邪宗門

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評判

邪宗門の評価:

4.55/5点 レビュー 56件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 21〜40 2/6ページ
No.92
(4pt)

無し

無し
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.91
(4pt)

無し

無し
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.90
(4pt)

相当苦労したが、読んでよかった。

哲学・宗教的な内容なので,筋は面白いのだが読むのに大変な苦労がある。しかも面白いと言っても明るいシーンがほとんどなく,常に虐げ続けられている宗教団体…という感じで暗く読み続けるのが相当苦痛で,読むのが速い私でも相当時間がかかった,途中で気分転換で別の本読んだりしてて,しかも上下とあるので2か月くらいかかって読み終わりましたが,結局救われないどころか,終わり方が一番悲惨という…(涙)

太平洋戦争の前に生まれた新興宗教というか民間信仰というか,あるとてつもなく貧乏な女性が発狂する寸前に神が下りてきて,身の回りの人たちに奇跡を起こしまくるので神様と崇め奉られ,全国に百万を超える信者を集め組織的に動こうとする。目的はやはり「世直し」的なものになり,戦前で言えば治安維持法とか特高から弾圧を受け,宗教の本山などはダイナマイトで吹っ飛ばされたりという無茶苦茶。教主は警察に捕まり組織もメタメタに。

そうこうしているうちに太平洋戦争になり,信者も戦地に引っ張られ活動そのものも縮小したり,戦時中に国家の悪口言ってたら大変な事になったり,新天地を求めて満州に行き新天地でも布教しようと頑張っていたが,敗戦で全滅。日本の地を再び踏む事が出来なかった。

日本の信者たちも何百万人が数千人レベルに減ってしまったが,幹部が何とか盛り返そうと各地の残党に対して声掛けをはじめ,組織としてやり直そうとするのだが,結局世直しの方向に向かって,武力蜂起し町を自分たちで納めるまで行った。しかし米軍や日本の警察に壊滅させられ,何とか逃げた首謀者は,断食で生き仏になってしまい,一緒に生き延びた女性はその瞬間に舌を噛み切って死ぬ…というもはや救いようのない話。

この大筋の中に,色恋が出てきたり,福岡の炭鉱の話が出てきたり,昭和天皇に直訴するシーンとか,もう本当に色々な場面がちりばめられながら,明るい所は1ミリもなくむなしさが残る…。

貧者とは何ぞや、支配されるものなり
支配とは何ぞや、悪業なり
悪業とは何ぞや、欲望なり
欲望とは何ぞや、無明なり
無明とは何ぞや、執着なり
ああ、如何にして執着をのがれんや、ただ信仰によってのみ
信仰とは何ぞや、救済なり
救済とは何ぞや、死なり
死とは何ぞや、安楽なり
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.89
(4pt)

相当苦労したが、読んでよかった。

哲学・宗教的な内容なので,筋は面白いのだが読むのに大変な苦労がある。しかも面白いと言っても明るいシーンがほとんどなく,常に虐げ続けられている宗教団体…という感じで暗く読み続けるのが相当苦痛で,読むのが速い私でも相当時間がかかった,途中で気分転換で別の本読んだりしてて,しかも上下とあるので2か月くらいかかって読み終わりましたが,結局救われないどころか,終わり方が一番悲惨という…(涙)

太平洋戦争の前に生まれた新興宗教というか民間信仰というか,あるとてつもなく貧乏な女性が発狂する寸前に神が下りてきて,身の回りの人たちに奇跡を起こしまくるので神様と崇め奉られ,全国に百万を超える信者を集め組織的に動こうとする。目的はやはり「世直し」的なものになり,戦前で言えば治安維持法とか特高から弾圧を受け,宗教の本山などはダイナマイトで吹っ飛ばされたりという無茶苦茶。教主は警察に捕まり組織もメタメタに。

そうこうしているうちに太平洋戦争になり,信者も戦地に引っ張られ活動そのものも縮小したり,戦時中に国家の悪口言ってたら大変な事になったり,新天地を求めて満州に行き新天地でも布教しようと頑張っていたが,敗戦で全滅。日本の地を再び踏む事が出来なかった。

日本の信者たちも何百万人が数千人レベルに減ってしまったが,幹部が何とか盛り返そうと各地の残党に対して声掛けをはじめ,組織としてやり直そうとするのだが,結局世直しの方向に向かって,武力蜂起し町を自分たちで納めるまで行った。しかし米軍や日本の警察に壊滅させられ,何とか逃げた首謀者は,断食で生き仏になってしまい,一緒に生き延びた女性はその瞬間に舌を噛み切って死ぬ…というもはや救いようのない話。

この大筋の中に,色恋が出てきたり,福岡の炭鉱の話が出てきたり,昭和天皇に直訴するシーンとか,もう本当に色々な場面がちりばめられながら,明るい所は1ミリもなくむなしさが残る…。

貧者とは何ぞや、支配されるものなり
支配とは何ぞや、悪業なり
悪業とは何ぞや、欲望なり
欲望とは何ぞや、無明なり
無明とは何ぞや、執着なり
ああ、如何にして執着をのがれんや、ただ信仰によってのみ
信仰とは何ぞや、救済なり
救済とは何ぞや、死なり
死とは何ぞや、安楽なり
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.88
(4pt)

商品の状態の良さ

きれいな状態で満足してます。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.87
(5pt)

全て良し。

梱包、納期、本の状態全て良し。毎日の読書。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102
No.86
(4pt)

商品の状態の良さ

きれいな状態で満足してます。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.85
(5pt)

全て良し。

梱包、納期、本の状態全て良し。毎日の読書。
邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)より
4022640057
No.84
(5pt)

全て良し。

梱包、納期、本の状態全て良し。毎日の読書。
邪宗門 下 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (新潮文庫)より
4101124043
No.83
(3pt)

宗教が武力闘争していた時代があったんだね。

後半になり、戦後が舞台となってきます。
戦後に自由になった!と思いきや、さにあらず、かなり大変で、一方、学歴を身につけた千葉潔が復活し、教団を立て直すか…と思いきや、そうは問屋が卸しません。
最後の最後には、教団vsGHQという展開になり、武力闘争がメインに。
この武力闘争が、時代を感じさせますよね。
ここまで国家に楯突くって、オウムしかないと思っていましたが、
この戦後のどさくさでは、こういうことも可能、リアリティがあったということで、
戦前から戦後にかけての、宗教をめぐる雰囲気を味わうことのできる本でした。
ただ、今日、この小説の文学的価値、というと、どうなんでしょうね。
邪宗門 下 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (河出文庫)より
4309413102
No.82
(3pt)

昭和初期に弾圧された宗教が元ネタ。

高橋和巳の本です。この人の本は、大学以来だなぁ。
天理教や大本教など、昭和初期に弾圧された宗教をモデルにした「ひのもと救霊会」を舞台にした小説です。
教団に拾われた千葉潔が主人公かな、と思いきや、そういうわけではなく、もっぱら救霊会への、権力の弾圧と、首脳陣の対応、という感じでした。
といっても、千葉潔も、天皇に直訴するなど、がんばります。
とりあえず、戦前の話で、救霊会がいかに弾圧されるか、そして信仰を守るか、というような話でした。
長いので、読み応えがあります。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.81
(3pt)

宗教が武力闘争していた時代があったんだね。

後半になり、戦後が舞台となってきます。
戦後に自由になった!と思いきや、さにあらず、かなり大変で、一方、学歴を身につけた千葉潔が復活し、教団を立て直すか…と思いきや、そうは問屋が卸しません。
最後の最後には、教団vsGHQという展開になり、武力闘争がメインに。
この武力闘争が、時代を感じさせますよね。
ここまで国家に楯突くって、オウムしかないと思っていましたが、
この戦後のどさくさでは、こういうことも可能、リアリティがあったということで、
戦前から戦後にかけての、宗教をめぐる雰囲気を味わうことのできる本でした。
ただ、今日、この小説の文学的価値、というと、どうなんでしょうね。
邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)より
4022640057
No.80
(3pt)

昭和初期に弾圧された宗教が元ネタ。

高橋和巳の本です。この人の本は、大学以来だなぁ。
天理教や大本教など、昭和初期に弾圧された宗教をモデルにした「ひのもと救霊会」を舞台にした小説です。
教団に拾われた千葉潔が主人公かな、と思いきや、そういうわけではなく、もっぱら救霊会への、権力の弾圧と、首脳陣の対応、という感じでした。
といっても、千葉潔も、天皇に直訴するなど、がんばります。
とりあえず、戦前の話で、救霊会がいかに弾圧されるか、そして信仰を守るか、というような話でした。
長いので、読み応えがあります。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.79
(3pt)

宗教が武力闘争していた時代があったんだね。

後半になり、戦後が舞台となってきます。
戦後に自由になった!と思いきや、さにあらず、かなり大変で、一方、学歴を身につけた千葉潔が復活し、教団を立て直すか…と思いきや、そうは問屋が卸しません。
最後の最後には、教団vsGHQという展開になり、武力闘争がメインに。
この武力闘争が、時代を感じさせますよね。
ここまで国家に楯突くって、オウムしかないと思っていましたが、
この戦後のどさくさでは、こういうことも可能、リアリティがあったということで、
戦前から戦後にかけての、宗教をめぐる雰囲気を味わうことのできる本でした。
ただ、今日、この小説の文学的価値、というと、どうなんでしょうね。
邪宗門 下 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 下 (新潮文庫)より
4101124043
No.78
(1pt)

マルクス教使徒行伝

本作は明治期に成立した新興宗教の団体が、第2次大戦後の米占領下で極左化し自己崩壊を遂げるまでを描いている。
教団がもつ思想は、「空想から科学へ」を標榜したマルクス教の教義そのままであって、素朴な地域共生社会の追求から、「階級」的自覚に基づく武力闘争へと突き進み、最後は殉教して終わる。
作者の思想的立場は、基本的に教団幹部と同じである。

この作品に関して注目すべきは、作品自体の内容よりも、この作品を賛美し他人に読むことを推奨しているのが誰であるか、だろう。
キリスト教の劣化版である教祖カール・マルクスや聖レーニンの思想「汝の隣人は泥棒である。盗まれたものを暴力で奪い返せ。これは歴史の法則である」を信奉する輩に騙されないよう、十分な注意が必要である。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.77
(1pt)

マルクス教使徒行伝

本作は明治期に成立した新興宗教の団体が、第2次大戦後の米占領下で極左化し自己崩壊を遂げるまでを描いている。
教団がもつ思想は、「空想から科学へ」を標榜したマルクス教の教義そのままであって、素朴な地域共生社会の追求から、「階級」的自覚に基づく武力闘争へと突き進み、最後は殉教して終わる。
作者の思想的立場は、基本的に教団幹部と同じである。

この作品に関して注目すべきは、作品自体の内容よりも、この作品を賛美し他人に読むことを推奨しているのが誰であるか、だろう。
キリスト教の劣化版である教祖カール・マルクスや聖レーニンの思想「汝の隣人は泥棒である。盗まれたものを暴力で奪い返せ。これは歴史の法則である」を信奉する輩に騙されないよう、十分な注意が必要である。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.76
(5pt)

全体小説のすぐれた達成

高橋和巳は1960年代に矢継ぎ早に重厚な力作群を発表してベストセラーを連発した作家であるが、1971年に39歳の若さで没している。その後、なぜかこの作家は急速に忘れられていき、古本を探さないとその小説を読めない時代がしばらく続いたが、かつて全集を出版した河出書房新社が数年前にいくつかの代表作を文庫で復刊し、今に至っている。『邪宗門』はある新興宗教団体の隆盛と壊滅を壮大なスケールで描破した彼の最高傑作である。時代は昭和初期から終戦直後まで、舞台は日本国内各地の他、満州や南洋諸島を包含し、宗教活動にとどまらない当時のさまざまな日本人の生活を多面的に描いている。かつてフランスの作家サルトルは全体小説を唱えて『自由への道』を書いたが、『邪宗門』こそは人間の精神と肉体、人間が形成する社会や国家をまるごと捉えた全体小説のすぐれた達成ではないかとの思いがある。ただ、暗く底光りするような作風は高橋の持ち味であるものの、さらにメルヴィルや埴谷雄高のようにユーモアを持ち合わせていればと、それだけが残念ではある。ともあれ、せっかく復刊されたこの文庫版が末永く刊行され続けることを願ってやまない。来年は没後50年に当たる。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.75
(5pt)

全体小説のすぐれた達成

高橋和巳は1960年代に矢継ぎ早に重厚な力作群を発表してベストセラーを連発した作家であるが、1971年に39歳の若さで没している。その後、なぜかこの作家は急速に忘れられていき、古本を探さないとその小説を読めない時代がしばらく続いたが、かつて全集を出版した河出書房新社が数年前にいくつかの代表作を文庫で復刊し、今に至っている。『邪宗門』はある新興宗教団体の隆盛と壊滅を壮大なスケールで描破した彼の最高傑作である。時代は昭和初期から終戦直後まで、舞台は日本国内各地の他、満州や南洋諸島を包含し、宗教活動にとどまらない当時のさまざまな日本人の生活を多面的に描いている。かつてフランスの作家サルトルは全体小説を唱えて『自由への道』を書いたが、『邪宗門』こそは人間の精神と肉体、人間が形成する社会や国家をまるごと捉えた全体小説のすぐれた達成ではないかとの思いがある。ただ、暗く底光りするような作風は高橋の持ち味であるものの、さらにメルヴィルや埴谷雄高のようにユーモアを持ち合わせていればと、それだけが残念ではある。ともあれ、せっかく復刊されたこの文庫版が末永く刊行され続けることを願ってやまない。来年は没後50年に当たる。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049
No.74
(3pt)

目立つ誤字脱字

せっかくの電子版なんだから少しは丁寧にして欲しかった。長勇が長男はご愛敬だけど。
小説としてはやたら力コブが入っているんだけど、観念ばかりが空回りしている感じ。
結局、ただただ悲惨ではいお仕舞。ほぼ救い無し。
ま、それも一つの文学だし硬質で理屈っぽい文体が好きな人なら読み応えあるかもね。
邪宗門 上 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門 上 (河出文庫)より
4309413099
No.73
(3pt)

目立つ誤字脱字

せっかくの電子版なんだから少しは丁寧にして欲しかった。長勇が長男はご愛敬だけど。
小説としてはやたら力コブが入っているんだけど、観念ばかりが空回りしている感じ。
結局、ただただ悲惨ではいお仕舞。ほぼ救い無し。
ま、それも一つの文学だし硬質で理屈っぽい文体が好きな人なら読み応えあるかもね。
邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)より
4022640049