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大きな音が聞こえるか
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大きな音が聞こえるかの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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中学生の時に読んでから、ずっと忘れられなかったお気に入りの本です。大学生でやっと購入し自分のものとして手に取って読みましたが、幼かった頃とは違った想いが溢れてきて、とてもいい気分でした。坂木司さんの本は小さな頃に幾つも読みましたが、これがダントツで好きです。 | ||||
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タイトルからは想像もつかない程、エンターテインメントな作品。 大野マーが監修に入っているから、サーフィン部分もよく書けてます。 サーフィン小説というと、どうしても内省的な作品が多くなりがちなのだけれど、 久々に密度の濃い、そして熱量の高い、爽快さの味わえる作品だと言えます。 特にサーファーは読んで損なし。 | ||||
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坂木司の本は期待通り。 とても面白いです。 | ||||
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個人的に感じたメッセージは『変わらない日常を幸せに変えていけるかどうかは考え方次第であり、自分次第でどんな人生でも変えていける』というものであり、 『毎日の繰り返しで当たり前になっていた日常の幸せを再確認出来、ちょっと考えを変えて日常の幸せをもっと感じる人生にしていこう』と、人生観を改めさせられた神作品。 星は5じゃ全く足りず、早くも2017年年間読書No.1候補作品に掲げたい素晴らし過ぎる作品です!!! ちなみに、確かにあらゆる経験で人は成長するし、旅や未経験の生活は人生観変わる力を秘めており、 僕も今まで4つの県を引っ越して生きてきましたが、それぞれの場所に特色があり、最終的に行き着いた今の住処が景色・読書環境・買い物利便性に於いて楽園レベルの素晴らしさで、大変な事も多いですが、生き方がより良く変わりました。 そんな感じで人生を見詰め直す事が出来たり、 変わらない日常を変えるための鼓動=大きな音が聞こえてくるこの作品は、誰にでも大声でオススメしたい神作品ですO(≧∇≦)o | ||||
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冒頭→ティッシュ配り→セックス→「いい? 女の子はデリケートなのよ」「はい」→船→大きな音→「イッツ フィニッシュド」→帰宅 この内、ティッシュ配りが約730ページ弱中、約300ページ目。これをどう解釈するか。 「筋道を決めず、行き当たりばったり(概略)」 「どこで、本題に入るのか、サジ加減に苦しんだ(概略)」 「現地へは取材に行かず、資料や僅かな経験者に聞き取り調査した以外は、想像で書いた(概略)」 「(それもまた青春と、どうにでも言い訳が利くので)乗ろうが乗るまいがよかったんですよ(概略)」 と本人も分かっているようなので遠慮なく。 ……にしては、ブタさんが、皿だか、サーフボード(?)に乗っていたり、意味不明。担当が同じ? ★1を、文庫で730ページ弱への「坂木司」代として★2。 | ||||
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幼少の頃からサーフィンに親しんだ主人公の泳は、高校生になり、退屈な毎日、退屈そうな将来に漠然とした不安を抱いていた。そんなある日、泳は「終わらない波」ポロロッカの話を聞いた。ポロロッカとは、アマゾン河の逆流現象で、実に数100km上流にまで及ぶという。 ポロロッカに乗りたいという思いを募らせた泳は、ついにブラジル行きを決意する。さあ、まずは渡航費稼ぎからだ…。 そこそこ裕福な家庭に育った今どきの高校生の等身大の姿が、細かく、ユーモラスに描かれている。トントン拍子に物事は進まず、アルバイト一つとっても、高校生が現実にぶち当たるであろう大小の壁を丁寧に織り込んでいくなど、リアリティを大切にしている。 そのため、ポロロッカにたどり着くまでが実に長いのだが、多様な人々、多様な価値観に触れ、泳が大人へと脱皮していくさまこそが、本書の醍醐味である。 ポロロッカでのサーフィンが叶った!バンザイ!で終わらずに、帰国後の泳と、その変化に驚く周りの人々まで追っているところも、丁寧でよい。 涙こそ少ないが、共感とツッコミポイントに溢れた、若者の成長物語。600頁一気読みの面白さだった。 | ||||
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筆者の本には珍しく、ミステリーや謎解き要素の少ない、直球の青春小説。サーフィン好き、海好きの人も楽しめる内容です。分厚いけれど、高校生や大学生におすすめしたい一冊。 | ||||
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近年最高!一気に読み進めたくなる気持ちを、ゆっくりゆっくり、と抑えるのに苦労した(笑)泳くんは、特別な子ではない。ポロロッカに乗りたいと思ったのをきっかけに、グラッと日常が動く。自分が起こした波に乗ったなと。。。人との出会いと経験が、素直な泳くんを大人にしていくという話だけど、読み終えても、ずっと自分の鞄に入れている。何か、前に進め!というエネルギーを貰える。 | ||||
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著者のファンなのでほとんどの作品は読んでいるのですが、その中でも少し異色作かも知れない。 正直ブラジルへ旅立とうと心に決めるまでが、ダラダラの高校生の物語なので最初少しだけ読む のが辛いのですが、旅立ちを決めてから様々な人との出会いと別れを繰り返し、主人公が成長して いく姿をはっきりと感じられるようになったからは一気読み出来ます。 個人的には自分の青春時代を思い出してしまう、お勧めの一作です。 | ||||
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旅に関する小説を読んで感想文を書くという宿題で選んで買いました。とてもよかったそうです。 | ||||
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これといって熱中するものもなく、張り合いのない高校生活を送っている主人公。唯一の趣味はサーフィン。そんな中、叔父がブラジルに転勤することが決まり、アマゾンだけに起こる大波にサーフィンで乗ってみたくなります。そこでブラジル行きを決意するのですが・・・。というストーリー。みなさんのレビューがよかったので読んでみましたが、まず展開がダラダラしすぎなように思いました。600ページの大作なのに、100ページ過ぎてもまだアルバイトで資金を貯めてる状態。しかもブラジル行きも迷ってるし・・。そこで私自身力尽きてしまったので読むのを断念しました。あと、ブラジルに行ってみたいと思った理由が弱いというか、サーフィンとかの大会にいっぱい出てるならまだしも、どうしてそこでブラジルにサーフィンしに行きたいと思ったのかというのが納得しがたいかな。それならまだ、叔父さんに誘われて渋々行って、でもサーフィンが楽しくなって、本格的にやってみて大波に乗ってっていう展開にしたほうが、読者が感情移入しやすいのになと感じました。でも、やっぱりこれは私の好みの問題だと思ったのと、短期のアルバイトの裏話が面白かったので星2つで。 | ||||
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報われない努力に何の価値があるのか。 縁の下の力持ちは幸せなのか。 夢中になれるものがなく、「・・・もうちょっと不幸だったら良かったのに」と考えている高校一年の主人公泳。 その性格に寄り添えるか否かで、評価は分かれそう。 他でもない私は、否でした。 日本に帰国しても旅を終わらせたくないから、家に連絡する気になれない主人公の最後までグダグダ性格に、不快感しかなかったです。 | ||||
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個人的には、このままいけばきっと今年のベストになるはずの一冊です。 坂木さんの作品はホリデーシリーズと探偵シリーズを読みました。 wikiによると作品の傾向は「主人公の成長」と「日常の謎」ということですが、 個人的にミステリものよりは成長もののほうが好みです。 他の作品もそうですが、主人公目線で語られる文体はとても読みやすく感情移入しやすく、場面もイメージしやすいです。 この作品ではその点がさらに際立っており、とにかく物語に深く入り込むことができました。 常に350ページ前後の小説を好んで読んでいる者としては、500ページあると長編だなあと感じます。 この本を手に取ったとき、これは相当な長編だ!と思いました。 でも読み始めると信じられないぐらい時間を忘れて先へ先へとページを捲り、ほぼ一日で完読してしまいました。 むしろ残りページがどんどん少なくなる現実がただただ惜しいくらいでした。 簡単に言ってしまえば、そこそこよくいるタイプの無気力気味な少年がひょんなことから海外でいろいろなできごとを経験して成長し、 帰国してみたら大きく価値観が変わっていましたよ、というストーリーです(笑)。 王道中の王道でしょう。でも、王道であることの安心感・安定感・壮大さがそこにはあります。 しかも物語ですから、物語ならではの都合の良い展開が多々見受けられます。 それでも夢中になって読みました。 こんなに都合良く行っていいのかと訝しんで普通なような展開にも、「よっしゃ!」「よかったなあ」と熱くなる。 全編を通して、とにかく随所に胸が熱くなる場面がちりばめられています。 ここのこの台詞が、とか、特にこの場面が、というものではなく、本当に随所です。 中盤以降はほとんど涙ぐみながら最後まで読んでいた気がします。 バイトに励む場面、船上の場面、波に乗る場面など、 本当に泳の瞳に映る風景をそのまま自分が見ていると感じるぐらい臨場感がありました。 泳が聴く言葉も音も、そのまま自分が聴いているようにリアルです。 ここまで情景を思い描きやすいと感じた物語は初めてかもしれません。 私はアラフォーむしろオーバーフォーティー世代(笑)ですが、ぜひいろいろな世代の方に読んでいただきたいと思いました。 きっとこの先の自分の人生においても、大切な一冊になっていくと感じています。 | ||||
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世界にはいろいろな人がいる。 国が違えば環境も異なり、物の考え方や価値観も違う。 言葉にすれば当たり前のことのようだが、本当にそれを実感して理解できている人は 日本にどれだけいるだろうか? 日本人だけの視点で物事を考えていないか? 心にそんな一石を投じてくれる本でした。 また、そういったメッセージ性を抜きにしてもグイグイ読めてワクワクするストーリーで とても楽しめました。 ポロロッカの動画を見ることをお勧めします。 | ||||
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ウチの坊っちゃま達にもオススメしたい。 50近いオッさんがこれだけのめり込んだだから、彼等の心にはもっと響くんじゃないかな? 戻りたいですねぇ、あの頃に。 | ||||
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坂木氏の作品・・・一作目は楽しいと思って読みましたが・・・この本は途中でやめました。 | ||||
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面白かった。 とにかく面白く読み進めました。 自分も何か行動したくて体がウズウズしています(^_^) | ||||
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自分がすっかり大人の年齢になってからは、少年少女の「成長物語」系及び「海外での経験で価値観が変わった」系は余り好まなくなっていたのですが、本書はすんなりと読めました。今時の若者らしく要領よく淡々としている分、素直で率直な主人公なので、鼻に付く前に物語に移入できた感じです。 「社会勉強」部分も「負」のみを強調する訳ではなく、「良い悪いじゃなくて、こういう現実もある」を提示し、押し付ける訳ではなく好感が持てました。 | ||||
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とてもいい本に巡り合えました。ぜひ皆さんも読んで欲しいです。 | ||||
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【帯より】 “終わらない波〜ポロロッカ〜”に絶対乗るんだ 今日の続きが明日。それが当たり前。 でも僕は、当たり前のような顔をして、大人になんてなれない。 この波に乗ってみないか 八田泳、高校一年生。 そこそこ裕福でいわゆる幸せな家庭の息子。 帰宅部。唯一の趣味はサーフィン。 凪の様に平坦な生活に自分を持て余している。 だがそんな矢先、泳は製薬会社に勤める叔父がブラジル奥地へと行くと知らされた。 さらにアマゾン川の逆流現象=ポロロッカで波に乗れるという情報を聞いて― 小さな一滴が大きな波紋を生んでいく、等身大の成長物語 【レビュー】 帯に書かれた文を見ても、正直ピンと来なかった。 「大人になんてなれない。」だと? どこぞのピーターパン症候群のクソガキが非現実的な旅に出掛けて一皮むけるお話し。そんな味気ない書籍に貴重な時間を割くなんてどうかしてるぜっ!!と、冒険小説なるジャンルに対する食わず嫌いが鬼先行。それでも手にして読んだ理由。それは、最初に目にした参考文献が大きな理由だ。 「胸がドキドキ」ザ・ハイロウズ(歌詞・甲本ヒロト/真島昌利) 正直、こんな参考文献は未だかつて見た事がない。同時に上がるテンション、僕自身の30歳という年齢が、たかが数文字の言葉の列によって瞬く間に青春まっただ中に叩き込まれた。なるほど、表紙は透き通るようなブルー、めくればそこに“Can you hear your heartbeat?”のメッセージ。なるほどなと。この書籍はブルーハーツ好きが書いた情熱白書なんだなと。そんなもん・・・ 良書じゃない訳がない。 そう思い読み始めた本書。ドワーフと仲間になり、ドラゴンを退治しに行く訳では無いけれど、邪悪な魔法使いに掛けられた魔法を解きにカエルの姿で冒険する訳では無いけれど、高校一年生の経験する日常それはまぎれも無くアドベンチャーな訳で、“平凡な日常と非現実的な出来事との境界線はいとも簡単に越えられる。”というメッセージは、物語を通して絶えず僕の心へ直接的に語りかけてくれていた。そう、それはまるで黒くて温かいネグロ河と茶色くて冷たいソリモンエス河の境界線上を船で走り、その両側に手を浸けて違いを感じる事が出来ることのように。 少年の揺れ動く心と、“日常の延長線上にある非日常の経験”が、若干したり顔の、世間を少しばかり把握した気でいる30歳地方銀行員の心を、まさかここまでワクワクで満たしてくれるとは正直予想外だ。 川幅が最大で500km(東京〜大阪)とも言われるアマゾン川、その大河を逆流するポロロッカ。日産の車に乗っていない僕でも叫びたくなる「 NO LIMIT!!」 その冒険を高校一年生の大人へのステップと共に表現した本書、そのバランス感覚に脱帽。と、同時に自然と感じる「夢は語れば加速する。」というメッセージ。 説教がましくなく、胸がドキドキする気持ちをここまで呼び起こしてくれたのは、ハイロウズではなく、まぎれも無く著者の筆力の賜物だ。今年一発目の読書、本書に決めて大正解。 | ||||
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