聖女の救済

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聖女の救済の評価:

3.86/5点 レビュー 319件。 A ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全413件 181〜200 10/21ページ
No.233
(5pt)

論理と情緒、左脳と右脳、男と女、その人工的な対比を楽しむ

大変面白く読めました。
ミステリーとしての展開も上手く、まとまりが良い作品です。
最初からなんとなく気になる描写がふんだんにあって、それが読み進むうちに、それぞれの役割を果たして行くので、すっきりします。
但し、犯行動機やトリックは通常ではありえないような設定で、そこに好悪が分かれるかもしれません。私は、普通ではないことに安心します。そもそも殺人事件は非日常の出来事でないと困るわけで、いかにも身近にありそうな話では怖い。そんな訳で、この小説、ミステリーに日常的な怖さを求める読者には物足りなく、ミステリーに非日常的な作為を求める読者には面白い、という傾向があるように思います。更に言うと、ミステリーに、犯行動機とトリックにおいて高い精度を求める読者には物足りなく、小説として、論理と情緒、左脳と右脳、男と女、その人工的な対比が気になる読者には面白い、と思います。
とりわけ、私が大変面白く思ったのは、3人の女性の描写です。フィッツジェラルドの短編小説集に『若者はみな悲しい』がありますが、それに倣えば、この小説、『女性はみな悲しい』という副題が浮かんできます。但し、3人目の最も普通にいそうな女性が妊娠し、犯人がそれを許容するところに、『聖女の救済』の真骨頂を見た思いがします。愚かな男の遺産でもあります。無理矢理、三度目の正直か!という突っ込みもあるかもしれませんが、よく作られたミステリーとして、それも面白い、と思いました。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.232
(5pt)

本日朝から読んで一気に読了。やはり面白かった。

容疑者に思慕の情を抱く刑事という設定と「拳銃」には既に一年前から銃弾が込められていたというトリックが秀逸な一作。(これ以上はネタバレになるので云いませんが・・・)最初からグイグイ惹き込まれ、本作も一気読みで完読しました。いやはや、巧いですね。

「どんなにひ弱そうに見えても、不倫をしている女は手強い」(78頁)
「計算ではないんです。防衛本能です。賢い女性特有の」(100頁)
「虚数解?」「理論的には考えられるが、現実的にはありえない、という意味だ。・・・ トリックは可能だが、実行することは不可能だということなんだ」(287頁)

尤も、読後の余韻や容疑者の心情の切なさややるせなさといった小説としての完成度という点では、本作は『容疑者Xの献身』にはやや及ばなかったような気もします。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.231
(5pt)

東野ミステリーの最新作

今度は毒殺?東野圭吾による新作ミステリーです。
今までのシリーズと似ている部分もありながらも、やはりハっとさせられる
トリックに感心の一言。
是非最後まで読んでいただきたいと思います。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.230
(5pt)

論理と情緒、左脳と右脳、男と女、その人工的な対比を楽しむ

大変面白く読めました。
ミステリーとしての展開も上手く、まとまりが良い作品です。
最初からなんとなく気になる描写がふんだんにあって、それが読み進むうちに、それぞれの役割を果たして行くので、すっきりします。
但し、犯行動機やトリックは通常ではありえないような設定で、そこに好悪が分かれるかもしれません。私は、普通ではないことに安心します。そもそも殺人事件は非日常の出来事でないと困るわけで、いかにも身近にありそうな話では怖い。そんな訳で、この小説、ミステリーに日常的な怖さを求める読者には物足りなく、ミステリーに非日常的な作為を求める読者には面白い、という傾向があるように思います。更に言うと、ミステリーに、犯行動機とトリックにおいて高い精度を求める読者には物足りなく、小説として、論理と情緒、左脳と右脳、男と女、その人工的な対比が気になる読者には面白い、と思います。
とりわけ、私が大変面白く思ったのは、3人の女性の描写です。フィッツジェラルドの短編小説集に『若者はみな悲しい』がありますが、それに倣えば、この小説、『女性はみな悲しい』という副題が浮かんできます。但し、3人目の最も普通にいそうな女性が妊娠し、犯人がそれを許容するところに、『聖女の救済』の真骨頂を見た思いがします。愚かな男の遺産でもあります。無理矢理、三度目の正直か!という突っ込みもあるかもしれませんが、よく作られたミステリーとして、それも面白い、と思いました。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.229
(5pt)

本日朝から読んで一気に読了。やはり面白かった。

容疑者に思慕の情を抱く刑事という設定と「拳銃」には既に一年前から銃弾が込められていたというトリックが秀逸な一作。(これ以上はネタバレになるので云いませんが・・・)最初からグイグイ惹き込まれ、本作も一気読みで完読しました。いやはや、巧いですね。

「どんなにひ弱そうに見えても、不倫をしている女は手強い」(78頁)
「計算ではないんです。防衛本能です。賢い女性特有の」(100頁)
「虚数解?」「理論的には考えられるが、現実的にはありえない、という意味だ。・・・ トリックは可能だが、実行することは不可能だということなんだ」(287頁)

尤も、読後の余韻や容疑者の心情の切なさややるせなさといった小説としての完成度という点では、本作は『容疑者Xの献身』にはやや及ばなかったような気もします。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.228
(5pt)

東野ミステリーの最新作

今度は毒殺?東野圭吾による新作ミステリーです。
今までのシリーズと似ている部分もありながらも、やはりハっとさせられる
トリックに感心の一言。
是非最後まで読んでいただきたいと思います。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.227
(4pt)

下手な作家なら目も当てられない内容だったかも。

義孝、綾音、宏美の誰にも感情移入できず、好感も持てなかった。
義孝は最低最悪の男!女の敵!でも、条件付の結婚にOKの決断を下したのは綾音。
好きだからどうしようもないという感情も理解できるけど、苦しくても結婚しないという決断もできたはず。
トリックについても、んなアホな!とも思った。

それでも、やっぱり徹夜で読んでしまったのは東野圭吾さんだからこそ。
下手な作家だったら目も当てられないはず。
なんだかんだでおもしろかったです。
ただ、ここ数年の東野作品はこれもまた映像化するんだろうな〜というのが読みながら
ヒシヒシと伝わってくる。ガリレオシリーズはすでにされているのでこの作品も不思議ではないけど。
穿った見方をすれば映像化を意識した作品になっている。(特に流星の絆)
白夜行が映像化されたときのガッカリ感は今も忘れられないです。

作家さんには「小説だからこその作品、絶対映像化は許さん!」という位のものも書いてほしいなと思います。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.226
(4pt)

下手な作家なら目も当てられない内容だったかも。

義孝、綾音、宏美の誰にも感情移入できず、好感も持てなかった。
義孝は最低最悪の男!女の敵!でも、条件付の結婚にOKの決断を下したのは綾音。
好きだからどうしようもないという感情も理解できるけど、苦しくても結婚しないという決断もできたはず。
トリックについても、んなアホな!とも思った。

それでも、やっぱり徹夜で読んでしまったのは東野圭吾さんだからこそ。
下手な作家だったら目も当てられないはず。
なんだかんだでおもしろかったです。
ただ、ここ数年の東野作品はこれもまた映像化するんだろうな〜というのが読みながら
ヒシヒシと伝わってくる。ガリレオシリーズはすでにされているのでこの作品も不思議ではないけど。
穿った見方をすれば映像化を意識した作品になっている。(特に流星の絆)
白夜行が映像化されたときのガッカリ感は今も忘れられないです。

作家さんには「小説だからこその作品、絶対映像化は許さん!」という位のものも書いてほしいなと思います。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.225
(5pt)

自分的にはかなり好きです

ガリレオシリーズは、今まではtvでしか見たことがなかったんですか、初めて小説を読んでみたんですけど、ドラマのをみた後に読むと登場人物などが想像できて進むにつれて勝手に胸が高鳴りました!                                     トリックは想像を絶する難しさで圧巻でした。中盤になってくると読む手を止められなくなります。やっぱり天才ですね!
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.224
(5pt)

自分的にはかなり好きです

ガリレオシリーズは、今まではtvでしか見たことがなかったんですか、初めて小説を読んでみたんですけど、ドラマのをみた後に読むと登場人物などが想像できて進むにつれて勝手に胸が高鳴りました!                                     トリックは想像を絶する難しさで圧巻でした。中盤になってくると読む手を止められなくなります。やっぱり天才ですね!
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.223
(5pt)

ハウダニットの真骨頂

ガリレオシリーズの長編2作目.
遠方から夫を毒殺するために妻が使ったトリックは?

久しぶりに東野氏らしくトリックを前面に押し出したミステリーである.
犯人はわかっているので,どうやって犯罪を犯したか?というハウダニットを
テーマに終盤まで読み手を飽きさせない.
この辺のストーリーテラーとしてのスキルはいつもながらハイレベルである.

肝心のトリックが期待外れだと拍子抜けするところであるが,
そのクオリティもまずまずといったところ.
トリックのスケールの大きさとそれを成し遂げるために犯人が注いだエネルギー,
そして,そのような人物像にリアリティをもたせるための描き込みという
計算された構成力にも感心させられる.
謎解きというか解決編にはやや??なところもあるが,
東野氏でなければ十分称賛されるべき水準の作品と思われる.
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.222
(4pt)

予想外の結末

まさかこんな結末、トリックだとは想像できませんでした。
ガリレオが手こずるのも納得です。
ここまで、ガリレオが苦悩するのは初めてではないでしょうか。
容疑者Xの献身では精神的な苦悩でしたが、今回は論理的な苦悩。
見応えありです。
読み終えて初めて、「聖女の救済」というタイトルの意味を知る事になるでしょう。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.221
(5pt)

ハウダニットの真骨頂

ガリレオシリーズの長編2作目.
遠方から夫を毒殺するために妻が使ったトリックは?

久しぶりに東野氏らしくトリックを前面に押し出したミステリーである.
犯人はわかっているので,どうやって犯罪を犯したか?というハウダニットを
テーマに終盤まで読み手を飽きさせない.
この辺のストーリーテラーとしてのスキルはいつもながらハイレベルである.

肝心のトリックが期待外れだと拍子抜けするところであるが,
そのクオリティもまずまずといったところ.
トリックのスケールの大きさとそれを成し遂げるために犯人が注いだエネルギー,
そして,そのような人物像にリアリティをもたせるための描き込みという
計算された構成力にも感心させられる.
謎解きというか解決編にはやや??なところもあるが,
東野氏でなければ十分称賛されるべき水準の作品と思われる.
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.220
(4pt)

予想外の結末

まさかこんな結末、トリックだとは想像できませんでした。
ガリレオが手こずるのも納得です。
ここまで、ガリレオが苦悩するのは初めてではないでしょうか。
容疑者Xの献身では精神的な苦悩でしたが、今回は論理的な苦悩。
見応えありです。
読み終えて初めて、「聖女の救済」というタイトルの意味を知る事になるでしょう。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.219
(4pt)

憎しみと愛は表裏一体

東野圭吾さんの作品は、加賀恭一郎シリーズと湯川学をメインのガリレオシリーズと
それぞれのキャラクターの個性がしっかりしていておもしろいことは 言わずもがなと思います。

今回は、夫を殺された?美貌の人妻・真柴綾音と彼女にこころを奪われる草薙刑事の心理やそれに絡む内海薫や綾音を取り巻く人々の描写が中心に展開されます。今回のトリックも、最後までわかりづらく読む者を飽きさせません。
湯川が出てくるまでは難攻不落と思われたトリックも、ぎりぎりのところで湯川のヒントを元に暴かれていきます。
トリックの斬新さという意味では、☆5つだと思います。
が、トリックからその犯行へ至る経緯や動機への展開はもしかするとわかりづらさがあるのかな?と思います。
そして この犯行へ至った心情は、万人には理解しづらいのではないのでしょうか。
そういう理由でそこまでするかな?という意味で☆4つです。

殺したいほどの憎しみと 狂おしいほどの愛というのは 
ある意味、紙一重のところでバランスを保っているのかもしれません。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.218
(4pt)

憎しみと愛は表裏一体

東野圭吾さんの作品は、加賀恭一郎シリーズと湯川学をメインのガリレオシリーズと
それぞれのキャラクターの個性がしっかりしていておもしろいことは 言わずもがなと思います。

今回は、夫を殺された?美貌の人妻・真柴綾音と彼女にこころを奪われる草薙刑事の心理やそれに絡む内海薫や綾音を取り巻く人々の描写が中心に展開されます。今回のトリックも、最後までわかりづらく読む者を飽きさせません。
湯川が出てくるまでは難攻不落と思われたトリックも、ぎりぎりのところで湯川のヒントを元に暴かれていきます。
トリックの斬新さという意味では、☆5つだと思います。
が、トリックからその犯行へ至る経緯や動機への展開はもしかするとわかりづらさがあるのかな?と思います。
そして この犯行へ至った心情は、万人には理解しづらいのではないのでしょうか。
そういう理由でそこまでするかな?という意味で☆4つです。

殺したいほどの憎しみと 狂おしいほどの愛というのは 
ある意味、紙一重のところでバランスを保っているのかもしれません。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.217
(4pt)

悲しすぎる・・・

私的にはトリックに関してはへぇ〜・・・ってさらっとした感想でした。
ただ、東野圭吾独特の人の心のもの悲しさは出ていたと思います。

どのキャラも引き返すことができるのに破滅へ進んでしまう悲しさが、何とも言えない・・・人の性なんでしょうかね。
どの人物も可哀想で悲しすぎるなぁと思って読み終わりました。

後味はスッキリしないけれど、読む価値はありました。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.216
(4pt)

悲しすぎる・・・

私的にはトリックに関してはへぇ〜・・・ってさらっとした感想でした。
ただ、東野圭吾独特の人の心のもの悲しさは出ていたと思います。

どのキャラも引き返すことができるのに破滅へ進んでしまう悲しさが、何とも言えない・・・人の性なんでしょうかね。
どの人物も可哀想で悲しすぎるなぁと思って読み終わりました。

後味はスッキリしないけれど、読む価値はありました。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.215
(4pt)

さくさく読める気軽なミステリー

ガリレオシリーズでは、やっぱり『容疑者Xの献身』が一番好きです。
そうゆうことだったのか!ってびっくりするし、泣ける。

この『聖女の救済』は、謎が解けるとタイトルの理由がわかるところがいいです。
途中つっかえることなく、軽く読んで軽く楽しいミステリーでした。

強いて言えば、この事件の核となるトリックのための犯人の努力は実現不可能だと思います。
もっと掘り下げて、それを可能にするくらいの心情が描かれていれば、それはそれで感動できたかもしれません。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.214
(4pt)

さくさく読める気軽なミステリー

ガリレオシリーズでは、やっぱり『容疑者Xの献身』が一番好きです。
そうゆうことだったのか!ってびっくりするし、泣ける。

この『聖女の救済』は、謎が解けるとタイトルの理由がわかるところがいいです。
途中つっかえることなく、軽く読んで軽く楽しいミステリーでした。

強いて言えば、この事件の核となるトリックのための犯人の努力は実現不可能だと思います。
もっと掘り下げて、それを可能にするくらいの心情が描かれていれば、それはそれで感動できたかもしれません。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106