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下町ロケット2 ガウディ計画
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下町ロケット2 ガウディ計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 161~180 9/12ページ
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1作目の医療分野への進出が現実になって興奮しました。 さすが池井戸さん。 | ||||
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素人ですが、傑作と呼ぶにふさわしい作品だと思います。 白い巨塔を思わせる医学会、また大企業の横暴さが描かれている。 そんな困難が立ちはだかるなか、主人公らは挑戦して行く。 その原動力はある人物の思いから生まれた志、夢。 ラストの場面は3回読み直しました! 池井戸氏は銀行出身で金融関係の作品が目立ちましたが、この作品も素晴らしい〜! ロケットから医療へ。 ビジネスに大切なものは何か?を思い出させてくれます。 | ||||
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2度めともなると前回と全く同じパターンにあきて途中で読むのが面倒になりそうなもんだが、そんなことを考えるまもなく一気に最後まで読まされてしまった。 実に爽快。 パート1以上に面白かった。 | ||||
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ネタバレではありますが、読めばすぐにわかるだろうから許してもらおう。 前作からのフリである人工心臓の夢はそうそうに破れる。 大企業の論理というものに、無惨に負けていく。 そして、その魔手は既存のロケットバルブにも襲いかかる。 屋台骨を崩されながらも、ガウディ計画を進め PMDA という試練に挑むモチベーションの高まりを書いた描写に感涙が止らない。 子供をダシに使いやがって。畜生め!面白いじゃないか!! 帝国重工・財前の支援が間にあわない事にイライラもしたが、 もし間にあってしまったら、それは大企業の毒を、同じ毒で制しただけになったのだろうから、あの結末で良かったのだろう。と、読み終えた今は思える。 読んでいる最中はバラバラに散らかっているように見えたパーツが、読み終えた後で見れば、すべてが正しく配置されていてスッキリしている。 心臓外科の話があるので医龍を読むと理解が深まる。漫画と侮る事なかれ。 医龍19 からの最終(?)オペの話は心臓の構造やステントの解説が多いのでお勧め。 | ||||
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すでにいろいろ書かれているので、あえて書きません。 勧善懲悪の世界なので、読む方は安心でしょう。 後味はいいです。 | ||||
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前作ではあまり描かれなかった若い工員達の奮闘、悪役達の二重三重の某略が凄みを増して相変わらずハラハラドキドキの展開。 終盤の逆転劇は前作以上の爽快感。 溜飲を下げるとはまさにこのこと。 TBSドラマ版のキャストの顔がチラつくけれど、それもまた良し。 快作! | ||||
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池井戸作品には、どの作品にも組織の中で地位や立場を強く求める人間が登場します。 組織の中にあっては、地位や立場で見え方や考え方も変わる。 「地位とは視野であり、視点の高さである」 そしてそれは組織の一員である医者も同じで、本書には、かつては高い志を持っていたにもかかわらず、地位を得たがために逆にその地位に捕らわれてしまった一人の医師が登場します。 人の命を救いたいとの思いが、いつしか自らの地位の安泰のため、何が大切なのか分からなくなってしまい、自身の地位を脅かす者を追い落とすことに暗躍する。 この影響により、回りの人間をどんどん追い込んでいく過程の描き方は、本作に限らず池井戸順の真骨頂で、それが倍返しのカタルシスに繋がるのですが、本書では、そこに救いの要素を加え、より感動的な作品に仕上がっています。 本書の主人公佃社長は実に人間的魅力を備えた経営者でもあり、たとえば彼の会社から出て行く者に対して決して厳しい態度を取りません。 「この会社じゃ夢がない」そう言って退社する社員に対しては、 「夢を持て。新天地では何がなんでも成功してくれ。ウチでできなかった分までな」 と出て行く者に対して心から頑張れと暖かく言葉をかけ、社員にやる気を与えてやれなかった自身に対する悔しさで唇を噛みしめる。 そんな佃社長の人間性があるからこそ、前作で佃製作所に対する許されない行為がため退社した真野が、佃社長のためになんとか力になりたいとの気持ちにもなるのでしょう。 佃はこう思う。 いろいろな壁が世の中にはある。楽にうまくいく仕事なんてない。だからといって逃げたら何一つ残らない。苦しいときこそ人の真価が問われるんだ。この困難な状況でどうするか。ここから先が佃製作所の真骨頂のはずだ。 「ひとつ終わってまた始まる。仕事に夢がなくなってしまったら、ただの金儲けです。それじゃあつまらない。違いますか」 本書では日本における医療にまつわるドラッグラグやデバイスラグといった問題も取り上げています。 前作で成功を収めた佃製作所のロケットエンジンで使用されるバルブシステムのノウハウが、医療分野でどのように開花するのか。 失敗による風評被害を恐れず、リスクの高い医療分野に取り組もうとするマインドは何なのか。 ここには前作を上回る感動と面白さが詰まっています。 一気読み必至です。 | ||||
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少し途中で、結末が予想出来てしまった点はあるが、私にしては珍しく途中で止まることなく、最後まで楽しく読ませてもらいました。 非常に具体的な開発過程の奮闘が伝わってきて、読んでいて面白かった。 | ||||
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フォルクスワーゲンのデータ不正、朝日化成建材のデータ流用と、「ものづくり大国」日独の屋台骨を揺るがしかねない事件が起こっている中、また、池井戸氏による素晴らしい本が、出版されたことを素直に喜びたいと思います。 池井戸氏の本というと、 ・勧善懲悪主義・・・「正義」は「悪」に勝つ ・お涙頂戴主義・・・「ガウディ計画」に込められたネーミングの由来 等々 一部の人の反感はあるものの、それをはるかに超える筆致と、綿密な取材力で、今回も面白く読むことができました。 第1弾で、ロケットに挑戦した、技術力はあるものの、規模は小さい佃製作所が、今回、取り組むのは、日本人のサイズに合った「人工弁」。 ただ、その量産化に向けては、 ・大企業による、下請けいじめ ・権力をかさに来た大物医者による、部下の医者のアイディア盗り ・厚労省の傘を着た医療品審査機関による嫌がらせ 等 が待ち受けています。ただ、佃製作所では、「佃品質」「佃プライド」をスローガンに、真っ正直に、時として、挫折しそうになりながらも、 事を進めていきます。 ハラハラドキドキする展開に、400ページ近い本ですが、あっという間に、読み終えてしまい、その正直な仕事ぶりの勝利に、また、喝采を挙げることになります。 今回は、リケジョの活躍も、ほんの少しですがありますが、彼女を主人公に据えた第3弾も、読みたくなった、「やっぱ、日本のものづくりはこうでなきゃ」と思わせた、面白いと同時に、考えさせられる1冊でした。 日本が誇る「ものづくり神話」に陰りが見えてきた今こそ、多くの日本人の方に読んでほしい1冊です。 | ||||
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昔々、図書館には池井戸潤氏の作品は全て所蔵されていた。 しかし人気はまるでなく、殆ど予約は入っていなかった。 いつでも好きな時に借りられた。 その頃に私は 「半沢直樹」や「花咲舞」が登場する作品シリーズを新鮮に、面白く読んでいた。 それから時は経ち、池井戸潤氏が直木賞を受賞し、「半沢直樹」がTVに登場してからの大フィーバーに驚くばかりだ。 俄かファンは急増し、図書館の本はウェイティングが半年待ち。 レビューは発売と同時に投稿され、レビューの数は何百件になるという凄さ。 この狂想曲には思わず微笑ましい気持ちになる。 しかしこの人気の要因は、TVドラマの影響が強いと見ている。 それまで見向きもされなかった著者や作品が、勿論「直木賞受賞」でトリガーを引かれたのだろうが、ここまでミーハー受けしたのはTVドラマ「半沢直樹」が成功したからだ。 つまり小説を読んだ時と、TVドラマを観た時と、その楽しさはドラマ制作側に軍配を揚げる。 池井戸氏が小説を書き、それを福澤ディレクターがドラマ化する、 持ちつ、持たれつで今の大人気が保たれている。 その関係が続く限りは、池井戸ワールドは上手く行くだろう。 ドラマが先行し、ファンを増やし、本が売れる。 池井戸氏は、福澤君様様である。 とにかく福澤克雄ディレクター(福澤諭吉先生の玄孫)のドラマが良い。 塾員タッグの勝利だろう。 池井戸氏の作品の共通項として、金融機関が登場する。 企業の主力先、借入金、貸しはがし、人材派遣、銀行内部等々が描かれる。 しかしその描写がやたらとデフォルメされ、娯楽作品ではあっても、読んでいて首を傾げる。 取引銀行の支店長、担当者を見ても、その極端な描き方が随所に見られる。 池井戸氏は御存知の通り、あの旧三菱銀行を早々とドロップアウトしたが、 その時のリベンジ感覚が少々入っているのでは、また不肖の旧三和銀行のパロディ化も好んで使う得意技だろう、 と見ている。 俄か読者は知らずに面白がって読むのだろうが、何とも馬鹿馬鹿しい限りの銀行描写も、分かって読むとこれまた面白いものだ。 | ||||
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昔々、図書館には池井戸潤氏の作品は全て所蔵されていた。 しかし人気はまるでなく、殆ど予約は入っていなかったのを思い出す。 いつでも好きな時に借りられた。 その頃に私は 「半沢直樹」や「花咲舞」が登場する作品シリーズを新鮮に、面白く読んでいた。 それから時は経ち、池井戸潤氏が直木賞を受賞し、「半沢直樹」がTVに登場してからの大フィーバーに驚くばかりだ。 俄かファンは急増し、図書館の本はウェイティングが半年待ち。 レビューは発売と同時に投稿され、レビューの数は何百件になるという凄さ。 この狂想曲には思わず微笑ましい気持ちになる。 しかしこの人気の要因は、TVドラマの影響が強いと見ている。 それまで見向きもされなかった著者や作品が、勿論「直木賞受賞」でトリガーを引かれたのだろうが、ここまでミーハー受けしたのはTVドラマ「半沢直樹」が成功したからだ。 つまり小説を読んだ時と、TVドラマを観た時と、その楽しさはドラマ制作側に軍配を揚げる。 池井戸氏が小説を書き、それを福澤ディレクターがドラマ化する、 持ちつ、持たれつで今の大人気が保たれている。 その関係が続く限りは、池井戸ワールドは上手く行くだろう。 ミーハーのファンはドラマから入る。 ドラマの評判が先行し、ファンを増やし、従って本が売れる。 池井戸氏は、福澤君様様である。 塾員タッグの勝利だ。 しかし既に半沢直樹が飽きられ、下町ロケットも安易なシリーズが続くと、直ぐに飽きられるだろう。 派手な勧善懲悪ものや、あり得ないデフォルメされた企業物では、直木賞作家としては先が見えてしまう。 池井戸氏におかれては本当は 「かばん屋の相続」 のような作品が実は最も池井戸氏らしい。 小学館や講談社やTBSに媚びることなく、俄かファンのミーハーに阿ることなく、昔のようなおとなしいしっとりした銀行ドラマをお願いしたいものだ。 追伸(2015年12月22日) TVドラマが粗製乱造、撮影時間不足ながらも、俄かミーハーのファンの熱狂振りが後押しして、視聴率的に大成功だった。 (平均視聴率、関東地区:22.3%) 早くも続編が計画される由。 つまりTVドラマが先行し、主客転倒ということだろう。 TBSは庇を借りて母屋を分捕った形になった。 池井戸氏におかれては、TBS専属の脚本家での活躍が期待される。 NHKの酷くつまらない女性脚本家の作品の反省から、NHKにおいても池井戸大河ドラマを仕上げて欲しいものだ。 女性脚本家の手による「平清盛」や「花燃ゆ」、これら史上最悪だった作品はNHKの最大の汚点であったから。 追伸(2016年1月13日) 池井戸氏の最近の作品は、正直言って大したものではありません。 たまたま直木賞の受賞にはなりましたが、正直言って本当はそのレベルではありません。 それはその後の続編を読めばよく分かります。 どれもこれもミーハーが喜ぶような内容に仕上げているだけです。 馬鹿なミーハーを相手にする作品作りは止めましょう。 企業も銀行も社会も一人前に知らない池井戸氏と、ガキのミーハー読者、 利益至上主義のTBSのドラマ作り、 こういう中で馬鹿なミーハーが踊っている光景は滑稽です。 | ||||
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さすがに小説がうまいです。 ちょっとテンポ(時間軸)の流れが速いのとお得意の資金繰りの話はないのですが、明日から真面目に働こうと言う気にさせてくれます。 | ||||
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前作『下町ロケット』が直木賞を受賞したときに読んで以来、池井戸潤さんのファンになったものです。 発売日の11/5が待ち切れず、購入してあっという間に読み切りました(以下、ネタバレを含みます)。 面白かった。内容は、前作と同じく大企業 vs. 中小企業の戦いが複数に絡み合い、勧善懲悪の物語になっています。 「最後は勝つ」と分かっていても、飽きさせず、ハラハラする展開はさすが池井戸潤さんだと思いました。 前回のロケットから、今度は「人」。しかもまだ小さい子供たち。 こんなのずるいです。面白いに決まっています。 当方、大学院で機械工学の専攻に所属しており、研究対象は「生体」と、物語に自分を重ねずにはいられませんでした。 途中、人工弁「ガウディ」を担当する立花が、 「実際に見てきたいんです」、「我々が開発しているものが果たしてなんであるのか」 といい、共同開発者のアキちゃんと病院に足を運ぶシーンがあります。 そこで、子供たちと触れ合い、実際の手術に立ち会います。 初めての手術に緊張する立花。はじめは「血をみるのはちょっと苦手なんです」といっていたアキちゃん。 そんな二人ですが、現在使われている「大きすぎる人工弁」を目の当たりにし、自分のやっていることがどういう意味をもつのか。 何のために今戦っているのか。 それがわかったアキちゃんは、泣きながら、こういいます。 「私たち――私たちの仕事って、素晴らしいですね。ほんと、素晴らしいです」 これにつきますよね、仕事って。 日々の仕事に忙殺されると、自分が何のためにやっているのかが分からなくなるのが世の現状だと思います。 私も、自分が何のために、誰のために研究しているのか。それを思い出すきっかけになりました。 | ||||
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下町ロケットもドラマ化され、下町ロケット2も読んでみようと思い、読み始めました。中小企業vs大企業とのハラハラドキドキする内容が自分の心を、沸き立たせます。大企業の中小企業に対するいじめ嫌味···。それを、「佃品質、佃プライド」というキャッチフレーズのもと社員一同が大企業に向かい立ち向かう感動的な作品でした。 病気で亡くした桜田さんは、その悔いを、少しでも晴らそうと佃製作所の社員と団結して「ガウディ」を完成させようと色々と努力する場面など感動的なところは数え切れないほどたくさんあります。最後には「正しいことをしている人が勝つ!!」ということを実感させられました。 池井戸さんは、今まで銀行についての作品も多かったですが、これもなかなかの読みごたえがありますよ。ロケットから医療へと新しい「下町ロケット2 ガウディ計画」読んで頂くことをオススメします。 「下町ロケット」を読まれた人は読まないと損しますよ!! 相変わらずの文句なしの素晴らしい作品です!! | ||||
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池井戸潤さんの作品は刊行されているものは全て持っている者です。 発売日に本屋さんにいって早速読みました。 年甲斐もなく何度も泣いてしまいました。 子供が関係してくるとどうも涙腺が緩んでしまいます。 やっぱり佃プライドはこの作品でも遺憾なく発揮されています。 ドラマ化で注目を集めているので 思わず、阿部寛さんにダブらせて読んでしまいましたが 引き込まれるように一気に読んでしまいました。 自分の父親も技術屋で先々月癌で他界しましたが 読ませて上げたかったなぁ。 これ以上書くとネタバレしそうなので手短に済ませますが ドラマを見て興味を持った方は 是非、本書も読んで下さい。 財前部長も頑張ってますよ。 そしておいしいところで神谷弁護士も登場します。 すっかりヒットメーカーになった池井戸潤さんの 今後の活躍に益々期待しながら 初めてのレビューをさせて頂きました。 | ||||
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性善主義とは半沢の主義なんだけど、佃の主義も同様...てか、池井戸センセの主義なんだろうと 複雑に見えるけど、結局の所は、勧善懲悪な訳で、すかっとする読後感だけを追い求めて読み進めてしまう 今度は宇宙から人体なんだけど、この人は悪者?イイもん?っていうのを配役を想像しながらっていうのだけでも、メディアミックス戦略は成功してる?てか、まんまと填まってしまってる訳なんだが、気持ちはいいというか、悪い気がしないというか、正解でしょと 面白い本である条件の一つに、キャラが立ってるっていうのがあると思うのだけれど、一連の池井戸センセの作品は押し並べて、キャラが立ってると思われ...とはいえ、必要以上にキャラ依存してる訳ではなく、心情や主義主張で個人としてキャラ立ちさせてるんで、ストーリーにキャラ依存はないと思われ、展開は読めちゃうんだけど、キャラの立ち振る舞いが読ませるというか... エンターテイメントとしても読ませるパート2だと思うし、単発で読んでも面白いと思う まぁ、進行中の下町ロケットから読むのが王道なんでしょ... 悪者から良い奴に変わるキャラがいなかったのが残念?ルーズベルトゲームのセンムみたいな... 気になるのは立花と加納の配役くらいかな、と | ||||
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次の日は朝5時に起きなくてはいけないのに、夜中にさわりだけでもと読み始めたのが運の尽きで、気付けば読破、時計は2時で、残された睡眠時間は3時間を切っていました。 しかし、興奮と満足感でさほど後悔はしませんでした。 読み出したら止められませんよ。 ご注意を。 | ||||
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完全に今回は、阿部寛さん率いる「佃製作所」の光景が頭に浮かびながらの週末一気読みでした。 前作の読書よりも、具体的なイメージしながらの読書。 それだけ、阿部さんがはまり役なんでしょう。 下町ロケットの舞台、それは大田区の町工場だ。 大田区の町工場と言えば、「はやぶさ」や「新幹線の風切り部品」など、最先端の製品の部品工場としてのイメージも高い。 そこで実際には何が起こっているのだろうか? 大手との取引の下請け、だけではない。 技術力を生かした大手とのティアー1、ティアー2の獲得のためしのぎをけずったり、 特許紛争に巻き込まれるというのは「下町ロケット」の第一作目のことである。 そしてこの2作目では、ネタバレしそうなのですが、 挑戦し続ける佃製作所の新事業への進出。 銀行は今回あまり登場しないのですが、技術経営の難しさと醍醐味が見事に描かれています。 | ||||
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文句ばかり書きますが、ここ数年で一番おもしろい本でした。 絶対オススメです。 起と承が長めで、転がさらっと、結短かっ! 捻りは少ないけど、奇を狙ったチープさがなくていいと思う。 結論も予想どうり。 活き活きした描写はさすが直木賞作家と言ったところ ものづくりの大変さよりも、医学界の闇のほうが重きを置かれているので、少し違和感 やっぱり、エピローグもうちょっと長く詳しくして欲しかった。 | ||||
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前作が良すぎたので、似通った内容で、 前作ほどの達成感から得る感動が少ないかなと思いました。 敵側が勝手に自滅したのが 物足りなかったです。 でも、相変わらず読みやすかったし、引き込まれる内容で楽しかったです。 | ||||
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