ゼロ・アワー
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武器についてもよく調べてあるし、暗殺者がいろいろな人に変装して現れるところがおもしろかった。 | ||||
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南アフリカの刑務所から脱走したテロリスト、ヘンリック・ボーマンがスイスに亡命中の大富豪ダイスンと共謀し、マンハッタンのコンピュータ・センターの破壊を狙う。対抗するのはFBI女性特別捜査官セーラ・カーヒル。 FBIのハイテクを駆使した捜査とテロリズムの進行が微に入り細に入り迫真の筆致で描かれており、とても1996年の作品とは思えないほどの驚きの出来映えの作品。冒頭でボーマンが刑務所から脱走するシーンの手に汗握る描写、終盤でのボーマンとFBIの闘いと見所満載の大傑作。 テロリズムに脅かされ続ける超大国…2001年9月11日、それは現実のものになる。この作品からは、自国の利益のために他国に土足で上がり込む歴史を創って来た大国の怯えさえも伝わって来る。 | ||||
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本書は、世界金融システムの動脈であるマンハッタンの大銀行群、その生命線ともいえるコンピューター・センターの破壊を狙う南アの一匹狼のテロリスト、そしてそれと戦うFBI女性捜査官の物語である。 南アの刑務所から、スイス、ベルギー、フランスなどヨーロッパ各国、そしてアメリカのボストン、ワシントン、ニューヨークと、地理的に観てもスケールの大きな話である。プロットもなかなか壮大で、ストーリーは息詰まるようなスピード感に溢れている。 アメリカ安全保障局によってスイス上空でキャッチされた解読不能の暗号シグナル、<ゼロ>の暗号以外すべて謎に包まれた元南ア情報部員の刑務所脱走、ボストンの一流ホテルでの高級娼婦殺人事件、金融スキャンダルによってアメリカを追放され、復讐に燃える半身不随の大富豪・・・そして、これらいくつもの一見無関係な出来事は物語の中で次第に大きな陰謀の構図となって浮かび上がり、最後にはこのテロリストとFBI女性捜査官との対決によってクライマックスを迎える。 なによりも本書では、ジョゼフ・フィンダーが作品の背景となる舞台と分野に関する綿密な取材を売り物とする作家であることから、銀行業界の現場におけるコンピューター・システムの実態、人工衛星による通信技術と暗号、指紋照合の技術、爆弾メカニズム、パスポートなどの公文書偽造のテクニックなど、作品中には専門知識がコレでもかコレでもかと披露される。読者は、さながらドキュメンタリーを読んでいるような錯覚を覚えるほどだ。 | ||||
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