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無限連鎖
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無限連鎖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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全米各地で再び発生した同時多発テロ。その直後、セレベス海で日本の巨大タンカーがシージャックされる。爆薬を積んだ船は、犯人らの指示により進路を東京湾へ。「一億ドルの現金を用意しろ」。謎のテロリスト集団の要求を呑まなければ、東京湾は火の海になる。刻一刻と近づく危機に、日米首脳は苦渋の決断を迫られる。 | ||||
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9・11のトラウマが消えないアメリカでの同時多発物流テロ。 そして未だ平和ボケから抜け出ない日本での、原油を盾にした東京湾テロ。 フィリピンに帰国した「ジャパゆきさん」が生んだ日比混血児の行く末。 現代に生きる船乗りたちの家族の肖像。 人種の坩堝アメリカ合衆国に生きるイスラム圏出身者の心理。これら、非常に興味深いテーマが、最後にリンクしきれていない。 「あれ、あの話は、どうなったの?」 「あの登場人物は、最後に何も絡まないの?」 といった疑問が本を閉じた時に残りました。このような素晴らしい素材、無駄にせずに、もっと推敲を重ねて 欲しかった。 | ||||
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ポスト9.11テロ小説。小説中ではイラク戦争開戦前で、現実に先に連鎖されてしまった。このネタなら、もう少し書き込んで、上下2巻ぐらいのスケールに連鎖して欲しかったな。 それから個人的にはラストが・・・・ でも面白く読了。次作も楽しみです。 | ||||
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米及び米支援国に対するイスラム原理主義者のテロがテーマです。 テーマ自体は非常に現実的ですが、実際には実行不可能な、都合の 良い展開が若干気になるかもしれません。過去の作品もそうであった ように、創作として確信的にやられておりますので、そこはエンター テイメントとして割り切って読みましょう。個人的には、前半の米本土の同時多発テロの部分の方が、スピード 感があって楽しめました。カタストロフィを書かせると、相変わらず うまいですね。国際感覚も卓越しています。 全体的に良く取材されていると感じますが、氏の実力からすると、 やや平凡な作品という感も否めません。 ですが、氏の平凡=水準以上ですので、楡作品未体験の方には是非。 | ||||
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うーん、当時はなんだかな~~と思ったけど。 今はちょっと、違いますね。なんだかありそうな気もする。 あったら、とてもじゃないけど今の生活壊れるからたまらないけど。読んでも悪くはありません。 楡さん、読者の引き込みはうまいですから | ||||
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9.11以降のアメリカ国内で60箇所もの同時テロを実行しようと思ったらそれはもう不可能に挑戦するようなものだろう。 書中でも触れていたが、FBIあたりのアラブ系の住民に対するプロファイリングは相当進んでいるだろう事を考えると、事前に発覚すること無しには実行は無理だろう。それでも成功、というのならばストーリーにかなりの工夫が必要だろうが、本書でのそれは不満が残るものだ。また、東京湾でのタンカー乗っ取りというのは確かに恐ろしいが、しかしそれは私が小学生の時に見た映画「東京湾炎上」(1975年東宝)あるいはその原作「爆発の臨界」(田中光二 )からヒントを得ていることは明白だ。そしてストーリーも「東京湾炎上」の方がはるかに面白かった。(まあチャチな特撮がすべてを台無しにしていたが、、、、)パクるならパクるで、トム・クランシーが登場して以降ポリティカルフィクションというのはリアリティが無ければ通用しなくなったのだから、とことんポリティカルなリアリティを突き詰める必要があったのだがそれもない。そう考えると本書ちょっと不満が残る。 | ||||
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