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【この小説が収録されている参考書籍】
白夜行
白夜行 (集英社文庫)

白夜行の評価: 4.18/5点 レビュー 711件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt
Created with Highcharts 5.0.1038件5.34%41件5.77%73件10.27%162件22.78%397件55.84%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41~60 3/4ページ
No.33:
(3pt)

分厚い

ストーリーが複雑で読みづらかった。
好きな作家なのでもう2、3度読み返したらいいかもしれない。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.32:
(3pt)

内容は面白いのだけど…

内容は面白い。ボリュームもあり、読み応えがありました。しかし、雪穂と亮司の周りの怪事件の成功ありきで、用心深い探偵が急にアホになって殺されたり、雪穂を追いかけ続けた元刑事の勘が大事なところで鈍ったりします。そういう違和感が残ってしまうので、なんだかなという感じです。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.31:
(3pt)

完璧なプログラムと空虚な中心

本を手にしたとき、その厚さに一瞬怖気づいたが、どんどん読み進めることができて、驚くほど速く読めた。一見無関係に思える様々なストーリーは、それぞれに面白くリアリティがある。描かれている人物は、主人公である2人を除いては、非常に生き生きと描かれている。日常的なちょっとした会話や仕草もよく描かれている。そして、物語の組み立ては本当に見事である。著者が電気工学の出身であるということに非常に納得する。複雑なパーツを完璧に組み立てられたプログラムを思わせる小説である。読み終えたとき、そのプログラムの見事さには圧倒された。だが、残念ながら、心に残るものがなかった。中心にいるはずの主人公は、空白でしかない。彼と彼女が、幼い日のおぞましい経験から何を学び、あのような行動に到ったのか、ひたすら想像するが、納得できない。いやあのような非道については、なんとか想像できる。では、少女は、見せかけのものであったとしても、上品で気配りの行き届いたふるまいを自力でどのようにして身につけたのか。尋常ならざる適応能力、観察力の持ち主なのか。あの少女に関心をもちながら読み進めたにも関わらず、彼女の人物像に納得できなかった。「外堀」であるプログラムが完璧であるがゆえに、ますます中心の空虚さと説得力のなさが際立ってしまった。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.30:
(3pt)

よくわからない

ミカは手なずけるために暴行させたと理解できるが、えり子を襲わせた理由がさっぱりわからない。 雪穂は、なんの計算もなく嫉妬でそんなことを企てるような女じゃないだろうし、篠塚の恋人の座を狙ってたと過程してもえり子の後がまに居座るのは世間の目もあって難しいということくらいわかるはず。高宮を狙っているにしても、雪穂が早急に高宮に接近すれば良いだけで、えり子を襲わせる必要は全くない 作者の暴走にしか見えない また、今枝は殺害するほど警戒してるのに、19年もかぎ回ってる笹垣にはなぜ全く気づかなかったのだろう
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.29:
(3pt)

男性向け

読んでる最中吐き気を覚えた箇所がいくつか・・・。
何かあったらレイプさせて、黙らせる、という繰り返しに耐えられませんでした。
女性には勧めません。
後、ここに出てくる女性は全て男性向けにカスタマイズされてます。
男性が望む悪女像、そのままを楽しめると思う。
ただ、安っぽい動機と稚拙な犯罪はいただけないので、
ミステリとしては最初からあきらめて読んだほうが良いでしょう。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.28:
(3pt)

暗く悲しい犯行

この著者の本は「手紙」に続き2冊目。知らなかったけどドラマにもなっていたようです。
私はあまのじゃくなのですっごいベストセラーはあまり読まない。
本屋に行って読みたい本を探していて、とうとう手に取ったという感じ。
ん〜、人の暗部に焦点をあてていて、それが謎の解明とともに少しずつ少しずつあらわになる。
それも暗示が多いので、想像力の世界で。
暗い過去を持つ男と女。耐え切れず起こした犯行。
その秘密をとてつもない意志の力で隠し続け、暗く悲しく犯行を重ねる。
やっと最近になって、自分には想像すら出来ない悲しみや苦しみがあると思い始めた所だったので、引き込まれて読み終えた。
そんな気分のときにオススメ。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.27:
(3pt)

複雑な心境

面白いか面白くないか?と問われれば数日で最後まで読み切った事考えると引き込まれる作品なのは間違いないです推理小説のように謎をちゃんとスッキリ解明して終わるわけじゃないので読後いろいろ想像にふけりたい方にはよいかとただなんでもSEXやレイプの描写を入れば緊迫感や緊張感が増すわけじゃないかなぁとても読書感想文になんかお勧めできる作品ではないと思いましたが長編作品が苦手な私でも読み切ったのは事実なのでつまらなくはないはずです
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.26:
(3pt)

面白いんだが、

なんかそこそこ出来のよい2時間ドラマを観させられた感覚もある。
確かに非常に上手な人の上手な小説である。よく研究もしているのだろう。
ただ、森村誠一、高村薫、宮部みゆき、そして馳星周が巻末で述べているノワール小説の類のおいしいところを引っ張り出してきたという感は否めない。
どこかで見聞きしたシチュエーション、人間関係、筋、描写だなあといった感じなのだ。
うーん、でもこれだけの分厚さを一気にも読ませてしまうのは、極上のエンタテイメントではあるのだろう。
限りなく4つ星に近い、3つ星。
先に読んだ「秘密」はかなりの読後感があったし小説という枠を破っているものを感じさせたが、そこまでの印象はなし。
とはいえ、読んで損はないでしょう。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.25:
(3pt)

感情移入できる登場人物が居ない

東野さんの作品のほとんどですが、登場人物の外観に関する描写が少ないです。特に男性の。
この作品も、女性主人公、その友人、男性主人公の母や恋人、御曹司の恋人など、女性の外観描写は細かく、脳内での再生が容易なのですが、男性の描写がなくあいまいとした感じでした。
作品としては、すべての謎は解決されていません。2回読み直しましたが、複線は完全に回収されていません(例:男性主人公の偽名の由来、遅漏の原因、女性主人公の生き様の理由、何人途中で登場しなくなった中学時代の友人など)。ここらが消化不良。想像にお任せしますって感じかな?
また多数の方が指摘しているように、男女の主人公の心理描写が皆無で、結局だれになりきって読めばよいのか分かりませんでした。この二人視点でのストーリーをいつか読みたいものです。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.24:
(3pt)

「物語として」はとても面白いです

東野圭吾を代表する作品で、たしかにとても面白い小説です。
読んでみる価値は十分にあると思います。
ただし、一点受け入れられないところがあります。
それは人間の「気持ち」に関する部分です。
あまりにも非現実的すぎます。
この作品は、二人の少年少女が大人になる過程を描くものです。
しかし、人生においては様々な環境の変化や人間関係の変化が、
起こるのに、幼馴染の二人が、大人になるまでずっと密かに
関係を続けるというのがどうもしっくりきません。
多感な時期まで乗り越えてきているのであろうに、気持ちの
移り変わりがないなんて・・・。
まして、お互いに複雑な環境で育ってきて、ずっと裏で関係を
継続する・・・。
人間の気持ちなんて移り変わるというのは、皆さん自分自身が
一番良く分かっていると思います。
個人的な意見ですが、面白かったのはあくまで「物語として」です。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.23:
(3pt)

探究心の満たされぬ作品。読み手がそれをどう判断するか

読書を習慣付けることも必要だと思いつつ、
あまり本を読まないわたしがある時近しい人間から
「東野圭吾作品がおもしろいよ」と聞き、
なんとはなしに書店に向かった時、気まぐれで購入したのがこれだった。
紹介者からお勧めのタイトルも聞いていたのだが、
それらは裏表紙の粗筋を見て好みでないものや、
続き物の一冊だったりしたので手を出しづらく
他に何かないかと見た時、どうやらこの白夜行が
氏の代表作とも言えるような著書だったようなので意思を固めた。
発端はある殺人事件。
その事件を調査する刑事の視点から物語は幕を開けた。
読者はその事件の真相を知り得るため、文章に目を走らせる。
ところが、その真相はわからぬまま次々と新たな風呂敷が広げられては
謎が深まり、謎が解けてゆく。まさにミステリの醍醐味。
なるほどページをめくる手が止まらないという謳い文句も頷けた。
しかし読み進むにつれ、散りばめられたヒントから
事件の真相が読めてくるようになる。
それでもなおページをめくりたいのは、真相の根拠つまり事件の裏、
ひいてはこの850ページに及ぶストーリーの大元を知りたいがためなのに、
ついにその欲求は解消されぬまま物語は終了する。
このエンディングで良いのか悪いのか、
そこがこの作品を語る上で最も重要なことなのだろうと思う。
確かに、数多くの物語を読んでいる人間にはこういうエンディングもアリだろう。
物語とは結果より過程を楽しむものだと言うのは大いに賛同できる。
しかし、これを機に読書の習慣をつけようかと思っているような人間には
ヘビーなエンディングだったと言わざるを得ない。
このもやもやを自己完結できるほど、小説を読むことに慣れていないのだ。
終わりよければすべてよし、そういう小説の方がわかりやすくて良い。
そういう意味で、この厚さも相まってあまり本を読まない人には
オススメできない作品である気がする。
紹介者が白夜行を挙げなかったのはそのせいなのかもしれない。
余談。
低評価をつけているレビュアーの意見の支持率は低いようだが、
あんまりにも極端な物言いはともかくとして、
わたしの主観としてはやはりそれはそれで的を射ているように思える。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.22:
(3pt)

消化不良が残る作品

周りの視点で主人公二人を語らせるという手法は今までもあったが、ストーリーに綺麗に合致して、視点が変わっても読みやすいものであった。構成もまたよく練られていたかと思う。だがどこまで行っても消化不良が残った。
言ってしまえば丁寧さが欠けているのだ。小説というのは本筋から少し離れたところをおざなりにしないことで、深みをつけているのだと思う。その点で白夜行は細部が少々適当に感じられた。ほんの僅かに気になる点がちょこちょこあるもののそれは最後まで解消されることはないということも多い。伏線が消化されるカタルシスを期待していただけに最後を読んだときの肩透かしは大きかった。
作者が見せたい部分だけはきちんと描かれているとは思うが、それ以外がおざなりになっているのだ。そしてその本筋を大事にするために多少強引とも思える部分が少々あったと感じた。作者と同じ感性と価値観を持つ人ならば、全く気にならないのだろうと思う。しかし私は細部の取りこぼしが気になって本筋に感情移入できなかった。そこさえきちんとしてくれれば★4つというところだったので残念であった。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.21:
(3pt)

長すぎる

最後まで読むと確かに面白かったですが、途中退屈な場面がいくつも
ありました。余計なサイドストーリーが多すぎではないでしょうか。
その気になれば半分のページ数に抑えられたはずで、あの結末を描く
ためにここまでの長さはどう考えても必要だとは思えませんでした。
この作品はミステリーですが、犯人は途中から見え見えになっており、
犯人がなぜ犯罪を犯したか、という動機が謎の中心になるのですが、
謎が解けたときも、
「ここまで長々と読ませてきてそのオチかよ!」
と正直思ってしまいました。
この作品と比べれば、オチが似ている同じ作者の『むかし僕が死んだ家』
はコンパクトにまとまっていて良かった。東野作品なら、私はこちらの
ほうをおすすめしたいと思います。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.20:
(3pt)

絶賛されるような作品か・・・?

自分の周辺でやたらと評価が高かったので読んでみました。
一気に読めたし、確かにつまらなくはありませんでした。
でも単なる主人公二人の犯行記録です。
しかもワンパターン。
・一方の身辺で事件が起きると、相方の暗躍がその後の章で描かれる。
・異性は色気で、同姓は暴力で屈服させる
この長編小説を一言で説明するとそういうことです。
でも読みやすかったことは確かだからオマケで星3つ
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.19:
(3pt)

とにかく一気に読ませる面白さはあります。
ドラマを先に見たので内容的に驚きはなかったのですが、
小説では二人の接点が描かれないし、全て三人称なのが新鮮でした。
しかし二人の極悪非道ぶりが徹底して凄まじく、
一切の共感や同情はわかなかったです。←できると感動するかも?
絶対に読み返したくないという気分になりました。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.18:
(3pt)

う〜ん・・・

随分前に『秘密』に感銘を受けたので、購入しました。ネタばれになりますので、ストーリーには触れません。
感想は、巻末の解説者の意見と全く正反対です。辛い過去を背負って「白夜」を歩み続ける主人公の感情・心情を一切描かず、周りの人々の立場からのみ描写する手法はいいのですが、クライマックスくらいは彼等の永年にわたる心情を一気に吐露する場面があった方が、読者も感情移入出来てよかったのではないでしょうか。そこをしないところがスゴイ!と解説者なら言うでしょうし、ある意味ラストでの雪穂の態度は衝撃的ですらあります。
まぁ趣味や好みの問題と言えそうですね。ただ後味は余りよくありません、いろんな意味で。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.17:
(3pt)

意図不明の暗い小説

TV化されたので内容をご存知の方も多いだろう。小学生時代に殺人を犯した男女2人の20代後半までの人生を時代の風俗と共に描いたもの。2人の間の交情・心理描写は一切せず、2人と周囲の人間の行動を冷徹に描く事で読者の想像力に訴える手法を取っている。
だが暗い。ひたすら暗い。救いがない。作者はどういう意図でこの小説を書いたのだろう。まさか、「小学生の時に事件を起こしたんじゃ、後は暗い人生を送るっきゃないよねぇ〜」ではないですよね。ヒューマンな「秘密」の後だけに、逆に人生の暗黒面を描こうとした訳ですか ? その方がブンガク的だと。しかし、事件の後、取るべき選択肢は幾つもあった筈なのに手前勝手に「白夜行」に突入したのは主人公達のワガママでしょうが。結末で、女を救うために自らの身を投げ出して警察に連行される男の姿を、冷酷に黙殺する女の有様をブンガク的だと考えているようでは作者のお里が知れるというものだ。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.16:
(3pt)

ラストに不満

 ドラマで話題になったので読みました。ただし、ドラマは見ていないので、ドラマのほうの筋はまったく知りません。
 初めに起こった事件とたくさんの登場人物、時間の流れを理解するのにやや苦労しました。章と章の変わり目には、前のほうを読み返したり…。だんだん読み進んでいくうちに相関関係や事件の全貌はわかっていくのですが…。結局そうまでして周りの人を陥れながら、生きなければならなかった二人の思いとか、本当に刑事の推理が正しかったのかとか、その後の雪穂はどうなるのか、やはりつかまらないのか、一成は真相に迫れないままなのか…など、かなり消化不良の感があります。
 たくさんの人が不幸になるのに、なんの制裁も償いも反省もないままなのかと思うと暗い気持ちになりました。世の中に山ほど理不尽なことがあるので、せめて小説の中くらいは、やはり何らかの形で悪は裁かれて欲しかったです。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.15:
(3pt)

まさに白夜の中にいる感覚を味わえる

東野圭吾の代表作と聞いて読みましたが、私には合いませんでした。
たしかに先を読みたくなる書き方で、長編にもかかわらず飽きることなく最後まで一気に読むことはできました。
章ごとに新たな時代そして登場人物が出てくる。最初は「また知らない名前だ」と戸惑いましたが、慣れると「今度はどんな物語だ」と楽しみになってくる。そしてその物語に中心となる人物が絡み合っていく。
しかし、ほとんどすべての登場人物に不幸をもたらすその内容と、最後の幕切れに、「読んでよかった」と素直には感じられません。
中心人物の心の描写はなく、その行動と、時折見せる本音らしき台詞でその心を垣間見るというのは面白いとは思いますが、すっきりしない読後感がただよったままに終わりました。
物語のあら探しをするつもりはありませんが、子供時代から20年という長い歳月を二人を結び付けてきた強い絆が何だったのか結局分かりませんでした。
もちろん話の流れから想像することはできるし、実際に登場人物が謎解きもしています。それでも何かが腑に落ちないまま結末を迎えてしまいました。
子供時代のあやまち、あるいは不幸な過去を抹消するために二人が共謀することはあるでしょう。忘れるために、周囲の人物に忘れさせるために更なる犯罪を犯すこともあるかもしれません。
しかし、ここでは犯罪は現在も進行中なのです。二人は20年という長い時間を共謀して生きているのです。しかも、いくつもの新たな犯罪に関わっているようなのです。
子供時代の共通の事件(犯罪)を契機としても、そんなに長いあいだ変わらぬ絆というのはあるだろうか、とどうも納得できませんでした・・・。
これらの意味で、まさに白夜の中にいる感覚を味わえます。これが作者の意図したことなら大成功でしょう。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.14:
(3pt)

ふむふむ・・・・

テンポのよさについ気になって先をいそぐのだが、ほっと気が抜けたりする部分や爽快感といったものが、ひとつもでてこない話。
ドラマのキャストを聞いたせいもあって、登場人物のほとんどだれにも感情移入しきることができないまま進んでしまったせいもあるかも?
――ま・それこそが東野さんの作風だといわれたら、まだ全然読破していないのでなんとも反論しようがないけど。
でも終わった後の、このどうしようもない空虚感。
事柄の裏面を知れる立場にいるせいもあるけれど、そこまでして得たいものがすごく痛々しいというか。
二人に共感できるところがなく、言いようのない不快感というか居心地の悪さを覚えてしまって。
自分が能天気なせいかもしれないけれど、あまりに不幸な、忘れたいような物語だったなぁ………。
なぜこれがドラマ化されたのか。
その意図をはかりかね、なんとなく物悲しく終わってしまった。。。。
白夜行 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:白夜行 (集英社文庫)より
4087474399

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