太陽の塔

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評判

太陽の塔の評価:

3.89/5点 レビュー 204件。 B ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全281件 141〜160 8/15ページ
No.141
(5pt)

本上まなみが解説を書いている

はるか昔のことではありますが、「私」と似たように
男だけのフォークダンスを踊り狂っていた自分の学生時代を
思い出しながら楽しく読み進めました。
(京都の学生ではありませんでしたが)
しかし、読みながら、この本を読む女性っているのだろうか?
と思っていたら、本上まなみが解説を書いていた。
なるほど・・・女子にもそういう青春があったのか!という発見をしました。

登場人物の中で、気になったのは「私」が恐れる邪眼。
彼女の「あんまりそんなことばっかりしてるのもどうかと思うよ」
という一言には笑った。
地に足のついていない「私」は自分が間違っていることは重々承知なのだが
足をつけるべき「地」である世の中も「根本的に間違っている」ことを
見抜いているようだ。
「私」が、これから、いつどのような形で地面に着地していくのかが興味深い。

浅羽通明氏がデビュー作『太陽の塔』が『夜は短し 歩けよ乙女』の続編として
読めることを指摘しています。なるほど!!
(その内容は浅羽通明氏が、発行している「流行神241号」で)
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.140
(4pt)

京都を知る人には面白いと思う一冊

主人公の行動範囲が学生時代の自分の行動範囲と重なっていて懐かしかった。

ちょっと変わった妄想もなぜか共感できる部分があって、
面白い一冊。

ただ京都の地名とか知らない人には果たして面白いのかなぁとちょっと疑問。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.139
(4pt)

京都を知る人には面白いと思う一冊

主人公の行動範囲が学生時代の自分の行動範囲と重なっていて懐かしかった。

ちょっと変わった妄想もなぜか共感できる部分があって、
面白い一冊。

ただ京都の地名とか知らない人には果たして面白いのかなぁとちょっと疑問。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.138
(4pt)

圧倒的知性に裏打ちされた不毛な青春小説

主人公はひたすら傲慢不遜でその上やってることはただのストーカーなのだが、長篇一本通して読者に嫌悪感をまったく催させない微妙な匙加減がほんとすごい。
インテリストーカーをこれほど愛すべき存在として描出する筆力とバランス感覚は見事としか言いようがない。
主人公の持つ傲慢さや過剰な自意識は学生時代の男子ならばだれでも通過するものとして共感できるように描かれているし、やってることの悲壮さや惨めさもユーモアにまで見事に昇華している。
どちらのマイナス要素をも作品内でプラス要素に転換しているのだ。
文体も非常に面白い。意図的に前時代的な文体で面白みを引き出す手法なのだが、巧いなあ。
単なる思いつきだけで、ここまでの長篇を書ききれるものではない。確かな文章力、豊富な語彙、知識、教養がバックボーンにあって初めて書ける馬鹿小説。
知識や教養、洞察力が不毛な方面に活かされているのは主人公だけでなく、この作品構造自体についても通じている。
しかし不毛さを突き詰めるとひとつの芸として成立するという好例でもあり、同時に主人公同様に悶々と日々懊悩する底辺インテリたちの希望でもある逸品。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.137
(4pt)

圧倒的知性に裏打ちされた不毛な青春小説

主人公はひたすら傲慢不遜でその上やってることはただのストーカーなのだが、長篇一本通して読者に嫌悪感をまったく催させない微妙な匙加減がほんとすごい。
インテリストーカーをこれほど愛すべき存在として描出する筆力とバランス感覚は見事としか言いようがない。
主人公の持つ傲慢さや過剰な自意識は学生時代の男子ならばだれでも通過するものとして共感できるように描かれているし、やってることの悲壮さや惨めさもユーモアにまで見事に昇華している。
どちらのマイナス要素をも作品内でプラス要素に転換しているのだ。
文体も非常に面白い。意図的に前時代的な文体で面白みを引き出す手法なのだが、巧いなあ。
単なる思いつきだけで、ここまでの長篇を書ききれるものではない。確かな文章力、豊富な語彙、知識、教養がバックボーンにあって初めて書ける馬鹿小説。
知識や教養、洞察力が不毛な方面に活かされているのは主人公だけでなく、この作品構造自体についても通じている。
しかし不毛さを突き詰めるとひとつの芸として成立するという好例でもあり、同時に主人公同様に悶々と日々懊悩する底辺インテリたちの希望でもある逸品。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.136
(5pt)

かなり好み

ファンタジー大賞受賞作にふさわしい、ファンタジックな小説。京都の大学生の失恋と日常を描いたものだけど、自分の大学時代を思い出した(京都ではなく 東京だったけど)。

自分も女の子にはもてなくて、男ばかりとつるんでいた(ほとんどマージャン屋だったが)。泣きたくなるくらい切なくなるな。

この作家を読むのは初めてだけど、リズムもいいし、自分好みかも。ほかの作品も読んでみよう。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.135
(5pt)

かなり好み

ファンタジー大賞受賞作にふさわしい、ファンタジックな小説。京都の大学生の失恋と日常を描いたものだけど、自分の大学時代を思い出した(京都ではなく 東京だったけど)。

自分も女の子にはもてなくて、男ばかりとつるんでいた(ほとんどマージャン屋だったが)。泣きたくなるくらい切なくなるな。

この作家を読むのは初めてだけど、リズムもいいし、自分好みかも。ほかの作品も読んでみよう。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.134
(5pt)

どどめ色の傑作

日本ファンタジーノベル大賞受賞、ということだが、すごく真っ当な青春小説です。非モテの。

恐らく全男子の80%は経験したことがあるだろう、自意識過剰で、でも自分なりの規律には厳しくて、もやもやでどんよりな行き場の無い感情に支配されていて、性欲に踊らされるのも少しずつ慣れ初めて、そして暴走する恋愛感情を制御できない、10代後半から20代前半にかけた、まぁ酷い時期ですよね。屈折した非モテ意識からモテコミュニケーションに反発して、男同士でアホなことして、また女子から蔑まれるという、悲しい男のサガです。
そんな主人公の日常譚ですが、悲壮感が満ちていなく、ある種読了後に爽快ささえ感じるのは、淡々とした口調、コミカルな表現、そして思わず感情移入してしまう独白でしょうか。随所に散りばめられた詩的表現もすごく心地よい。クリスマスイブという非モテには万死に値するイベントに向けて、鬱屈した感情が屈折した自我と相まって高まっていく、というのはこの時期身につまされる人も多いかと思いますが、すごく上手に話しを進めていくなと感じました。

男性にとってはすごく共感する部分の多いこの小説、僕はすごく面白かったし、多くの男子が読むと良いと思います。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.133
(5pt)

どどめ色の傑作

日本ファンタジーノベル大賞受賞、ということだが、すごく真っ当な青春小説です。非モテの。

恐らく全男子の80%は経験したことがあるだろう、自意識過剰で、でも自分なりの規律には厳しくて、もやもやでどんよりな行き場の無い感情に支配されていて、性欲に踊らされるのも少しずつ慣れ初めて、そして暴走する恋愛感情を制御できない、10代後半から20代前半にかけた、まぁ酷い時期ですよね。屈折した非モテ意識からモテコミュニケーションに反発して、男同士でアホなことして、また女子から蔑まれるという、悲しい男のサガです。
そんな主人公の日常譚ですが、悲壮感が満ちていなく、ある種読了後に爽快ささえ感じるのは、淡々とした口調、コミカルな表現、そして思わず感情移入してしまう独白でしょうか。随所に散りばめられた詩的表現もすごく心地よい。クリスマスイブという非モテには万死に値するイベントに向けて、鬱屈した感情が屈折した自我と相まって高まっていく、というのはこの時期身につまされる人も多いかと思いますが、すごく上手に話しを進めていくなと感じました。

男性にとってはすごく共感する部分の多いこの小説、僕はすごく面白かったし、多くの男子が読むと良いと思います。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.132
(4pt)

恋愛至上主義に反抗する人々

京大生である(休学中のようだが)主人公を取り巻く友人達を描いた青春小説である。京都で学生時代を過ごした人には懐かしくほろ苦いような思い出を起こさせるリアリティさがあると思う。話は主人公達が恋愛至上主義の風潮に懸命に反抗しているのが面白い。そして流石京大生らしい知性ある会話がなされていて京大周辺が独特の空間であることがわかる。ただ、主人公の自意識過剰さが何時も現実と妄想の境界線をさまよっているようで、もう少し妄想の部分を減らしたら読みやすく、格調の高い青春小説になったのではないかと思う。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.131
(4pt)

恋愛至上主義に反抗する人々

京大生である(休学中のようだが)主人公を取り巻く友人達を描いた青春小説である。京都で学生時代を過ごした人には懐かしくほろ苦いような思い出を起こさせるリアリティさがあると思う。話は主人公達が恋愛至上主義の風潮に懸命に反抗しているのが面白い。そして流石京大生らしい知性ある会話がなされていて京大周辺が独特の空間であることがわかる。ただ、主人公の自意識過剰さが何時も現実と妄想の境界線をさまよっているようで、もう少し妄想の部分を減らしたら読みやすく、格調の高い青春小説になったのではないかと思う。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.130
(4pt)

失恋の唄

2003年に出た単行本の文庫化。
 第15回日本ファンタジーノベル大賞の受賞作。
 当時、京大の大学院生だった著者が、京大気質というものを遺憾なく書き込んだマニア的な作品であった。京大関係者には、ものすごく楽しめると思う。ただ、現代の京大生というよりは、20年前の学生が描かれているようにも感じたが。最近は京大生もまともになってきてしまっているので、このあたりがちょうどいいのかも知れない。
 しかし、それだけではなく、誰が読んでも楽しい本であることも間違いない。練り込んだ文章、秀逸なギャグ、全体に漂う哀愁と、良くできた本であった。なにより、作者独特の味わいがある点がいい。
 デビュー作ということで消化不良の点も残るが、良作だと思う。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.129
(4pt)

失恋の唄

2003年に出た単行本の文庫化。
 第15回日本ファンタジーノベル大賞の受賞作。
 当時、京大の大学院生だった著者が、京大気質というものを遺憾なく書き込んだマニア的な作品であった。京大関係者には、ものすごく楽しめると思う。ただ、現代の京大生というよりは、20年前の学生が描かれているようにも感じたが。最近は京大生もまともになってきてしまっているので、このあたりがちょうどいいのかも知れない。
 しかし、それだけではなく、誰が読んでも楽しい本であることも間違いない。練り込んだ文章、秀逸なギャグ、全体に漂う哀愁と、良くできた本であった。なにより、作者独特の味わいがある点がいい。
 デビュー作ということで消化不良の点も残るが、良作だと思う。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.128
(5pt)

かくも悲しき美しき妄想小説

もてない京大生が悶々としながら男同士のむさ苦しい世界で妄想を肥大化させる話として読み進めたのですが、傷心に向き合えず目を背けついつい強がってしまう男の悲しくも美しい物語。どんどん肥大化してく主人公たちの観念論がすごく効果的ですし、マジック・リアリズムもこういう使われ方をすると、昭和の日本映画でよく出てくる短い不条理シーンみたいで、全体に陰影というか立体感を効果的にしています。
恋愛に臆病になった傷心男性には是非とも読んで欲しい一冊です。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.127
(5pt)

かくも悲しき美しき妄想小説

もてない京大生が悶々としながら男同士のむさ苦しい世界で妄想を肥大化させる話として読み進めたのですが、傷心に向き合えず目を背けついつい強がってしまう男の悲しくも美しい物語。どんどん肥大化してく主人公たちの観念論がすごく効果的ですし、マジック・リアリズムもこういう使われ方をすると、昭和の日本映画でよく出てくる短い不条理シーンみたいで、全体に陰影というか立体感を効果的にしています。
恋愛に臆病になった傷心男性には是非とも読んで欲しい一冊です。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.126
(4pt)

なんだこのイキオイは?理解を越える、怪小説。

もりみー、スゲェよ。

なんだこの本?
若干24才、の割にはもっさくて頭でっかちでちょっとキモい、オトコくささ満載の、
妄想大爆発、いやはやなんだろ、無駄な賢さ+知識×ムサイ切なさのケンランゴーカな怪小説。

なんともいえない、爽やかからはほど遠い、読み終わって自分が臭くなってんじゃないかと心配になる程の、
おいおい、悲しくもキョーレツな物語。

いいからただ読め、黙って悲しい男たちの叫びを聞け!
あぁもう、これだからカンサイ人はあなどれん。

なんだこれぇ、ほんと。
もうこうなったら声を大にして言うしかない。
これから失恋するであろう全ての男たちよ、君たちはかくも素晴らしい。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.125
(4pt)

なんだこのイキオイは?理解を越える、怪小説。

もりみー、スゲェよ。

なんだこの本?
若干24才、の割にはもっさくて頭でっかちでちょっとキモい、オトコくささ満載の、
妄想大爆発、いやはやなんだろ、無駄な賢さ+知識×ムサイ切なさのケンランゴーカな怪小説。

なんともいえない、爽やかからはほど遠い、読み終わって自分が臭くなってんじゃないかと心配になる程の、
おいおい、悲しくもキョーレツな物語。

いいからただ読め、黙って悲しい男たちの叫びを聞け!
あぁもう、これだからカンサイ人はあなどれん。

なんだこれぇ、ほんと。
もうこうなったら声を大にして言うしかない。
これから失恋するであろう全ての男たちよ、君たちはかくも素晴らしい。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.124
(4pt)

ええじゃないか

鴨川の河原を一度友人と散歩したことがある。
結局世界は、テレビや、雑誌や、新聞や、そういった
通り一遍のメディアを中心としているのではなく、
最終的には自分自身に戻って来る。
で、お前が好きな女はあいつだろう?ってことばを忘れることが出来ない。
そんな、少し昔のことをすこし切ない気持ちで思い出してしまう作品。
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X
No.123
(4pt)

ええじゃないか

鴨川の河原を一度友人と散歩したことがある。
結局世界は、テレビや、雑誌や、新聞や、そういった
通り一遍のメディアを中心としているのではなく、
最終的には自分自身に戻って来る。
で、お前が好きな女はあいつだろう?ってことばを忘れることが出来ない。
そんな、少し昔のことをすこし切ない気持ちで思い出してしまう作品。
太陽の塔 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.122
(4pt)

エリート大学生のプライドと挫折感

失恋した主人公が,失恋後初のクリスマス・イブを迎えるお話.
エリート大学生のプライドと挫折感が入り乱れた心理状態がよく描かれています.
半ばダラダラと大学生活を送りながらも悶々と悩んでいる主人公や仲間たちに
感情移入できるかどうかで評価がわかれるところだと思います.

同一著者の「夜は短し・・・」のあとに読みましたが,ストーリー的には
本作品の方が平凡です.
太陽の塔 Amazon書評・レビュー: 太陽の塔より
410464501X