恋愛中毒

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評判

恋愛中毒の評価:

3.92/5点 レビュー 202件。 B ランク

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平均点3.92pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全292件 261〜280 14/15ページ
No.32
(4pt)

カバーにだまされた!出だしは男が主人公。。いや、三十路の女だ。。

この本のカバーってとってもセクシーなのに、中身が違ってちょっとびっくり。。あんまりにも違うから。。男の子の語りから入ったときはつまらなかったけど主人公が同じ職場の女性に変わってから面白くなった。。相手がサラリーマンではなくて、何人もの愛人がいる芸能人兼作家。。そしてオヤジ。。楽しいことしか考えない男と付き合うのは、20代だとはまらないかもしれないけど30代だとシリアスになる設定はなかなか女性の心をついていた。。ちょっと主人公のキャラがひねているが誰しも感じるところがあるかも。。最後の離婚の原因のくだりはちょっと拍子抜け。。
それでも、ちょっと考えさせられた内容ではありました。。
主人公に自分を置く人とぜんぜん違うと思う人と二分するかもです。
でも、たくさんでてくる女の中で主人公が一番捻くれててちょっと怖くて頭がいいのは認めざるを得ません。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.31
(5pt)

見たくないものをあっさり見せる、山本さんのうまさ

もうこっちを見てはいない相手への、恋慕や執着を持て余して途方に暮れた経験のない人って、いるのだろうか。男の人はどうなのかわからないが。そういうどろどろって、そんな状況に陥っている当人の頭の中でさえも、「バカみたい」と可笑しくなるほどの陳腐な感情だ。
 これは簡単に言ってしまえば、ストーカーの物語、ということになるのだろうが、そうやすやすと読者を放っておかないのが山本さんのすごいところだ。過剰で重苦しいはずの主人公の気持ちが、呆気にとられるほどあっさり淡々と語られていくのは爽快でさえある。
 怖くて解くことのできなかった包帯の下から、まだ縫い目の残る傷口を露わにされ、あれよあれよという間に観察させられているような、不思議な読後感がのこった。私のように、ところどころ涙があふれてきてしまった人は、まちがいなく恋愛中毒の経験者か、もしくは予備軍にちがいない。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.30
(5pt)

物事は繰り返されていく

まず、文章構成と登場人物の人間描写の巧みさに感心。
冴えないおばさん事務員に元彼女のストーキングを丸く収めてもらえた
ことに感謝し、ついおばさんの話に耳を傾けてしまう。化粧っけのない
年齢不詳の無愛想なおばさんは、ぽつりと離婚届を出した日の思い出を
始める。話し終わると放心したようにテーブルの一点を見つめる。
物語はここからスタート。
冴えない女、水無月は32歳離婚経験あり。
弁当屋でアルバイトをしながら翻訳の仕事をしている。
苦い離婚経験からもう2度と恋愛はするまいと誓って
地味にひっそりと生きてきたが、
ある日作家創路が客としてやってきてから、
水無月の人生は急展開をする。
自分が生きてきた世界とは無縁の華やかな、それでいて理解
不能な人間関係。しかし、水無月は泥沼にはまりこんでいく。
作家の愛人兼運転手として、ただひたすらに作家の奴隷として
忠誠心を尽くす。かつて夫に忠誠心を尽くしたように。
そして水無月は再び同じ過ちを犯してしまう。
巧みな心理描写と人間観察により、作者は
物語にリアリティを与えている。
この筆力には驚嘆する。だからこそ
多くの読者は物語に引き込まれ、一気に読み切ってしまう。
もう2度と恋愛はするまい、と誓った水無月が作家創路に
誘われてすぐ「やられてしまう」ところから夢物語は始まり
捨てられる恐怖から夢物語は狂気へと水無月を走らせる。
とても痛い恋愛だ。過ちを繰り返してしまうところも痛い。
恋愛の天国と地獄を見せつけられ読後感は悪い。しかし、
もう一度最初から読み返したくなるのは、作者の力だ。
故に星5つとします。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.29
(4pt)

あっという間

恋愛小説があまり得意でないので、ちょっと…、と思っていたけれど、恋愛小説というよりはスリリングなサイコな気がしました。
読書の遅い私もものすごい速さで進んで、なぜかこの人の本は読むととめられず、読む速度の遅い私は、全然寝れなくなるくらいでした。そもそも、最初に本からではなく、数年前に薬師丸博子がこのドラマ化をしていたのを見た気がします。そのとき鹿賀剛が確か相手役で、なんだかかっこよくうまく軽くできていて、それが忘れられなかったので、きっと原作もばぁ~~~っと進んだんではないかと思います。ドラマ的です。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.28
(4pt)

「異常」と突き放せない

初めて山本文緒の作品を読んだ。
眠る前のちょっとした時間だけの読書のつもりが
読み止めることが出来なくなってついつい最後まで読んでしまった。
恋にはまってしまっていくところは予想通り、しかし後半は予想しな
かったエピソードに胸が突かれるのと同時に背筋が寒くなった。
彼女のしてしまったことが特異なこととは言い切れないし自分には
考えられないことだ!と突き放すことも出来ない。愛人という立場に
いても、2部屋のアパート暮らしを続け、タクシーに乗ることにさえも
躊躇を覚えるつつましやかな彼女の生活と、歯止めをかけることが
出来ない独占欲。
変るものと変らないもの、変えられないものと変えられない自分、
同年代の女性としてグルグルと渦巻く気持ちが残った。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.27
(5pt)

うますぎる。

この本で山本文緒を知ったが、一気にファンになってしまった。
とてもうまくできている小説で、一度読み始めたら止まらなくなる。
読みすすめていくうちに、謎解きのように主人公、水無月のことが見えてきて、そのリアルさには目を見張った。
山本文緒が書く人物はとにかくリアルで、人間の美しい部分だけでなく、汚い部分もちゃんと書いているから、共感してしまうのだと思う。
構成も特徴があって、そこには綿密に練られたトリックのようなものを感じさせる。
最後の最後で、あっと言わせるような書き方をしている。
また、感情の書き方がうまい。
恋愛することで味わう苦しさ、みたいなものが伝わってきて、思わず泣いてしまった。
読んで損はない一冊です。
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4041970105
No.26
(4pt)

なんで・・・?

この主人公の行動が不思議で不思議で・・・。自分ではとても考えられないです。
 まぁ、ここまで男の人にのめりこめるのも幸せって言えば幸せなんだろうけど・・。やっぱり自分が一番大事だからここまでは出来ないよ!!って思いながら一気に読んでしまいました。(笑)
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4041970105
No.25
(5pt)

読みごたえがあります

初めは遊び人の芸能人と普通の女性のラブストーリーかと思いましたが、最後のほうになってだんだんすごい展開になっていき、ミステリーを読んだような読後感を得ました。一人称小説でありながら、主人公の過去の秘密を次第に明らかにしていく手法は見事で、よくある「軽いラブストーリー」を超えた質の高さを感じました。最初のほうはつまらなく感じましたが、最後のほうになって面白くなります。最後まで読むことをお薦めします。
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4041970105
No.24
(4pt)

はじめて山本文緒を読みました。

私男ですが、これはなんとも言えない。ちょっと嫌だなあ。女性はこういう感覚に共感できるんだろうか?なかなか、これだけ女性を感じる小説も珍しかった。読後、私も神経症ぎみになってしまった。泥沼。過剰さ。一人一人の人物描写は、秀逸でした。物語の展開も、最後にいいようのない恐怖に包まれる感じも、とてもよくできているように思う。でも、これ理解できる男はいるんだろうか?あまりにも、男性的なものとは違う。ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、自分の世界観を拡げてくれたという意味で、星4つ!デパスなしには読めません。
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4041970105
No.23
(5pt)

私はここまではならないと思いつつも・・・

山本文緒小説を初めて読みました。
まさかこんな展開だったとわ・・・!途中から、一人で「え~」と叫びながら読んでました(笑)。
最初の方で、「愛しすぎないように」のようなフレーズ、あの部分はなんだか泣けてしまって、「私も失恋したら、そんな風に思ったりすることあるよなぁ」と思いながら重ねてしまいましたが、後半の方は自分とはかけ離れてしまいましたが、
でもでも、「私はそうはならないと思うけれど・・・」と思いつつ、読み終わったあとは、「私もなったら・・・」とちょっとこわくなりつつもありました。紙一重な部分ってあると思いませんか?
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.22
(4pt)

大人の小説

「ブルーもしくはブルー」を読んで山本文緒さんのファンになり、「恋愛中毒」を読みました。
最初は「中毒なのに普通の恋愛じゃん・・・?」って思いながら読んでいたのですが後半になってどんどん展開が早くなりタイトルの「恋愛中毒」の意味が理解できたような気がします。
恋愛なんて何歳になっても皆同じ気持ちで、失敗したり嫉妬したりときには軽い犯罪まで犯したりしてしまう。
少女マンガみたいな可愛い恋愛なんて現実にはないのかもしれないと・・・、ちょっと恋愛に対して恐さを感じたりもしました。
でも、誰にでも持っている内に秘めた感情をスラリと書かれているので、読みながら「・・・私もこういう事思ったとこある・・・」など同感できる部分もあったりしました。
25歳以上の人に理解しやすいんじゃないかなぁ・・・と思います。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.21
(4pt)

好き嫌いじゃなくて、忘れられないお話しでした

「きっと君は泣く」が面白かったので、またこの人の作品を買い
ました。途中までは、普通の作品っぽいのに、段々と主人公の狂気
に火がついて行って、最後の方でびっくり。
 最初の方の、まだ普通っぽいところでも、章が変わって、主人公
が「え?この人こんな人だっけ?」みたいな行動をとるところがい
くつかあって、ちょっと戸惑いながら読むことになるのですが、そ
れは最後の最後に「なるほど、そうだったのか」と納得します。
 自分が昔あこがれていた有名人で、かっこよくて、金回りもよ
くて、女性関係が激しい作家に振り回される主人公。こんな、さえ
ない私に、あんな素敵な人が、どうして構ってくれるの?みたい
な感じ。でも、それを快感に思って、どんどんはまってしまう、
この主人公は、私が思うに「あ~あ・・」の一言。
 でも、その作家さんも含めて、登場する人が、皆どこか恋愛中毒に
なってる感じで、悲しい気もします。
 この主人公には一度離婚歴があります。その元・夫からの嫌われ
方は、ものすごい絶望的で、私なら耐えられない。
 でも、女性なら多かれ少なかれ誰もが持ってると言える、その主
人公の性質が、私にもあるのだと言い聞かせながら「あ~あ」な自
分には決してならない様に、取り返しつかない様に、生きていきま
す。
 好き・嫌いとか、善し・悪しとかの尺度じゃなくて、印象深い、
忘れられない作品です。一気に読みました。女性にお薦め、かな。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.20
(4pt)

恋愛小説?スリラー?

愛は狂気にもなりうるというふへんのテーマ。
女性の心理描写もわかりやすく楽しめたので星5つとしたいところですが、ラストのどんでん返しが、唐突すぎた感じがします。
恋愛小説でもあり、サスペンス、スリラーでもあり、1冊で2倍楽しめると思います。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.19
(4pt)

母親との関係も重要なヒント

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4041970105
No.18
(4pt)

誰にもある事だから怖い

これは、若い男性の 語り口から、途中、オヤと 思う内に中年女性の語りに なって、終章近くまで、彼女がなぜ離婚に 至ったかが、あかされない。実は、それがこの物語の核になっている、「病気」なのだけれど、筋の 運びの 巧みさに、ぐんぐん引っ張られ、主人公の やり口に 喝采を 送ったりしてしまった。病気という自覚はなく、これに、かかっているのが私達の現実ではないかしら。その事こそが 読後、深刻に考えこまずにいられない問題でもあり、、、
どんなに学歴や地位があっても、この中毒に かかる可能性を持った人間の 悲しさと弱さ。山本文緒ならではの、心の 奥底を覗くような中味の濃い物語でした。林真理子の 解説でも、これに 呼応する女性が 余りにも多い事を 確証している。
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4041970105
No.17
(5pt)

愛にすがりつく

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4041970105
No.16
(4pt)

女の気持ち

私も恋愛が終わりを告げる時、そして恋愛中でも苦しくなると「もう誰も愛さない」と決意し、心が揺れ動く度にその決意はいつのまにか薄れてしまいます。
何度裏切られても何度涙を流しても誰かを求めてしまう。いつも過去を振り返り「もしもあの時・・・」と後悔してしまいます。
主人公の気持ちが痛いほどわかりました。
作者の文章力に引き込まれ、一日で読破してしまいました。オススメです。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.15
(5pt)

後半から・・・

最初より後半からの方が、ぐんぐん引き込まれていくお話です。
少しゾッとしたりします。
私は主人公の気持ちが、すごく理解できたのでおもしろかったです。
でも恋愛観て人それぞれだから、それを思うと共感できない人もいるかも。
だけど、やっぱり人を好きになるって、そういう部分あるよな。と痛感しました。恋にのめり込めないと思ってる女性、読んで見て下さい。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.14
(4pt)

自分がとめられない恐怖

恋はひとつとして同じものはない。相手が違えば自分も違う。
ただ、まだ出会ってないだけかもしれない、自分がコントロールできない恋に。
反面教師、というかこの本を読んでこの種の恐怖を疑似体験できたことは、自分のストッパーとして有効だと思う。
悩んでいる人も、そうでない人も、読んでおくと良いでしょう、今は理解できなくてもいつか、似たようなことがおきるかもしれない。
一番よく知っているはずの、自分がこの主人公のように、コントロールできない状態に陥る日が。そうでないことを祈りながら読みました。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.13
(5pt)

恋をすると多くの人が陥ること

この恋愛中毒は、「この主人公の気持ちがまったく理解できない」
という人と、「自分のことがかかれているのかと思った」
というくらい共感する人と、2種類にわかれるのではないだろうか。
後者は決して、ストーカー経験があるということではなく、
恋をした時にかられる「独占欲」、それをどんなかたちであっても
持ったことがある人、ということである。
恋をすると、通常では理解できないパワーがでる。
それが間違った方向にむいていても、当人は決して気付かない。
恋が起こす悲劇、でもそれは決して絶望ではない。
そんな話です。
恋にのめりこんだことがある人には絶対読んで欲しい本です。
恋愛中毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105