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万引女の靴
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万引女の靴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ペリー メイスン第13話。雨宿りしたデパートの食堂で食事をとる二人。メイスンの夢は動く鉄道模型の大きなジオラマセットを事務所に置くこと、助手ジャクスンはゲジゲジ眉毛(beetle-browed)で青春時代(boyhood)がなかったような感じの男、デラは今体重112ポンドで109ポンドが理想、などの他愛のない会話から物語の幕が開きます。メイスンは賭博場のバーでオールド・ファッションを注文。ちょい役でシナハラ・イツモという名の日本人のコックが顔を出します。メイスンの冒険は控え目ですが、ドレイクは災難を受けます。地方検事が証人を入念にコーチしている場面あり(シリーズ初) 裁判でメイスンの反対尋問が炸裂しますが、解決はモヤっと感がありました。次の事件の予告は無し。銃は38口径拳銃が2丁登場。どうやらリヴォルヴァらしいですが、いずれもメーカー型式不明。「38口径弾」(女性に手頃な弾)と訳されているのは38S&W弾(=38Colt New Police弾)?「いわゆる練習用拳銃」(女性には反動が強い、重すぎる)も出て来ますが、原文がないのでよく分かりません。 | ||||
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メイスンが圧倒的な不利な状況の 弁護を引き受ける作品です。 この理由と言うのは現場状況や 依頼人の特性から 容易に推測できることでしょう。 このようななにやら癖のある作品ですので メイスンならずも片腕である ポールまでもが苦戦を強いられてしまいます。 特にポールには 災難が降りかかってしまいますので… しかしながらこの犯行が 巧みに仕組まれた「陰謀」であることには 驚きを隠せないことでしょう。 そう、それは一人の人間を 絞首台に送り込むのに 十分すぎるほどのものであったこと… しかしながら残念なのは 結末部分でしょう。 これまでの作品とは多少傾向を異にするものが ありますので。 今回はメイスンの 限りなくブラックな行為は 控えめとなっています。 | ||||
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2つの殺人事件と2つの銃がからみ合った、とても精巧なプロットのミステリー。メイスン物でも一二を争う、入り組んだプロットだろう。また、全編を通して次から次へと畳みかけるように事件が起こり、退屈するところが全くなかった。そして、老ミセス・ブリールは、最も印象的な依頼人の1人である。態度は泰然自若として、冷静そのものなのにもかかわらず、実際にやる事は全く理にかなっていない-冒頭の万引きの場面がそれを象徴している。好きとは言わないが、とにかく忘れがたいキャラクターだった。 | ||||
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