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砂漠の陰謀 クロニクル2



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【この小説が収録されている参考書籍】
クロニクル (2) 砂漠の陰謀 (ハヤカワ文庫 NV ハ 33-2)

砂漠の陰謀 クロニクル2の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

第一部の前日談でありつつ、より社会性を強めた展開

第一部では、イラクの砂漠地域での大規模な建設プロジェクトにまつわる逃走劇が描かれていましたが、本作、第二部は、その「前日談」となります。
前作の主人公、「スティーブン・サトラー」lことフォードが急遽の逃走を強いられるまでの経緯です。

第二部幕開けは衝撃的です。
第一部で脇役として登場したメンバーが次々と命を落としていきます。
この冒頭で、サトラーが離脱を強いられたプロジェクトが、人体へ影響を及ぼす何らかの問題を抱えていたことが、読み手に強く伝わってきます。

第一部の内容に対する「なぜ?」そして、第二部の冒頭で、彼らが命を落としたことへの「なぜ?」

これらの「なぜ?」に対する答えが、砂漠での建設プロジェクトの先行事業であった「焼却炉」の稼動を背景に、明らかにされていいきます。
第一部の前日談でありつつ、社会サスペンスへ転調した展開で、なかなか引き込まれる展開でした。

この第二部で、サトラーの逃走にまつわる展開は、全ての事実までが明らかになったわけではないにしと、いったんは一区切りになったようにも思います。
 
となると、残りの2部がどんな展開となるのか!?
当初は、月1回の刊行となっていたと思いますが、第三部、第四部は6月中に順次刊行されるようで、今から楽しみです。
クロニクル (2) 砂漠の陰謀 (ハヤカワ文庫 NV ハ 33-2)Amazon書評・レビュー:クロニクル (2) 砂漠の陰謀 (ハヤカワ文庫 NV ハ 33-2)より
4150413428

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