赤い指

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評判

赤い指の評価:

3.98/5点 レビュー 301件。 A ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全388件 281〜300 15/20ページ
No.108
(3pt)

ストレートです

プロットがわりとストレートですので、さくさくっと読めます。逆に言うと深みはいまひとつない。取り上げている題材がディープなので構成は単純にしたのでしょうか。子どもを持つ親として、他人事ではない恐怖感がありました。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.107
(5pt)

妻選びに失敗するとこうなるのか(笑)

作品は読みやすいながらもどんでん返し、さらには感動も大きい素晴らしい作品。ただ序盤からずっと妻と息子がどうしようもないクズ人間で主人公がとても可哀想になり、同情的な意味で感情移入してしまった(笑)現代の家庭でどこでも起きるような事件……さらには高齢化を見てみぬふりをしてきた国家に対するメッセージも強く感じた。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.106
(5pt)

また東野圭吾にやられた

『容疑者X』の時のようにどんでん返しにやられました。しかも登場人物に騙されるパターンも似ていた。そして最後の最後まで驚かされる内容だった!全てのオチ?にちゃんと伏線が張ってあり、推理小説としても納得できた。映画にならないかな
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.105
(4pt)

おもしろかった。

ずっしり読み応えある小説でした。
導入部分は引き込まれるような威力があると思います。
加賀刑事ですね。
好きですよ。
人間の弱さ、醜さ、尊厳、 
この小説は読む価値大いにあると思います。
エンディングは評価が分かれるところでしょうか。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.104
(4pt)

せつない物語

読みはじめは、一般的な家庭に思えましたが、読んで行くうちにストーリーに引き込まれドキドキ。息子にはムカつき、終盤では涙が出そうになるほど、せつなくなりました。 ボケた振りをしていた姑。とても悲しい気持ちになりました。でも、最後までスッキリしなかったのは、殺人を犯した息子。この辺に、もう少し話を加えて欲しかったです。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.103
(4pt)

加賀恭一郎の社会派作品

 加賀恭一郎シリーズと言えば、意外な犯人や動機、完璧なアリバイを崩し見事に逮捕する見事な推理などを思い浮かべるが、今回は「社会派」作品。
 
 社会派作品ということで今までの作品に比べると推理のレベルは落ちている感がある。
 しかし、それ以上に本作品からは考えさせられることが多かった。
 老人介護問題、教育問題などを考えさせられたが、特に考えてしまったのが教育問題。
 ここでいう「教育問題」とは学校教育のことを言っているのではない。
 両親をはじめとした周辺の大人が、どのように子供を「育てる」のかがいかに大切で重要なことかを痛感した。
 『少子化対策』というと「子供の数を増やすこと」と思いがちだが、「子供を正しい方向に育てること」も大事なことだと思った。
 加賀恭一郎作品なので「本格推理」作品を思い描く人も多い。
 しかし、本作品はそうではなくて、「社会派」作品。
 しかし、がっかりしないでほしい。
 「本格推理」と同じくらいの、人によってはそれよりも満足できる作品だと思う。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.102
(4pt)

認知症の婆さんがカギ!

加賀恭一郎のシリーズです。
女児を殺害した息子とその息子の犯罪を隠そうとする両親。それに対して、事件を追うのが、刑事・加賀恭一郎である。そして、忘れてはならないのが、認知症の婆さん。この婆さんが、この事件のカギを握っている。
物語前半では、事件を隠そうと両親が奔走する。しかし、その思いとは裏腹に、加賀刑事が迫ってくる。物語の後半になると、事件を隠しきれないと思った両親が、ある行動をとる、それが見物である。
全体的に、読んでいて気持ちの良い物語ではない。どちらかという胸糞悪い感じである。ただ、結末は、まだ救いがある。
二時間サスペンスにでもなりそうな感じの作品であるが、よく纏まっている。話もわかりやすいし、そこそこにお勧めできる。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.101
(3pt)

導入部の描写は素晴らしいのだが・・・

話の流れは実にスムーズで読みやすく、展開も途切れることなく進む。加賀刑事側から見るか、当事者の家族側で見るか、追い詰める者と追い詰められるもの達のバランスが上手く描かれている。秀逸なのは導入部だろう。以降の事件がいかに日常的な中で起こったかという主題にもっていく為の描写は決して長過ぎず、後半の加賀刑事の切り込みの鋭さよりむしろ引き込まれた。
ただ、やはり最後の落とし所はどうだろう。「流星の絆」のように、展開の山場で”どんでん返し”ではないが、急ハンドルを切るような必要があるのかどうか、その点が読後感としては不満が残る。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.100
(3pt)

身近にありそうな極限状態

破滅的な子供と認知症の親という組み合わせは,
今の時代なら身近にありそうな設定と壮絶なストーリー.
こういう時代感を取り入れた作風は東野氏ならではといえる.
自業自得の部分もあるとはいえ
家庭が抱え込んだ問題の大きさとこんな救いのない方法を
選択する父親の苦悩がうまく表現されていて
なんともいえないいたたまれない気持ちになる.
短い作品だがそれが逆に視野狭窄に陥る極限状態を描く結果になっている.
計算ずくだとすればすさまじい構成力である.
しかしながら,私は仕事柄,認知症の人をよく目にするため
フィクションと割り切って読んでも少々無理のある真相だと感じた.
また,この真相なら秘密を守り抜く選択をするという展開もあり得たのではないか.
そうするとまったく完全に救いのない話になるが
むしろその方が東野作品らしいとも言える.
ま,“秘密”でその方法を使ってしまったから
今回は別のラストにもっていったのかもしれないが.
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.99
(3pt)

普段あまりミステリーを読まない人の感想

 東野圭吾はこれが初めてです。自分の普段の読書量はそれほど多くは無いのですが、この方の文章には吸引力とテンポの良さがあり、一夜かけて一気に読む事が出来ました。特に前半は息子の犯罪をどうするかで苦悩する父母の姿にかなりの緊迫感があって良かったです。最後の意外な謎解きの部分もシンプルながら「あっ」と思わせるものがありました。しかしながら読みやすさの一方で個々の心理描写が今ひとつ不足しており、全体的に内容が薄いように思われました。特に種明かしの部分で父親が告白する所は、父親の心が臨界点に達する瞬間の場面作りと描写が弱い気がします。母親も全てが明るみに出た後一気にしおらしくなりすぎでは。犯人たる息子や肝心の祖母の方も、もう少し突っ込んで書いて欲しかったです。それから謎解き役として松宮という若い刑事と、氏の著作ではおなじみらしい加賀刑事という人物がでてきますが、はじめ加賀刑事に対して反感を持っていた松宮が、その敏腕ぶりに感服するまでの過程が今ひとつつかめませんでした。ファンならそういう部分は脳内補完できると思いますが、初めての自分は少し違和感を感じました。文章は読みやすいので、他の代表作を読んでみようと思います。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.98
(3pt)

周囲から「名刑事」とみなされる加賀

加賀刑事シリーズには、これまで加賀の仲間が彼を褒める場面はなかった(多分)と思うのですが、この作品では、周囲の口からちょっとしつこいくらい賞賛の言葉が出てきます。
「少し見ない間に、加賀刑事、随分偉くなったもんだ。」なんて意地悪な感想を抱いてしまいました。
死にゆく父親とのエピソードも、収まりが良すぎて格好良すぎて・・。
認知症を装う老母の心境の説明には少し無理があると感じましたし、「ここまで手前勝手で愚かな一家があるだろうか」と、腹を立てるのを通り越して首をひねりながら読みました(私の人生経験の浅さ故かもしれませんが)。
殺された女の子へのすまない気持ちを、誰も抱いていないところがすごい。
通勤電車だけでも、一日で読めてしまう軽めの小説ですが、著者の文章が上達したような?気がします。本当にあっという間に読めますが、宮部みゆきの「RPG」の時感じたのと同じ感想(一度読めば十分)を抱きました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.97
(4pt)

面白かったです!

直木賞受賞後、初の作品と言う事で期待感一杯でした。
息子が犯した犯罪を隠滅しようと必死になる両親。
今の時代、いつどこで起こってもおかしくない様な出来事だけに、自分に置き換えつつ真剣に読めました。
ラストが気になって、超短時間で読み終えました。
息子さんがいる家庭では必読の価値あり
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.96
(4pt)

こういう母親増えてくるんでしょうか

展開が読めるところもあって、読みやすかったのですが、
さすが、そうきたかと最後のどんでん返し!
この作品に限らず東野氏の「子宮でものを考える女」の記述って、リアルですね。
実際子どもが犯罪犯しても、本当にこういう態度とる親っていそうです。
個人的に痛い目にあったんでしょうか。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.95
(4pt)

加賀刑事の切れ味良い推理が楽しめる

認知症の親の介護、嫁と姑の仲違い、息子のいじめ、浮気、....今回の東野氏の小説は、どこの家庭でもありえそうな、ちょっと暗く、悲しい感じのストーリー。でも後味は、決して悪くはない。
本書は、東野氏の小説にしばしば登場する加賀刑事が登場、抜群の切れ味で事件の真相に迫る。
赤い指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤い指 (講談社文庫)より
406276444X
No.94
(3pt)

読むタイミングが悪かった

東野圭吾らしい「人間愛」に溢れたミステリーです。
ただ、この小説を読む前に、設定がほぽ同じである連城三紀彦氏の
とある推理小説を読んでいたので、最初からオチに気づいて
しまった・・・・。つまり、トリックが同じということになる
んだけど、トリックが被るって珍しいですね。
(テーマは違いますが)
ラストの怒涛の展開には心を揺さぶられましたが、どちらかというと
短編小説っぽい雰囲気を感じました。無駄な描写を省いた実に読み
やすい文章で、良くも悪くも万人受けする小説です。
それにしても、幼女趣味なオタク息子は気持ち悪かった。
あの母親にも、イライラしました。まさに、あの親にしてこの子あり
って感じでしょうか。だからこそ、あのお婆ちゃんが不憫で不憫で…。
泣かせるツボをしっかり心得た東野圭吾の本が多くの人に読まれて
いる理由がよくわかるというものです。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.93
(3pt)

読者によってかなり評価がかわる

介護、痴呆、引きこもりなど現代家庭の問題が盛りだくさんであり、もし登場人物と似たような立場の知り合いがいたらいやな気分になるだろう。私は真犯人に近い意識の人間が近くにおり、読んでいてブルーになった。
東野さん得意のヒューマンドラマであり、最後に救いがあるのは助かる。読んだ後、離れ住む親に電話をしたくなった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.92
(4pt)

親子のつながり

ここに出てくる前原昭夫と妻:八重子、息子:直巳に対しては、いい感情は全く持てません。
誰もかれもが自分中心。わが身を守るべく、刑事に対してついた嘘には、本当に虫唾が走りました。
唯一の救いと言えば、警察に行く前に、真相があのような形で明らかにされたことです。
とはいえ、やってしまった嘘の内容が内容なだけに、壊れてしまったものがあまりに大きく、ハッピーエンドとは決して言えません。
しかし、「認知症の家族の介護」「少年犯罪」など、現代社会の問題点を見事に織り込んでおり、読んでいてわが身にも起こりうることと考えさせられましたので、評価は高めにしました。
もちろん、加賀恭一郎の洞察力の鋭さも健在。
前原一家のついている嘘は、ごく一部をすり替えただけであとはほぼ真実なため(そのごく一部が残酷なのですが)、普通の洞察力じゃ、その嘘は見抜けないと思うのですが、さすが加賀恭一郎。警視庁捜査一課のお偉いさんが一目置くだけあります。
そしてもう1つ、事件とは別にここでも加賀とその父とのエピソードが出てきます。
加賀と従兄弟関係にあたる警視庁捜査一課の松宮の登場もあり、少々イライラさせられる部分もありますが、全てが明らかになった時、なんだかんだ言っても親子のつながりを感じさせられます。
前原昭夫と直巳のような、間違った親子のつながり、昭夫とその母、政恵の、すれ違ってしまった親子のつながり、そして加賀の父と松宮のような、血のつながりはなくても存在する、親子以上のつながり、そして加賀とその父のような、一見わかりにくくても確実にある親子のつながりと、さまざまな「親子のつながり」を垣間見ることができた1冊でもありました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.91
(4pt)

赤い指の意味

この作品のいくつかのレビューに胸をえぐられるようなという
表現がされていますが、内容的には年配者のほうがより強く
感じられるかと思います。
実際、高齢者をもつ家族や被害者の立場からすればその思いは
より強いことでしょう。
それぞれの年代が抱えている現代社会の問題をあらゆる視点から
あぶり出しています。
赤い指が2回でてきますが、2回目の意味するものは重いです。
もやもやした思いの中で、加賀恭一郎の慧眼だけが冴えています。
最後は加賀の人柄も垣間見えて、納得できるラストでした。
ある年代に達したらまた読み返してみたい作品です。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.90
(3pt)

納得いかない結末

今まで東野作品が好きで多数読んできましたが、この作品だけは、高齢者を世話する立場の人間として理解できないオチでした。東野さんはもしかして、お年寄りと暮らした経験がないのでしょうか。高齢者が100人いれば100人全員が認知症にだけはなりたくない、人に迷惑をかけたくない、と思っているはずです。好んで老いる人はいません。かつて浅田次郎氏の作品にも同じ話がありましたが、全体が架空でユーモアを含んでおり、それもアリかと思われました。今回東野さんの作品ではミステリーの核となる部分であり、どうしてもあり得ないと思ってしまいました。ミステリーと割り切って読めば良い作品ですが、人間ドラマとして見れば高齢者の現実にそぐわず、どこが『もう1つの愛』なのか苦しむ作品です。高齢者の家族でなくては見えない事もあるのです。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.89
(5pt)

序盤は気が重くなる様な展開ですが・・・

ある家族の繋がりを表現した作品。
序盤は人間の悪いところばかりを表現した感じで気が重くなる様な展開ですが・・・・
実はこの作品、シリーズものでして、『加賀恭一郎シリーズ』です。
中盤以降はその凄腕刑事の加賀が残酷で卑劣な犯罪を犯す一家の真相を全て見抜いた上で仕掛ける、ある一つの問いかけ。必読ですね。
一気に読み切ってしまいました。そして相変わらず東野圭吾の作品はラストの1行で泣かされるんですよね。なんか切なくもあり、寂しくもなる内容でした。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264