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クーデター
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クーデターの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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| いちおうシリーズものですが、別々に読んでも全く問題ありません。現に私は読み終わってもシリーズものだとは気づきませんでした。 高校生自分の私には文体はちょっと難しすぎる気はしましたが、中盤〜終盤のスピード感のある展開が、文章の堅さと多さを見事に忘れさせてくれました。 楡氏の作風の一つは、実際にその時にあった話題を即時題材に持ってくるところですが、直接的な描写でないにしろ、1995年のオウム真理教の地下鉄サリン事件を思い出させる内容です。もっとも、作中の宗教団体が行っているのはさらに過激な行動ですが。 もう一つ、リアルで想像しやすい的確な描写、独特のスピード感、アクションシーンの迫力が秀逸。 軍事的な描写も多いし、かなりの人が死ぬので、そういうのが苦手な人にはお勧めできませんが、みな生々しいほどに現実的な人物ばかりなので、バイオレンス先行のアクション小説とは一線を画しています。 楡氏の作品には当たりハズレがありますが、これは間違いなく当たりです。 | ||||
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| 能登半島で武装集団が警察官を攻撃し、自衛隊に出動要請が出される、 という“状況”を描いたポリティカル・フィクション。 展開としては『宣戦布告』ほぼ同じ。 北朝鮮の脅威が現実問題としてクローズアップされてきた、ということか。各組織・部署の対応の細かさでは『宣戦布告』に劣るが、 エンターテイメントとして読むには充分であり、 小説としてはこちらのほうがまだ読みやすい。状況設定そのものはなかなか巧みで、 レポーターが中継中に狙撃されるなどは(フィクションだから言ってしまえば)興奮するシーンである。小説ということに限って言えばまだまだ問題はあるが、 日本の有事対策への問題提起という役割をエンターテイメントとして描いた という意図は充分果たされていると思う。 | ||||
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| 巧みにカモフラージュしながら、しかし確実に進んでゆく「クーデター」 まさに日本のウイークポイントを一挙に突く戦略の凄さには関心しました。 主人公の持つ、「国際的な危機意識」と「日本の危機意識」の差も「実際にこんな事件が起きたら そうなんだろうな」と納得させられるものがありました。 | ||||
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| 新興宗教を啓蒙する犯人が日本転覆をたくらむストーリー。この本を読んだ当時、オウム真理教の地下鉄サリン事件があった時期でもあり、新興宗教によるクーデターという本書の内容は衝撃的であった。犯人たちの使う武器類の詳細な記述や、スピード感あるストーリー展開で一気に読めてしまいます。 | ||||
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