赤い指
評判
赤い指の評価:
3.98/5点 レビュー 301件。 A ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全388件 381〜388 20/20ページ
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赤い指の評価:
3.98/5点 レビュー 301件。 A ランク
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しかし、胸がふさがれる暗い気持ちにさせられる。
マスコミでセンセーショナルにとりあげられるような「家族問題」、いわゆる嫁姑・高齢化・ひきこもり問題などを類型化して人物を造形しているように思った。そういう意味では、この作者は家族というものに対して、貧弱な想像力しか持たないのではないか、と疑われる。
センセーショナルな内容、吊り広告も装丁も面白いし、売れる本ではあるのだろう。しかし値段だけの読み応え、心に響くものがあるかは疑問。
家族とは、そんなに悪いものではない。人生もそう悲観すべきものではない。完璧などないけど、みな希望を持って、できるだけのことをして懸命に生きているのだ。
こんな呪いのような本を読んだら、今の世の中で結婚して子供を持つこと、この世に生まれてくることすら、恐ろしいリスクであるかのように感じてしまう。
作者はこのような作品を書いて、何を伝えたかったのであろうか?結婚も子を持つことも、やめといたほうがいいよ、ってことですか?
リアルさの追求という意味でも、家族それぞれの内面という意味でも、村上龍の「最後の家族」のほうがよかったので、これを読んで(作者の狙いどおり)家族というものがこわくなった人には、そっちをお奨めします。