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侵入社員
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侵入社員の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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名手石田善彦氏の訳とのことで読んでみました。 ひとことで言うと「おもしろい」 ぐうたら社員だった男が思わぬ才能を発揮し、保身のために必死でスパイの使命を果たそうとするあたりは、こちらもハラハラドキドキ。 「おーい、そんなことして大丈夫なのかー」と声をかけたくなるほどの臨場感があります。 病気の父をめぐる出来事には、うっかり涙が出てしまうほど。 とにかくおもしろい本が読みたい、という方にはホントにお奨めです。 | ||||
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日本語のタイトルがオヤジギャグっぽいのですが、スピード感があって、一気に読めます。設定を考えると、主人公の出世は不思議じゃないので、複雑に込み入った内容じゃないですね。特に、アメリカのハイテク企業の楽屋落ちのような話題が多いので、この分野に詳しい人には楽しめますね。 | ||||
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作者が上手いのか、訳者が上手いのか、 登場人物(ちょい役の人も)が個性に溢れていて、 そこに実在するかのようです。 訳注が気になる方もいらっしゃるようですが、 目障りでないくらい短い文で施されているし、 大体は歴史や聖書の内容だったり、 大人であれば周知のものだと思うので、 理解はできると思います。 ときどき、海外の文化など(雑誌名や映画名)が出てきますが、 それもまた海外ものらしくていいと思います。 むしろ、登場人物(ビジネスマン)たちの世界が どれだけウィットに富んでいるか感じられ、 こんな会話ができたらいいなと思うのではないのでしょうか。 ストーリーもとてもスピードがあって好きです。 なによりも、各所に散りばめられたものが、 のちのち(下巻で)つながって、変わった結末になる点に 感動を覚えました。これは買って良かったです。 | ||||
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昔、アメリカのゲームベンチャーと仕事をしたとき、日本でのプレゼンテーションのために先方の技術責任者がデモ機を持って、出張してきたが、来日した二日目に大事な技術資料を部屋で紛失したと大騒ぎとなった。翌日、その書類はホテルの部屋で見つかったが、騒いだ本人は企業スパイが暗躍しているので、もしかしたら、部屋に侵入して取っていったのではないか、と言っていた。 このような企業スパイが日常、我々の同僚として働いているとは思えないが、最近、勤め先でも明らかに狙いを定めて事業場内のパソコンを盗みに入る窃盗犯がいたり、たまにかかってくるヘッドハンターが妙にこちらの家族構成まで知っているなどからすると、このような話も現実味を帯びているかもしれないとも思える。 この小説は少々軽いタッチで、それはエンターテイメントとして大事なことであるが、企業スパイものをもっと掘り下げた思い感じのものも出てきて欲しいなと感じた。 | ||||
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ハイテク企業に働くだめ社員がライバル企業に潜入する企業スパイとなり、ライバル企業のCEOから大抜擢、よいよ、狙った秘密プロジェクトの秘密を奪おうとするが…。登場人物の設定や描写が実在のハイテク産業のトップを彷彿とさせるのに、ニヤリとさせられる。企業の設定が曖昧でどんな機器のメーカーか、明確でない部分もあるし、アメリカのどこを舞台にしているのかもよく分からないが、ハイテク産業の雰囲気をよく描ききれているし、次の場面を先に読みに行きたくなるほど、優れた一流のエンターテイメントに仕上がっている。上下2巻を一気に読了することはうけあえる。是非、楽しんでください。 | ||||
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ジョングリシャム好きならこれも気に入ると思います。 企業サスペンスですが、ノリが軽いので気軽に読めます。 やっぱりアメリカ人ってこういう分野は逸脱してますよね。 日本で企業サスペンス書くとどうしても重くなっちゃう。。。 買ってソンはしない作品です。 | ||||
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個人的には滅多に読まないジャンルなのだが、あまりにもツボにはまったタイトルとあらすじに惹かれて衝動買い。よくある「ページターナー」とはいえ、内容の薄い印象に残らないものだろうという先入観があったが、なかなかどうして。主人公の造形や心理、会社組織にもまれる日々の描写が玩味に富み、一気に読了。企業社会に生きる者であれば、身につまされるエピソードもあって飽きさせない。日本人に馴染みのない商品の名称と訳注が多すぎるのは残念ではある。 | ||||
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エンターテイメント性の高い良作です。ストーリーが矢継ぎ早に展開し、はらはらどきどきしながら一気に読めました。作中人物のモデルを想像しながら読むのも楽しいかもしれません。実際、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスなど、IT業界に実在する人物の名前も登場します。そういった疾走感・現実感を高めるためか、ディテールが十分に描ききれていませんが、それも愛嬌としましょう。ただし、エンディングはどこか唐突でいただけません。余韻に浸るためにも、エピローグがほしかったところです。主人公とヒロインがその後どうなったか気になります。なお、訳者の後書がないのでわからないのですが、作者は相当なカーマニアと想像します。 | ||||
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