桜花忍法帖 バジリスク新章

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評判

桜花忍法帖 バジリスク新章の評価:

1.95/5点 レビュー 19件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点1.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1〜20 1/2ページ
No.22
(4pt)

うる星やつらのビューティフルドリーマーか、カリオストロの城か、

既に原作、元作、山田風太郎作「甲賀忍法帖」と比較して、続編を名乗る資格について言及されてる素晴らしいレビューがありますので何も書くことはありません。これが独立された小説であれば、色々な感想や評価ができたはず。既に慣れ親しんだ不朽の名作の世界観を踏襲しつつ、新しい小説を楽しめる。とても良きこと哉。ではこの作品が生まれる必要があったか、その辺りは是非に及ばず。いつの時代も、古い時代のモノは古臭いと考える若者が過去の名作を紐解くきっかけとなればそれでヨシとしましょう。そのクオリティは如何?極上とは言えなくともおもしろい作品です。いろいろと続編謳う作品多々ある中、これはなかなか極上の本歌取りってところでしょうか。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.21
(1pt)

朧や弦之介の行動に違和感

バジリスク(甲賀忍法帖)読んでたら、朧や弦之介が仲間が死んでも自分たちだけ生き延びるのをよしとする人間ではないことは分かりそうなものですが・・・
出版社から話があったらしいですが、正直、断って企画を闇に葬るべきだったと思います。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.20
(1pt)

本当にプロが書いた物なのか疑う

(ネタバレあり)
はっきりいって読みづらい。甲賀忍法帖によせて書こうとしているのだろうけど逆にとことん墓穴を掘っている。
単に結ばれない男女と登場人物が死ぬだけが忍法帖の醍醐味と勘違いしている上っ面だけの二次創作。
結末にしても諸悪の根源たる人物が最初からいなかった世界が新たにできたのなら
それらとの戦いで死んだ仲間は死なずにすんでいるはずなのに
「特に理由は知らないが仲間は死んだまま、ヒロインひとりだけがボケて生き残ってる」
という起承転結の体裁すらまともに保っていない稚拙な作品。甲賀忍法帖やバジリスクの続編かどうか以前に1作品として駄作。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.19
(1pt)

冒涜

上下巻ともに感想は“蛇足”で片付く。
設定に無理ありすぎ、ネームバリューを借りればある程度の売り上げは見込める、評価はまあ肯定的に受け止めてくれる人もいるだろう、的なものか。
六十年も前に“忍法”を創った氏の作品に対し比肩のしようがない。

上等な料理に蜂蜜をぶちまけるが如し!
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.18
(1pt)

ただの2次創作にしか見えない

原作?と言っていいのかわかりませんが、アニメ版が意味不明だったので補完のために読んだら展開が違ってて余計意味不明になりました。強いてよい点を挙げるならただの足手まといでしかなかったアニメ版の響より小説版の響のほうが好印象を持てたくらいですかね。甲賀忍法帖の、バジリスクシリーズの続編として読むとハズレですね。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.17
(1pt)

続編ではなくパラレル

主人公二人がアニメ版ほどに無能じゃなかった点が唯一評価できるところでしょうかね。甲賀忍法帖の、バジリスクの続編として読むとかなりがっかりなこと請け合いです。忍法帖シリーズとは無関係の作品として読んでも、やっぱりがっかりな作品でした。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.16
(3pt)

成尋衆どこからきたのか

荒唐無稽とはいえ一応人間の特殊能力で戦う甲賀忍法帖の世界観からかけ離れた超常能力である時を巻き戻す力、その説明がなかったな。一方、桜花はヘーゲル弁証法と無限ループからの発想か。甲賀忍法帖リスペクトは感じたが、10人対5人のチーム戦にしておけばもっとよかったかも。成尋衆が強すぎるので。
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4062940086
No.15
(3pt)

甲賀忍法帖の続編

かなり勇気のいる挑戦か。ロミオとジュリエットオマージュとして甲賀忍法帖は綺麗に終わってるし。読む前にアニメ版をみたのだが、桜花の説明不足が最大の欠点だと思えた。小説ではきちんとSF的説明がされてた。時代ものアニメは説明役の組み込みが難しいか。小説としては下巻を読んでからかな。
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4062940078
No.14
(1pt)

なぜに

ほかの忍者の話にどうして出来なかったのか?
自身で名作を汚す形になってしまったような気がする。
話自体が面白くても、前作をないがしろにしてはいけないと思う。
子供ではなく血縁ではダメなんだろうか?そうすればもう少し
評価は高いものになったと思う。
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4062940078
No.13
(1pt)

作者は自害すべき

すみません。読んでません。
ただただ風太郎先生への冒涜に怒りを覚えます。
オリジナルの作家以外が勝手に後日談作るのは、プロの作家にあるまじき、恥ずべき行為だと思います。同人誌に書けばいい。
読者にとっては後日談の想像含めて作品なのに…
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.12
(1pt)

読む時間が勿体ない

マンガ(アニメ)から興味を持ったので読んでみましたが、読むだけ時間の無駄。2人の主人公が弦之介と朧の子供という設定に無理があるっていうのは他の人も仰っている通りですが、これはスルーしておきますが、敵になる超絶忍法の使い手である5人の忍『成尋衆』。散々その凄さを書き連ね、主人公側のメンバーでは勝てないくらいに煽り書かれていきますが、下巻の最終章の僅か数ページで、各5人ともあっけなく死ぬ雑魚です。『成尋衆』を倒した主人公側のメンバーも大した見せ場もなく、当然の様に軽く死んでいきます。途中に無理やり、弦之介と朧を混ぜてきたりと、支離滅裂、意味不明という感じです。序に書いておきますと、現在連載中のマンガ(アニメ)とは、話がかなり違います。最終的に、皆、死ぬという点に着地はするのでしょうが
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4062940078
No.11
(1pt)

山田風太郎とバジリスクとせがわまさきに謝れ

時間を止められたり、超能力を使えたりする忍が出てきます
その時点で☆1
山田風太郎作品を読んでいて、作者が考える忍者像を知っていれば
こんなアホなことできない(断言)
バジリスクと山田風太郎に詫びてほしい
せがわさんこんなもんに関わらないでください
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4062940078
No.10
(1pt)

バジリスクを名乗らないで欲しい

バジリスクが好きだったので読みましたが、話が進むに連れて「バジリスク」の世界観とかけ離れた超能力バトルに。
先に進めば進むほど著者独自の描写や世界観が強くなって、読むのが辛くなっていった。

バジリスク関係ない作品ならこれはこれでありだと思うのだが、「バジリスク」だと思って読み始めていて、
作中でも妙に前作のキャラとかを絡めてくるので、前作の世界観の破壊に耐えられず下巻途中で脱落しました。
一応飛ばして終盤見ましたが、それもうーん…。

完全オリジナルの別個の作品ならありなんですけど、「バジリスク」ではないです。
アニメ・漫画化するみたいですが、このままやるつもりなんですかねえ。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.9
(4pt)

贋作忍法帖としては物足りないが、SF的時代活劇と思えば楽しく読める

山田つながりの贋作風太郎忍法帖は、これが二作目だ。
前作「神君忍法帖」は支離滅裂な駄作だったが、本作はきちんとした娯楽作に仕上がっている。

山風忍法帖の第一作「甲賀忍法帖」の続編である。
十対十の死闘が半ば伝説と化した十数年後、伊賀と甲賀の若き頭領たちは、天下を揺るがす大騒乱に巻き込まれる。
冒頭から甲賀五宝蓮と伊賀五花撰という忍法集団が登場する。彼らが潰し合うのかと思ったら、そんな生易しいものではなかった。
登場と同時に謎の集団の卑怯なほど強烈な術に一掃されてしまう。
若手を集めた新メンバーたちが陰謀に立ち向かい、壮絶な戦いが巻き起こる。

正直言って、アイデアはあちこちからの寄せ集めだ。本家風太郎の「魔界転生」に矢車剣之助やバイオレンス・ジャックが入っている。
とはいえ徐々にスケールアップしていく戦闘の迫力は大したものだ。殺伐とした殺しあいに幼馴染の切ない恋情がからむところもいい。
地虫十兵衛の血を引く肢体不自由忍者・根来転寝の活躍ぶりに快哉を叫んだ。
こういうアイデアがもっと豊富だとよかったのだが、幻覚系が多すぎて単調なのが惜しい。まあ普通以上に楽しめました。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.8
(2pt)

ラストが・・・

上巻は期待を込めて☆4をつけたが、下巻はちょっと・・・
どうやって敵の異能を攻略するのか楽しみにしていただけに期待を裏切られたし、
前作の「死合い」の設定を都合よく今作にからめているのが鼻についた。
それからラストがねえ・・・
なぜスカッと終わらせないのか。
余韻を残そうとして着地に失敗しちゃった感じ。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.7
(4pt)

面白い

アニメ「バジリスク」が好きだったので購入。
本作は前作から十年後が舞台で、朧と弦之介の子供たちが主役。
意外だったのは、『甲賀VS伊賀』という図式ではなく、『甲賀&伊賀VS成尋衆』という図式だったこと。
前作の死闘が、伊賀と甲賀のわだかまりを和らげているという設定は賛否両論ありそうだが、個人的には楽しめた。

難点は、忍法というより霊能力やESP的な要素が濃いところかな。
それから深層心理や愛について叙している部分は蛇足に感じたが、全体的には面白く読めた。
(7月20日追記)
下巻まで読みましたが、下巻は「うわ微妙・・・」な出来です。
上巻は☆4、下巻は☆2。
あまりおススメしません。
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4062940078
No.6
(2pt)

これは、期待外れ。

ご存じ、山田風太郎の「甲賀忍法帖」の続編をあの山田正紀が書く!!
伝奇小説ファンの私は色めき立って大いに期待したのですが、
結果は・・・。

妙に話を拡げ、かつ現代的にし過ぎて失敗したような印象です。
シンプルな「チーム対抗戦」で「甲賀忍法帖」のファンは
十分満足できたと思うのですが・・・。

この企画、荒山徹に持っていった方が良かったのでは?
残念無念。
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4062940086
No.5
(2pt)

これは、期待外れ。

ご存じ、山田風太郎の「甲賀忍法帖」の続編をあの山田正紀が書く!! 伝奇小説ファンの私は色めき立って大いに期待したのですが、 結果は・・・。 妙に話を拡げ、かつ現代的にし過ぎて失敗したような印象です。 シンプルな「チーム対抗戦」で「甲賀忍法帖」のファンは 十分満足できたと思うのですが・・・。 この企画、荒山徹に持っていった方が良かったのでは? 残念無念。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)より
4062940086
No.4
(4pt)

名作の続編という重荷をどうやって背負うのか

独立した「桜花忍法帖」という作品として、とても楽しめました。個性的なキャラクター盛りだくさんで良かったです。
「甲賀忍法帖」は大好きな作品ですが、読んだのが10年ほど前のことで、また「バジリスク」は未読のため、続編として違和感は感じませんでした。しかし、物語の繋げ方について、特にとあるキャラクターたちに思い入れある人は、複雑な感情をもつかもしれません。
過去の名作の続編を別の作家が書くことのリスクが高いのは、そこには真剣に作品を愛するファンがいて、作品はある種の聖域だからです。続編の作者は、他者の聖域に踏みいる勇気を必要とされます。「甲賀忍法帖」は燦然と輝く名作なので(読んでないけどたぶん「バジリスク」も)、多くの熱烈なファンが鋭い目でこの作品を注視していることでしょう。
まずはその危険だらけのダンジョンに大胆に踏みいった作者の蛮勇をふまえ、上巻はとても楽しめたという感想を述べるに留め、「桜花忍法帖」の最終的な評価は下巻を読んでからにしようと思います

最後に、私は山田正紀の作品のファンですが、氏は四十何年にも及ぶ「甲賀忍法帖」の大ファンで、尊敬する作家に小松左京などと並び山田風太郎をあげていたように記憶しています。

まずは、少なくとも聖域に立ち入る資格はあると言えるのではないでしょうか?
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078
No.3
(1pt)

続編に求められるものが、何もない。

【追記】 ★1評価は「甲賀忍法帖の続編としてどうなのか」についての評価であり、一個の独立した小説としての評価ではありません。

本作は、甲賀忍法帖(の、漫画版、バジリスク)の続編を唄っていながら、続編として問題点が多すぎる作品です。
続編であるからには、当然「この話はあの話からどうつながっているのだろう」「あのあと、あの世界はどうなったのだろう」等、
原作(前作)との「つながり」を期待して読むものだと思いますが(だからこそ”続”編なのですから)、
この作品は実質的に、甲賀忍法帖とは無関係、この作者が自分の好きなように書いた別作品です。
名作の続編は難しい、といったような話の、はるか以前の段階にあります。

もちろん「続編」を名乗る以上、キータームなどは一応組み込んで最低限の体裁は整えてこそいますが、
それら「原作とのつながり」の扱いは極めて雑、希薄で、根本的には無くても話が成り立ちます。
総じていえば、この作者自体のファンだ、という場合を除き、お勧めできません。

以下、具体的には。

・作風が違う(無論、作者が違うから当たり前、という話ではない)
・世界観が甲賀忍法帖を踏襲していない
・原作の話が実質的に関係ない(無くても本編が普通に成立する)
・登場人物の「箔付け」のために原作キャラを利用し、そのために原作の一部展開まで無理やり「なかったこと」にしている
 更に、それらは本当に「この作品のキャラの箔付け」のために行われただけで、原作キャラは事実上「使い捨て」られている

細かく上げれば他にもありますが、大きなところでこの四例に絞ってもう少し解説すると

・作風が違う

 先にも書きましたが「作者が違うから当たり前」という話ではありません。
 作家には、一人で複数の作風をもつ方も数多くいて、山田風太郎はその一人です。
 甲賀忍法帖とそれ以外の忍法帖は「忍法帖」という名を共に冠してはいても、「伝奇バトル」とくくれば同列に見えても、その実、作風が全く異なります。
 それは例えれば前者が「恋愛もの」、後者が「エログロナンセンスバトルもの」とでもいうべき、ほぼジャンルの差に相当する違いです。
 しかしこの作品は、はっきりと後者。「甲賀忍法帖以外の忍法帖」の作風で書かれています。

 もっとも、これ単体であれば「大胆なアレンジ」と解釈することもできたのですが……

・世界観が異なる

  甲賀忍法帖の忍者たちは、漫画~アニメ版の天膳にややオカルトっぽい描写があるものの、基本的には「生物的能力を超人化させただけ」の存在です。
  これについては、作中でもハッキリ言及されています。

  しかし今作の忍術には「次元」「超能力」「時間」など、この作者の得意分野であるSF&サイキックな設定がてんこ盛りになっています。
  作者にせよ、この作品を肯定される方にせよ、この点について「超人バトルなのは一緒じゃないか」と考えられるなら、
  あまりに「原作の世界」を軽視し過ぎではないかと思います。
 
  この設定無視その他により、原作の「和」もしくは「静」とも言える雰囲気が損なわれ、より騒々しい「現代バトル漫画もの」の雰囲気になっています。
  更に作者の持ち味として「カタカナ語がしばしば含まれる」のも、それに拍車をかけており、この作品に限っては残念な悪循環となっています。

・原作の話が本筋に対して必要ない

  時系列的に、原作の後の時代の話と言う事になっていますが、原作の展開が今作の展開になにか影響を与えているか?といえば……
  別に何の影響も与えていません。
  
  というのも、今作の話は本当に「原作の話とはなんらリンクしない別問題」の話となっているからです。
  世間話レベルの「なくても別に良さそうな話」で原作エピソードが語られはしますが、それはつまり「削っても問題ない」ことに他ならず。
  作中年代からわずか十年少し前の事でありながら、まるで半世紀も前の「どこか他人事」の挿話のようです。

・箔付けのために原作の展開・キャラを踏み台にする

 細部までは語りませんが、今作の主人公たちに箔付けをするために、原作の展開を大きく改変しています。
 しかし、それは「原作に対する別アンサー」といったような前向きなものではなく、今作の主人公たち、引いては自分の作品に
 「甲賀忍法帖の続編」という”お墨付き”を与えるためのものでしかなく、実質、原作を「今作のために悪改変して使い捨てている」状態です。
 あまりに雑。原作の展開を改変したことが、ではなく、その扱いが。

といった次第。
総じてあまりに原作の扱いがお粗末でお役所仕事的です。
本質的には最初に書いた通り、作者のオリジナル忍法帖に、甲賀忍法帖の関連用語をのせて「続編です」と名乗っているに過ぎない印象があります。

この作者のファンでなく、甲賀忍法帖「のみ」のファンから見て肯定できる要素は、残念ながらこの作品のどこにも見当たりませんでした。
桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)より
4062940078