メリーゴーランド

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評判

メリーゴーランドの評価:

4.23/5点 レビュー 57件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 21〜40 2/6ページ
No.90
(5pt)

さわやかな気持ちになりました

この本を読んで、とてもさわやかな感動をおぼえました。
大人になって仕事や子育てしてて、昔の何かに夢中だったころの大切な思い出を思い出す事があります。
そんな自分の感覚とふと重なってしまうところがあります。
引っ越しでなくしてしまったので、再購入。
時々読みたくなるし、人にすすめることもできます。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.89
(5pt)

さわやかな気持ちになりました

この本を読んで、とてもさわやかな感動をおぼえました。
大人になって仕事や子育てしてて、昔の何かに夢中だったころの大切な思い出を思い出す事があります。
そんな自分の感覚とふと重なってしまうところがあります。
引っ越しでなくしてしまったので、再購入。
時々読みたくなるし、人にすすめることもできます。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.88
(5pt)

おかしくて切ない人情喜劇のようで,実は奥の深い1冊

平凡ながらも家族との幸せな日々を送っていた地方公務員が,ハコモノ行政の典型的失敗例のテーマパークの再建を命じられ,孤軍奮闘するというお話。よくあるテーマと言えばそれまでですが,公務員ではなくとも,旧態依然とした職場の体質やしがらみの中で悶々としている日本のサラリーマンにとっては,思わず感情移入してしまうテーマですよね。
 いくら「お役所仕事」とはいえ,今どき,さすがにこんな公務員はおらんやろ,というぐらいにデフォルメされた上司や同僚,呆れるほど奔放なサブ・キャラクターが巻き起こす奇想天外なエピソードを交え,物語は中盤あたりからダイナミックに展開していきます。
 面白くておかしくて,それでいて何処か懐かしくて,何故か切ない・・・・一見するとまるで人情喜劇みたいですが,結構奥も深いです。時に改革・改善は必要であり,誰もが,今のままじゃいけない,このまちを良くしたいという大きなベクトルでは同じ方向を向いていても,実際に行動を起こすと意見がぶつかってしまう・・・・誰もがハッピーになれる方法ってないんでしょうか。そんなことも考えさせられます。
 そして,何より,成功しようが失敗しようが,大事にしなければならないものがあることも気づかせてくれます。
 サラッと読めるけど,喜怒哀楽,郷愁,きずな・・・様々なものに出会い,気づかせてくれる一冊です。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.87
(5pt)

おかしくて切ない人情喜劇のようで,実は奥の深い1冊

平凡ながらも家族との幸せな日々を送っていた地方公務員が,ハコモノ行政の典型的失敗例のテーマパークの再建を命じられ,孤軍奮闘するというお話。よくあるテーマと言えばそれまでですが,公務員ではなくとも,旧態依然とした職場の体質やしがらみの中で悶々としている日本のサラリーマンにとっては,思わず感情移入してしまうテーマですよね。
 いくら「お役所仕事」とはいえ,今どき,さすがにこんな公務員はおらんやろ,というぐらいにデフォルメされた上司や同僚,呆れるほど奔放なサブ・キャラクターが巻き起こす奇想天外なエピソードを交え,物語は中盤あたりからダイナミックに展開していきます。
 面白くておかしくて,それでいて何処か懐かしくて,何故か切ない・・・・一見するとまるで人情喜劇みたいですが,結構奥も深いです。時に改革・改善は必要であり,誰もが,今のままじゃいけない,このまちを良くしたいという大きなベクトルでは同じ方向を向いていても,実際に行動を起こすと意見がぶつかってしまう・・・・誰もがハッピーになれる方法ってないんでしょうか。そんなことも考えさせられます。
 そして,何より,成功しようが失敗しようが,大事にしなければならないものがあることも気づかせてくれます。
 サラッと読めるけど,喜怒哀楽,郷愁,きずな・・・様々なものに出会い,気づかせてくれる一冊です。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.86
(5pt)

サラリーマンの同僚に読んでいただきたいな

サラリーマンの自分が元気になる本です。
現実と理想、会社と家族・・・
大好きな本で、昔読みましたがもう一度買ってしまいました。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.85
(5pt)

サラリーマンの同僚に読んでいただきたいな

サラリーマンの自分が元気になる本です。
現実と理想、会社と家族・・・
大好きな本で、昔読みましたがもう一度買ってしまいました。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.84
(5pt)

荻原ワールド十八番

相変わらずむちゃな話しだけど、役所体質を皮肉るのは素晴らしい。

絶対経験したことのある、お役所体質。

それを笑いで構成していくストーリーはさすがです。

どんなプロジェクトもきっとやり方はあると思わせてくれるし、そんなこと考えなくても読める。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.83
(5pt)

荻原ワールド十八番

相変わらずむちゃな話しだけど、役所体質を皮肉るのは素晴らしい。

絶対経験したことのある、お役所体質。

それを笑いで構成していくストーリーはさすがです。

どんなプロジェクトもきっとやり方はあると思わせてくれるし、そんなこと考えなくても読める。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.82
(3pt)

メリーゴーランド

地方都市に取り残されたテーマ―パークの再建。いや再生いやいや推進と自治体の体面丸出しのプロジェクトを任された市職員。これといったアイデアが無くゴールデンウィークスペシャルが近づく。しかしかれの前に立ちはだかるのは天下りの仕事もろくにできないテーマパークのトップたち。あれこれ画策し何とか成功裏に終わらせたが、新市長の公約通り赤字経営のため閉館してしまう。主人公遠野敬一の振る舞いがどうも釈然としない。間違ったことでも上司へは一切反抗しないどころか、長いものには巻かれろ式の人生が読者に共感を与えない。一般文学通算522作品目の感想。2013/01/13 17:10
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.81
(3pt)

メリーゴーランド

地方都市に取り残されたテーマ―パークの再建。いや再生いやいや推進と自治体の体面丸出しのプロジェクトを任された市職員。これといったアイデアが無くゴールデンウィークスペシャルが近づく。しかしかれの前に立ちはだかるのは天下りの仕事もろくにできないテーマパークのトップたち。あれこれ画策し何とか成功裏に終わらせたが、新市長の公約通り赤字経営のため閉館してしまう。主人公遠野敬一の振る舞いがどうも釈然としない。間違ったことでも上司へは一切反抗しないどころか、長いものには巻かれろ式の人生が読者に共感を与えない。一般文学通算522作品目の感想。2013/01/13 17:10
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.80
(4pt)

痛快小説

現在の日本の怠慢な公務員体質を皮肉りながら、どうにかそれを変化させようと努力する
お父さんの物語というところだろうか。
全体的にテンポがよく、テーマパークを成功させるまでの流れは素晴らしい。

だがそこからの展開がいまいち
爽快な展開にリアルな展開を入れるのは悪くないがこの作品には不要ではなかったろうか
それに妻もああいったことをやるなら事前にはっきり言う性格に見えるのに、ばれるまで黙っている
というのは最後の流れを作りたいだけに見えたのでどうかと
徳永がメリーゴーランドに興味を示す複線があったのに、メリーゴーランドがテーマパーク開園中の
目玉になったりしないところなども不満
そもそも徳永自身重要そうで単なる口数の少ない空気キャラだったりと、ややアンバランスさがあった

とはいえ安心できるクオリティの内容なので、作者のファンなら気軽に買っていいだろう
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.79
(4pt)

痛快小説

現在の日本の怠慢な公務員体質を皮肉りながら、どうにかそれを変化させようと努力する
お父さんの物語というところだろうか。
全体的にテンポがよく、テーマパークを成功させるまでの流れは素晴らしい。

だがそこからの展開がいまいち
爽快な展開にリアルな展開を入れるのは悪くないがこの作品には不要ではなかったろうか
それに妻もああいったことをやるなら事前にはっきり言う性格に見えるのに、ばれるまで黙っている
というのは最後の流れを作りたいだけに見えたのでどうかと
徳永がメリーゴーランドに興味を示す複線があったのに、メリーゴーランドがテーマパーク開園中の
目玉になったりしないところなども不満
そもそも徳永自身重要そうで単なる口数の少ない空気キャラだったりと、ややアンバランスさがあった

とはいえ安心できるクオリティの内容なので、作者のファンなら気軽に買っていいだろう
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.78
(4pt)

お役所組織は不条理な「アリス」の世界・そこに生きるひとびとの素顔

自治体がかかえこんだテーマパークと、それの再建にかりだされた公務員の奮闘記です。
駒谷アテネ村というギリシアふうテーマパークは市が予算をつぎこんだ事業でしたが、赤字続き。これを立て直すよう命じられた主人公、啓一はお役所組織の壁にはばまれ、あちこちで老害やら利権の垣根に右往左往しながら、ゴールデンウィーク中の売り上げを昨年一年間の4分の1まで達成します。

つぶれた隣のファミリーパークから動物や遊具をもらってきたり、昔いた前衛的な劇団の座長に声をかけてきてもらったり、と、普通の公務員である啓一のせいいっぱいの働きがみのった成果です。とくにこの劇団「ふたこぶらくだ」の面々の破壊的パワーによって、ペガサス企画の若手プランナーのたてた「不思議の国のアリス」の世界が、見事に立ち上がります。彼も、そして、啓一の下のこの出向部署に配属された部下も、謎の無口な女性公務員もいきいきと自分を発揮してゆきます。

しかし・・・政治と組織の壁は厚かった。市長が、女性評論家に選挙で敗れたとたん、アテネ村は廃止が決まり、新しい風が吹くかと思った啓一一家も、やっぱりいつも頭上には広々とした空ではなく「低い天井がある」ことをかみしめます。

 最初は、テーマパークというものにほれ込んだ市役所の公務員が、夢を実現しようとする話(境港市のように)かなと思っていましたが、主人公は特にテーマパークに思い入れが強いわけではなく、ただ新しい企画を軌道にのせようという熱意で動いている感じでした。
 それはそれでまた痛快でしたし、「前例がない」「慣例だ」「改変したら、これまでの自分たちがまちがっていたのを認めることになる」など、お歴々からの発言にいちいち憤ったりがっくりしたりしているうち、これこそまさに「アリス」のナンセンス世界だ、と感得するところも読みどころでした。

 そして、あたかも進歩的で平等を標榜する世界を約束してくれるかに見えた新政権も、公約遵守、そして画一的なフェミニズム政策の実現など、やっぱり組織になったとたんに硬直してゆき、「どこか違う」。新たな「アリス」のコーカスレースが始まっただけ、と啓一は悟るのですが、家族のきずなはこの一連の事件で強まり、最後に、廃止されるメリーゴーランドに夜、みんなで乗りにゆくシーンはあたたかいものを胸にともしてくれます。

 お役所とはこういうもの、なのですが、あきらめて心から切り捨てるのではなく、アリスの世界とわりきった主人公の心境が気持ちよく、久々に、リアルなのに失望でおわらずにすむ角度をもった、ユーモアの効いた社会小説を読んだ気がします。

メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.77
(4pt)

お役所組織は不条理な「アリス」の世界・そこに生きるひとびとの素顔

自治体がかかえこんだテーマパークと、それの再建にかりだされた公務員の奮闘記です。
駒谷アテネ村というギリシアふうテーマパークは市が予算をつぎこんだ事業でしたが、赤字続き。これを立て直すよう命じられた主人公、啓一はお役所組織の壁にはばまれ、あちこちで老害やら利権の垣根に右往左往しながら、ゴールデンウィーク中の売り上げを昨年一年間の4分の1まで達成します。

つぶれた隣のファミリーパークから動物や遊具をもらってきたり、昔いた前衛的な劇団の座長に声をかけてきてもらったり、と、普通の公務員である啓一のせいいっぱいの働きがみのった成果です。とくにこの劇団「ふたこぶらくだ」の面々の破壊的パワーによって、ペガサス企画の若手プランナーのたてた「不思議の国のアリス」の世界が、見事に立ち上がります。彼も、そして、啓一の下のこの出向部署に配属された部下も、謎の無口な女性公務員もいきいきと自分を発揮してゆきます。

しかし・・・政治と組織の壁は厚かった。市長が、女性評論家に選挙で敗れたとたん、アテネ村は廃止が決まり、新しい風が吹くかと思った啓一一家も、やっぱりいつも頭上には広々とした空ではなく「低い天井がある」ことをかみしめます。

 最初は、テーマパークというものにほれ込んだ市役所の公務員が、夢を実現しようとする話(境港市のように)かなと思っていましたが、主人公は特にテーマパークに思い入れが強いわけではなく、ただ新しい企画を軌道にのせようという熱意で動いている感じでした。
 それはそれでまた痛快でしたし、「前例がない」「慣例だ」「改変したら、これまでの自分たちがまちがっていたのを認めることになる」など、お歴々からの発言にいちいち憤ったりがっくりしたりしているうち、これこそまさに「アリス」のナンセンス世界だ、と感得するところも読みどころでした。

 そして、あたかも進歩的で平等を標榜する世界を約束してくれるかに見えた新政権も、公約遵守、そして画一的なフェミニズム政策の実現など、やっぱり組織になったとたんに硬直してゆき、「どこか違う」。新たな「アリス」のコーカスレースが始まっただけ、と啓一は悟るのですが、家族のきずなはこの一連の事件で強まり、最後に、廃止されるメリーゴーランドに夜、みんなで乗りにゆくシーンはあたたかいものを胸にともしてくれます。

 お役所とはこういうもの、なのですが、あきらめて心から切り捨てるのではなく、アリスの世界とわりきった主人公の心境が気持ちよく、久々に、リアルなのに失望でおわらずにすむ角度をもった、ユーモアの効いた社会小説を読んだ気がします。

メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.76
(4pt)

作者には民主党の堕落を見抜いていたのだろうか?

ブックオフで読む本を探していて、目当てのものがなかったのでとりあえず手に取ったのが本書だった。
 そんなに期待しないで読み始めたが、読むうちに面白くなっていき、最後には「とりあえず」で買ってしまったことが恥ずかしく思えてくるほどだった。

 超赤字のテーマパーク「アテネ村」がどんどん変わっていくところは面白かったし、登場人物たちの言葉から教えられるものも少なくなかった。
 特に、来宮の言葉は聞いてみて「ハッ」とするものばかりだったし、最初は気弱だった主人公が変わっていくところにも学ぶ部分が多かった。

 そして読んでみて、特に終盤に一番感じたのは、「作者には民主党の堕落を見抜いていたのだろうか?」ということだ。

 いや、単行本が発売されたのは2004年だから、「小泉政権の」になるのだが、とにかくそう思った。
 終盤の特に大事なことなので詳しくは書けないが、読んだ方でこう思った人も多いのではないかと思う。

 作者は「政治家なんて皆同じ、トップが誰に変わろうと関係ない」ということを思っていたのではないかと、特に「メリーゴーランド」というタイトルからはそれを感じ取ることができる。

 ぐるぐる回るメリーゴーランドのような政治を、変えてくれるような政治家は現れるのだろうか?
 河村名古屋市長、橋下大阪市長にはそれを期待したい。
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.75
(4pt)

作者には民主党の堕落を見抜いていたのだろうか?

ブックオフで読む本を探していて、目当てのものがなかったのでとりあえず手に取ったのが本書だった。
 そんなに期待しないで読み始めたが、読むうちに面白くなっていき、最後には「とりあえず」で買ってしまったことが恥ずかしく思えてくるほどだった。

 超赤字のテーマパーク「アテネ村」がどんどん変わっていくところは面白かったし、登場人物たちの言葉から教えられるものも少なくなかった。
 特に、来宮の言葉は聞いてみて「ハッ」とするものばかりだったし、最初は気弱だった主人公が変わっていくところにも学ぶ部分が多かった。

 そして読んでみて、特に終盤に一番感じたのは、「作者には民主党の堕落を見抜いていたのだろうか?」ということだ。

 いや、単行本が発売されたのは2004年だから、「小泉政権の」になるのだが、とにかくそう思った。
 終盤の特に大事なことなので詳しくは書けないが、読んだ方でこう思った人も多いのではないかと思う。

 作者は「政治家なんて皆同じ、トップが誰に変わろうと関係ない」ということを思っていたのではないかと、特に「メリーゴーランド」というタイトルからはそれを感じ取ることができる。

 ぐるぐる回るメリーゴーランドのような政治を、変えてくれるような政治家は現れるのだろうか?
 河村名古屋市長、橋下大阪市長にはそれを期待したい。
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.74
(4pt)

公務員諸兄諸姉の寛大な御心を期待する

元民間企業出身の市役所勤めの主人公が、市出資の第三セクター、大赤字のレジャーランドを立て直すという筋立て。ありがちな設定だが、この手の奮闘物はやっぱり楽しい。公務員のお役所仕事ぶり、官民癒着、前例踏襲主義、事なかれ主義をここまで酷い公務員はそうはいないでしょ、と言いたくなるくらいデフォルメした上で、コミカルに揶揄する、著者ならではの手法が本作品でも生きています。

メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.73
(4pt)

公務員諸兄諸姉の寛大な御心を期待する

元民間企業出身の市役所勤めの主人公が、市出資の第三セクター、大赤字のレジャーランドを立て直すという筋立て。ありがちな設定だが、この手の奮闘物はやっぱり楽しい。公務員のお役所仕事ぶり、官民癒着、前例踏襲主義、事なかれ主義をここまで酷い公務員はそうはいないでしょ、と言いたくなるくらいデフォルメした上で、コミカルに揶揄する、著者ならではの手法が本作品でも生きています。

メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331
No.72
(5pt)

翻弄されつつも自分の人生を行く!

東京の私大を出た後 、当然のように東京でサラリーマンになって4年目。都会の生活に疲れ果てていた啓一は父が亡くなり母が一人になったのを機に故郷の駒谷市に帰り市役所職員となった。路子と出会い二人の子供に恵まれ平々凡々のスローライフを楽しんでいた。欲を出さずそこそこに勤めれば学校の進級と変わらない昇進もある。過労死やノルマに苦しみ同期の一人を自殺に追い込んだ以前の会社とは段違いの市役所。「まずは自分の人生があり、そのために仕事がある。自分をそこなってまで成すべき仕事などあり得ない。」そう思っていたが、市役所はちと、いやかなりゆる過ぎ。これでいいのか??と思いつつもぬるま湯にどっぷり浸かった日々に流されていたら、辞令が下りた。駒谷市で最大の税金の無駄遣いだと指摘され続けている「アテネ村」の再建を掲げた新しいプロジェクトチームに出向!!市長の再選を掛けた一大事業・・・のはずが・・・。なんで皆そんなにのんびりなの?やる気を出すとかじゃなくていつの間にか「アテネ村」の集客に努め残業の日々。以前所属していた劇団の変人団員やお世話になった宮大工棟梁のドラ孫息子、その仲間の暴走族が入り混じってゴールデンウィークのビッグイベントを仕掛ける!!さぁ、果たして結果は?で、その先は?
メリーゴーランド Amazon書評・レビュー: メリーゴーランドより
4104689017
No.71
(5pt)

翻弄されつつも自分の人生を行く!

東京の私大を出た後 、当然のように東京でサラリーマンになって4年目。都会の生活に疲れ果てていた啓一は父が亡くなり母が一人になったのを機に故郷の駒谷市に帰り市役所職員となった。路子と出会い二人の子供に恵まれ平々凡々のスローライフを楽しんでいた。欲を出さずそこそこに勤めれば学校の進級と変わらない昇進もある。過労死やノルマに苦しみ同期の一人を自殺に追い込んだ以前の会社とは段違いの市役所。「まずは自分の人生があり、そのために仕事がある。自分をそこなってまで成すべき仕事などあり得ない。」そう思っていたが、市役所はちと、いやかなりゆる過ぎ。これでいいのか??と思いつつもぬるま湯にどっぷり浸かった日々に流されていたら、辞令が下りた。駒谷市で最大の税金の無駄遣いだと指摘され続けている「アテネ村」の再建を掲げた新しいプロジェクトチームに出向!!市長の再選を掛けた一大事業・・・のはずが・・・。なんで皆そんなにのんびりなの?やる気を出すとかじゃなくていつの間にか「アテネ村」の集客に努め残業の日々。以前所属していた劇団の変人団員やお世話になった宮大工棟梁のドラ孫息子、その仲間の暴走族が入り混じってゴールデンウィークのビッグイベントを仕掛ける!!さぁ、果たして結果は?で、その先は?
メリーゴーランド (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: メリーゴーランド (新潮文庫)より
4101230331