"

ですが、残念ながら頂上は彼が期待していたほどのものではありませんでした。
彼は「執事としての品格」を手に入れたんだと思います。
ですが、それは蓋を開けてみれば大したものではなかったと彼の人生を否定してるとも思われない残酷な描写に感じられました。

"もやがしだいに濃くなってくるなか、あの寂しい丘の上に立って、門越しに遠くの村のあかりをながめているのは、決して楽しい気分のものではありませんでした"

これは彼が仕事を得た栄光と日常にあるしあわせとを比較してるように思われます。
そして、それは決して楽しい気分ではなかったと。

"このままフォードへ引き返し、誰かが車で通りかかるまで、中で待っているのが最善ではないか・・・"

"それに呼び止めるもなにも、先ほどフォードを降りてから、ここを通りすぎた車は一台もありません。いえ、考えてみれば、タビストックを出てからは車を一台も見た覚えがないのです"

先程フォードは執事としての彼自身を表してるのではないかと述べましたが、
「執事としての品格」を手に入れるために坂を上り続けているのはもはや彼しかいないということではないでしょうか?
昔は多くの同業者と切磋琢磨してた栄光の時代は過ぎ去り、孤独に邁進する彼の孤独さと執事という文化が無くなりつつあるという描写に思えます。

以上があくまで自分の解釈になります。
皆様がこの書籍を楽しむ一つの一助になってくれれば幸いです。

とても長くなってしまいましたが、
これらの部分をそう解釈して読んだとき
感情が一気に揺り動かされ、
とても強い哀愁が6時間くらい心にのしかかってきました。
丁寧な文章でこんなにも感情を突き動かされることにとても驚嘆します。
自分は「わたしを離さないで」も読んではいたのですが上手く感情移入ができず、
ノーベル賞委員会が選んだ理由として「感情を揺り動かす」があったのですが、
この作品でそれを体験することができてとても良かったです。

最後になりますが、スティーブスンが最後ジョークを覚えようという描写は見てて心が痛くなってしまいました。
品位あるイギリスがアメリカに対しておどけた道化になってしまうという
時代の流れとは言え、誇りや品位を保っていてほしいという自分の願いがありました。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.845
(5pt)

イギリスで読みたい

この本はイギリスで読んだら、より情景が鮮明に映し出されるのではないかと思った。イギリス行ったことないけど。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.844
(5pt)

イギリスで読みたい

この本はイギリスで読んだら、より情景が鮮明に映し出されるのではないかと思った。イギリス行ったことないけど。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.843
(5pt)

イギリスで読みたい

この本はイギリスで読んだら、より情景が鮮明に映し出されるのではないかと思った。イギリス行ったことないけど。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.842
(5pt)

映画のような場面描写

小説の中の一つ一つの場面が、登場人物との会話を含めて映画のワンシーンを観ているような描写。特にミス・ケントンとの再会の場面とラストの老人との会話と沈みゆく夕日の場面は本当に秀逸。いい映画を観たような気持ちがした。
また、言葉の裏側にある人の思いの描き方が、日本人の言わなくても察する感性をとても刺激してくれる。どうして気がつかないのかともどかしい思いがする。
この察する文化が海外で高い評価が得られたことも嬉しい。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.841
(5pt)

映画のような場面描写

小説の中の一つ一つの場面が、登場人物との会話を含めて映画のワンシーンを観ているような描写。特にミス・ケントンとの再会の場面とラストの老人との会話と沈みゆく夕日の場面は本当に秀逸。いい映画を観たような気持ちがした。
また、言葉の裏側にある人の思いの描き方が、日本人の言わなくても察する感性をとても刺激してくれる。どうして気がつかないのかともどかしい思いがする。
この察する文化が海外で高い評価が得られたことも嬉しい。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.840
(5pt)

映画のような場面描写

小説の中の一つ一つの場面が、登場人物との会話を含めて映画のワンシーンを観ているような描写。特にミス・ケントンとの再会の場面とラストの老人との会話と沈みゆく夕日の場面は本当に秀逸。いい映画を観たような気持ちがした。
また、言葉の裏側にある人の思いの描き方が、日本人の言わなくても察する感性をとても刺激してくれる。どうして気がつかないのかともどかしい思いがする。
この察する文化が海外で高い評価が得られたことも嬉しい。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.839
(5pt)

難しいけど、

難しいけど、いろいろ考えさせられました。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.838
(5pt)

難しいけど、

難しいけど、いろいろ考えさせられました。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.837
(5pt)

難しいけど、

難しいけど、いろいろ考えさせられました。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.836
(5pt)

人生の最後は日の名残りの様な美しい夕方を前向きに楽しむことが大切事

原書を理解する助けに使用
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.835
(5pt)

人生の最後は日の名残りの様な美しい夕方を前向きに楽しむことが大切事

原書を理解する助けに使用
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.834
(5pt)

人生の最後は日の名残りの様な美しい夕方を前向きに楽しむことが大切事

原書を理解する助けに使用
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.833
(5pt)

スティーブン = (イコール) 英国そのもの

本日、読み終わりました。多くのレビューアの皆様の話から、私が気づけなかった様々な事を気づかせていただけました。大変感謝しております。お礼もかねて、短期間のイギリス在住経験が在る者として、(日本人と違って)【一部のイギリス人はこう読みそうだ】というのを思いつきましたので、披露させていただきたいと思います:
スティーブンは『理想を追い求めて頑張ったけど、後から振り返ると、取り返しのつかない失敗をした人生だった』という結論に至ります。しかし、このようなスティーブンは、2つの大戦を通じて没落を重ねた20世紀のイギリス自身に重なると思われます。そして、アメリカ人が新しい主人になることまで含めて、スティーブンは20世紀のイギリス自身の擬人化に見えてきます。すると、最後の見ず知らずの男の励ましは、そのような没落の国のイギリス人全員に対する励ましです。その励ましを受けて前向きに生きていこうとする初老のスティーブンは、カズオイシグロの考える、没落したイギリス人のあるべき姿なのだと思います。 
さて、日本も、バブル崩壊や中国新興国の台頭などを通じて、20世紀中盤のイギリス同様に、現在進行形で没落中であると思われるます。かつてのように日本が輝くことは、今後はもうありますまい。そう考えると、上記の励ましは、我々現在の日本人に対する励ましにも思えてくるのです。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.832
(5pt)

スティーブン = (イコール) 英国そのもの

本日、読み終わりました。多くのレビューアの皆様の話から、私が気づけなかった様々な事を気づかせていただけました。大変感謝しております。お礼もかねて、短期間のイギリス在住経験が在る者として、(日本人と違って)【一部のイギリス人はこう読みそうだ】というのを思いつきましたので、披露させていただきたいと思います:
スティーブンは『理想を追い求めて頑張ったけど、後から振り返ると、取り返しのつかない失敗をした人生だった』という結論に至ります。しかし、このようなスティーブンは、2つの大戦を通じて没落を重ねた20世紀のイギリス自身に重なると思われます。そして、アメリカ人が新しい主人になることまで含めて、スティーブンは20世紀のイギリス自身の擬人化に見えてきます。すると、最後の見ず知らずの男の励ましは、そのような没落の国のイギリス人全員に対する励ましです。その励ましを受けて前向きに生きていこうとする初老のスティーブンは、カズオイシグロの考える、没落したイギリス人のあるべき姿なのだと思います。 
さて、日本も、バブル崩壊や中国新興国の台頭などを通じて、20世紀中盤のイギリス同様に、現在進行形で没落中であると思われるます。かつてのように日本が輝くことは、今後はもうありますまい。そう考えると、上記の励ましは、我々現在の日本人に対する励ましにも思えてくるのです。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638