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幻影のマイコ



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【この小説が収録されている参考書籍】
幻影のマイコ

幻影のマイコの評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

未来のモルディブ、そして月を股にかけるハードボイルド・ミステリー

便利屋を営む一匹狼の男が、依頼を受けた人探しを進めていくうちに、大きな闇に巻き込まれていく。
と聞けば、実によくあるハードボイルドの筋書きだが、この小説の舞台は、二〇八五年のモルディブ共和国。
それだけで、如何にこの作品が特異かが判ろうというものだ。
赤道に近く、海に囲まれているということで、気軽に月旅行に行ける軌道エレベーターのターミナルが造られた、近未来のモルディブ、マーレ。
エレベーターの開発企業にも裏社会にも顔が利く日本人、結城世路が探偵役となり大活躍。結城の相棒を自称する少年アプロも、随所で良い働きをしている。
モルディブの地理や文化もそれなりにリアルに描かれており、また軌道エレベーターも現実に研究が進んでいる技術であり、決して荒唐無稽な話では無い。
終盤は、舞台を宇宙に移す。ミステリー、ハードボイルド、SF、アクションの見事な融合だ。
幻影のマイコAmazon書評・レビュー:幻影のマイコより
4396210205

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