解雇通告
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先ず、物語の構想、設定が非現実的。非常に違和感を感じる。 例えば、 何度も住居に侵入され、脅迫の文言を落書きされているにもかかわらず、警察がきちんとした捜査を行わない。 1千万US$を海外に不正送金されているのに、それが発覚するのがメールの覗き見だったり。 ・・・あり得ない。 登場人物の心理描写も、 最初は丁寧だったのに、後半、特に最終版辺りでは、尻切れトンボで消化不良の感は否めない。 全体的に大味で、出来の悪い3流のTVドラマのよう。 | ||||
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「侵入社員」が面白くて、次の翻訳を楽しみにいしていました。本書も、会社勤めを主人公の話で、何が起こるか不安と興味に押されてページをめくっていけます。上巻は、いろいろな仕掛けがあり、読み進むうちになぞが深まっていきます。どういう形の結末になるのかと興味津々です。 二組の父親と家族、会社の維持と暗躍する投資会社との戦い、一つの過ちを隠すために多くの混乱を引き込んでしまうことなど。前作と同じ様な雰囲気はありますが、執筆に当たって実際の会社や専門家にあたって調べているので、細部まで記述が行き届いています。他の人のレビューにもあるとおり、翻訳題名もあらすじも、ちょっと変ですのご注意。原著どおり「会社人間」の方が分かりやすいですし、本文中でも「会社人間」という言葉が出てきます。 | ||||
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下巻は、少しずつ種明かしが始まり、予想通りの展開となるのですが、飽きさせません。一番望ましい形でのハッピーエンドとなって満足です。が、これに不満方もいるでしょうね。 最近の欧米のミステリでは、主題と直接関係ない記述、たとえば登場人物の私生活や日常を詳しく描いて真実味を増やす傾向があって、ページ数がむやみに増える傾向がありますが、本書はとてもバランスが良いです。翻訳は、上下巻ですが、このくらいのページ数がちょうど良いですね。この程度のページ数に恐れをなすようじゃ、面白い本に出会う機会が減るでしょう。 次の翻訳、Killer InstinctかPower Play、が待てないですね。Power Playの方が面白そうだな。原著を買っちゃおうかな。 | ||||
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ジョゼフ・フィンダーの『侵入社員』に次ぐ「企業物サスペンス」第二弾である。 ’06年度のバリー賞最優秀サスペンス賞を受賞した、文庫にして上・下巻合計992ページにも及ぶ大長編だ。 物語はニック・コノヴァーという全米有数のオフィス家具メーカーのCEOを主人公に進んでゆく。彼はオーナー企業からの命令で1万人の従業員の半数をリストラして、“首切りニック”と言われ、町の嫌われ者になってしまった。そんな大鉈をふるっても会社の業績は上向かず、部下のCFOとオーナー企業の担当者が、CEOであるニックに無断で会社の身売りを画策し始めた。 一方家庭生活でも昨年事故で妻を亡くし、むずかしい年頃のふたりの子供を抱えて四苦八苦だ。とりわけ16才のルーカスは喫煙で停学処分を受けてしまう。 まさに四面楚歌の状態のニックだが、さらに、万全なセキュリティーに守られた邸宅の壁にいたずら書きをされたり、ペットを殺されたり不安は尽きない。そんな折、ある深夜、不審な侵入者を射殺してしまう。死体の始末を社の保安主任エディに任せるものの罪の意識に苛まれ落ち着かない。ひたひたとニックに迫ってくるのは、もう一人の主人公とも言える、殺人課の黒人女性刑事オードリー。彼女の夫もニックの会社を解雇されていた。 窮地のニックはついに捨て身の反撃に出るが・・・。 フィンダーは、綿密な取材を元に、最高経営責任者CEOを、雲の上の存在としてではなく、私たちと等身大の人間として描くことにより、まるでどこの企業、企業人にいつ起こってもおかしくないドラマに仕上げている。そういう意味では本書は原題の『COMPANY MAN』の方がしっくりくるような気がする。 | ||||
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ジョゼフ・フィンダーの『侵入社員』に次ぐ「企業物サスペンス」第二弾である。 ’06年度のバリー賞最優秀サスペンス賞を受賞した、文庫にして上・下巻合計992ページにも及ぶ大長編だ。 物語はニック・コノヴァーという全米有数のオフィス家具メーカーのCEOを主人公に進んでゆく。彼はオーナー企業からの命令で1万人の従業員の半数をリストラして、“首切りニック”と言われ、町の嫌われ者になってしまった。そんな大鉈をふるっても会社の業績は上向かず、部下のCFOとオーナー企業の担当者が、CEOであるニックに無断で会社の身売りを画策し始めた。 一方家庭生活でも昨年事故で妻を亡くし、むずかしい年頃のふたりの子供を抱えて四苦八苦だ。とりわけ16才のルーカスは喫煙で停学処分を受けてしまう。 まさに四面楚歌の状態のニックだが、さらに、万全なセキュリティーに守られた邸宅の壁にいたずら書きをされたり、ペットを殺されたり不安は尽きない。そんな折、ある深夜、不審な侵入者を射殺してしまう。死体の始末を社の保安主任エディに任せるものの罪の意識に苛まれ落ち着かない。ひたひたとニックに迫ってくるのは、もう一人の主人公とも言える、殺人課の黒人女性刑事オードリー。彼女の夫もニックの会社を解雇されていた。 窮地のニックはついに捨て身の反撃に出るが・・・。 フィンダーは、綿密な取材を元に、最高経営責任者CEOを、雲の上の存在としてではなく、私たちと等身大の人間として描くことにより、まるでどこの企業、企業人にいつ起こってもおかしくないドラマに仕上げている。そういう意味では本書は原題の『COMPANY MAN』の方がしっくりくるような気がする。 | ||||
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