(短編集)

邪馬台国はどこですか?

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評判

邪馬台国はどこですか?の評価:

3.73/5点 レビュー 101件。 B ランク

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平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21〜34 2/2ページ
No.14
(3pt)

もっと別の表現方法

発想そのものは面白かったと思います。
歴史は学校で習った程度しかないので、驚くというよりそんな考えもあるんだなぁ、
くらいな感動度合いなのがちょっと残念ですが。。

ただ、どうも登場人物のキャラクターがしっくりきません。
マスターと宮田さんは安定していますが、
教授でそんな「馬鹿じゃないの!」とヒステリックになったりして理解不明だし、
三谷さんは空気過ぎて、なぜ登場人物にいるのかよくわかりません。

映像だったら、人物像の描写の悪さからいらいらさせられることはないと思うので、
純粋に面白いと思っただろうな、と思います。

または、新書として変な人物を出さず、
本当に歴史として伝えたい部分のみをちゃんと伝えるとか。

ちなみに巻末に登場人物と同名の方で付記がありましたが、
そのままの通りとして受け取ると、
発想と文章力がつりあっていない気がするので、
本人がもう少しがんばってみたほうがよかったのでは、と思ってしまいます。
登場人物と同名なので、真実のほどがわかりませんが・・。

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)より
4488422012
No.13
(3pt)

珍説、奇説のオンパレード

歴史ミステリーは、 結論がぶっ飛んでいるほど売れる。まともな結論では売れない、というのが業界の定説で、この本もそれを証明した本のひとつだろう。だからこういう本の"結論"を信じる人が出てくるのが不思議で仕方がない。要は、結論に至る論理が面白いかどうかである。そういう意味では、結論の部分だけを普通の歴史小説風に書いた「信長の棺」なんか歴史ミステリーとしては最低で、要するに信長を悪く書きたかっただけだろう!と言いたくなる。それにくらべれば、本書は、少しむちゃくちゃだが推論の面白さを楽しむことができる。 ただ、歴史 の議論は史料という根拠を明示しながら論理を展開するのが基本ルールだが、それを守らず、"あやふやな" 知識に想像を重ねていくシーンが目立つので星3つとさせていただきました。
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4488422012
No.12
(2pt)

清水義範の亜流である

僕は、同著者の
『努力しないで作家になる方法』を読んで痛く感動した。
こんな誠実な作家がいるんだと。
そこで鯨氏のデビュー作を大いなる期待と共に読んだ。
だが、それは単なる清水義範の亜流であった。

だがだが、もう少し氏の作品を読んでみるのである。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)より
4488422012
No.11
(1pt)

一人ジャンケンされてもね。

歴史的にみておもしろく読めたのは、表題の第1話くらいだろうか。
あとはただ読者の意表をつくためのトンデモ論を設定して
強引に自説を展開(?というほどでもないが)しているのだが
あまりの牽強付会についていけない。
これで、キャラクター設定や会話が上手ければそれはそれで
楽しく読めるとおもうのだが
ここがちょっとひどすぎて読むに耐えない。
中学生レベルの歴史知識しかないキャラをもって「美貌の才媛、大学教授」って・・・ナニ?笑。
全体として、一人でジャンケンして一人で勝ってるのを読まされているようなもの。
こんなに不愉快な本を読んだのは久しぶりだ。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)より
4488422012
No.10
(2pt)

そもそもなぜ小説で?

作者を思いついた奇説を小説形式で発表したような作品だが、仮説の上に仮説を立てる為には最初の論拠が完全でないと上手くいかせるのは難しい。「悟りを開いたのはいつですか?」では一応仏教や仏典は勉強しているようだが、その仏教理解は一般向けに書かれた仏教書によくある所謂通俗仏教であってそんなもののおかしな所を指摘しただけで仏陀の悟りを否定されてもねぇとしか言えない。 更に言えばそもそも仏陀の思想はインド思想の中の一部に過ぎずインド思想を理解していない限り誤解する可能性がある。そしてこの作者はインド思想そのものはあまり学んでいないようで、根本的な誤解の上に論を立てているので読んでる方としては困ってしまう。「奇蹟はどのようになされたのですか?」でも仮説の根拠にある最初の論拠の部分での間違いがあり、その間違った論拠の上に仮説を立てているのでやれやれとしか言えない。 他の4編に関しては私にとっては全く詳しくないジャンルなので良く出来た仮説に読めるのだけれど、それぞれのジャンルに詳しい方ならツッコミ所があるんじゃないのか?とも思う。 だいたいこれって小説形式で発表する意味があるのだろうか?論文とまではいかなくても普通の書籍で良かったんじゃないんだろうか?小説としてはとても評価には値しないでしょう。 興味のあった宗教ジャンルの2編が少々低レベルだったのでこの評価になりました。
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4488422012
No.9
(3pt)

面白おかしい

実に内容が深くアカデミックなのに、分かりやすい異端の歴史書。
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4488422012
No.8
(2pt)

最初の2話だけ面白かったです。

最初の釈迦と邪馬台国の2話は面白かったです。しかし後に続く聖徳太子以降がちょっと…。
最初の2話を読んだ時は、「この作家は自分の閃いた論を小説という形でもいいから世間に披露したかったのかな?」とすら思ったのですが、それ以降は小説を書く為にトンデモ説をでっちあげたという感じで、あまりにも強引に感じて白けてしまいました。最初の2話では静香が嫌な女に見えていたのに、だんだん彼女に感情移入してきて「バカじゃないの」「アホじゃないの」と言いたくなったです。
歴史を題材に選ぶ作家は、作者自身がトンデモを承知で読者を騙しにかかってきますよね。筆力のある作家なら、読者をおおいに欺し遂せます。読んでいる側もトンデモだと承知で、それでも欺されそうになったりする。そしてそれこそが小説の醍醐味であり、読者は欺されたくて歴史小説の類を読むわけです。
実際私も欺されたくてこの本を買ったわけですが、しかしこの本に収録されている話は、私を欺すには至りませんでした。
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4488422012
No.7
(3pt)

逆転の発想!

作者のデビュー作にして第3回創元推理短編賞の最終選考作。
表題作は、奇抜な発想と説得力をもった話術で一気に読ませる異色作で、歴史に関する知識がなくても気軽に楽しめる。文字通り「逆転の発想」で解き明かす邪馬台国の場所の意外性がいい。
ただ、唯一「聖徳太子は誰ですか?」を除くと、他の作品は聞いたことのあるような話だったり、こじつけが過ぎていたりで、後になるほど質が落ちる。
「聖徳太子は誰ですか?」にしても、かつて読んだ梅原猛の『隠された十字架』のインパクトを思うとまぁまぁ楽しめるかな、という程度。
表題作だけなら文句なく楽しめるので「☆5つ」だが、1冊の本として人にお勧めできるかというと、ちょっと躊躇する。
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4488422012
No.6
(2pt)

あくまで…。

ジョークの世界です。真剣に読むと時間の無駄ですが時間つぶしにはちょうどいいです。でも歴史は多角的に見なければと、勉強させられました。
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4488422012
No.5
(1pt)

稚拙。

トンデモ歴史観を酒場の雑談で読ませようとするアイディアはいい。ただ、作家にとって最も大切な「文章力、表現力」が抜け落ちている。
酒場内の表現の浅さ、会話のやりとりの不自然さもさることながら、そもそもあまりに稚拙でステレオタイプなキャラクター造形により、登場人物に感情移入することが全くできない。特に狂言回し役の女性、美人美人と何度となく繰り返してもちっともそう思えないし、「バカ」「アホ」「病院行ったら」の台詞のオンパレードには、小学生以下の知性しか感じられない。もっともこういった表現の幼稚さはこの作者に限ったことではなく、最近のケータイ小説にも通じるところがある。
優れた作家は三行広告のコピーでも人を感動させられるのだが。
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4488422012
No.4
(2pt)

中途半端

古代物は好きだし、評価が高かったので読んでみました。
物足りなかったです。アイデアは買いますが、いずれのテーマも、論証としては不十分で納得させられるところまでいかないし、小説としての面白さも、歴史研究本としての深みもどちらも中途半端なものになっているのではないでしょうか。
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4488422012
No.3
(3pt)

まあ気楽に読み流せば

本に纏めるため4作目以降は後から書き足したそうだ。道理で後に行くほど話しが苦しくなる訳だ。「邪馬台国」は論理の飛躍があって中々面白い。このレベルで全篇揃えて貰えれば良かった。
論理展開の面白さ、奇抜さに重点を置いたせいか、登場人物の造型まで気が回らなかったようだ。宮田は鈍重、女性助手とバーテンダーは類型的、教授に至ってはいるかいないか分からない程。バーテンダーの松永が作るツマミが旨そうなのが唯一の取り柄か。
次作も世界史を対象に同じ趣向で出ているのだが、本作より更に落ちる。「邪馬台国」の原点に立ち返った快作を期待したい。
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4488422012
No.2
(3pt)

トンデモ系歴史学のパスティーシュ

素直に面白かった。
「屁理屈も理屈」と言わんばかりに、仮説に仮説を積み上げる強引さを楽しむ本。
登場人物に魅力が乏しいが、論文を読み物調に改めたと思えばさほど気にならない。
表題の「邪馬台国はどこですか?」が秀逸で、「もしかしたら・・・」と錯覚させる、奇妙な説得力がある。
惜しいのは、収録されている作品に出来不出来がはっきりしていること。
「邪馬台国」レベルの作品が揃って入れば星4つ。
「信長」レベルであれば星1つだった。
最後に注意点を。
この本に出てきた「新説」に「へー!そうだったんだ!」と思ってしまう人には少々危険。
あくまで、「トンデモ系歴史学のパスティーシュ小説」と、思い、読まないと、軽いトンデモさんになってしまうでしょう。
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4488422012
No.1
(1pt)

とんでも本

この本は歴史の常識を覆す「論」を「小説」として書くことで、いわゆる歴史研究家あるいは歴史ファンの神経を逆なですることを目指してかかれた本である。私は歴史ファンだからこの本を読んで神経を逆なでされた。「そう思ってくれなくちゃあ」と著者はほくそえんでいることだろう。書けば書くほど筆者と編集者の魂胆にはまってきている。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)より
4488422012