“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)

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評判

“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)の評価:

4.53/5点 レビュー 17件。 B ランク

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平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(1pt)

無理矢理感もさすがにここまで来ると。。。

5巻までは、総じて極めて素晴らしい出来だったと思います。
私の読書の幅が狭いだけだとも思いますが、もっともインパクトを受けた文学作品と言えるでしょう。60代以上の私の両親も完全に虜にするライトノベルというジャンルに収まらない魅力があると思います。

しかし、本巻は、最後まで読破するのに苦労しました。
なんというか、安っぽい犬神家の一族みたいな感じの雰囲気は一生懸命演出しています。
これまでの巻に比べてよりいっそう「人工的」にプロットを作ってしまっている。

これは文学少女の方向性としては大変まずいと思う。
ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略
での飯田さんの説明が的を得ていると思うが、文学少女の魅力は「ロジカル」ミステリーではない。遠子先輩本人が盛んに何度も述べているとおりだ。
とすれば、「キャラの内面を掘り下げ、ほぼ動機方面のみの分析」で文学少女の「想像」を完結させる必要がある。
ところが、本巻では、gurren さんのおっしゃるとおり、動機づけ・人生の描写があまりに不十分。
いわゆるライトノベル・メディアミックス特有の萌えやミスリードのためにスペースを割きすぎて、あとがきでスペースが足りなくなったと言っている始末。編集段階でなにをやっているんだろう?無駄な部分が多すぎる。そこを数十ページ削れば、とりわけ麻貴の描写を丁寧にできたはずだ。編集者も無能と言わざるをえない。

これまでの巻に比べると、急転直下の文学少女の独壇場も伏線がほとんどなく急転直下すぎて、かつ他のキャラの活躍がなさすぎて(心葉あたりも、他の巻ではもっと重要な働きをしていると思うが、この巻では、少なくとも推理的にはサブキャラもいいとこ)、演出的にも面白くない。唯一、それなりに活躍しているのは流人くんかな。
この辺、1巻が秀逸すぎた。心葉と遠子先輩の活躍の分業が絶妙。
この巻では、心葉は単なる文学少女のおやつ係以上でも以下でもない。。。

たまたまこの巻に最初に触れた一見さんには、文学少女シリーズ全体をこの巻で評価してほしくないと切に願います。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
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No.1
(3pt)

今回の文学少女は少々ぶっ飛びすぎ

まずは序盤の巫女、妖怪という類の単語の連発。
今までの文学少女シリーズと違って読む気が若干失せた。
幼いユリと尋子の二人で使用人を殺したことも度外れ過ぎるように感じる。

一番違和感を覚えたのはメイドの魚谷。
彼女は祖母の尋子から話を聞いていただけで、事件が起きた80年前の人間ではない。
それにしてはユリとアキラに感情移入をしすぎ。
結局本編では猟銃持ち出して姫倉麻貴を襲う程の理由と言えるようなモノはなかった。
姫倉麻貴もまたなぜこの屋敷の問題にこれ程まで取り組むのか謎だ。

あと読みづらかったので、心葉には幽霊など怪奇現象は信じていない心情で話を進めて欲しかった。

終盤の急展開は今までの文学少女シリーズ通りに読んでいて爽快さがある。
エピローグが無ければ☆2だけども、エピローグが秀逸なので☆3

よし、寝ようと思ってたけれども、神に臨む作家を読もう。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)より
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