母恋旅烏

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評判

母恋旅烏の評価:

4.00/5点 レビュー 26件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(4pt)

笑いの中に家族の意味を問う佳作

読み始めて最初に謎を持たせるのが,本書の大部分で一人称の語りになっている「ぼく」こと次男・寛二について。無邪気な振る舞いや語り口から小学生を想像させるのですが,すぐにその想像は裏切られます。しかしその設定は,寛二の父・清太郎が自分がかつて所属した劇団に復帰する後半,劇団の中で揉まれる寛二の成長物語につながっていきます。酒乱で無計画な事業を起こしては潰す親父,ケンカが弱くてフィギュアオタクな長男,そして元ロッカーで19歳にして子持ちの長女,などなど。荻原作品らしく,キャラクターのぶっ飛び加減も期待を裏切りません。清太郎はダメ親父のように見えるけど,役者としての技量と矜持にかけては一流というところに好感。清太郎が劇団に復帰後,自分の芸術を求めると言って独善的な駄作を演じ続けようとする若座長に諭す場面が真骨頂です。そのセリフは本の中で。
母恋旅烏 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 母恋旅烏 (双葉文庫)より
4575509809
No.2
(5pt)

家族って・・・

この本は、表紙のイラストに惹かれて買いました。はじめのうちは、普通ー、とか思ってましたが、数分で撤回しました。次第に見えてくる人物像、その人物から見えてくる人間関係、人間関係から見えてくる波乱万丈だが現実味のあるストーリー。読んで損はない一冊だと思います。もとい、読んで損などあるはずない一冊です!
母恋旅烏 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 母恋旅烏 (双葉文庫)より
4575509809
No.1
(4pt)

相変わらずさえています

ユーモア小説で高い評価を得ている萩原浩が,一風変わった困った父ちゃんとその家族の物語を書きました。例のごと,さえまくる人物描写に引き込まれます。家族は母親以外の皆が,ふつうから見たら問題ありだったり,変だったりしますが,それぞれの行動に至る原理は一貫しています。一貫していないのが母親だったのですが,詳しくは読んでのお楽しみ。楽しく読めますけど,他の作品のような読後のカタルシスがあるかというと,微妙なので,星を一つ落としました。
母恋旅烏 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 母恋旅烏 (小学館文庫)より
4094100091