ブエノスアイレス午前零時

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評判

ブエノスアイレス午前零時の評価:

3.11/5点 レビュー 18件。 C ランク

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平均点3.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全45件 41〜45 3/3ページ
No.5
(2pt)

うーんイマイチ。。

正直いって芥川賞をとるほどの作品かと言えば、そうではない気がする。
特に題名に騙されたという気持ちは払拭できない。
内容は前半から中盤にかけてが退屈で、
たったこれだけのページ数であるにもかかわらず一気に読もうとしなかった。
☆が二つなのは、ラスト10ページぐらいの表現は嫌いではないから。
それでも好きとは言えない。
ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション) Amazon書評・レビュー: ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)より
4309405932
No.4
(3pt)

ソフトボイルド。

世の中に「ハードボイルド」という言葉がある。
男が男らしく、強く、モテモテな感じの奴だ。
この本の文面、作者の他の作品から判断するに、「ハード」とは行かないが「ソフト」位に止めたと思われる。
表題どおりの「ブエノスアイレス午前零時」。有名な旅行小説「深夜特急」のような、旅が舞台と思わせておきながら、実は日本の雪国にあるしがない旅館の従業員と上品な耄碌ばあちゃんのお話。
他に収録されているのは「屋上」。これはそのまんまで、デパートの屋上にあるさびれたゲーセン従業員のお話。
上記二つに共通するのは、
「どこかエリート意識を持ちつつ、冷めた視点で世の中を眺める男の主人公がいること。」
「情景描写が多いこと」
であろう。
影を背負っている男のイメージから来るのか、斜に構えた印象。文章のほとんどが、人物の特徴だったり独特の比喩。集中して一時間位かけ、ガッと読み通してしまえば面白いかも。
ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション) Amazon書評・レビュー: ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)より
4309405932
No.3
(4pt)

気品ある老嬢

雪の深い田舎の旅館の疲れた男と、盲目の老嬢の交流。惹かれたのは、文章。題名がとても魅力的なので、それを意識して手に取った人はガッカリするかもしれない。雪国の寂れた温泉宿の、疲れた男と、中年老年の人々が中心の、華やかではない話だからだ。この文章の魅力は、高齢の女性を、上品、かつ官能的に描いた表現にあると思う。このように表現できるのか、と驚いた。彼女は、ここではない、どこかの、例えばブエノスアイレスのような異国の街の空気を、纏って現れる。その風景を、ダンスを通して、男は見るのだ。
ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション) Amazon書評・レビュー: ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)より
4309405932
No.2
(3pt)

温泉といえば半熟の温泉卵

『ブエノスアイレス午前零時』と聞くと、南米を舞台にした壮大な物語か、と思ったのですが、実際には作品の舞台は辺鄙な雪国のはやらない温泉旅館です。
そういう舞台設定なのでどうしても、川端康成『雪国』のイメージと抒情が先入観となって頭を離れない、という状況で読んでしまいました。ただ、読了後もそのイメージは壊れることがなかったので、この作品自体にも、先入観と期待を裏切らない雪景色の情緒と日本語の描写の旨さがあるということだと思います。
作品には美しい芸者は登場しません。主人公の冴えない孤独な青年と、ヒロインの盲目の物忘れの激しい老女が踊るのですが、どう考えたって美しくはないはずのその場面が、ブエノスアイレスの雪とあいまって、どうしても醜い場面とは感じられないのです。
温泉卵の黄身の半熟加減のような、つかみどころのない味わいです。
ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション) Amazon書評・レビュー: ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)より
4309405932
No.1
(2pt)

*なぜこんなに売れた?*

タイトルをどこかで聞いたことがあるなと思って、図書館で借りてみたら、22刷にもなっていて、かなり驚きました。。。。
と思うくらい、少し拍子抜けしてしまった感じのフィクションです。2編入っているのですが、そのどちらも無気力(?)な男の人が主人公で、そのまま物語が終わってしまいます。それを挽回するだけの美しい日本語の表現もあるかと思えば、いまいち「男性作家特有」の少しごつごつした文体で、読みやすさとしても…うーんという感じですね。ただ、かなり売れているので、私の意見が一般的ではないのかな、なんて思うのですが。
ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション) Amazon書評・レビュー: ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)より
4309405932