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さよならジェーン



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さよならジェーンの評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

先入観にとらわれたらダメ。

この本を読まれた方は、どのへんから犯人がわかってきましたか。犯人がなかなか見えてこない。う〜ん犯人は誰だろう、誰だろうと思いながら読み進んでいきました。ヒロインは二人の姉妹。 妹はモーターボートの突進で、スクリューによって顔が切り裂かれたにもかかわらず、今では幸せな結婚生活を送っています。彼女の夫は昔姉が付き合ったことのある人。豊かな財産は、姉には一切行かず、すべて妹が相続。一方、姉は仕事一筋。姉の仕事は刑事。夫婦愛、姉妹愛、友情が、織り込まれて、面白く読んだけど、サスペンスでは今ひとつとゆうところかな。
さよならジェーン (MIRA文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジェーン (MIRA文庫)より
4596911444
No.1:
(5pt)

ひさびさのハラハラもの!

二人のヒロイン、ジェーンとステイシーは異父姉妹。
一方は莫大な遺産を受け継ぎ、結婚、出世をし、幸せな日々。
一方は殺人課の刑事として働く々。
妹の事故に責任を感じる半面、すべてに恵まれてた妹に羨望と嫉妬を抱く姉。
そんなぎこちない冷戦状態が続く中、立て続けに殺人が起こり、
大きな波紋を投げかけます。二人の関係はさらに複雑化し、
事件も混迷をきわめていきます。
 
 ストーリーは、時系列に沿って構成され、各章ごとに場面が切り替わり、
様々な登場人物の動きを追うことで、読者を物語の世界に引き込んで
いきます。途中に何度も『犯人はこいつなの?』また読み進むうちに
『いや違う。こいつかも』と、容疑者が読者の中で変化していくのが、
非常に面白かったのもひとつ。
 
 作者スピンドラーの特徴といえば、社会性の強いテーマ、どんでん返し、
多彩な登場人物、そしてなによりもこの疾走感。
昨今の現代社会における、美とはなにか。技術的に美しさを求めることが
可能になり、人工的な美に抵抗を感じなくなった今世の中で、果たして
この言葉がどれだけの説得力がもつのか。本当の美とはいったい何のか。
ある意味、とても同感できた一冊でした。
さよならジェーン (MIRA文庫)Amazon書評・レビュー:さよならジェーン (MIRA文庫)より
4596911444

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