■スポンサードリンク
(短編集)
妖精配給会社
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
妖精配給会社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1976年の本だが、もともとは1962年に刊行された短編集である。 福の神に取り憑かれてラッキーだと思ったら、福の神がスパルタで、内職も仕事もガンガンやらされて貯金も増えるという話「福の神」、ほんの少しでもにおいをかげば必ず欲しくなる香料が紙幣印刷用のインクに混ざってしまうという話「ハナ研究所」、宝船でやってきた福の神に不老不死を要求したら宝船の不老不死の船員にされてしまうという話「宝船」、みんなが万能育児器で育てられ、そうやって育てられた子どもたちは大人になると育児器の声と同じ声のコマーシャルに反応してしまう「遠大な計画」、日常の些細な不愉快にすら金銭補償してくれる代わりに支払いを受けた分と給料の相当分を保険料として振込まなければならない万能生活保険の話「ごきげん保険」、天使が伸ばしてくれた能力が暗算能力という古くさい能力だったので天使がありがたがられない理由がわかったという話「天使と勲章」、などなど。「福の神」の話では、絵本「メキメキえんぴつ」を思い出した。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!