憑かれた夫
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第18話。メイスン登場は第五章から。「あの犬」の法廷で有名なメイスン。ヒッチハイクでハリウッドを目指すプラチナブロンドと、シナリオ作家あがりで、ここ2年余りでのし上がった34才のプロデューサー。ハリウッドの大物には手を出せない警察。メイスンを信じない警察の人間はすぐ思いつくだけで3876人いる、メイスンには兄弟も妻もいない、いずれも警察調べ。メイスンは生と死に関する哲学論を披露しドレイクを感動させます。ドレイクがトラッグより歳上らしく、夕食時にデラと踊るのを争います。メイスンとトラッグが味方となり敵となり絡み合って事件は進み、裁判は予審で終了。あとはメイスンが解説するのですが、ちょっと複雑なので2回読み直しました。銃は小口径(多分32口径?)のオートマチックが登場。メーカー不明です。前作に続きトラッグ警部大活躍。メイスンへの好意(「僕は君が好きだ。君も僕が好きなんだろう。」)も隠さずBL好きには堪らないかも。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1941年の第18作。ヒッチハイクで旅する若い女性ステファンは、若い男が運転する車に乗せてもらう。高速で走行中、男が強引にセクハラ行為に及び、もみ合っていると、車は多重衝突事故を起こしてしまう。だが、男は跡形もなく姿を消し、しかも車は盗難車と判明、ステファンはまずい立場に立たされる。彼女の弁護を引き受けたメイスンは、調査を開始するが、奇怪な事実が次々と明らかになっていく。 小さな事件が殺人事件に発展、殺人容疑者にされた依頼人を弁護する…というのがメイスン物の通常のパターン。だが本書では、メイスンが弁護を担当するのは、あくまでもステファンの交通事故である。彼女の無実を証明するためには、運転していた男の正体や目的、車の所有者の隠された秘密などなど、非常に入り組んだ背後関係を解き明かさねばならず、その過程で殺人事件にも遭遇する。ちょっと趣向を変えただけに見えて、かなり雰囲気の異なる異色作になっている。メイスン物のいつものパターンを楽しむのには向かないが、たまにはこういう毛色の変わった作品も悪くないと思う。 | ||||
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