悲痛伝

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悲痛伝の評価:

3.44/5点 レビュー 34件。 E ランク

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平均点3.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 61〜64 4/4ページ
No.4
(2pt)

もうちょっとスマートな話運びを…

『悲鳴伝』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど,
感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です.

ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り,
かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません.
遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが,
これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります.

同じく,これは『悲鳴伝』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く,
あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが,
だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります.

また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため,
そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です.

とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『悲鳴伝』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で,
その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です.
理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし,
その世界の真相,ひいては『悲鳴伝』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに….
悲痛伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲痛伝 (講談社ノベルス)より
406182855X
No.3
(2pt)

もうちょっとスマートな話運びを…

『 悲鳴伝 』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど,
感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です.

ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り,
かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません.
遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが,
これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります.

同じく,これは『 悲鳴伝 』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く,
あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが,
だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります.

また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため,
そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です.

とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『 悲鳴伝 』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で,
その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です.
理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし,
その世界の真相,ひいては『 悲鳴伝 』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに….
悲痛伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲痛伝 (講談社文庫)より
4065296064
No.2
(4pt)

冗長な話が多かった気が…

悲鳴伝の続編である今作悲痛伝は、空々くんのその後を描いた作品です。
悲鳴伝との大きな違いはまずこの作品がすでに続編ありきの作品となっていることです。
悲鳴伝はちりばめられた伏線も見事回収してラストシーンに向かって行っていましたが、悲痛伝は伏線回収はあったもののまだ伏線はかなり多く残されています。
☆を4つとさせていただいた理由としては上で述べたとおり消化不良の感が否めないということもありますが、あと2つほど理由があります。
まず1つ目は四国で何が起きているのかを調査するという当初の目的が薄れ、行き当たりばったりの展開となってしまっているところです。
たしかに、作中で出てくる魔法少女たちとの出会いから「魔法少女」を掘り下げなければならないかもしれませんが、その掘り下げが冗長に感じてしまいました。
2つ目は、「○○という空々の行動が後に○○の影響を及ぼすことになる」のような表現で先の展開を知らされてしまうような表現が多く目立ちました。
ただ、このような表現は一般的な小説でも見受けられることではあるのでそこまで気にしないのですが今作においてはこの表現を使いすぎだと思いました。
それに加え会話の途中でいちいちその心情を事細かく描写するのもくどく感じます。
今作の悲痛伝とは関係ありませんが、西尾氏の憑物語でも引き伸ばしの文体が目につきます。
西尾氏の特徴と言えばそれまでですが、「最近」の西尾氏の作品は引き伸ばしの文体が多い感じがします。
今後の作品ではこのような引き伸ばしがなくとも、重厚な内容の作品を期待したいです
悲痛伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悲痛伝 (講談社文庫)より
4065296064
No.1
(4pt)

冗長な話が多かった気が…

悲鳴伝の続編である今作悲痛伝は、空々くんのその後を描いた作品です。
悲鳴伝との大きな違いはまずこの作品がすでに続編ありきの作品となっていることです。
悲鳴伝はちりばめられた伏線も見事回収してラストシーンに向かって行っていましたが、悲痛伝は伏線回収はあったもののまだ伏線はかなり多く残されています。
☆を4つとさせていただいた理由としては上で述べたとおり消化不良の感が否めないということもありますが、あと2つほど理由があります。
まず1つ目は四国で何が起きているのかを調査するという当初の目的が薄れ、行き当たりばったりの展開となってしまっているところです。
たしかに、作中で出てくる魔法少女たちとの出会いから「魔法少女」を掘り下げなければならないかもしれませんが、その掘り下げが冗長に感じてしまいました。
2つ目は、「○○という空々の行動が後に○○の影響を及ぼすことになる」のような表現で先の展開を知らされてしまうような表現が多く目立ちました。
ただ、このような表現は一般的な小説でも見受けられることではあるのでそこまで気にしないのですが今作においてはこの表現を使いすぎだと思いました。
それに加え会話の途中でいちいちその心情を事細かく描写するのもくどく感じます。
今作の悲痛伝とは関係ありませんが、西尾氏の憑物語でも引き伸ばしの文体が目につきます。
西尾氏の特徴と言えばそれまでですが、「最近」の西尾氏の作品は引き伸ばしの文体が多い感じがします。
今後の作品ではこのような引き伸ばしがなくとも、重厚な内容の作品を期待したいです
悲痛伝 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 悲痛伝 (講談社ノベルス)より
406182855X