赤い指

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評判

赤い指の評価:

3.98/5点 レビュー 301件。 A ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全388件 301〜320 16/20ページ
No.88
(5pt)

「赤い指」というタイトルの意味がわかるとき

「赤い指」、このタイトルの意味が分かるとき・・あなたは思いもよらないラストを目にするだろう
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.87
(5pt)

加賀さん

加賀シリーズが好きで、ようやく読破しました。手紙か電話でしか登場したことのない、加賀父が冒頭で出てきます。加賀と父の、複雑な家族愛。目に見える行動だけが愛情ではない。加賀さんの、父を想う気持ちが痛いほどに分かります。前原(だったっけ?)一家の長男には、非常にイライラさせられました。現実に確かにああいう馬鹿息子は存在する。しかもその数は、人口の半分以上を占めてるのではないか?と思わす程。この長男や母親の気持ちは分からないし、知りたくもない。被害者の女の子が、ただただ可哀想でした。母親がずっとぼけたふりをしていたのは、無理があると言えばありますが、その気持ちは何となく分かる気がします。自首してくれて良かった。涙を流してくれて良かった。崩壊した、悲しい家族のお話でした。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.86
(5pt)

読後に見る題名の切なさは・・・。

いつか映画かドラマになるのではないでしょうか。
読んでいて映像が頭に浮かんでくるような作品でしたから。
とにかくとても面白かったです。実質二日で読めました。
この読みやすさなのに、読み終わった後に残る余韻や感情が深いのが東野作品の好きなところなんですが、その中でもこの作品はズドンときました。
ストーリーは中学生が起こした幼女殺人事件を巡って展開される家族や刑事の話、というありがちな内容ですが、このありきたりな筋に枝がいっぱいついているところが、この小説の素晴さです。
家庭を顧みない父親、子供ばかりを見続ける母親、呆けた祖母、引きこもりがちな息子、複雑な父息子の関係、痛い過去、介護の問題、夫婦、親、家族。
中学生が起こした幼女殺人事件という最近はニュースで聞いてもそんなに驚かなくなってきたありがちな事件、その背景にこれだけ多くのものをつけたこの作品が描いたものは、今の社会そのもののような気がしました。
現代社会の抱える老人介護や少年犯罪や家庭崩壊などの闇の部分は、それぞれが単独で存在しているような感覚でいましたが、実際はそれが一括なんだなと思いました。だからこそ複雑で難しい。
最後に東野圭吾さんが示した解決の糸口がとても心に残りました。
自分が親の介護という役目を負う時、決して忘れないようにしようと思い、ある言葉をメモに取りました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.85
(5pt)

家族の意味を問い直す力作―加賀恭一郎が直面したものは果たして何か?

 本書は、直木賞受賞後の最初の作品であり、第60作品目という記念碑的位置づけにあるそうだ。『赤い指』という謎めいたタイトルは読者にその意味すら想像させない。赤い表紙に白い手が描かれている装丁は、なんだが本書のタイトルとは逆で面白い。インパクトのある装丁だ。「書き下ろし」の長編小説だが、短時間で読了した。しかし本書の内容が読者に突きつけるテーマは重厚であり濃密である。一言でいえば、「家族」の意味やあり方を真っ向から扱った力作である。
 東野作品はそれなりに読んでいるし、彼の作風も私なりに理解し始めているところであるが、これまで読んできた作品のなかでも、本書はとくに「心を揺さぶる」衝撃的なものであった。詳しい内容を記載するわけにはいかないが、趣向は『レイクサイド』(文春文庫)に似通っている印象があった。とはいえ本書は、ファンにはお馴染みの加賀恭一郎が登場し、しかも彼自身の家族の内実が(一端ではあるが)明らかにされるということで、読み応えが違う。加賀と彼の父親との関係は、『美味しんぼ』における海原雄山と山岡志郎のそれを想起させるところがあるが、二人にしか分からない「見えない意思疎通」とでもいうべきものが存在したに違いない。彼らには余計な「言葉」は不要だったのだろう。余韻を残す見事なエンディングはそれを如実に物語っている。
 中学生の少年が幼い少女を殺害するという陰鬱な事件(しかも殺害動機それ自体が意味不明)の真相を解明してゆく加賀刑事が直面したものは何であったか。自らの「家庭」と重ね合わせたのか、それとも今は亡き「母親の面影」を胸のうちで密かに偲んでいたのであろうか。いずれにせよ本書からは、刑事としての加賀恭一郎というよりは、不器用だが熱い血の通った人間的魅力を十分に秘めた人間としての加賀恭一郎の生き様がビシビシと伝わってくる。これからの加賀の動向に注視する読者は私だけではあるまい。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.84
(2pt)

湘南ダディは読みました。

この作者、時々どうしようもなく救われない小説を発表します。「白夜行」(集英社文庫)、「さまよう刃」(朝日新聞)などもそうでした。本作品もさわやかで、幸せな読後感をお求めの方にはおすすめできません。
  学校でいじめに会い、ゲームに引きこもる少年が少女を家に呼び込んで殺害する。夫との関係は義母を計算づくで引き取ったころから冷え切ってしまっている妻は息子を溺愛しており、事件を何とか隠蔽するよう始末を夫に頼む。この前原昭男の家庭のなんとも重苦しいたたずまいが、いやになるほど見事に描かれています。こんな大事を引き起こしたのに二階の自室に閉じこもったまま降りてこない息子、息子をかばい夫が二階に上がっていくことを許さない妻、結局妻のいうままになってしまう昭男、これらとは全く関りを持たぬように生きている昭男の老母。
この家庭で交わされる会話がまたスゴイのです。
「あんなふうになったのはおまえがあまやかすからだ」
「あたしのせいだっていうの」八重子は目を剥いた。
「おまえが何でもいいなりになるから、堪え性ってものがまるでなくなったんじゃないか」
「よくいうわね、あなたなんか何もしないで、面倒なことからはいつだって逃げるくせに」
「大体あなたはいつもこうなんだから。あの女の時もそうよ」
と、男としてはやりきれないやり取りが延々と続きます。 あまりに暗いままではと作者が読者サービスをしたわけではないでしょうが、冷え切った家庭のディーテールをこれほど克明に描写したのもこの結末のためかとおもわせるすこしホッとするオチも最後に用意されています。
まことにお見事で一気によませますが、前原一家のこの後、家はどうなるのか、夫婦の関係は、少年法で裁かれてやがて社会にもどってくる息子の将来は、事件の解決役となった老母はなどと考えると重苦しい読後感が残るのです。
やっぱりサスペンスはアメリカものがいいナァー。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.83
(4pt)

さすが東野圭吾

少々強引な展開の仕方だが、主人公が置かれている家庭の立場も判ることもあり面白く読めた。親の痴呆症や子供いじめ問題、家庭内暴力など
現実味のある背景の設定であり、仕事にかまけて家庭を蔑ろにしてしまった漬けなのか。微妙な親子関係となった敏腕刑事が犯人の自供を迫るあたりは若干の違和感もあるが、やはり最後に一捻りあり、うまく纏まっている感じがした。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.82
(5pt)

引き込まれる

正直東野さんの作品を今まで何冊か読んだんですが結末がこの後が気になるのにっ!!!というのが私の中でほとんどだったのですがこの作品は結末も納得できました。まさかの展開でしたが家族の切なさと尊さを感じられました。やっぱり東野さんの本は読みやすいですね。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.81
(5pt)

加賀シリーズの最新

むしろ物語においてメインとなるのは殺人ではなくその後、だろう。
作者は天下一シリーズで「トリックは誰も興味が無い。社会問題をテーマにしたい。」という様な事を書いていたが、この作品は幾つもの社会問題を混在させた傑作だと言える。
加賀恭一郎シリーズは一ひねりされているものばかりだが、「赤い指」にはそれが何度も起こり、お決まりの展開に収まっていないのが良い。
高齢化社会において身内(そして自分)の介護は誰しも大きな問題となっていつか直面するが、その現実を認識させられただけでも読んだ価値はあると思った。
また親子関係の大切さも身にしみた。東野小説は30冊くらい読んだけど、泣きそうになったのはこれが初めてだ。
ページ数が少ないためコストパフォーマンスは微妙だが、加賀恭一郎シリーズでは「悪意」と並んでやっぱり傑作だと思う。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.80
(3pt)

軽くて、ステレオタイプで、わかりやすいっていうか(笑

アマゾンで中古を500円で買いました。

期待はずれ。

東野圭吾さんって、はずれと当りの格差が激しいなぁ。

なんていうか、火曜サスペンス劇場(笑

軽くて、ステレオタイプで、わかりやすいっていうか。

まあ、読んで損したってほどではないですが、

定価で買っていたら怒るかも。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.79
(3pt)

家族とはなんだろうね?

テーマは家族。文章が上手いのでスラスラ読める。読んだ後もいろいろと考えさせられる。でも東野先生の作品の中では及第点かな。この頃の作品はテクニックが洗練され過ぎて心に訴えてくる度合が以前より弱い気がする。読んでも損は無いけどね。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.78
(4pt)

結構女性は号泣しました

両親にスポイルされて育った中学三年生の少年が少女を殺す。両親、なかんずく母親は息子可愛さに犯罪を糊塗し、父親は死体を公園のトイレに捨てる。そして、更には息子を守るため、痴呆症の進んだ実の母親にその犯罪の罪を負わさせようとする二人。それを所轄の刑事加賀が暴いていくというストーリーだが、核家族化が進んで久しい日本の家族像の問題点や闇の部分があぶりだされるような作品だ。この痴呆症の母親が実は、という筋書きが途中で見えてくるというのはやや残念ではあるが、年取っていく両親へのあり方をある意味しみじみと考えさせられる作品であることは間違いなかろう。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.77
(4pt)

「秘密」が好きな方はぜひ

お読みください!
私は「秘密」が東野圭吾さんの著書の中でもさらに好きな方なので
一日で読破してしまいました!
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.76
(3pt)

子を思う親の気持

東野作品はほとんど読破しているけれど新刊を買ったのはこれが初めて。
加賀恭一郎シリーズという誘惑には勝てませんでした。
俗に言うところの犯人探しの作品ではなくて家族とは何か、親子とは、夫婦とは…
そういうことを考えさせられた作品。
これで終わり…と思ったあとにさすが東野作品、と思わせられる展開が待ち構えていて
このへんは「秘密」に通じるところがあったかな、と。
最後の最後でタイトルの意味がわかったみたいな。
ってこれ以上書くとネタバレになるのどやめとくけど。
ラストでは二度泣かされました。
子を思う親の気持は偉大だな、と。
うん、やっぱり東野圭吾はすごい☆
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.75
(3pt)

やるせない。。。

東野圭吾という作家が大好きだが、彼の作品全てが好きというわけではない。
読後、読んで良かった!と思える作品と好きになれない作品があるが
これは後者。どうしても好きにはなれない作品。
老人介護、少年犯罪、インターネット、嫁姑、痴呆などなど。
現代人が直面する問題が数多く盛り込まれていて、興味深いとは思うが
奪われてしまった少女の命があまりにも軽く扱われているような気がする。
悪いことは全て他人、ひいては親の責任にする馬鹿息子、その息子に
腫れ物に扱うように接する母、面倒だからと全てを妻任せにする父親。
登場人物が身勝手すぎて感情移入出来ない。
ラストは意外性もあったが、情に訴える。。。みたいなところがイマイチ。
加賀刑事の新たな魅力を発見できたのが唯一の収穫かな
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.74
(2pt)

期待過多

直木賞直後の作品ということで期待が大きすぎたようでした。
文章や話の流れはさすがに上手く読みやすかった分、先を読み進めていくと満足できる展開ではなく残念。
少女趣味で終に殺人まで犯す成長することを拒否した息子。息子の犯した罪を隠そうと翻弄する両親。両者の自己中心的な考えの印象が強く残り後味が悪い。
今、社会で取り上げられる問題が盛り込まれているので興味をそそられるかもしれないが内容の重さを感じられない。
東野圭吾ならもっと深く面白くできるのでは?と思ってしまうのが★二つの原因かな?
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.73
(3pt)

まあまあかな??

ストーリーは比較的淡々と進んで行き、面白いと思ったが
進行がミステリーを普段読みなれている人には先が簡単に
予想できる内容だと感じました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.72
(4pt)

加賀恭一郎の温かい気持ちに心打たれます

本書は、現代の家庭問題、認知症、引きこもり、嫁姑問題、いじめ問題などを扱った社会派ミステリーといえるでしょう。
ある日庭に少女が死体として倒れていたという。これは、息子の仕業と見た父(昭夫)と母(八重子)は、何とかして隠ぺい工作をしようとする。それに立ち向かう刑事である加賀恭一郎が真相を暴く。ヒントは、赤い指なんだろうか。
家族のつながりというものの大事さがこの家族にはわからなかったのであろう。祖母(政恵)をこの家族は疎ましく思っている。場合によっては、認知症の政恵のせいにしようともしていた。結局加賀恭一郎がこの親子を説得する姿は心打たれるなあという感じがした。また、この家族は、最終兵器を使わないと、政恵の気持ちというものも結局わからなかったんだな。
こういうときは、男親は家庭の問題にどっぷり使っているわけではないので、女親の言いなりになって結構何もできないなあという感じがする。気持ちはわかるが、私ならば息子のためを思って自首させるなあという思いですね。
どういう風に死をむかえるかは、どう生きてきたかによってきまる。この言葉が印象的だ。加賀恭一郎が父(隆正)との接し方については、冷たいように見えても、実は、看護婦と将棋しているようでも親子の通い合いがなされているところが温かくてよかった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.71
(3pt)

まぁまぁかな。。。

『容疑者…』を読んでから、
この作品を読むと「☆3つ」ってことになっちゃうかな^^;
「泣ける」作品ではあるものの、
自分が不得意(?)な「問題を抱えた家族、そして少年」ってのがキツかったかも^^;
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.70
(3pt)

加賀刑事だけが光る凡作

お世辞にも秀作とは言えない出来。加賀刑事の天才的な推察力は依然として健在だが犯人の愚かさや稚拙な行動には東野氏らしい新しい試みは見受けられない。テーマは家族愛といったところか。もしくは自己中による家族の崩壊か。老人問題、少年犯罪、幼女趣味など現代の問題を捉えてはいるがいづれも深く切り込んではいない。ラストはそれなりの意表をつくがそれでも読者への説得力に欠け、お涙ちょうだいの他愛もない結末になってしまっている。
文章は読みやすく、量も少なめで二日半で読めた。でも欲求不満。
この程度の犯罪なら加賀刑事を出さなくても科学捜査で犯人を特定できただろう。加賀を出したのはむしろ自供までのプロセスを演出したかったのだろうがそれには成功していない。もうひとひねりふたひねり欲しかった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.69
(5pt)

息子の為なら

父親が息子の殺した女の子の死体を
公園に捨てに行くくだりがとても緊迫していて、
まるで自分が捨てに行っているかのような錯覚を覚えた。
死体を段ボール箱に入れ、自転車で運ぶ。
公園のトイレの床に座らせた時に、少女の体が倒れて横になった。
その時、彼は思わぬ事に気付く。
どんなに頭で考えて計画しても、
いざその時になると思いもよらない事が起こるものだ。
彼の驚愕と困惑も、まるで自分の事のように読んでしまった。
この本に出てくる人々は、皆とても愚かで、そして哀れである。
最後に甘ったれの馬鹿息子が逮捕された事だけが、
この物語の救いではあるが。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264