メリーゴーランド

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

メリーゴーランドの評価:

4.23/5点 レビュー 57件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 61〜80 4/6ページ
No.50
(4pt)

地方都市に未来はないのか

 基本的には、地方公務員の保身と無責任体質を皮肉ったユーモア作品。でも、自分のできるところを精一杯尽くす中年・啓一のストーリーは熱い。極小劇団主宰の来宮が、強引で傍若無人に、それでも一応助っ人する。
 大赤字テーマパークが活性化するところがクライマックス。それなのに結局成功譚にしなかったのは、現実がそんなに都合良く行くはずがないからか。
 タイトルのメリーゴーランドは、美しいけどあまりにも寂しい輝きを見せた。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.49
(4pt)

地方都市に未来はないのか

 基本的には、地方公務員の保身と無責任体質を皮肉ったユーモア作品。でも、自分のできるところを精一杯尽くす中年・啓一のストーリーは熱い。極小劇団主宰の来宮が、強引で傍若無人に、それでも一応助っ人する。
 大赤字テーマパークが活性化するところがクライマックス。それなのに結局成功譚にしなかったのは、現実がそんなに都合良く行くはずがないからか。
 タイトルのメリーゴーランドは、美しいけどあまりにも寂しい輝きを見せた。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.48
(4pt)

地方公務員の主人公が第3セクターのテーマパークを立て直すために奮闘する

第3セクターのテーマパークを立て直すために、地方公務員の主人公が奮闘する話である。その姿は、見るのが痛々しい感じがする。この主人公は、強く言えない人だから、劇団の団長や硬直した組織に翻弄されるのだが、なんとかやり遂げるのである。自分が面白いと思ったことをどんどんやらせたほうがうまくいくんだな。やはり、公務員は公僕であるから、できることなら民間の力を借りてやっていくのがいいのだろう。そうすると、コストも安く済むし、企画も面白いものになる。第三セクターのテーマパークで苦しんでいるところなんかは、励みになるのではないか。
最後のほうになると、アテネ村を争点として、市長選挙が行われる。選挙の結果どうなるのか、また主人公はどうなるのかに注目するといいでしょう。
公務員や官僚の人たちって、本書で書かれていることをやっているのかな。足の引っ張り合いというか、そういうことを行うのかな。それだったら、公務員も官僚も政治家ももっと減らしたほうがいい。人件費の無駄だな。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.47
(4pt)

地方公務員の主人公が第3セクターのテーマパークを立て直すために奮闘する

第3セクターのテーマパークを立て直すために、地方公務員の主人公が奮闘する話である。その姿は、見るのが痛々しい感じがする。この主人公は、強く言えない人だから、劇団の団長や硬直した組織に翻弄されるのだが、なんとかやり遂げるのである。自分が面白いと思ったことをどんどんやらせたほうがうまくいくんだな。やはり、公務員は公僕であるから、できることなら民間の力を借りてやっていくのがいいのだろう。そうすると、コストも安く済むし、企画も面白いものになる。第三セクターのテーマパークで苦しんでいるところなんかは、励みになるのではないか。
最後のほうになると、アテネ村を争点として、市長選挙が行われる。選挙の結果どうなるのか、また主人公はどうなるのかに注目するといいでしょう。
公務員や官僚の人たちって、本書で書かれていることをやっているのかな。足の引っ張り合いというか、そういうことを行うのかな。それだったら、公務員も官僚も政治家ももっと減らしたほうがいい。人件費の無駄だな。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.46
(4pt)

サラリーマンの清涼剤

 作者は、渡辺謙主演で映画化された若年性アルツハイマーを扱った「明日の記憶」の原作者。仕事に疲れたサラリーマンが少しストレス解消できるような小気味よいストーリーです。
 家電メーカーを退社し、故郷の市役所に勤めながら妻と二人の子供と平凡に暮らしていた主人公が、市のお荷物テーマパークを一から再生し閉園するまでのお話で、軽めのビジネス小説といった趣があります。
 会話形式で進むストーリーは読みやすく、妻や子供、現代っ子な同僚、隠れオタクなプランナー、出し物に協力してくれる劇団員の先輩(強烈なキャラが記憶に残ります)、ヤンキー少年など周囲の人物描写が微笑ましい。
 役所特有の事なかれ主義に翻弄され、時に子供の言葉に自らの内面を見つめ直しながら、テーマパークの施設や出し物を充実させていこうと奮闘する主人公の姿は、サラリーマンならば共感するところが多いことでしょう。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.45
(4pt)

サラリーマンの清涼剤

 作者は、渡辺謙主演で映画化された若年性アルツハイマーを扱った「明日の記憶」の原作者。仕事に疲れたサラリーマンが少しストレス解消できるような小気味よいストーリーです。
 家電メーカーを退社し、故郷の市役所に勤めながら妻と二人の子供と平凡に暮らしていた主人公が、市のお荷物テーマパークを一から再生し閉園するまでのお話で、軽めのビジネス小説といった趣があります。
 会話形式で進むストーリーは読みやすく、妻や子供、現代っ子な同僚、隠れオタクなプランナー、出し物に協力してくれる劇団員の先輩(強烈なキャラが記憶に残ります)、ヤンキー少年など周囲の人物描写が微笑ましい。
 役所特有の事なかれ主義に翻弄され、時に子供の言葉に自らの内面を見つめ直しながら、テーマパークの施設や出し物を充実させていこうと奮闘する主人公の姿は、サラリーマンならば共感するところが多いことでしょう。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.44
(4pt)

やっぱり荻原浩

やっぱり荻原浩,ラストがたまりません!
普通ならサラッと終わるエピローグも,この人は魅せますね。
今回のメリーゴーラウンド。
正直,序盤どこか今ひとつな感がありました。
つまらなくは無いけど,今ひとつ読むテンポがあがらない…といった具合で。
でもラストまで読んで,スッキリしました。
最近頑張れない人,なんか疲れちゃった…という方にオススメです。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.43
(4pt)

やっぱり荻原浩

やっぱり荻原浩,ラストがたまりません!
普通ならサラッと終わるエピローグも,この人は魅せますね。
今回のメリーゴーラウンド。
正直,序盤どこか今ひとつな感がありました。
つまらなくは無いけど,今ひとつ読むテンポがあがらない…といった具合で。
でもラストまで読んで,スッキリしました。
最近頑張れない人,なんか疲れちゃった…という方にオススメです。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.42
(5pt)

サラリーマン人生はメリーゴーランドのようなもの

同じ風景をぐるぐる回るだけの変化のない世界、それでも回り続けなければならない。
愛するもののために。そう、サラリーマンはけっこうつらいのです。
公務員さんのお仕事ぶりをかなり極端ではありますが、結構言いえてて、公務員の方には身につまされるお話ではなかったでしょうか。
改革されたと思った新市長も蓋を開けてみれば。。。なんてところ、”県庁の星”を思い出しました。
所詮は、しがない一市職員に反抗できるわけもなく、本書の結末はかなり苦い。
荻原浩の小説の登場人物は、いつもどの人も愛らしく、愛情を持って書かれている。
だから読む方も、愛情を持って読んでしまうのです。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.41
(5pt)

サラリーマン人生はメリーゴーランドのようなもの

同じ風景をぐるぐる回るだけの変化のない世界、それでも回り続けなければならない。
愛するもののために。そう、サラリーマンはけっこうつらいのです。
公務員さんのお仕事ぶりをかなり極端ではありますが、結構言いえてて、公務員の方には身につまされるお話ではなかったでしょうか。
改革されたと思った新市長も蓋を開けてみれば。。。なんてところ、”県庁の星”を思い出しました。
所詮は、しがない一市職員に反抗できるわけもなく、本書の結末はかなり苦い。
荻原浩の小説の登場人物は、いつもどの人も愛らしく、愛情を持って書かれている。
だから読む方も、愛情を持って読んでしまうのです。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.40
(4pt)

ほろ苦いコメディ小説

20ページぐらいまで続く冒頭のくだらないドライブのシーンで、読むのを止めようかと思ったけど、最後まで読んで正解だった。
冒頭のシーンは、テーマパーク「アテネ村」がいかにくだらない施設かを示す<つかみ>。
本編は、そのくだらないテーマパークを再生させようともがく地方公務員の物語だ。
こういう話の場合、型破りな男が村にやってきて、慣習にとらわれない自由な行動で次々と改革を起こし、最初は嫌がっていた村人たちも次第に彼に惹かれていき、最後はすかっと爽快に施設が大変身する。なんていうストーリーになりがちだ。
しかし、この作品の主人公はヒーローにはほど遠い。冴えない中年男で、それほど有能でもない。気に食わない役人たちに対し、心の中で毒づくことはあっても、正面きってタンカを切る事もない。どちらかというと、状況に流され、流されて何とか船が転覆しないようにバランスをとるのに精一杯という印象だ。
そんな彼のリアルな普通さがあるからこそ、事なかれ主義で腐敗しきった<お役所>の人たちの、利権と保身でがんじがらめになった<怪物ぶり>が、際立っている。
主人公とその周りの人たちも、そんな怪物たちを打ち倒すことはできない。
話の途中で何気なく出てくる「誰もが豆男であり村人なのさ」という台詞が、とても印象的だった。
ハッピーエンドとは言えないラストも、深い余韻を残す。
コメディタッチでさらりと大事なことを書く、筆者の優れた資質だと思う。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.39
(4pt)

ほろ苦いコメディ小説

20ページぐらいまで続く冒頭のくだらないドライブのシーンで、読むのを止めようかと思ったけど、最後まで読んで正解だった。
冒頭のシーンは、テーマパーク「アテネ村」がいかにくだらない施設かを示す<つかみ>。
本編は、そのくだらないテーマパークを再生させようともがく地方公務員の物語だ。
こういう話の場合、型破りな男が村にやってきて、慣習にとらわれない自由な行動で次々と改革を起こし、最初は嫌がっていた村人たちも次第に彼に惹かれていき、最後はすかっと爽快に施設が大変身する。なんていうストーリーになりがちだ。
しかし、この作品の主人公はヒーローにはほど遠い。冴えない中年男で、それほど有能でもない。気に食わない役人たちに対し、心の中で毒づくことはあっても、正面きってタンカを切る事もない。どちらかというと、状況に流され、流されて何とか船が転覆しないようにバランスをとるのに精一杯という印象だ。
そんな彼のリアルな普通さがあるからこそ、事なかれ主義で腐敗しきった<お役所>の人たちの、利権と保身でがんじがらめになった<怪物ぶり>が、際立っている。
主人公とその周りの人たちも、そんな怪物たちを打ち倒すことはできない。
話の途中で何気なく出てくる「誰もが豆男であり村人なのさ」という台詞が、とても印象的だった。
ハッピーエンドとは言えないラストも、深い余韻を残す。
コメディタッチでさらりと大事なことを書く、筆者の優れた資質だと思う。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.38
(5pt)

面白いだけでなく、大切な事もいっぱい表現されています。

主人公を問わず登場人物全てのキャラクター設定をお座なりにしない所がこの作家の作品の魅力だと思います。
特にこの作品は脇役の設定が個性的で微笑ましい人物ばかりなので、最後まで飽くことなく読めてしまいます。
内容もGOOD。この主人公設定は個人的に好き。控えめなようで、やる時はやる、誰が相手でも着実に人間関係を築いていけるが決して腹は黒くない。
こういう中庸なキャラクターだからこそ、勿論回りの脇役が引き立つのかもしれませんが。でもこういう人と仕事ができたら、士気は高まるのでは?と思います。
公務員と一般企業は確かに内容は違いますが、仕事を通して自分自身をどうあるべきかを考えさせてくれる一冊でもありました。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.37
(5pt)

面白いだけでなく、大切な事もいっぱい表現されています。

主人公を問わず登場人物全てのキャラクター設定をお座なりにしない所がこの作家の作品の魅力だと思います。
特にこの作品は脇役の設定が個性的で微笑ましい人物ばかりなので、最後まで飽くことなく読めてしまいます。
内容もGOOD。この主人公設定は個人的に好き。控えめなようで、やる時はやる、誰が相手でも着実に人間関係を築いていけるが決して腹は黒くない。
こういう中庸なキャラクターだからこそ、勿論回りの脇役が引き立つのかもしれませんが。でもこういう人と仕事ができたら、士気は高まるのでは?と思います。
公務員と一般企業は確かに内容は違いますが、仕事を通して自分自身をどうあるべきかを考えさせてくれる一冊でもありました。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.36
(5pt)

公務員

ああ日本中の地方都市の不釣合いな景観から浮き出た建物の多くはこの本のような意思決定というか馴れ合いの産物なのでしょうか?
公務員もがんばっている、市民オンブスマンなんてのもいるし最近は違うのではなんて、というのはあまーーい願望なのでしょう。
この本読んで地域を考えるのかそれとも地方公務員をうらやむのかは個々人の自由でしょうが、あきらめて仕方ないと思うのはやめておきたいものですね。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.35
(5pt)

公務員

ああ日本中の地方都市の不釣合いな景観から浮き出た建物の多くはこの本のような意思決定というか馴れ合いの産物なのでしょうか?
公務員もがんばっている、市民オンブスマンなんてのもいるし最近は違うのではなんて、というのはあまーーい願望なのでしょう。
この本読んで地域を考えるのかそれとも地方公務員をうらやむのかは個々人の自由でしょうが、あきらめて仕方ないと思うのはやめておきたいものですね。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.34
(4pt)

宮仕えのつらさ

どこかで読んだようなと思ったら、「神様からひと言」と勝手にダブらしていました。
勤め先が、民間企業から公務員になっても、サラリーマンは、やっぱり辛いんだ。でも、公務員の方がましか、出る釘は打たれることはあっても、抜かれることは無いし。
(それにしても、全国に作られたテーマパーク等の施設も、同じような状況で作られ、赤字を抱え、挙句の果てが、解体費用もだせずにそのままになっている現状は何とかならないものなのかね)
「メリーゴーランド」タイトルに皮肉が、含まれてるのかな?
同じところを同じスピードで乗っているだけで、ぐるぐる回ってくれる、公務員のお役所仕事。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.33
(4pt)

宮仕えのつらさ

どこかで読んだようなと思ったら、「神様からひと言」と勝手にダブらしていました。
勤め先が、民間企業から公務員になっても、サラリーマンは、やっぱり辛いんだ。でも、公務員の方がましか、出る釘は打たれることはあっても、抜かれることは無いし。
(それにしても、全国に作られたテーマパーク等の施設も、同じような状況で作られ、赤字を抱え、挙句の果てが、解体費用もだせずにそのままになっている現状は何とかならないものなのかね)
「メリーゴーランド」タイトルに皮肉が、含まれてるのかな?
同じところを同じスピードで乗っているだけで、ぐるぐる回ってくれる、公務員のお役所仕事。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.32
(5pt)

役人であればなお面白い

某市役所のダメダメ公務員が第三セクターが経営する赤字垂れ流しの遊園地の担当部署へ異動となり、一躍奮起して遊園地経営の改革に乗り出すというストーリーで、どことなく映画「県庁の星」に通ずるところがある。当然脚色されているのだが、あながち嘘とも言えない市役所内部のものすごい官僚構造の中で主人公が一人闘う姿につい感情移入してしまう。うまく主人公の役所における状況と私生活における状況をうまくシンクロさせながら描写しており、途中飽きることなく一気に最後まで読めてしまう。特に役人であれば共感するところも多いと思われるが、それ以外の人が読んでも楽しめる良作である。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.31
(5pt)

役人であればなお面白い

某市役所のダメダメ公務員が第三セクターが経営する赤字垂れ流しの遊園地の担当部署へ異動となり、一躍奮起して遊園地経営の改革に乗り出すというストーリーで、どことなく映画「県庁の星」に通ずるところがある。当然脚色されているのだが、あながち嘘とも言えない市役所内部のものすごい官僚構造の中で主人公が一人闘う姿につい感情移入してしまう。うまく主人公の役所における状況と私生活における状況をうまくシンクロさせながら描写しており、途中飽きることなく一気に最後まで読めてしまう。特に役人であれば共感するところも多いと思われるが、それ以外の人が読んでも楽しめる良作である。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331