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バカが全裸でやってくる
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バカが全裸でやってくるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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ナルホド漫画は良く出来てると思える程度の内容。 全然漫画のが面白い と思ってた、3章ぐらいまで。 そこから段々と筆者の文章がなかなかどうして 自分好みであることに気付いてくる。 で、終章の繋げ方でワクワク感がエライ事になってた。 ドラクエ4でドラクエ1,2,3をやってる感じ。 うむ、自分好み。 が、全部漫画にされたら漫画版には勝てないかな、とも思った。 それほどまでに漫画版は面白い。 が、原作読む前に漫画版を読んだほうがとっつきやすいかと思う。 固有名詞がほぼ無いので。 | ||||
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井田ヒロトの漫画版が面白かったので読んでみました(Ver.2.0も)。 しかし原作にあって漫画版では収録されなかったエピソードがあるのはよくあることとして、漫画版オリジナルのエピソードが結構あり、共通のエピソードでも描写にかなり違いが見られ、正直かなり別物と感じました。 漫画版で面白かったあのエピソードはいつ出てくるのか?と読んでいったら、最後まで出てこなかった。という感じのエピソードが複数あります。 ひとつには、漫画版では全裸男が何者であるかはっきりしなかったので、原作を読めばわかるかと思ったのが読んだ理由ですが、結局わかりませんでした。 正確には(原作の)作者が後書きで「何度も読めばわかる」というようなことを書いていたので、そうすればわかるのかもしれませんが正直読み返す気にはなれませんでした。 漫画版が面白すぎるため、原作にあまり期待すると肩透かしを食うかもしれません。 | ||||
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タイトルのインパクトで読み始めましたが、内容はあまり好きではありませんでした。始めの方は面白かったですが、半分いかないくらいから、だれてきてしまいました。 | ||||
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文体が独特で面白い。 それぞれのキャラクターが立っていて、スピンオフを読みたくなった。 馬鹿馬鹿しくて、苛々するキャラクターもいるのに、なんだか泣ける。 小説なんか書かなくても生きていけるのに、どうして書いてしまうのだろう。 そんな苦行に憑りつかれた人のお話がリアルだった。 | ||||
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大学の新入生歓迎コンパで一人孤独を味わっていた小説家志望の「僕」のところへ 突然全裸の男がやって来た。 「僕」の思いとは別に全裸のバカは、「僕」と関わろうとしてくる。 「僕」が小説家志望だということが分かると、全裸のバカは、小説家になる為の作戦を提案してくる… この小説は、かなり異質だ。 「僕」が主人公なのかと思いきや、「僕」は第一章のみの登場。 以降は、複数の人物が物語りに登場する。 仕事を干された小説家、幽霊になった小説家、自称ブロイラーの小説家… それぞれの登場人物達はやがて繋がっていく。 群像劇なのかと思いきや、物語は最後で… このストーリーの作り方は非常に面白いと思った。 ストーリー、文章とも勢いはある。 しかし、それは褒め言葉だけの意味ではない。 この作品の文章は、やたらと倒置法を使っていたり、 また、極端に短い文章(「。」を多用)を使用している。 読みにくく、ストレスを感じることが少なくなかった。 ストーリーも展開が速くて、読者を飽きさせる事とはないが、 登場人物達の心理描写がいまひとつで、納得感をもつことは出来なかった。 そして、読後の余韻をあまり感じることはなかった。 全裸のバカの描写をもう少し上手に行えば、かなり良い作品になったのではないだろうか。 その点は残念である。 とは言え、勢いはあるし、展開も面白い作品なので、興味がある人は読んでみてもよいだろう。 | ||||
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かなり題名が衝撃的だったので買ってみたところ、内容も衝撃的でした。 | ||||
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「バカが全裸でやってくる」五七調だ。 内容は他の評者の方の書かれているとおり。妄想系私小説、半ば自伝風。業界暴露風。「作家になりたい人」「作家になっても行き詰まっている人」のパロディである。 そこそこ面白かった。 # 本書の続編が出版されているようだ。少し驚いた。 | ||||
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個性的な文体で引き込まれていった。モラトリアムな青春を駆け抜ける小説バカについエールを送りたくなった。著者のほかの作品も読みたくなった。 | ||||
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小説家という夢に捕らわれたおバカさん達のお話であり、作者自身の自虐ネタのような小説。 先生に褒められたから。コンクールで入賞したから等の些細なことから小説家を目指す小説バカが生まれる。しかし、小説バカが必ず小説家になれる訳ではない。小説家になるのに才能と努力のどちらが必要なのか?強い思いと積み重ねた努力で小説家になれるのか?作者はこれらに対して心地良い結末を与えずに、肯定とも否定とも取れるように話を振り回して煙に巻いています。それでも、赤裸々な妄想を世に出して露出狂のように喜ぶのが小説家であり、全裸を曝け出して言葉を吐き出さなければ小説家という夢には手が届かないというのは筆者の本音だと思います。 登場する小説家が最終選考で落選した「拾い上げ」と呼ばれる方達だったり、各章の合間に挿入される選考過程の様子は皮肉を込めた内部告発のようにも取れます。本文、あとがき、帯まで含めて読者を煙に巻いたような本です。 | ||||
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負けましたー!! やられました、悔しい!! 入間先生の作品は、文体が酷くくどいのに引き込まれてしまいます。この作品もまたその一つとなりました。全裸を曝け出す。これは言い得て妙だと頷いてしまった。 | ||||
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やっぱりこの人はすごいなあと思います。 すごく泣けた。 すごく辛くなった。 そんですごく、すごく悔しい気持ちになった。 私も才能の無い側の人間だからさっ! あいかわらずのこの文章もたまらない。 呼吸するような言葉たちでした。 全然最高です。 でもまぁ創作していたいひとにとっては、 身にしみて痛すぎるかもしれません。てか痛すぎた。 用法容量を守って楽しく読みましょー。 | ||||
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ほかの作品を読んでいないですが、文体は綺麗で読みやすいです。 ストーリーも一人称の純文学をアラカルトで詰め込んだ感じで、1章ごとに 分けて読むには向いている感じです。 一気に読むと、それ・・・いるの?という閑話休題がブレーキを掛けすぎて いて、読後感はあんまり良くなかったかなあ。 70年代のフランス映画的を見終わったときに感じる、あのヤルセない感じ と言えばわかってもらえるでしょうか。 | ||||
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入間人間氏の自伝風小説家志望ストーリー。小学生の頃に作文をほめられ、それを機に物語を書くことが人生の目標になる。作品を作り、投稿してもいつも1次どまり。それでも小説を書くのが好きで、いくら駄目、やめた方がいいといわれながらも書き続ける。これって、一種の才能だと思う。ただ、才能があると思い込んで何もしないのではなく、あるんじゃないかと不安になりながらも作品を作り続けていくことができることが一番の重要なんでしょうね。ストーリーは入間氏お得意の複数多視点なのですが、最後収束しないで終わっています。1章、5章はよかったのですが、あいだのストーリーがいまいち面白くなかった。そこそこを目指すっていうのは共感できました。 | ||||
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面白かった! ただオチが途中でわかっちゃったかな でも第三章では泣けた 相変わらずの独特の文体も今では心地よい | ||||
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とりあえず 帯とあとがきに驚きました(笑) 内容は小学生の頃の 先生の一言で 小説家になるのを諦めきれない 主人公が大学の飲み会で 全裸のバカと出会って イロイロあってライトノベルの賞に応募して ここまでが一章です そのあとも選考を挟んだりしながら 他の登場人物の話になって行きます 内容は細かく書きませんが これは作者の自伝を 混ぜながら書いてる感じ? ですかね(笑) 内容は凄く引き付けられて いい感じの群像劇でした あとがき的に言うなら 自分は負けました(笑) 帯の人物の名前を調べたのは自分だけじゃないはず(笑) | ||||
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小学生の頃から一人で小説を書きためてきた僕が、学科の飲み会に全裸で乱入してきたオレと出会ったことで、同級生で作家の甲斐抄子には才能がないから諦めろと罵られながらも、表舞台に出るために行動を開始する。 というのが第一章で、幕間に選考会議の様子をはさみながら、章ごとに作家(志望)の物語が進行する。二章以降の詳細を書くとネタばれになる気がするので差し控えるが、最後まで読めば、オレが全裸で飲み会に来た理由と、一章の最後で甲斐抄子が何を叫んでのかは分かると思う。 単純に面白いと言えるかは分からないが、まるで作者自身のことを書いたかのように感じさせるところが自伝的で小説的であるとは思う。 | ||||
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