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無限連鎖
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無限連鎖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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久々に経済小説以外の作品を読んで興奮した。 圧倒的な迫力とノンストップのタッチが面白かった。 普通の作品なら中性子爆弾が投下する一歩手前で投下を回避するストーリーでハッピーエンドだが楡作品はそうはさせてくれない。 日本に再度原爆投下を許してしまったのだ。 しかも一国の総理が許可したものだ。 イスラム原理主義者のテロ活動は永遠に終わることがないのか。 日本の危機管理が改めて問われる作品だった。 一般文学通算1152作品目の感想。 2015/11/10 16:00 | ||||
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いつおきてもおかしくないテロのストーリーで考えさせられました。 | ||||
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分厚い本ですが読みやすいです。この手のサスペンスが好きな人なら読んで損はないかと思います。 ただし、題材としてタンカー乗っ取りはフォーサイスの「悪魔の選択」、舞台が東京湾で米軍が関わってくるところは福井晴敏の「亡国のイージス」という素晴らしいクライシス小説とかぶる設定で、個人的にはそれら二作品には遠く及ばないなと思いました。(逆にこの本を読んで面白いと思った方には、是非この2作品も手に取っていただきたいです) 前半のテロと後半のつながりが希薄だったのも残念です。 | ||||
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24のような緊迫感とプリズン・ブレイクのような緊張感が錯綜する超大作だと思います。これが実写化されたらとんでもないことになるだろうなと思います。こんなリアリティのあるテロリズムは見たことがありませんでした。 楡周平氏の凄いところは、絵空事の机上の空論ではなく、かなり現実的だということです。ドラマだから映画だからだとかいう批判は該当しないでしょう。もしかしたら実現可能なことかもしれないからです。 アメリカという国、日本という国、そして、東南アジア・中東が世界でどのような位置付けにあるか、あるいは、現実・実情はどうか、もしくは、それらの虚像と真実は、とジャーナリスト的な視点で世界が構築されているのも見処だと思います。 文句なしの名作だと思います。度肝を抜かされました!お勧めです! | ||||
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9.11を超えるテロとは?そしてそのようなテロが起きた時世界、日本はどう対応できるのだろうか?そういった考えから生まれた小説である。タンカーがシージャックに会うことからテロが始まるのだが、この小説は船に関する記述が非常に詳しく、普段現代の船乗りたちがどのような仕事をして生活しているのかも鮮明に知ることができ教養としても非常に面白い。また国際情勢や世論についての記述も鋭いものが多く読みごたえのある一冊といえるだろう。 | ||||
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楡修平さんの小説はとにかくテーマが面白いというか、着想が面白いと思います。 この小説は無差別テロがテーマですが、こういう奇想天外な展開を考える事自体に感心してしまいます。 ストーリーのタッチに外国小説っぽい空気があり、ここでも独特の空気を醸し出しています。犯人らの要望に対して日本政府とアメリカ政府が苦渋の決断を下すまでの、緊迫した張り詰めた緊張感の表現が凄い。なかなかの面白さです。 何となく東野圭吾さんの『天空の蜂』に似た雰囲気があるので比較してしまいますが、スケール感は『無限連鎖』の勝利。物語展開のキメ細やかさは『天空の蜂』の勝利、でしょうか。 この小説は登場人物の相互の絡ませ方如何によっては、もっともっと巨大なスケールの小説に化けた可能性もあります。その点が唯一惜しいところです。 | ||||
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ここに書かれたテロはすごい。 単に無差別に大量殺戮するテロではなく、 国民生活をじわじわと痛みつけるテロ。 それも生物兵器や原子力発電所破壊などではない。 こんなテロが起こったら・・・ 実にリアル世界にも起こりうる恐ろしいテロを予感させる、 すごい内容でした。 ただ1点残念なのは、 はじめのテロは成功裏に終わったわりに、 その後の人々の恐怖や混乱の記述はなく、 あっさり別のテロの話に移ってしまうのが、 やや物足りなさを感じたが、 総じて興味深い内容でおもしろく読めると思う。 | ||||
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9・11のトラウマが消えないアメリカでの同時多発物流テロ。 そして未だ平和ボケから抜け出ない日本での、原油を盾にした東京湾テロ。 フィリピンに帰国した「ジャパゆきさん」が生んだ日比混血児の行く末。 現代に生きる船乗りたちの家族の肖像。 人種の坩堝アメリカ合衆国に生きるイスラム圏出身者の心理。これら、非常に興味深いテーマが、最後にリンクしきれていない。 「あれ、あの話は、どうなったの?」 「あの登場人物は、最後に何も絡まないの?」 といった疑問が本を閉じた時に残りました。このような素晴らしい素材、無駄にせずに、もっと推敲を重ねて 欲しかった。 | ||||
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と、久しぶりに思える作品です。 アメリカのテロから、一転舞台は東京湾に。 テロリストを前にした日本の政治家の醜態は、リアルの一言に つきます。 終盤の予想外の展開にハラハラしました。テロリストを殺すた めに出撃したアメリカ軍・・・しかし、タンカーを攻撃した 直後、テロリストが全員死亡していることがわかり、大統領か らの攻撃中止命令がはいった! Cの福音ほどではないにしろ、読んで損はないです。 | ||||
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久しぶりに読んだ「楡」作品でしたが、最後までリアル過ぎるほどの描写で、結末も決して後味のいいものではありませんが、それが逆にリアリティーがあり、深くストーリーの中に入りこんでしまいます。 あの9.11事件以来、テロの恐怖は全世界の知るところですが、権力と武力、大国の正義とは・・・考えさせられる一冊です。 | ||||
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まずいね、引き写しっていうんじゃない? 類似とかのレベルではないと思う。 あなたの作品好きだったのに、ガカーリ。 ffサイドは知らないのかな。 | ||||
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何が悪で何が善であるのか。そこまで考えさせられる内容だが、その深い部分までは読者にゆだねる形で、本書ではあくまでも「いまそこにある危機」を描いている。9.11のテロやアフガニスタン、イラクと現実はブラウン管を通してやってくる、それが日本にもたらされた時はたしてどうなるだろう。中心が洋上なだけに丘(陸上)の話はあまりでてこない、ただ綿密な取材によって全くわからないわけではなく、自分が味わっているような苦痛も感じることができる、近いところでは真保裕一の「ホワイトアウト」などがそうであろう。ハリウッド映画のようなヒーローはでてこない、でてきた、と思っているとそれは楡流にして、裏切られる結果となる。じゃあ男臭い友情を描いているから感動するのか、それもまた裏切られる。決して華やかなクライマックスでないところが悲しいことに現実世界と同じで危機感を感じさせる。実はホントにありうる、いやあるのかもしれない、「Cの福音」がそうであったように現代の危機を書かせたら楡周平はうまい。確かに面白く、勢いで読んでしまうが、そこは我慢して数日をかけて読むのが本書の楽しみ方。どこで一段落つけるか、そのさじ加減で印象は変わってくるはずである。 | ||||
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作者の作品は過去にも数点拝読しているが、現在の社会情勢を含めた設定、小物に至るまでの設定・配置がすばらしく小説を越えたドキュメンタリーと感じさせられる世界が展開している。 願わくは、テロリストが手口を真似ても、不首尾に終わるように日本の警備当局が対応済みとなっていることだけである。 | ||||
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単行本が出版されてから二年。その間に世界情勢は目まぐるしく変わっています。 本作はアフガン戦争中の事件として描かれていますが、今はもうアフガニスタンって何だっけ?という人も少なくないでしょう。しかしこの小説に書かれていることは普遍的な事実です。 アメリカがやっていることは現在も何も変わっていません。 単行本の方のレビューではラストについていろいろ意見が出ていますが、今この作品を読んでみるとアメリカの問題をうまく描いていたんだな、と感心します。単なる娯楽作品として読んでも面白いです。 ただここに書かれていることはいつ実際に起こってもおかしくないことばかりです。 全く同じ事件は起きなくても、アメリカという国の本質はこの本に書かれた通りなのですから… | ||||
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単行本が出版されてから二年。その間に世界情勢は目まぐるしく変わっています。 本作はアフガン戦争中の事件として描かれていますが、今はもうアフガニスタンって何だっけ?という人も少なくないでしょう。しかしこの小説に書かれていることは普遍的な事実です。 アメリカがやっていることは現在も何も変わっていません。 単行本の方のレビューではラストについていろいろ意見が出ていますが、今この作品を読んでみるとアメリカの問題をうまく描いていたんだな、と感心します。単なる娯楽作品として読んでも面白いです。 ただここに書かれていることはいつ実際に起こってもおかしくないことばかりです。 全く同じ事件は起きなくても、アメリカという国の本質はこの本に書かれた通りなのですから… | ||||
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ポスト9.11テロ小説。小説中ではイラク戦争開戦前で、現実に先に連鎖されてしまった。このネタなら、もう少し書き込んで、上下2巻ぐらいのスケールに連鎖して欲しかったな。 それから個人的にはラストが・・・・ でも面白く読了。次作も楽しみです。 | ||||
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彼の作品に関しては読後の感想を述べること自体がネタバレなので、新鮮な気持ちで読みたい人はこのレビューは見ないでほしい。はっきり言ってストレスが溜まる作品だった。前半は政府の対応が遅いために罪もない人がバタバタと殺され、後半は政府が対応を急いだばかりに最悪の結果を招いてしまう。じゃあどうしていたらよかったのか、それがわかっていたらイライラせずに済むのだが。むかつきはするが、それこそがこの作品の見どころだという見方もできる。テロがテロを呼び、戦争は戦争を呼ぶ。まさしく無限連鎖だ。考えてみれば、この題材を取り上げた以上、ハッピーエンドなど望めるはずもなかったのだ。今回の楡さんは久しぶりに本気だ、と感じさせる作品だった。 | ||||
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読んでからだいぶ時間が経ちますが、まだアルカイーダやイラク問題、北朝鮮問題と今より日本のテロリズムに対する危機感の無さによって有り得なくも無いなと感じる作品でした。東京は国家政府機能から首都機能、そしてあらゆるインフラが集中した超過密都市。テロリストにとってはターゲットにするにはもってこいの場所であるのは素人で考えてもそう思えます。 内容は艦長らがテロリストを相手にタンカーに仕掛けられた爆弾の起爆線を切るために頑張ったにも関わらず、中性子爆弾によって死んでいくさまは悲しく感じました。ここ半年から1年で日本の防衛は大きく変わりました。憲法の問題など、ひとによって考えは様々でしょうが私は当時この作品にリアリティをもって読むことが出来ました。 | ||||
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米及び米支援国に対するイスラム原理主義者のテロがテーマです。 テーマ自体は非常に現実的ですが、実際には実行不可能な、都合の 良い展開が若干気になるかもしれません。過去の作品もそうであった ように、創作として確信的にやられておりますので、そこはエンター テイメントとして割り切って読みましょう。個人的には、前半の米本土の同時多発テロの部分の方が、スピード 感があって楽しめました。カタストロフィを書かせると、相変わらず うまいですね。国際感覚も卓越しています。 全体的に良く取材されていると感じますが、氏の実力からすると、 やや平凡な作品という感も否めません。 ですが、氏の平凡=水準以上ですので、楡作品未体験の方には是非。 | ||||
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