七十歳死亡法案、可決

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評判

七十歳死亡法案、可決の評価:

3.95/5点 レビュー 101件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全146件 141〜146 8/8ページ
No.6
(3pt)

以外と普通

刺激的な題名がかえって反感をかうかもーー題名だけでドン引き。面白く読みました。始まりは毒がありましたが、終わり方は余りに平凡ーー上手くいき過ぎてーーまあ気持ち良く、後味は良いです。
七十歳死亡法案、可決 Amazon書評・レビュー: 七十歳死亡法案、可決より
4344021258
No.5
(4pt)

考えるタイミング

妻と買い物に出かける電車の中で、
私「このままの日本だと、年金も健康保険も無くなるな、どうすればいい?」
妻「60歳まで仕事して、80歳で死ぬしかないんじゃない」
と話をしていて、書店についたら、この本がありました。

答えが本の中にあるかもしれないと思い、すぐに購入を決め、早速読破しました。

この本のなかで書かれていることは、国民全員が真剣に考える事、真剣に考えた結果として行動する事という内容と思います。

真剣に考えるタイミングは、人それぞれで違うと思いますが、個人、家庭、地域、職場で話が出ると思うので、真剣に考えるにはこんな方法もあるんじゃない?と読んでみることをお薦めします。

実社会の日本では、こんな法案が可決されるわけないですから、一つの仮想現実として読んでみるのがいいと思います。
七十歳死亡法案、可決 Amazon書評・レビュー: 七十歳死亡法案、可決より
4344021258
No.4
(4pt)

軽快に読めました

読む前には、題材が老人問題と法律問題なので理屈っぽく陰鬱な感じの小説かなと思っていましたが、実際に読んでみると、そんな心配をする必要もなく、楽しく一気に読めました。日本中のどこの家庭でも何か思い当たるような情景が軽快に描かれています。
題名について、この小説のメインストーリーに対してこの題名(と味付け)とを持ってくるという著者の作戦は、とても見事だと思います。もしメインストーリーに完全に即した題名を付けたら殆ど売れないでしょう。それ以上言うとネタバレになりますのでここでは言いません。何故か知りたい人は、買って読んで「なーんだ」と思ってください。
七十歳死亡法案、可決 Amazon書評・レビュー: 七十歳死亡法案、可決より
4344021258
No.3
(4pt)

現代における世代間エゴイズムを映し出す

この小説は「七十歳死亡法案」をきっかけに若者、中年、壮年、老年それぞれの立場のエゴがぶつかっている現在の日本社会における世代間エゴイズムを表したものであると感じました。そのモデルケースとして宝田五人家族の群像劇というスタンスが取られています。

そのため、本書は、邪険にされる高齢者世代や高齢者の待遇に嫉妬する若者という特定の二極化された層だけに読まれるのは非常にもったいない作品です。

ありふれた呼びかけではありますが、今一度「あいつはうらやましい」、「自分は不遇だ」という主観的な物の見方を捨ててみて、自分に何ができるかを考えてみるきっかけになるのではないでしょうか?
七十歳死亡法案、可決 Amazon書評・レビュー: 七十歳死亡法案、可決より
4344021258
No.2
(2pt)

シリアスな設定と平凡なストーリー

七十歳に達した者は、皇族以外全て安楽死させる。現在七十歳以上の2千万人は施行初年度に安楽死させる。

そんな法案が可決された、いつかの日本を舞台に、七十歳超の寝たきり、でも口も胃袋も元気な姑、家庭に無関心な夫、エリートからニートに堕ちた息子、家を離れ介護の現場にいる娘を持つ50代主婦を主人公に、彼女ら・彼らの葛藤を描いた作品。

年金のアテも見えないのに、保険料だけはやたら取られる若者世代が、法案を支持するといった、現代日本が目を背けるリアルを背景に置くなど、設定自体はシリアス。
しかし、その舞台に立つ者の葛藤は、そこらのドラマや小説で飽きるほど使われた者でしかない。

冒頭から繰り広げられる設定に高まった気持ちは、月並みな展開に萎えるばかり。
本作が、高齢化社会や年金問題をシリアスかつ社会的に問い掛けるものなら、ストーリーは問わない。しかし、本作は、ごくフツーの小説として人の心を描いているのだから、設定上等!だけでは、ツカミ芸だけの漫才師のようなものなので、残念至極。

まぁ、この手の話が好きな人(ラストを「前向きな気持ちになる」と評したのは朝日新聞)には、そこまで期待外れにはならないだろうが、タイトルに惹かれた向き(はい、私です)は、少し立ち読みしてから買った方がいいよと言いたい。朝日新聞編集委員には悪いが、ああいうラストは「ご都合主義」と言うものだと私は思いますよ。(もちろん「ご都合主義」=ダメではないので、そういうのが好きな人を否定する気はありません)
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4344021258
No.1
(3pt)

秀逸な状況設定ではあるが、、、

七十歳になったら安楽死という法案が可決された近未来
の日本の家庭が舞台。
親の介護や家事につかれた妻、それに関わろうとしない
夫、引きこもりの息子、家に顔を出さない娘・・・とい
う設定。
家族に焦点があたり、展開と結論らしき結末は退屈に感
じたが、極端な状況設定から問題提起できるのは、小説
の強みかと思えた。

因みにこの法案まで極端ではないが、4年前の診療報酬
終末期医療相談料の設定(廃止)、今年の老年医学会の
人工栄養中止のガイドライン議論など、高齢者への医療
についてどこまで医療するのか、どう終末期を迎えるの
かという議論は実際にされている。
七十歳死亡法案、可決 Amazon書評・レビュー: 七十歳死亡法案、可決より
4344021258