恋文の技術

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評判

恋文の技術の評価:

4.32/5点 レビュー 116件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全194件 161〜180 9/10ページ
No.34
(5pt)

一読の価値あり。

森見登美彦氏のファンならば迷わず読むべし。

さすが、登美彦氏。
思わず吹いてしまったくだり多数。

更にファンになりました。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.33
(5pt)

一読の価値あり。

森見登美彦氏のファンならば迷わず読むべし。

さすが、登美彦氏。
思わず吹いてしまったくだり多数。

更にファンになりました。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.32
(4pt)

何はともあれ、おっぱい万歳!

未読者はただ書簡小説ということだけ知って、あとは前知識なく読むことを薦めたい。

手紙とモラトリアムはよく似合う。
京都の大学から、遠く北陸の能登半島の臨海実験所に飛ばされたひとりの男子大学院生、守田一郎。日々、鬼軍曹なる渾名の研究所の先輩、谷口さんに罵倒されながらローカルなうら寂しい実験所の日々を過ごす。そんな折、京都からの電車の車窓から見た美しい虹と赤い風船の風景を思い出し(かっての思い出を重ね合わせ)、文通の腕を磨くことを決意する。ゆくゆくはいかなる女性も手紙一本で籠絡できる技術を身につけ、「恋文代筆業」のベンチャー企業の設立を夢見て。
携帯電話やメールですぐに連絡がとれる現代のこの時代に、敢えて文通というアナログな手段を用い、かっての仲間たちに手紙を書きまくる守田。しかしその実、本当に一番手紙を送りたい相手に手紙を送ることができない。
彼の書き綴る数多の手紙から仄見えるのは、優柔不断でひねくれた自尊心を持ち、偉そうな口を利くいっぽうで本当の自分に自信がなく、少し卑屈、就職という目前にある世間の荒波に飛び込むことに躊躇いを覚える心優しきいまどきの不器用で素直で小心な若者の姿。いや、それは決して「いまどき」だけではない、自分に自信を持つことのできない普遍の若者の姿なのかもしれない。
手紙は、返事という結果がすぐその場で現われるものではない。返事が来ないこともまた手紙。そうした手紙という手段、それはモラトリアムとよく似合う気がする。

全部で十二話からなる書簡集の形態をとった小説。遠く知り合いも少ない鄙びた土地に飛ばされ、無聊を慰めるためかっての仲間たちに手紙を書きまくる守田の手紙を、相手先ごとにまとめてある。同じ時期に書かれた相手の違う手紙を通し、守田や仲間たちの行動が明らかになる。前半の強がるような守田の姿勢が、後半へ、こと就職を意識し、自らの矮小さを意識し、素直に自分を見つめていくようになる様子が、情けなくも、微笑ましい。
こと後半四章の手紙は、前半の手紙を受け、とても微笑ましく心地よい。恋に、就職に、現実にモラトリアムたる青年の物語。まさに若者の成長の物語。恋、成就するといいね。

とても可愛らしい小説。読み終えてなお、心地よさがふわふわと漂う。これに似た感覚は、越谷オサムの「陽だまりの彼女」に似ている。
読んだことで何かがある、何か変わるというものではないが、こうした小品佳作的な温かさ、気持ちよさも読書の魅力であろう。バカバカしくも微笑ましく、そしてオモチロイ。

蛇足:ところで勿論この手紙は手書きだろう。そうでなければ味がない。たぶん、この書簡小説という形態、ひとりの作家で二度と同じ手は使えないだろう。ならば、いっそ、手書きの文字で出版したほうがよかったのでは。こと「失敗書簡」は、手書きで反故にするぐちゃぐちゃとかも表現したら、リアリティがあるだろう。あるいは、内容によって文字の勢いが違う、とか。活字小説に対する挑戦!とかね。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.31
(4pt)

何はともあれ、おっぱい万歳!

未読者はただ書簡小説ということだけ知って、あとは前知識なく読むことを薦めたい。

手紙とモラトリアムはよく似合う。
京都の大学から、遠く北陸の能登半島の臨海実験所に飛ばされたひとりの男子大学院生、守田一郎。日々、鬼軍曹なる渾名の研究所の先輩、谷口さんに罵倒されながらローカルなうら寂しい実験所の日々を過ごす。そんな折、京都からの電車の車窓から見た美しい虹と赤い風船の風景を思い出し(かっての思い出を重ね合わせ)、文通の腕を磨くことを決意する。ゆくゆくはいかなる女性も手紙一本で籠絡できる技術を身につけ、「恋文代筆業」のベンチャー企業の設立を夢見て。
携帯電話やメールですぐに連絡がとれる現代のこの時代に、敢えて文通というアナログな手段を用い、かっての仲間たちに手紙を書きまくる守田。しかしその実、本当に一番手紙を送りたい相手に手紙を送ることができない。
彼の書き綴る数多の手紙から仄見えるのは、優柔不断でひねくれた自尊心を持ち、偉そうな口を利くいっぽうで本当の自分に自信がなく、少し卑屈、就職という目前にある世間の荒波に飛び込むことに躊躇いを覚える心優しきいまどきの不器用で素直で小心な若者の姿。いや、それは決して「いまどき」だけではない、自分に自信を持つことのできない普遍の若者の姿なのかもしれない。
手紙は、返事という結果がすぐその場で現われるものではない。返事が来ないこともまた手紙。そうした手紙という手段、それはモラトリアムとよく似合う気がする。

全部で十二話からなる書簡集の形態をとった小説。遠く知り合いも少ない鄙びた土地に飛ばされ、無聊を慰めるためかっての仲間たちに手紙を書きまくる守田の手紙を、相手先ごとにまとめてある。同じ時期に書かれた相手の違う手紙を通し、守田や仲間たちの行動が明らかになる。前半の強がるような守田の姿勢が、後半へ、こと就職を意識し、自らの矮小さを意識し、素直に自分を見つめていくようになる様子が、情けなくも、微笑ましい。
こと後半四章の手紙は、前半の手紙を受け、とても微笑ましく心地よい。恋に、就職に、現実にモラトリアムたる青年の物語。まさに若者の成長の物語。恋、成就するといいね。

とても可愛らしい小説。読み終えてなお、心地よさがふわふわと漂う。これに似た感覚は、越谷オサムの「陽だまりの彼女」に似ている。
読んだことで何かがある、何か変わるというものではないが、こうした小品佳作的な温かさ、気持ちよさも読書の魅力であろう。バカバカしくも微笑ましく、そしてオモチロイ。

蛇足:ところで勿論この手紙は手書きだろう。そうでなければ味がない。たぶん、この書簡小説という形態、ひとりの作家で二度と同じ手は使えないだろう。ならば、いっそ、手書きの文字で出版したほうがよかったのでは。こと「失敗書簡」は、手書きで反故にするぐちゃぐちゃとかも表現したら、リアリティがあるだろう。あるいは、内容によって文字の勢いが違う、とか。活字小説に対する挑戦!とかね。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.30
(4pt)

笑った。ハッピーになった。

「夜は短し歩けよ乙女」に続き森見作品2作目。
う〜ん、やっぱり私はこの人の文章が好きだ(笑)!
あらすじなんてほとんどあってないようなもの(笑)。
この言い回し、この表現を楽しめるか否か、それが別れ道♪
好きな人はたまらなく好き、という世界。
ただ失敗書簡集のとこ、私は退屈だった(笑)。
(繰り返しが多かったので。)
小学生のまみや君あての手紙が一番好き。
そしてラストの伊吹夏子さんへの手紙は、なんて清々しいんでしょう!
こんな手紙をもらったら…、少々へもくてもオッケーしちゃいそうな…(笑)、そんなことはない?
そして、私も手紙を書きたくなりました。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.29
(4pt)

笑った。ハッピーになった。

「夜は短し歩けよ乙女」に続き森見作品2作目。
う〜ん、やっぱり私はこの人の文章が好きだ(笑)!
あらすじなんてほとんどあってないようなもの(笑)。
この言い回し、この表現を楽しめるか否か、それが別れ道♪
好きな人はたまらなく好き、という世界。
ただ失敗書簡集のとこ、私は退屈だった(笑)。
(繰り返しが多かったので。)
小学生のまみや君あての手紙が一番好き。
そしてラストの伊吹夏子さんへの手紙は、なんて清々しいんでしょう!
こんな手紙をもらったら…、少々へもくてもオッケーしちゃいそうな…(笑)、そんなことはない?
そして、私も手紙を書きたくなりました。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.28
(5pt)

ラブリーラブリー

森見作品を数冊読みましたが、その中でもお気に入りの作品です。
読んでる時はニヤニヤ笑ってしまうので、人前で読めないのが難点です(笑)

本作も個性的かつ魅力的な人たちが次々と登場し笑わせてくれます。
その中には「偏屈作家・森見登美彦」さんも!

私は"伊吹夏子さんへ 失敗書簡集"がお気に入りですが、
それぞれ好みで好きな部分が分かれそうです。
この作品を読む前に、他の森見作品を読んでおいた方が
より楽しめる内容だと思います。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.27
(5pt)

ラブリーラブリー

森見作品を数冊読みましたが、その中でもお気に入りの作品です。
読んでる時はニヤニヤ笑ってしまうので、人前で読めないのが難点です(笑)

本作も個性的かつ魅力的な人たちが次々と登場し笑わせてくれます。
その中には「偏屈作家・森見登美彦」さんも!

私は"伊吹夏子さんへ 失敗書簡集"がお気に入りですが、
それぞれ好みで好きな部分が分かれそうです。
この作品を読む前に、他の森見作品を読んでおいた方が
より楽しめる内容だと思います。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.26
(4pt)

恋文が書きたくなる物語

『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦さんの新作。全編、主人公
から廻りの友人達への手紙(文通)のみ・・・なのですが、結構ちゃ
んとストーリーがあるのがすごいです。しかも、最後はちょっとだ
けいい話。

著者の他の作品同様、本書でもどこまで真剣か判らない軽〜いノリ
と軽快なテンポは全開です。例えて言うならば「少女マンガっぽく
ない少女マンガ」っぽい感じ(『動物のお医者さん』と同系統な感触)。

主人公は悩みます。「恋文を書くという工事そのものが気持ち悪い
のではないか。だとしたら、そもそも恋文とは何なのか。役に立つ
ものなのか、それとも、役に立たないものなのか。書くべきものな
のか、書くべかざるものなのか。もうわけが判りません。」

恋文がちょっと書きたくなる物語です。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.25
(4pt)

恋文が書きたくなる物語

『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦さんの新作。全編、主人公
から廻りの友人達への手紙(文通)のみ・・・なのですが、結構ちゃ
んとストーリーがあるのがすごいです。しかも、最後はちょっとだ
けいい話。

著者の他の作品同様、本書でもどこまで真剣か判らない軽〜いノリ
と軽快なテンポは全開です。例えて言うならば「少女マンガっぽく
ない少女マンガ」っぽい感じ(『動物のお医者さん』と同系統な感触)。

主人公は悩みます。「恋文を書くという工事そのものが気持ち悪い
のではないか。だとしたら、そもそも恋文とは何なのか。役に立つ
ものなのか、それとも、役に立たないものなのか。書くべきものな
のか、書くべかざるものなのか。もうわけが判りません。」

恋文がちょっと書きたくなる物語です。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.24
(5pt)

超笑える。

初めて森見さんの作品を読みました。
超笑えます。
電車では笑いすぎて読めません。

手紙でつづられる作品ですが、
構成もしっかりしているし、
どの手紙のどの順番が逆であっても
うまく全体が成り立たないと思います。

表現の仕方にクセはあるけれど、
そのクセがはまれば
これほどおもしろい作品はないのではないかと
思いました。

私のオススメは主人公がかつて家庭教師の教え子と文通するシーンです。
小学生に真面目に文通を書いているんだけど、
小学生に合わせすぎて読んでいて
爆笑ですね。笑いが止まらない。
是非読んでみて下さい。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.23
(5pt)

超笑える。

初めて森見さんの作品を読みました。
超笑えます。
電車では笑いすぎて読めません。

手紙でつづられる作品ですが、
構成もしっかりしているし、
どの手紙のどの順番が逆であっても
うまく全体が成り立たないと思います。

表現の仕方にクセはあるけれど、
そのクセがはまれば
これほどおもしろい作品はないのではないかと
思いました。

私のオススメは主人公がかつて家庭教師の教え子と文通するシーンです。
小学生に真面目に文通を書いているんだけど、
小学生に合わせすぎて読んでいて
爆笑ですね。笑いが止まらない。
是非読んでみて下さい。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.22
(4pt)

そうだ。手紙を書こう。

書簡集という形式が苦手で、もちろん作者がヒントを得たという漱石の書簡集も読んだことがない。
だから、買うのも、読み始めるのも、読むのにも時間がかかったけれども、のんびりと穏やかな七尾湾の景色を思い浮かべるひと時は存外に心地よいものとなった。
往復ではないけれども、主人公守田の書いた手紙だけで、彼を取り巻く人々の人物像、相関関係、その中での守田の位置づけ、時間を追うごとの様々な出来事が透けて見えてくる。
失敗書簡集のあたりが私は面白く、それを経てたどりついた最後の手紙は、主人公の愛すべき人となりが滲み出ており、自然に笑みが広がった。

この作者は、同じようなことを文体を変えて何度もリライトするのが好きだなあ。書き直しながらまったく別のものに見せていくヴァリエーションの豊かさ。
その点、技の見せ所が随所にあるし、渾身の力をこめて阿呆をする遊び心の精神は健在である。
書簡集が苦手な人でも、結構、読みやすかったことを付け加えておく。果たして、恋文の技術を会得できるかどうかは別にして。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.21
(4pt)

くすぐらせてなんぼ

密室で、一番気持ちいいところを、くすぐられて、うふうふとしているような、極めて個人的快感に浸れる森見ワールドが、この作品で、ぐっと落ち着きが出て、しみじみとした雰囲気に出来上がってました。技が大人になってきているようで嬉しいです。これも実は就職し、結婚し、高等遊民を上から見下ろす余裕の人生を歩みだしているところから醸し出されるものでしょうか。いずれにしても喜ばしきことであります。いろいろと目眩ましはありますが、読後感は爽やか。結婚記念本としてしるされてしかるべき素敵な本といえます。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.20
(4pt)

そうだ。手紙を書こう。

書簡集という形式が苦手で、もちろん作者がヒントを得たという漱石の書簡集も読んだことがない。
だから、買うのも、読み始めるのも、読むのにも時間がかかったけれども、のんびりと穏やかな七尾湾の景色を思い浮かべるひと時は存外に心地よいものとなった。
往復ではないけれども、主人公守田の書いた手紙だけで、彼を取り巻く人々の人物像、相関関係、その中での守田の位置づけ、時間を追うごとの様々な出来事が透けて見えてくる。
失敗書簡集のあたりが私は面白く、それを経てたどりついた最後の手紙は、主人公の愛すべき人となりが滲み出ており、自然に笑みが広がった。

この作者は、同じようなことを文体を変えて何度もリライトするのが好きだなあ。書き直しながらまったく別のものに見せていくヴァリエーションの豊かさ。
その点、技の見せ所が随所にあるし、渾身の力をこめて阿呆をする遊び心の精神は健在である。
書簡集が苦手な人でも、結構、読みやすかったことを付け加えておく。果たして、恋文の技術を会得できるかどうかは別にして。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.19
(4pt)

くすぐらせてなんぼ

密室で、一番気持ちいいところを、くすぐられて、うふうふとしているような、極めて個人的快感に浸れる森見ワールドが、この作品で、ぐっと落ち着きが出て、しみじみとした雰囲気に出来上がってました。技が大人になってきているようで嬉しいです。これも実は就職し、結婚し、高等遊民を上から見下ろす余裕の人生を歩みだしているところから醸し出されるものでしょうか。いずれにしても喜ばしきことであります。いろいろと目眩ましはありますが、読後感は爽やか。結婚記念本としてしるされてしかるべき素敵な本といえます。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.18
(5pt)

兎に角面白い。

ほのぼのとした感じです。
手紙という形の内容と文体ですが、読み易いものでした。
よく笑いました。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.17
(5pt)

兎に角面白い。

ほのぼのとした感じです。
手紙という形の内容と文体ですが、読み易いものでした。
よく笑いました。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759
No.16
(4pt)

文通・・・なつかしい響きです

最後までずーっと書簡の形式です。往復書簡の形ではなく、あくまで主人公が書いた一方的な手紙のみという独特なもの。
片方側の手紙しか読めないのに、出てくる人たちの人間関係や個性が鮮やかに読み取れるからすごい。
読み進めるごとに各エピソードがどんどんつながり、起こった出来事の全貌が見えてきて、
まるでパズルがきれいに埋まっていくようで気持ちが良いです。
今の日本からはなくなったと思われる“文通”を題材とするところも、古き良き懐かしチックな香りのする森見ワールドにピッタリ!
私の大好きな“パンツ総番長”の話題が出てきたり、森見ワールドを愛する人には嬉しい小ネタもたくさん散りばめられています。
阿呆ばっかで、どっかヘンで、・・・森見さんのこのゆる〜いバカバカしさがいいんですよねぇ。

実は私もかつては文通ガールでした。
10代の頃は雑誌の文通コーナーに載ってる人に手紙を出したりしたもんですよ。
毎日郵便受けをのぞいて、いつ届くかいつ届くかと手紙を待つという行為は今のメールとはまったく違って、もどかしくも本当にワクワクするものだったなぁ
あのころを思い出して、もう一度知らない誰かと文通してみたい気持ちがよみがえってくる作品でした。
恋文の技術 (ポプラ文庫) Amazon書評・レビュー: 恋文の技術 (ポプラ文庫)より
4591124215
No.15
(4pt)

文通・・・なつかしい響きです

最後までずーっと書簡の形式です。往復書簡の形ではなく、あくまで主人公が書いた一方的な手紙のみという独特なもの。
片方側の手紙しか読めないのに、出てくる人たちの人間関係や個性が鮮やかに読み取れるからすごい。
読み進めるごとに各エピソードがどんどんつながり、起こった出来事の全貌が見えてきて、
まるでパズルがきれいに埋まっていくようで気持ちが良いです。
今の日本からはなくなったと思われる“文通”を題材とするところも、古き良き懐かしチックな香りのする森見ワールドにピッタリ!
私の大好きな“パンツ総番長”の話題が出てきたり、森見ワールドを愛する人には嬉しい小ネタもたくさん散りばめられています。
阿呆ばっかで、どっかヘンで、・・・森見さんのこのゆる〜いバカバカしさがいいんですよねぇ。

実は私もかつては文通ガールでした。
10代の頃は雑誌の文通コーナーに載ってる人に手紙を出したりしたもんですよ。
毎日郵便受けをのぞいて、いつ届くかいつ届くかと手紙を待つという行為は今のメールとはまったく違って、もどかしくも本当にワクワクするものだったなぁ
あのころを思い出して、もう一度知らない誰かと文通してみたい気持ちがよみがえってくる作品でした。
恋文の技術 Amazon書評・レビュー: 恋文の技術より
4591108759