邪宗門

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評判

邪宗門の評価:

4.55/5点 レビュー 56件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 41〜60 3/6ページ
No.72
(5pt)

人間の思考は退化しているのではあるまいか

とすら感じさせる半世紀以上前の大傑作。
明らかに著者の「思考実験」ではある本作のその壮大さと緻密さと過激さの中にある多様性に読了後しばし圧倒されました。

あまりに一ページあたりの密度が濃く、一気に読めなかったために毎晩寝る前に10ページずつ程度を読み進めて半年かをかけて上下巻を読み終えましたが、ずっと読んでいられる。
「怒涛」のような思考の流れで時間の流れと人間の業をぶつけられます。

「男たちが敗戦の中で茫然としている中動いているのは全て女だった」
「人のやさしさに報恩すべき地盤がない以上それは負債にしかならない。放浪の人生に人の感情を豊かにする経験の数々を読みたがる人々は人間が3度3度飯を食わねばならない存在である事を忘れている。常時食の問題が念頭を去らぬどんな経験もその人の人格を豊かにはしない」
「人は幸いによって身を律するのではない。どのように死ぬかで人の名誉を全うするもの」

満州に渡った救霊会が全滅していく描写は、想像を絶する凄まじさです。
文章によってプライベートライアンの映像を見せられているような「体験」をさせられたのは初めてです。

ここまでの思考を内包して人は生きることが出来るのか。
そしてそれを文として表現できる凄さ。

大傑作です。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102
No.71
(5pt)

人間の思考は退化しているのではあるまいか

とすら感じさせる半世紀以上前の大傑作。
明らかに著者の「思考実験」ではある本作のその壮大さと緻密さと過激さの中にある多様性に読了後しばし圧倒されました。

あまりに一ページあたりの密度が濃く、一気に読めなかったために毎晩寝る前に10ページずつ程度を読み進めて半年かをかけて上下巻を読み終えましたが、ずっと読んでいられる。
「怒涛」のような思考の流れで時間の流れと人間の業をぶつけられます。

「男たちが敗戦の中で茫然としている中動いているのは全て女だった」
「人のやさしさに報恩すべき地盤がない以上それは負債にしかならない。放浪の人生に人の感情を豊かにする経験の数々を読みたがる人々は人間が3度3度飯を食わねばならない存在である事を忘れている。常時食の問題が念頭を去らぬどんな経験もその人の人格を豊かにはしない」
「人は幸いによって身を律するのではない。どのように死ぬかで人の名誉を全うするもの」

満州に渡った救霊会が全滅していく描写は、想像を絶する凄まじさです。
文章によってプライベートライアンの映像を見せられているような「体験」をさせられたのは初めてです。

ここまでの思考を内包して人は生きることが出来るのか。
そしてそれを文として表現できる凄さ。

大傑作です。
邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)より
4022640057
No.70
(5pt)

人間の思考は退化しているのではあるまいか

とすら感じさせる半世紀以上前の大傑作。
明らかに著者の「思考実験」ではある本作のその壮大さと緻密さと過激さの中にある多様性に読了後しばし圧倒されました。

あまりに一ページあたりの密度が濃く、一気に読めなかったために毎晩寝る前に10ページずつ程度を読み進めて半年かをかけて上下巻を読み終えましたが、ずっと読んでいられる。
「怒涛」のような思考の流れで時間の流れと人間の業をぶつけられます。

「男たちが敗戦の中で茫然としている中動いているのは全て女だった」
「人のやさしさに報恩すべき地盤がない以上それは負債にしかならない。放浪の人生に人の感情を豊かにする経験の数々を読みたがる人々は人間が3度3度飯を食わねばならない存在である事を忘れている。常時食の問題が念頭を去らぬどんな経験もその人の人格を豊かにはしない」
「人は幸いによって身を律するのではない。どのように死ぬかで人の名誉を全うするもの」

満州に渡った救霊会が全滅していく描写は、想像を絶する凄まじさです。
文章によってプライベートライアンの映像を見せられているような「体験」をさせられたのは初めてです。

ここまでの思考を内包して人は生きることが出来るのか。
そしてそれを文として表現できる凄さ。

大傑作です。
邪宗門 下 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (新潮文庫)より
4101124043
No.69
(5pt)

こんな本があったのか・・・

いつの世も敬遠されがちな特殊な新興宗教という環境。
その成り立ちと崩れていくサマ。
そしてそこから再興していく光がやっと見えてくるあたりで上巻は終わりますが本当に面白いですね。

十分現代にも通じる普遍的な言葉に満ちています。

「窮極において人を支えるものは何か。論議でも愛でもない。その者ひとりの孤独と意地である。女には女のみの知る誇りと意地があろう。誇りある女に育て」

「一列平等の理想にも拘わらず、人々は本当は一列平等には耐えられない。崇拝の対象が要り、そしてその人が自信に満ちて指導することが必要なのだ」

再興への道を千葉潔がどう辿るのか。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.68
(5pt)

こんな本があったのか・・・

いつの世も敬遠されがちな特殊な新興宗教という環境。
その成り立ちと崩れていくサマ。
そしてそこから再興していく光がやっと見えてくるあたりで上巻は終わりますが本当に面白いですね。

十分現代にも通じる普遍的な言葉に満ちています。

「窮極において人を支えるものは何か。論議でも愛でもない。その者ひとりの孤独と意地である。女には女のみの知る誇りと意地があろう。誇りある女に育て」

「一列平等の理想にも拘わらず、人々は本当は一列平等には耐えられない。崇拝の対象が要り、そしてその人が自信に満ちて指導することが必要なのだ」

再興への道を千葉潔がどう辿るのか。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.67
(5pt)

若い人に読んで欲しい

高校生の時、教科書のエッセイで高橋和巳を知り、20年位迄は繰り返し読みました。邪宗門も愛読した小説です。しかし、今、思うのですが、氏が『連合赤軍』を目の当たりにするまで生きていたらと。もうひとつの【憂鬱な党派】を読むかぎり、仲間を総括の元でリンチ殺人の予想はないように思われる。別なセクトとの暴力沙汰はあっても世間を震撼とさせる『連合赤軍事件』までは。これを目の当たりにしていたら彼の書く物が変化したのでは。これは望んでも仕方がないが高橋和巳があと数十年長生きしていたら。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.66
(5pt)

若い人に読んで欲しい

高校生の時、教科書のエッセイで高橋和巳を知り、20年位迄は繰り返し読みました。邪宗門も愛読した小説です。しかし、今、思うのですが、氏が『連合赤軍』を目の当たりにするまで生きていたらと。もうひとつの【憂鬱な党派】を読むかぎり、仲間を総括の元でリンチ殺人の予想はないように思われる。別なセクトとの暴力沙汰はあっても世間を震撼とさせる『連合赤軍事件』までは。これを目の当たりにしていたら彼の書く物が変化したのでは。これは望んでも仕方がないが高橋和巳があと数十年長生きしていたら。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.65
(5pt)

若い人に読んでほしい小説です。

高校時代、大学時代に繰り返し読んでいました。
自分が宗教について考えさせるきっかけとなった小説です。
エンターテイメント性もある小説と思いますが、個人的には、若い方にも、宗教について考える上で一度は読んでいただきたい小説と思います。(この点、反論も多いと思いますが......)
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.64
(5pt)

若い人に読んでほしい小説です。

高校時代、大学時代に繰り返し読んでいました。
自分が宗教について考えさせるきっかけとなった小説です。
エンターテイメント性もある小説と思いますが、個人的には、若い方にも、宗教について考える上で一度は読んでいただきたい小説と思います。(この点、反論も多いと思いますが......)
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.63
(5pt)

難しいこと書いてあると思うだろうけど

簡単に言うと、おっぱい母乳ラノベ。それを大本がモデルの架空の宗教団体の興亡でコーティングしている。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102
No.62
(5pt)

難しいこと書いてあると思うだろうけど

簡単に言うと、おっぱい母乳ラノベ。それを大本がモデルの架空の宗教団体の興亡でコーティングしている。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.61
(5pt)

難しいこと書いてあると思うだろうけど

簡単に言うと、おっぱい母乳ラノベ。それを大本がモデルの架空の宗教団体の興亡でコーティングしている。
邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)より
4022640057
No.60
(5pt)

難しいこと書いてあると思うだろうけど

簡単に言うと、おっぱい母乳ラノベ。それを大本がモデルの架空の宗教団体の興亡でコーティングしている。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.59
(5pt)

難しいこと書いてあると思うだろうけど

簡単に言うと、おっぱい母乳ラノベ。それを大本がモデルの架空の宗教団体の興亡でコーティングしている。
邪宗門 下 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (新潮文庫)より
4101124043
No.58
(5pt)

これが小説というものだ

40年ぶりに読了。いま読むとどうかなと思って読み始めたが、やはり圧倒的な読後感だった。これが小説というものだ。ほとんど時代性を感じさせない。高橋和巳の数ある作品の中でも、これだけは歴史に残るだろう。いやむしろ時代とともに奥行きと輝きを増してきている。これを読むと、いまどきの現代小説など読む気が失せてくる。大きな作家だった。こんな作家が39歳で逝ってしまったなんて、つくづく惜しまれるな。(なお巻末の佐藤優の引用だらけの穴埋め解説は、まったくの駄文で不要)。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102
No.57
(5pt)

これが小説というものだ

40年ぶりに読了。いま読むとどうかなと思って読み始めたが、やはり圧倒的な読後感だった。これが小説というものだ。ほとんど時代性を感じさせない。高橋和巳の数ある作品の中でも、これだけは歴史に残るだろう。いやむしろ時代とともに奥行きと輝きを増してきている。これを読むと、いまどきの現代小説など読む気が失せてくる。大きな作家だった。こんな作家が39歳で逝ってしまったなんて、つくづく惜しまれるな。(なお巻末の佐藤優の引用だらけの穴埋め解説は、まったくの駄文で不要)。
邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)より
4022640057
No.56
(5pt)

これが小説というものだ

40年ぶりに読了。いま読むとどうかなと思って読み始めたが、やはり圧倒的な読後感だった。これが小説というものだ。ほとんど時代性を感じさせない。高橋和巳の数ある作品の中でも、これだけは歴史に残るだろう。いやむしろ時代とともに奥行きと輝きを増してきている。これを読むと、いまどきの現代小説など読む気が失せてくる。大きな作家だった。こんな作家が39歳で逝ってしまったなんて、つくづく惜しまれるな。(なお巻末の佐藤優の引用だらけの穴埋め解説は、まったくの駄文で不要)。
邪宗門 下 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (新潮文庫)より
4101124043
No.55
(5pt)

高橋和巳と福永武彦を交互に

高校生のとき,この物語のモデルとなった教団の血族の美貌のお嬢さんが,京都の私立高校に通っているという噂を悪童仲間がしていた。
大学に入ってしばらくすると闘争がはじまった。そして△△党主導の▽▽職員労働組合に潰され敗れた。そして鬱々と暮らしがあったのだが,その頃の自分を支えてくれたのが読書であった。高橋和巳で頭のなかをしちめんどくさくし,福永武彦でふやけさせた。
『邪宗門』はそのなかの1冊。たぶん単行本で読んだと思うのだが定かではない。このころの河出書房は元気があった。
「人間として」という季刊誌の編集もやっていたなあ。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.54
(5pt)

高橋和巳と福永武彦を交互に

高校生のとき,この物語のモデルとなった教団の血族の美貌のお嬢さんが,京都の私立高校に通っているという噂を悪童仲間がしていた。
大学に入ってしばらくすると闘争がはじまった。そして△△党主導の▽▽職員労働組合に潰され敗れた。そして鬱々と暮らしがあったのだが,その頃の自分を支えてくれたのが読書であった。高橋和巳で頭のなかをしちめんどくさくし,福永武彦でふやけさせた。
『邪宗門』はそのなかの1冊。たぶん単行本で読んだと思うのだが定かではない。このころの河出書房は元気があった。
「人間として」という季刊誌の編集もやっていたなあ。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.53
(5pt)

読み返し

40数年前に読んだわけですが、今読み返したくなる社会状況です。当時の単行本は大事にとって置きたいので文庫本を買いました。読み返しても『最高の日本文学』と改めて思います。『悪魔は一人の心の中には住まず、群衆の中に宿る。無責任という、悪魔のもっとも好む装いのもとに----。』これまさに今の日本人でしょう。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102